平成26年の液化石油ガス事故

掲載日:2018年3月23日

事故の発生状況

平成26年(1月から12月)に県内で発生した液化石油ガス事故は12月31日現在で15件です。

表の事故名称中、速報は速報を、中間は中間報を、無印は確報を表します。なお、速報等を含むため、件数や内容が変更になる場合があります。

番号 発生日 発生時刻 発生場所 事象 建物用途 事故状況 死亡 重傷 軽傷 事故原因
H26-15 2014年12月27日 14時40分頃 藤沢市 漏えい爆発 共同住宅 販売事業者が定期調査を実施した際、風呂釜両側面に損傷があるのを確認した。メーターガス栓から消費機器までの圧力保持による漏えい検査を実施したが、漏えいは確認されなかった。なお、消費者が事故発生日時を記憶していないため定期調査訪問時の日時を事故発生日時としている。 0 0 0

何らかの原因で風呂釜の種火が点かず、点火操作を繰り返したため、滞留したガスに異常着火したものと推定される。風呂釜の製造者の調査では、下記の1か2のいずれかの原因と推測している。

1 一時的なゴミ付着等、何らかの状態で口火が点火しにくくなっており、繰り返し点火操作を行ったことで未燃ガスが風呂釜内に滞留し、その後の点火操作のスパークが引火した。

2 メインバーナの着火操作(給湯使用または追焚き)後、操作ツマミを口火位置に戻したが戻し過ぎて口火が消えた。その後、すぐにメインバーナの着火操作を行いガスが流出したが、燃焼していないことに気付き、点火操作を行ったところスパークが滞留したガスに引火した。

H26-14 2014年11月13日 09時20分頃 相模原市 漏えい爆発 その他(保育園) 消費者から販売事業者に「オーブンに点火しようとした際、爆発し、従業員がやけどを負った」と緊急時連絡がはいった。9時55分に現場に到着したが、消費者先で昼食調理中のためガスを止めることができず、オーブン周辺をガス検知器にて検査し、13時に昼食調理後にガス器具を止め、漏えい検査を実施し、異常がないことを確認した。 0 0 1 点火棒にて点火する前に器具栓を先に開けてしまったため、オーブン内に滞留したガスに点火棒の火が引火した。
H26-13 2014年10月14日 17時14分頃 川崎市 漏えい 共同住宅 当該物件の向かいの家から消防局にガス漏れ通報あり、消防車及び警察車両が出動し、現場近隣の別のガス販売会社が消防局の要請によりガス漏れ箇所の特定をするための検査を実施した。
自記圧力計でガス圧検査をしたところ、気温の変化の影響以上の減圧が認められたため、ガス漏れであると判断。その後に当該物件の販売事業者が検査を引き継ぎ、埋設部分及び隠ぺい部分以外のガス管の漏れを検査したが、漏れは発見されなかったため、隠ぺい部分若しくは埋設管からの微少漏えいと判断した。
警察及び消防局には爆発の危険性はない事を伝え、後日、配管工事をやり直す事にした。また、調査の結果、漏えい箇所、漏えい量等から考えて、通報時にガス漏れと思われた異臭はガス臭ではなかったと判断される。(異臭の原因は、ビールの空き缶の臭いと近隣のラーメン屋の臭いが入り混じったものと推察される。)

