定例記者会見(2016年1月5日)結果概要

掲載日:2016年1月7日

発表事項

(「人生100歳時代の設計図」について)

 明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 (スライド)年頭の記者会見に当たりまして、今後、県が進めていく取組みとそこに込めた私の思いをご説明していきたいと思います。
 タイトルは、「人生100歳時代の設計図」です。
 昨年7月に総合計画の第2期実施計画を策定いたしました。
 よって、2016年はその計画を全力で推進していきたいと考えています。それに加えて、今年は「人生100歳時代の設計図」を、ぜひ考えていく年にしたいと考えています。
 その背景を説明したいと思います。これまで本県では、健康長寿社会の実現に向け取り組んできました。そうした中、我が国の100歳以上の人口は、増加を続け、統計を始めた1963年には全国で153人でしたが、2010年にはその約300倍になっています。
 これからどんどん増え続け、推計でいきますと、2050年には、なんと約4,600倍もの、約70万人に達すると言われています。
 また、平均寿命も延び続け、20世紀前半には40代でしたが、今では倍の80代となっています。
 これをみると、すでに「人生100歳時代」が到来しつつあることがお分かりいただけると思います。
 本県は、これまで超高齢社会を見据え、ヘルスケア・ニューフロンティアの取組みなど、未病を治す取組みを進めてまいりました。
 「未病を治す神奈川宣言」の中で、具体的には、「食」、「運動」、「社会参加」が大事であって、こういったものによって未病を改善していこうというアプローチを訴えてまいりました。こういった形で未病を治す取組みを進めていくと、その先には、元気な状態で人生が100歳まで続く、そういった時代がやってくることになります。
 そうしたときに、100歳までのライフプランを十分に描けていないと感じたわけであります。特に、一般のサラリーマンの場合は、定年退職後に40年近くも人生が続くといったことを、十分にイメージできていないのではないかと考えました。
 そこで、未病の取組みを進めている県として、「食」、「運動」、「社会参加」の「社会参加」に着目して、新しい生活モデル・社会モデルをお示ししていく必要があると考えました。それを「人生100歳時代の設計図」という言葉で表現しました。
 今までは、60歳を過ぎると、まもなく余生、老後といったイメージでした。
 これからは、100歳まで「元気」で、社会から必要とされる「現役」と考えていく必要があると思います。
 つまり、「生涯現役」であると、社会常識を変えていく必要があると思います。
 イメージ図ですが、これまでは、社会や会社の中で存在感を高め、社会参加力のようなものがあるとしたら、50代がピークで、60歳で第一線から退いてくると、何となく急速に減じていくという感じでした。この部分をどんなふうに元気にするか、どう伸ばすかということが議論の中心でありました。
 これからは、60歳を超えても、体力的に落ちてくる部分があるかもしれませんが、そういったことは、新たな社会システムやロボットなど最先端技術をうまく活用しながら、80歳、90歳になっても、引き続き存在感を示すことができるよう高い社会参加力を保った輝くシルバー時代を過ごせるような社会をつくっていかなければならないと考えています。
 個人に着目しますと、「社会参加力」を高めるための要素は、いろんな分野にわたります。教育、労働、運動など、ありとあらゆる分野にわたります。
 そこで、神奈川県として、この「人生100歳時代」を輝き続けさせるために何ができるか、具体的な取組み掲げてみました。
 教育であれば、100歳までを見通したライフキャリア教育や定年退職後、40年間もありますので、大学などで学び直し、また、子どもの頃からしっかりと教育の機会を確保し、貧困の連鎖を断ち切るといったことも考えられます。これは、子どものときから100歳時代を見据えるときには、こういった連鎖を断ち切るということは非常に大事なことになってまいります。
 県としては、こうした生活モデルを提示するとともに、こうしたことができるよう社会モデルを変えていこうと考えているところです。
 県民生活であれば、人生100歳に地域コミュニティで存在感を発揮できるような県民生活。経験を生かして教育活動に参加するなど地域貢献。防災や福祉・介護などの共助の取組みの促進。
 また、余暇を活用し、文化的創造的活動にも熟達したりすることができます。
 今、続けているマグカル全県展開、伝統文化の担い手として、こういったことが挙げられます。
 産業労働であれば、人生100歳時代の経済のエンジンといいますと、人生100歳時代という新しい価値観にマッチした新しい産業の創出ということ、また、豊かな生活を支える生涯現役時代の生活設計。シルバー世代によるビジネスやシルバーベンチャーで経済的自立と生きがいの追求というものを目指していくということです。
 また、健康面では、あらゆる世代を通じた未病対策ということで、子どもの頃から取り組む未病対策、マイME-BYOカルテによる健康増進ということが重要になってまいります。ICT・AIに着目すれば、最先端技術を使いこなして、快適な暮らしをしていただくと。人工知能、ICT、IoT(Internet of Things)が支える社会基盤をつくっていく、自動運転車などのロボットの活用、こういったものも必要な要素になってくるだろうということであります。
 このように神奈川県は、「人生100歳時代」にあっても、「いのち輝くマグネット神奈川」を実現できるよう、新たな生活モデル、社会モデルを創造、発信していきたいと考えております。
 そこで、まず先程挙げた取組みを実行するために、庁内プロジェクトチームを発足させます。
 そこでの議論を踏まえ、対話の広場や、シンポジウムを開催したり、議会の皆様にもご意見を伺いながら、人生100歳時代の設計図を皆さんとともに、創っていきたいと考えています。
 これまでは、ヘルスケア・ニューフロンティアという側面から、ずっと検討してまいりましたけれども、新年を迎えるに当たって、これをもっと幅広い社会システムを新たに創造していこうという取組みとして、新たに皆様に問いかけたい、そして、ともに作っていきたいと考えている次第です。

