産業技術センターESCO事業提案審査の講評

掲載日:2018年7月23日

神奈川県では、「神奈川県ESCO事業導入計画」に基づき、平成18年度に3つの県有施設について、ESCO事業の提案募集を行いました。

このうち、産業技術センターは、平成6年に設立され、県内の中小企業を中心とする産業界をものづくり、研究開発、人材育成、情報提供等の側面から支援している施設です。

募集にあたっては、地球温暖化対策の有効性、省エネルギー率、県財政へのメリットなどを評価の基本項目とし、試験機関でもあることから、恒温恒湿ルームの設定条件を厳守するなどの条件を付して、光熱水費を削減する提案を求めました。

提案は3グループから提出があり、去る12月19日に、ESCO事業提案審査要領に従い、提案書及び提案者によるプレゼンテーション内容を公正かつ客観的に評価し、ESCO事業を導入する施設側の意向も反映して総合的な判断を行いました。

今回最優秀提案として選定した日本ファシリティ・ソリューション株式会社、新菱冷熱工業株式会社、ダイヤモンドリース株式会社の3社で構成するグループの提案は、(1)地球温暖化対策への貢献と省エネルギーの達成、(2)大幅な省コスト効果、(3)環境汚染物質の抑制等を基本方針に据えて、9つの省エネルギー手法を掲げております。

特に、空調機除湿再熱最小化制御の手法では、比較的新しい制御機器を導入することにより、従来の過冷却・再加熱で必要としてきたエネルギー量を最小化し、このことで最も高いCO2削減率・省エネルギー率を達成するものとなりました。

このほか、風量の適正化を図る手法等の提案により、全体として高い評価点を獲得する結果となりました。

限られた時間の現地調査にもかかわらず、先進的な手法を独自のノウハウに基づき提案に盛り込んでいる点は評価できると思います。公共施設への導入で、提案どおりの効果が得られれば、今後各部門にも普及していくものと考えられます。

最後に、多大な労力をかけてご提案いただいた提案者の皆様に、心よりお礼申し上げます。


平成18年12月26日
神奈川県ESCO事業提案審査委員会
委員長 高村 淑彦

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