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更新日:2024年6月3日
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省エネDIYを実際に大学生が挑戦し、大学生と連携して省エネルギー住宅をPRしています。
省エネグッズを使って、自分でできる省エネリフォーム「省エネDIY」を実際に体験するため、平成30年10月に大学生の濱田さんと、特命かながわ発信隊の丸山さんが「省エネDIY」を行いましたので、概要を紹介します。
当日は、神奈川県地球温暖化防止活動推進員としてご活躍の横谷さんのお宅を訪問し、断熱シートを使った窓への「省エネDIY」を実施しました。
今回お宅を訪問した横谷さんに、丸山さんが冬の住宅における困ったことを伺いました。
「少しずつ寒くなってきて、これから冬の季節が心配だが、暖房は電気代の面からも気になる」
「寒さ対策としてペアガラスにするなど窓をリフォームするのがいいと思うが、費用もかかるし、なかなか手が出ない」
とのご意見をいただきました。
確かに横谷さんのお宅はリビングに大きな窓があり、冬は寒そうです。話を聞いていた大学生の濱田さんは考えました。
リフォームまでは難しいが、手軽にできる「省エネDIY」なら金銭的にも負担感が少ないのでは・・・そこで!
「ホームセンターに売っているグッズを使ったDIYで家を快適にして、同時に光熱費の節約、省エネもできます」
「暖房で暖まった空気を外に逃げにくくするため、窓へ断熱シートを貼りましょう」
提案を聞いた横谷さんも、「手軽にできるのであればぜひやってほしい」ということになりました。リビングから庭が見えなくなるのは困るということで、「透明の断熱シート」を使用しました。(商品によって貼ることができる条件は異なりますのでご確認ください。)
「かなチャンTV」 「大学生が「省エネDIY」をやってみた!」
【手順の概略】
(1)窓の外枠に両面テープを貼る
(2)両面テープの外側にマスキングテープを貼る
(3)窓に断熱シートを貼る(両面テープを剥がし、貼り付ける)
(4)カッターで余った部分を切る
(5)ドライヤーで断熱シートのしわをとる
(6)最後に取手を作る
本格的なリフォームを行うと金銭的にも時間的にも負担がかかりますが、省エネDIYだと低予算かつ短時間で気軽にできるため、おすすめです!電気代節約だけでなく、家族で環境問題に向き合う良い機会になると思います。
とても楽しくできました。難しい作業かと思っていましたが、意外と簡単でした。一番印象に残ったのは、ドライヤーでしわを伸ばす作業で、ピーンときれいになるのは、魔法のようでした。ぜひみなさんにもやっていただきたいです。
一人で作業するのは大変ですが、みんなで協力してスムーズに作業ができていました。リフォームに比べると、省エネDIYは手軽にできてよいと思います。冬が楽しみです。
窓に氷を当てて、断熱シートを貼った前と後の温度の差を測りました。
「省エネDIY」実施前は3.3℃でしたが、実施後は15.6℃という結果になりました。(参考値)
このページの所管所属は環境農政局 脱炭素戦略本部室です。