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埋設管の経年劣化若しくはマクロセル腐食によるガス漏れと考えられる。埋設部分は20Aカラー鋼管だが、メーター立ち上がり部分は15A白管で立ち上がりユニオンは設置されていなかった。埋設白ガス管の露出化等の対応を行っていたが、当該物件については未実施であった。
H26-11 2014年9月20日 16時00分頃 川崎市 漏えい爆発 共同住宅 消費者が風呂釜の種火を点火操作した際に点火せず、点火操作を繰り返し異常着火を起こした。風呂釜の両側面が変形し、着火の際の火花で消費者が眼に軽度の炎症を負った。当該風呂釜は接続具を外し使用禁止にしてメーカーに調査依頼をした。 0 0 1 機器調査の結果、当該機器の点火・火移り性能及び燃焼状態に異常は見られなかった。メーカーの見解としては、当該機器は冠水することがあり、冠水の影響により点火し難い状態となっていたことが考えられる。また、点火確認窓が汚れていたため、着火していないことに気づかないまま点火操作を繰り返し行ったことで機器内部に未燃ガスが滞留し、点火スパークが滞留した未燃ガスに引火し異常着火に至ったのではないかと推定された。
H26-12 2014年9月9日 16時45分頃 大和市 漏えい爆発 共同住宅 3年ほど空き室であったが、消費者の入居に伴い、販売事業者社員が供給開始時点検を実施した。風呂釜点火試験の際、種火の点火を確認後本火に移そうと点火レバーを操作したが火が消えてしまったため、一度点火レバーを消火まで戻し、間を置いてから再び点火操作をしたところ、異常着火が起こり風呂釜の前面が変形した。 0 0 0 種火の点火後、本火に移そうとしたところで火が消えた際、風呂釜内部にガスが滞留していたため、再び点火操作をしたことで、種火が異常着火したものと推定される。また、風呂熱交換器の空焚きによる酸化物が多量に落下し、パイロットバーナー炎口部にも落下したことで、メインバーナーへの火移りが正常にできず、約2分後に再点火した際、機器内に滞留していたガスに点火のスパークが引火したものと推定される。
H26-10 2014年8月22日 12時16分頃 平塚市 漏えい爆発 その他(調理施設) 従業員がやかんでお湯を沸かそうとガスコンロに点火棒を近づけたところ、ガスに引火して爆発が起きた。この時、出入口の扉のガラスが爆風で破損した。 0 0 1 コンロ下に設置されている業務用レンジのコックの不完全閉止が原因でガスが漏えいし、爆発したのではないかと思われる。
H26-9 2014年7月14日 09時25分頃 大磯町 漏えい火災 共同住宅 H26年2月7日保安センターが法定調査を実施した際、供給配管から漏えいが発見されたため、本管の使用を中止し、修繕までの間、20kg容器による仮設の供給を開始した。管理組合の理事会や総会を経て工事の承認を得られたため、7月14日から31日までの予定で配管改善工事を決定し、予定通り14日から工事を開始した(設備工事業者は販売店とは別会社)。既存の埋設配管は使用しないで、新設配管を屋上から各棟4FPS内供給配管に接続して各階へ送る経路にするため、4FのPS内で作業員1名が配管(50A)切断作業を開始したところ、電動セーバソーで配管切断中出火した。作業員2名で消火器にて消火作業にあたりすぐに鎮火し、同時に消防へ通報した。被害は、PSの上部から溢れた炎により壁の一部と電気メーターのBOXを焦がした。けが人はなし。 0 0 0 漏えい確認後使用していない供給配管であったが、配管内部にガスが残っており、そのガスに切断作業中に引火したと考えられる。
H26-7 2014年6月16日 15時00分頃 鎌倉市 漏えい爆発 一般住宅 消費者が、風呂釜の種火を点火しようと3回点火操作を繰り返したところ、異常燃焼を生じて風呂釜が変形した。 0 0 0 点火作業を時間を置かずに繰り返したため、未燃ガスが異常燃焼したものと推定される。
H26-6 2014年5月17日 13時40分頃 大和市 漏えい爆発 共同住宅 消費者が風呂を沸かそうとして、種火の点火操作を4・5回繰返した際に異常着火を起こして風呂釜の左側面が変形した。 0 0 0 パイロットノズル詰まりによるガス量不足でパイロットバーナが吹き消え、吸着板が離れてガスが止まるまでに出た未燃ガスが十分排出されていない状態で再点火操作をし、異常燃焼したものと考えられる。
