(仮称)三浦市三戸地区発生土処分場建設事業に係る環境影響予測評価実施計画書の概要

掲載日:2020年4月3日

対象事業の名称等

事業の名称

(仮称)三浦市三戸地区発生土処分場建設事業

事業者の名称

京浜急行電鉄株式会社取締役社長石渡恒夫

事業の種類

発生土処分場の建設

対象事業の目的

神奈川県内では、道路建設事業などの社会資本設備や民間の宅地開発等による建設発生土が恒常的に発生しているが、県東部地域では、適地の不足から発生土の受入処分場が慢性的に不足している。そのため、三浦市初声町三戸地区において建設発生土処分場を建設し、県東部地域における建設発生土処分場不足の解決を図るための一助となることを目的とする。

対象事業の位置等

実施区域

三浦市初声町三戸40番地ほか

実施区域及び周辺地域の環境の特性

〈社会的状況〉
 
土地利用 平成16年度三浦市統計書によると、三浦市の土地利用の状況は、農耕地37.3パーセント、山林16.2パーセント、宅地15.2パーセントの順で割合を占めているが、実施区域においては畑地と山林が大部分を占めている。都市計画区域及び用途地域面積は781ヘクタールが市街化区域に、2,363ヘクタールが市街化調整区域に指定されている。市街化区域の内訳は住居系87.7パーセント、商業系6.8パーセント、工業系5.5パーセントとなっている。実施区域は全域が市街化区域であり、用途地域は第一種低層住居専用地域に指定されている。
交通 実施区域周辺の道路状況は、東側に国道134号、国道を挟んで北側に京浜急行の鉄道が走っており、実施区域周辺における交通手段としては、電車とバスが利用できる。幹線道路が国道134号のみであるため、周辺地域からの交通が集中し、特に夏季の行楽シーズンは交通渋滞が見受けられる。
大気汚染 実施区域周辺では三崎中学校一般環境大気測定局が設置されており、平成16年度は、二酸化窒素、浮遊粒子状物質の長期的評価、二酸化硫黄の長期的評価は環境基準を達成しているが、光化学オキシダントについては、環境基準を達成していない。
水質汚濁 実施区域周辺の公共水域3地点で調査を実施されているが、水質汚濁に係る環境基準の類型区分に該当する河川はない。健康項目については、調査を実施した全地点において環境基準を満たしている。
〈自然的環境〉
 
水象 河川については、実施区域及びその周辺には、一級河川、二級河川及び準用河川はない。なお小規模な河川として実施区域に北川がある。北川の下流部は、ほ場整備事業により暗渠化されている。
地象 三浦市の地象は半島の中央部を北西から南東に横切る山地が延び、山地を境に地形的に北帯、中帯及び南帯に区分される。実施区域は南帯に属し標高が40~50mの丘陵部と低地の谷戸部が入り組んだ地形をしている。地質は第三紀層から構成される三浦層群・初声層からなっている。
植物 実施区域及びその周辺の丘陵部の植生は、オニバシリ-コナラ群集などの二次林が発達し、急な斜面は、クサイチゴ-タラノキ群集などの先駆二次林が発達している。谷戸はヨシなどの優占する湿性草原が形成されている。
動物 実施区域の含まれる丘陵部は、大楠山に連なる丘陵地帯から市街地により分断された飛び石状の緑地であることから、大楠山周辺における動物相に比べて多少貧弱である。実施区域における動物相は、ヒミズ、アカネズミ、タヌキ、イタチ等の哺乳類をはじめ、スズメ、メジロ、トビ等の鳥類、トカゲ、アマガエル等の爬虫類、両生類及びオニヤンマ、アオマツムシ等の昆虫類により特徴づけられる。

環境の特性に基づき配慮しようとする内容

  • 周辺地域の自然環境との調和及び生育・生息が確認されている貴重生物に配慮し、できる限り自然環境への影響の低減に努める。
  • 実施区域内に埋蔵文化財が確認された場合は、三浦市教育委員会に速やかに連絡を行うとともに、その対応について協議する。
  • 工事による濁水防止のために沈砂池を設置し、土砂流出防止や水質汚濁防止など周辺の水域の保全に努める。
  • 工事及び土砂搬入による粉じん対策のため、場内道路造成区域において散水を実施し、粉じんの発生防止や飛散防止に努めるとともに、関係車両の台数管理及び複数の進入路設置によるによる騒音・震動の低減及び渋滞の回避に努める。また受入土砂については基準を設定し、基準を満足しないものは受け入れないこととし、周辺地域の居住環境の保全に努める。
  • 工事中の資材等及び受入土砂の運搬車両の運転手に対し、定期的に交通安全教育を行うなど安全運転の啓発を図るとともに、過積載防止を徹底し、周辺地域の交通安全の確保に十分配慮する。
  • 工事中の資材等及び受入土砂の運搬車両の運転手に対し、アイドリングストップを徹底し、大気汚染防止に十分配慮する。

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対象事業の概要

対象事業の規模

 
項目 規模
実施区域 面積25ヘクタール
受入土砂量 約220万立方メートル
受入期間 約7.5年

評価項目の選定

選定した評価項目

10項目(大気汚染、水質汚濁、騒音・低周波空気振動、振動、廃棄物・発生土、水象、地象、植物・動物・生態系、文化財、安全(交通))

対象事業の評価項目と行為内容の関係

 
評価項目 評価細目 行為内容(環境影響要因)
大気汚染 規制項目(粉じん) 建設機械の稼働、土地の形質の変更、受入土砂搬入車両の運行、受入土砂の敷均し等機械の稼働
水質汚濁 指標項目(外観) 土地の形質の変更
騒音・低周波空気振動 騒音 建設機械の稼働、受入土砂搬入車両の運行、受入土砂の敷均し等機械の稼働
振動 振動 建設機械の稼働、受入土砂搬入車両の運行、受入土砂の敷均し等機械の稼働
廃棄物・発生土 産業廃棄物 樹木伐採・表土除去
水象 河川 土地の形質の変更
地象 傾斜地の崩壊 土地の形質の変更
植物・動物・生態系 植物 樹木伐採・表土除去、土地の形質の変更
動物 樹木伐採・表土除去、土地の形質の変更
水生生物 土地の形質の変更
生態系 樹木伐採・表土除去、土地の形質の変更
文化財 文化財 土地の形質の変更
安全 交通 受入土砂搬入車両の運行

選定しない評価項目

9項目(土壌汚染、地盤沈下、悪臭、電波障害、日照阻害、気象、景観、レクリエーション資源、地域分断)

対象事業を実施するにつき必要な許可等の種類及び内容

  • 土砂埋立行為許可(神奈川県土砂の適正処理に関する条例)
  • 市街化区域内農地の転用届出(農地法)

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本文ここまで
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