警察署長会議における訓辞

掲載日:2020年10月22日

神奈川県公安委員会

警察署長会議における訓辞

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警察署長会議における訓辞

 

令和2年10月8日 定例警察署長会議 

 御紹介いただきました、公安委員会委員の外郎藤右衛門でございます。定例警察署長会議の開催にあたり、一言、御挨拶申し上げます。

 

 私は昨年7月に公安委員に就任し、約1年3か月が経過しました。

 就任当初は、まさか1年後に、これほど社会の在りようが変わっていようとは思いもよりませんでした。県民が社会生活の変化に不安を抱きながら暮らしている今、「安全安心を守る」という県警察の役割は、以前にも増して大きくなったと感じております。

 陣頭に立ち指揮を執っている今日お集まりの皆様には、改めて敬意を表するとともに、感謝を申し上げたいと思います。

 

 先ほど、「県民の安全安心を守る県警察の役割はとても大きい」と申し上げましたが、新型コロナウイルス感染症の収束を見ない中、県警察は、事件事故や自然災害、相談業務等、非常に幅広い事象に対して的確に対処しなければならないという、厳しい状況にあります。

 このような状況において取り組むべき個別の課題については、本部長以下、各部長から指示があると思いますので、私からは一点だけ申し述べます。

 それは、「コミュニケーションを大切にして欲しい」ということです。感染拡大を防止するため、人と人とが距離を取るようになってしまいました。このような生活が長く続く中では、物理的な距離だけでなく人の気持ちも離れてしまい、知らないうちにすれ違いが生じる、そういったことが懸念されております。

 距離を置かなければならない今だからこそ、本部長は皆さんと、皆さんは部下の方たちと、そして、現場に立つ職員は県民とのコミュニケーションを大事にしてほしいと思います。

 トップである皆さんの方から積極的に部下職員に声を掛けて、言葉を交わすことの大切さを改めて意識できるよう示してください。

 県警察と、そして県民が一体となって、「安全安心のまちづくり」を進めていただきたいと思います。

 

 東京オリンピック・パラリンピック競技大会が1年延期となり、その先行きも未だ不透明な状況になっていますが、県警察はどういう状況になろうと、適切に対応できるものと信頼しております。

 一方で、被害が止まらぬ特殊詐欺やサイバー犯罪の脅威などに対しても、手を緩めることなく取り組まなければなりません。

 冒頭に申し上げたとおり、県警察の果たすべき役割は大きいものですが、新型コロナウイルスの感染拡大に乗じた犯罪の発生も懸念される中、警察職員自身も感染に対する不安を抱えています。皆様には、部下職員の感染防止対策、心身の健康管理に十分配意しながら、的確な指揮をしていただくようお願いいたします。

 

 結びに当たりまして、神奈川県警察のますますの飛躍と、皆様の御健勝と御多幸をお祈り申し上げ、私の訓辞といたします。