強度行動障害支援集  睡眠の乱れ

掲載日:2018年4月3日

睡眠の乱れ

特定職員を意識して夜間の不眠が続いた

40歳代前半


どうして

職員が刺激となり、気になってしまうようです。

こうしてみました

気になる職員との接触をなくしました。本人用のベッドをカーテンで囲み、刺激を受けないように

しました。

説明

気になる職員が夜勤をすると、一睡もせずに勤務室のドアを叩いたり、大声をあげたりしていま

した。そこで、その職員と顔を合わせないように、就床までの日課である入浴や排泄、着脱の支

援を他の職員が行なうよう職員の業務を調整しました。あわせて、ベッドにカーテンをつけ、外部

からの刺激を減らすことで、良く眠るようになりました。

 

三浦しらとり園


拘りから派生する睡眠障害

30代前半


どうして

ばらつきのある職員の対応や拘りの対象となる物がホーム内に出たままのため気になって眠れ

なくなってしまったようです。

こうしてみました

本人にとって刺激となる物を夜間ホーム内から撤去します。夜間帯に容認できる要求とそうでない

要求に選り分け、支援内容を統一します。

説明

夜間帯に他者の居室に入り拘りの対象物(衣類、紙類)を探し回る事や、ホーム内の洗濯物を

居室への持込、水飲み等への拘りからホーム内を歩き回ってしまいます。夜間帯は刺激となる

物を鍵の掛かる場所で保管します。他者の居室に入らないように見守りを実施します。水分要求

や就寝準備に繋がる枕カバーの交換要求に対しては過度にならない程度に応じ、その他の日中

着を要求する事や拘りの拡大に繋がりそうな要求に対しては遮断することで本人に折り合いをつ

けてもらうように支援します。刺激となる物を排除し、受け入れることができる要求とそうでない要

求に分類し、職員間で対応を統一します。本人の職員に対する期待感も徐々に減り、就寝しやす

い環境になり睡眠の乱れも減少しました。

津久井やまゆり園