警察署長会議における挨拶(要旨)

掲載日:2018年4月13日

神奈川県公安委員会

警察署長会議における挨拶(要旨)

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警察署長会議における挨拶【要旨】

 

平成30年1月11日 定例警察署長会議 

公安委員会委員長の宮崎でございます。

皆様、新年明けましておめでとうございます。

本日お集まりの所属長の皆様は、各所属の最高責任者として、日頃から部下職員の先頭に立ち、全力で職務を遂行していただいておりますことに、改めまして、敬意と謝意を表します。

また、年末年始の特別警戒や初詣の雑踏警備、箱根駅伝の交通対策など、県民が安全に安心して年末年始を過ごせるよう、昼夜を分かたず職務に従事された職員の皆様に、公安委員会を代表して、心から御礼を申し上げます。

 

さて、近年の治安情勢ですが、刑法犯認知件数は、平成14年をピークに減少傾向にあり、取組の成果が表れているものと受け止めております。

しかしながら、昨年は高齢者を狙った特殊詐欺が著しく増加し、また、空き巣など県民に不安を与える身近な犯罪も増加傾向にあるなど、体感治安を悪化させる犯罪は、依然として後を絶ちません。また、交通事故についても、発生件数、負傷者数、死者数とも増加に転じるなど、憂慮すべき状況にあります。

一方、先般発表された神奈川県の平成29年度県民ニーズ調査によると、「行政が力を入れて取り組んでほしい分野」では、治安対策が引き続き第1位となっております。

多くの県民は「犯罪や交通事故がなく安全で安心して暮らせること」を、暮らしの中で最も「重要だ」と考えております。

こうした状況を踏まえ、今年の大綱方針である神奈川県警察運営重点は、公安委員会としても意見を述べながら、「安全で安心して暮らせる地域社会の実現」を運営指針とし、「県民の期待と信頼に応える力強い警察活動の展開」をスローガンに9つの重点目標を掲げました。

各所属長の皆様におかれましては、警察に対する期待をしっかりと受け止め、特殊詐欺の抑止や、交通事故の防止など、特に高齢の方々への対策をはじめ、それぞれの地域の実情に応じた適切な措置を講じ、「安全で安心して暮らせる地域社会の実現」を確かなものにしていただきたいと思います。

 

話は変わりますが、早いもので、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会まで、3年を切りました。県内では3競技の開催が決まっており、その前年には、アフリカ開発会議やラグビーワールドカップ2019など、国際的にも注目を集める大きなイベントが予定されております。これらのテロ対策はもとより、北朝鮮情勢の緊迫化や、自然災害への対応など、様々な脅威が日々形を変えて社会を取り巻いており、予断を許さない状況にあります。

県警察にあっては、常に緊張感を持って、こうした時代の流れや動きを敏感に感じ取り、対処していただきたいと思います。

 

社会の変化は著しく早く、警察に求められるものも、さらに広がっているように感じます。

厳しい勤務であることは承知しておりますが、皆様も、そして部下職員の皆様も、心身の健康には十分留意していただきながら、「県民のために」、「県民の立場になって」、それぞれの課題に御尽力いただきますよう、よろしくお願いいたします。

 

私ども公安委員会といたしましても、県警察の機能が十分に発揮できるよう、引き続き、大所高所から考え、活動してまいりたいと思います。

 

結びに、神奈川県警察のますますの発展と、御出席の皆様をはじめ、職員並びに御家族の皆様の御多幸、御健勝を祈念申し上げ、年頭に当たっての私の挨拶とさせていただきます。