省エネ住宅宿泊体験!(株)イソダ 磯田会長の講義

掲載日:2018年3月9日

省エネ住宅宿泊体験!(株)イソダ 磯田会長の講義

(株)イソダの磯田会長から省エネルギー住宅に関する日本の状況、高断熱住宅の特徴等について講義をしていただきました。

磯田会長講義2磯田会長講義1

 

省エネ住宅に関する日本の動き

  • 住宅の省エネの要となる「断熱性」。平成25年に住宅の省エネルギー基準が改定されたが、四季豊かな日本は諸外国と比べると外皮性能基準が低い。
  • 2009年、地球環境問題に対応するため、民間の住宅・建材生産者の有志によって「HEAT20(2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会)」を立ち上げ、国基準を上回る断熱性基準を定めた。
  • 「HEAT20」において定める外皮性能基準「G1」はZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)のレベルを満たすものであり、さらに「G2」は「G1」を上回り、諸外国並みの性能となっている。
  • 国の住宅政策においては、今後、2020年までに「認定低炭素住宅」(エネルギー削減率△10%)の義務化、ZEH着工50%の誘導、2030年までにZEH着工100%の標準化が予定されている。

外皮性能グレード一覧諸外国の住宅の外皮性能比較

 

モデルハウス「ソーラーサーキットの家NEXT」

  • 「HEAT20」で定める「G2」基準をクリアしており、非常に断熱性・気密性が高く、年間の消費エネルギーは概ねBELS「ゼロ」。
  • 「外断熱」という工法を採用し、高性能な断熱材で屋根・外壁・基礎をすべて外側から覆っている。加えて、窓は樹脂の枠と3層のLOW-Eガラスを使用。
  • 屋根には瓦一体型の太陽光パネルを乗せ、家庭用蓄電池も設置することにより、エネルギー自立型の家となっている。
  • 県産木材(丹沢檜)を使用。木材の地産地消の観点から森林保全にも役立っている。
  • 住宅の省エネルギー性能について第3者機関が評価し、性能を表示する「BELS(ビル及び住宅の省エネ性能表示制度)」において、☆5つ(最高評価:ゼロエネルギー住宅に適合)を取得。
  • 実験的に、2月と7月はエアコンつけっぱなし(それぞれ暖房・冷房)、日中の部屋の電気はつけっぱなしで電力使用量を調べてみたところ、昨年11月のオープンから現在までの約9か月で電気代は約6800円のプラスになった(売電量>消費電力量)。

 

 

省エネ住宅の特徴・魅力

  • エネルギー自立型の住宅は、太陽光や蓄電池の導入等の初期投資は必要だが、生活上の電力使用量は大きく下がるため、長期的に考えるとコストを抑えられる。(株)イソダ モデルハウス
  • 高断熱・高気密な「省エネ住宅」は、地球温暖化防止だけではなく、実は「健康住宅」としても機能する。冬に暖かい家は血圧の上昇も少なく、ヒートショック等も予防できるなど、健康にいい。
  • 省エネ住宅は、安全・健康・便利・快適な暮らしを実現しながら、エネルギーや身近な自然や資源を上手に活用し、地球を守る家である。

 

 


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