生命の星・地球博物館ESCO事業提案審査の講評

掲載日:2018年7月23日

神奈川県では、「神奈川県ESCO事業導入計画」に基づき、平成19年度に生命の星・地球博物館について、ESCO事業の提案募集を行いました。

生命の星・地球博物館は、平成7年に開館し、地球規模から神奈川までの自然に関する資料の収集・保管と次世代への継承、調査・研究活動を基盤とした展示活動や学習支援活動を展開している博物館です。

募集にあたっては、地球温暖化対策の有効性、省エネルギー率、県財政へのメリットなどを評価の基本項目とし、来館者が多数訪れる施設であることから、工事は開館時間外に実施することや展示物の劣化をもたらす照明設備は提案に含めないことなどを条件に、光熱水費を削減する提案を求めました。

提出期限までに提案があったのは1グループのみでしたが、さる12月18日に開催されたESCO事業提案審査委員会において審査要領に従い、提案書及び提案者によるプレゼンテーションの内容を客観的に評価し、ESCO事業を導入する施設側の意向も反映して総合的な判断を行いました。

今回最優秀提案として選定した三菱UFJリース株式会社、株式会社システック環境研究所、三建設備工業株式会社の3社で構成するグループの提案は、改修工事を伴わない、運用面で省エネルギーを図るチューニング型のESCO事業です。

この提案は、当博物館が神奈川県内でも多数の観光客が訪れる箱根への入り口に立地し、季節と天候により来館者数が大きく左右されること、また、展示施設特有の吹き抜け構造になっていることに着目し、館内の空気バランスを考慮しつつ空調設備等の負荷削減を図るとともに、熱源システム運転方法の最適化をめざした内容になっています。また、幼児から高齢者、障害者が来館する施設として一定の快適性を確保する必要があるため、館内の環境とチューニングによる省エネ効果とを、定期的に開催する会合の場で確認し、その成果をマニュアル化することで、ESCOサービス期間満了後も博物館において適正な運用が継続できるような配慮がなされています。

今回の提案には設備改修が含まれておりませんが、使用できる設備をあえて更新せずにチューニングによりESCO事業を成立させる提案は、「生命の星・地球」をテーマとする博物館にふさわしい内容と評価いたしました。

最後に、多大な労力をかけてご提案いただいた提案者の皆様に、心よりお礼申し上げます。


平成19年12月27日
神奈川県ESCO事業提案審査委員会
委員長 高村 淑彦

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