H26-5 2014年4月13日 05時50分頃 箱根町 漏えい爆発 旅館 旅館の厨房において、業務用ガスオーブンのガス栓を開放し、オーブン扉を半開の状態でその場を2分から3分離れ、オーブンに火を着けようとガスマッチ(チャッカマン)をオーブン内に入れた瞬間に爆発した。炎は出ず熱風が強く噴き出し、従業員2名が軽傷を負った。 0 0 2 機器の不具合はなく、原因としては人的要因(未習熟)による。
H26-4 2014年3月20日 03時49分頃 横浜市 漏えい爆発 飲食店 早朝消費先で小爆発が起き、消防が消費先に出動し、消防より販売店に検査願いの連絡があった。販売店が出動し、消防立会いの下、消費先従業員に確認したところ、閉店後、片付け中に「ボン」と音がしたということだった。ファンフィルター・ボード・コンロが破損、五徳が落下したが、近くに人がいなかったため、怪我人はなかった。なお、小爆発はオーブン内部にて発生した可能性あり。片付けをしていた際にオーブンは点火した状態であった。 0 0 0 メーカーの調査結果では、気密漏れもなく燃焼状態良好であることから機器に異常はない。
閉店後、店舗内清掃中もオーブンは点火した状態であった。機器の検証の結果、着火原因は、機器の破損状態から右側オーブンバーナーに点火されずコックが開放され、オーブン庫内にガスが充満し、排気通路を伝って燃焼していた左側オーブンに流れ込んだ結果、爆発着火に至ったとものと推測される。
H26-2 2014年2月22日 08時30分頃 秦野市 漏えい爆発・火災 一般住宅 屋根からの落雪の衝撃で容器と調整器の間にある「過流式ガス放出防止器」の容器側のナット部分が折れたため、容器からガスが放出し充満してしまった。風呂の灯油ボイラーが近くにあったため、室内リモコンスイッチを入れたところ外で爆発した。
ガスメーターが燃えているのを見つけた近隣住民が消火器で消火した。その後、消防車が到着し、消防署員が容器元弁を閉めた。
0 0 0 落雪
H26-3 2014年2月15日   愛川町 漏えい 一般住宅 2月16日(日曜日)午後に販売店に当該消費者から「LPカ゛スホ゛ンヘ゛の所でシューと音がしてカ゛ス臭いので、元栓(ハ゛ルフ゛)を閉めておいたので見て下さい」との通報があり、現場を確認したところ、LPカ゛ス容器(20kg)2本が前日の大雪の関係で雪に埋もれていた状態であり、片ピン式の調整器手前に設置してあるカ゛ス放出防止器が折損し、そこからカ゛スが噴き出していた。
調整器は下側の雪が支えになり、15度程傾き折れた状態であり、完全には折れた状態ではなかった。
0 0 0 雪による供給機器(カ゛ス放出防止器)の破損
私道の雪かきで生じた雪をどける際にカ゛ス容器が埋まるまで積み増した事による荷重、又は衝撃、若しくは消費者宅で屋根の雪を下に落とした衝撃が原因となったことが想定される。
H26-8 2014年2月7日 14時20分頃 大磯町 漏えい 共同住宅 保安業務委託先の事業者が定期供給設備点検を実施した際、供給配管からの漏えい疑いがあり、その旨を販売店に連絡した。販売店の作業員が出動し、全戸のメーターコック閉止状態で漏えい検知メーターのチェッカーが動くのを確認し、検知器にて露出配管及びPS内のメーターまでを検査したがガスの反応は無く、地中埋設部分での漏えいと推測された。 0 0 0 埋設年月が昭和50年ごろの白管のため、腐食が直接的な原因と考えられる。2月28日に地中掘り起こしにより、埋設管の腐食を確認した。
H26-1 2014年1月24日 19時30分頃 座間市 漏えい爆発 共同住宅 消費者が、風呂釜に点火した際、再点火したところ、風呂釜内に滞留したガスに引火した。社宅であったため、社宅を管理している担当部署より販売店に連絡があった。販売店社員が緊急出動し、けが人がないことを確認するが、風呂釜本体の側板に変形が見られたため、使用中止とし、燃焼機器と配管の漏えい試験を実施した。燃焼機器・配管ともに漏えいがないことと、点火作業を繰り返したとの消費者からの情報により、滞留ガスへの爆着と判断し、器具の交換を勧め、使用上の注意事項を説明した。 0 0 0 点火の確認不足と再点火時に間隔あけず点火作業行ったことにより、その間滞留したガスに引火した。
風呂釜が経年により点火しづらくなっていた。
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