警察署長会議における訓辞

掲載日:2018年10月11日

神奈川県公安委員会

警察署長会議における訓辞

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警察署長会議における訓辞

 

平成30年10月4日 定例警察署長会議 

 御紹介いただきました、公安委員会委員の草壁です。
 本日お集まりの皆様には、日頃から県民の安全と安心のため、各組織の最高責任者として先頭に立ち御尽力いただいておりますこと、改めて敬意と謝意を表する次第です。

 

 早いもので、本年も残り3か月となりました。振り返りますと、県警職員の皆さんの地道な活動により刑法犯認知件数は減少している一方で、残念ながら特殊詐欺の被害は増加傾向にあります。高齢者をターゲットにした卑劣な犯罪が増えていることに強い憤りを覚えるところであり、引き続き、検挙と抑止の両面から工夫を凝らした取組を進めていただきたいと思います。

 

 また、本年は「想定外」と言われるような自然災害が頻発いたしました。被災された方々には衷心よりお見舞いを申し上げますとともに、被災地に飛び、救助活動や支援に当たった県警職員の皆さんには心から敬意を表します。大雨、暴風、地震等、それ自体はいかんともし難いものでありますが、人的被害、物的被害の発生をできるだけ抑制すべく、啓発活動にも努めていただきたいと思います。

 

 さて、ラグビーワールドカップや東京オリンピック・パラリンピック競技大会など大きな国際的イベントが目前に迫り、また、来年は統一地方選挙や参議院議員通常選挙、皇室に係る一連の儀式など、大きな行事が目白押しになります。
 そのような中で、警察は治安という面で大きな責務を負うことになりますが、それぞれの地域、それぞれの分野で職責を全うし、しっかりとした成果を上げていただきたいと思います。
 私は仕事柄、経営トップの方とお目に掛かる機会が多いのですが、昨今、若い世代との常識、感覚の違いが話題になります。
 些細に感じられることがパワハラやセクハラになったりと、皆、部下との接し方、距離の取り方には苦労しています。
 警察組織では上意下達が大原則ですが、双方向の意思疎通の重要性も増しているはずです。良くも悪くも、皆さんは組織の中で最も注目される存在であります。それぞれのリーダーシップを発揮し、ぜひ風通しの良い組織運営に努めてください。

 結びに当たり、神奈川県警察のますますの御発展と、御出席の皆様の御多幸、御健勝を祈念し、私の訓辞とさせていただきます。