高圧ガス保安法令Q&A集(第1集・第2集・第3集・第4集)
掲載日:2020年3月9日
「高圧ガス保安法令Q&A集」のご案内
このQ&A集は、事業所や指定保安検査機関が日ごろから疑問に思っていることに対して県が回答を作成し、協会が冊子としてとりまとめたものです。
本冊子を日常業務の的確な遂行に役立てていただくとともに、保安技術を伝承するための教材として活用していただければ幸いです。
購入等に関しては、下記一般社団法人神奈川県高圧ガス保安協会のホームページを参照、または電話にてお問い合わせください。
また、第4集の発行にあわせて第1集から第3集の内容について一部見直しも行っておりますので、その内容については同協会のホームページをご覧になるか、直接お問い合わせください。(「高圧ガス保安法令Q&A集<第1~3集 見直し>」平成25年2月発刊)
高圧ガス保安法令Q&A集
- 問い合わせ先
-
- 一般社団法人神奈川県高圧ガス保安協会
- 電話:045-228-0366(代)
- http://www.kana-hpga.or.jp/
高圧ガス保安法令Q&A集<第1集>
平成17年3月31日初版発行
主な収録内容
- 常用圧力が低いときの法の適用について
- 特定高圧ガス、特殊高圧ガス、特殊材料ガスの区別
- 混合ガスが毒性ガスに該当するかどうかの判断について
- 設備距離と置場距離について
- 残ガス容器等の用語について
- 電気設備の取り扱い
- 置場距離の読み方について
- 高圧ガス保安協会の委託検査受検品に係る変更手続きについて
- 高圧ガス設備の撤去の取り扱い
- 指定保安検査機関による保安検査を受検するとき
- 特定施設の休止について
- 超臨界炭酸ガス設備の取り扱いについて
- 貯蔵量の合算について
- 冷媒ガス補充と販売について
- 冷凍事業所の廃止届について
- 貯槽開放検査を行わない時の気密性能の確認方法について
- 不活性ガス製造設備の消火器設置について
- 製造施設の異常とは
- 軽微な漏えいの取り扱いについて
- 24時間連続運転の場合の日常点検頻度 ほか
―Q&A集収録例―
53 |
24時間連続運転の場合の日常点検頻度 |
---|---|
関連条文 | 一般則第6条第2項4号(製造) |
一般則第55条第2項3号(特定消費) | |
液石則第6条第2項4号(製造) | |
液石則第53条第2項2号(特定消費) | |
コンビ則第5条第2項5号(製造) | |
冷凍則第9条第2号 | |
類似、関連質問No. |
質問内容 |
---|
24時間連続運転の場合、日常点検はいつ、何回行うべきでしょうか。 |
回答 |
24時間連続運転の場合は、各直毎に1回以上、点検を行って下さい。 |
回答補足 |
法令の規定では、スタートアップ及びシャットダウン時以外は、設備の態様に応じ一日に1回以上点検すればよいことになっております。 なお、スタートアップ及びシャットダウン時の点検規定を定めておくことが大切です。 |
参考事項 |
24時間運転の場合、各直が行った日常点検結果は異常の有無に拘わらず、次の直へ確実に引き継ぐことが重要です。また、装置のスタートアップ、シャットダウン期間は、運転状態(温度、圧力、流量等)が刻々変化するため、現場点検を綿密に行い、安全を確認してから次の操作に移らねばなりません。どの状態・段階でどこの何を点検すれば良いかは装置により異なります。これらは、それぞれのスケジュールに従い予め定め、着実に現場点検を行って下さい。 |
高圧ガス保安法令Q&A集<第2集>
平成18年3月31日初版発行
主な収録内容
- 第三種ガスの定義
- ガス漏えい検知警報設備の方式変更
- プロパン、ブタンの「常用の圧力」の根拠
- 保安距離の確保について
- 製造設備から事業所境界線までの距離について
- 法人代表者等が変更されたときの手続きについて
- 熱交換器チューブバンドルの交換使用について
- 塔槽類の更新に伴う基礎の耐震設計の実施について
- 温度計検査の判定基準
- 緊急停止システムの機能検査について
- 特定施設の範囲について
- 特定液化石油ガス貯槽の開放周期について
- 危害予防規程の制定について
- 所有者不明高圧ガス容器の処分方法
- 液化石油ガス製造施設の定期自主検査の実施時期について
- 冷凍事業所の範囲
- 冷凍機ブライン合算事業所の分割
- 冷凍機の廃止
- 冷凍機再許可後の保安検査
- 圧力計複数設置の場合の検査対象(冷凍機)
- 冷凍保安責任者と冷凍作業責任者
- 冷凍機の夜間運転の際の点検 ほか
高圧ガス保安法令Q&A集<第3集>
平成19年3月31日初版発行
主な収録内容
- 設計圧力、許容圧力、常用圧力、運転圧力について
- 完成検査を要しないいわゆる「独立非連結設備」について
- 貯蔵量について
- 火気制限の基準
- 容器貯蔵に係る基準
- 高圧ガス移動監視者の資格
- 炭酸ガス容器(64リットル)の再検査周期
- 設備距離の考え方
- CE設備への充てん作業の立会い
- 容器則が適用されない容器
- 特定設備検査規則機器の改造
- 冷凍機休止の手続き
- 冷凍機増設時の完成検査の対象範囲
高圧ガス保安法令Q&A集<第4集>
平成24年10月初版発行
主な収録内容
- 高圧ガスの免状の種類
- 販売主任者の免状
- 免状を紛失した場合等
- 免状交付申請に係る経験証明書について
- 免状の書換
- 免状の更新手続きについて
- 保安係員等の外部委託
- 水溶液が「液化ガス」に該当する場合について
- 高圧ガス事故の定義について
- 変更許可申請時の添付資料について
- 既存設備の補修の範囲について
- 保安検査日について
- 保安検査時の休止機器の取扱について
本文ここで終了