知事出席主要行事

(かながわ商店街大賞授賞式について)

 知事出席主要行事については、事前に送付した資料のとおりですが、そのうち2件コメントいたします。
 明日1月6日、15時から、ホテル横浜キャメロットジャパンで、かながわ商店街大賞授賞式を行います。
 この「かながわ商店街大賞」は、先進的な取組みにより、地域の賑わいづくりに特に優れた成果をあげられた商店街を表彰するもので、今年で4回目になります。
 今回の大賞は、横浜市神奈川区の六角橋商店街連合会で、当日は、私から大賞を授与します。
 この商店街は、レトロな街並みを再現し、商店街プロレスやドッキリヤミ市場などのユニークなイベントを次々行うことで賑わいを創出しています。

(マグカル・パフォーミングアーツ・アカデミー新春特別講座について)

 次に、1月9日、15時から、マグカル・パフォーミングアーツ・アカデミー新春特別講座、特別トークショー「タカラヅカの秘密、マグカルの未来」に出席する予定です。

質疑

(「人生100歳時代の設計図」および箱根について)

記者: 大きく分けて2つあるのですけれども、1点目は先ほど発表いただいた人生100歳時代の設計図で、最後に庁内プロジェクトチーム発足やシンポジウムの開催とありますが、こういうチームを発足して、シンポジウムなどをやり、県民の皆さんに100歳までのキャリア教育とか、そういうプランが見えてくるのは、いつ頃かという大体のスケジュール感を教えてくださいというのが1点目です。
 2点目が、箱根についてなんですけれども、昨日も箱根の駅伝の成功をおっしゃっていましたけれども、今後のその箱根の観光業の見通しをどのように見てらっしゃるかというのと、あと大涌谷の調査の件でドローンが落下するというアクシデントがあったりしましたけれども、調査については今後どのように見てらっしゃるのかという件をお願いします。

知事: まずは、人生100歳時代の設計図、庁内のプロジェクトチームでありますけれども、これはできるだけ速やかに立ち上げたいと思っております。この記者会見が終わったらすぐにでもその立ち上げの作業に着手したいと、そのように考えています。
 シンポジウム等々、もう少し細かいテーマ設定、人選を行いまして、来年度のできる限り早い時期に開催したいと考えています。来年度になりますけれども。対話の広場のテーマにもしたいと考えています。そういったものを組み合わせながら、なるべく多くの皆さんとともにこの議論をしていく、そういう流れをつくっていきたいと思っているところです。
 だから、これは、こういう形がありますよということで我々が一方的にお示しするだけではなくて、もろもろ、考え方です。人生100歳時代ということで考えてみてください、ということになると100歳もあるのだ、といったところから、ではどうしましょうか、といったことを皆さんとともに考えていく中で、いろんなその必要なものも出てくると思います。
 ただ、人の生き方というのは、人生それぞれありますから、押しつけるわけにはいかないし、それとともに皆さんが100歳まで生きられるわけでは当然ないわけであります。
 それぞれの生き方、個性を尊重しながら、人生100歳時代ということを想定したならば、どんなことが必要になるのかを今のうちにみんなで考えてみましょうと、そのほうが皆さん幸せになるのではないですか、そういった問題提起をしていきたい。
 ですから、これは県民の皆さんがどこで感じるかといったならば、徐々に、感じていっていただける、皆さんが普通の会話の中でも話題にする、そういううねりを巻き起こしていきたいと考えています。
 箱根の件につきましては、今、いろんな所、賀詞交歓会等でごあいさつをしているのですけれども、本当に箱根駅伝が見事な天気に恵まれて行われたということ、素晴らしい大会でもあったということ、これ、非常に良かったと思います。
 特に去年1年間、特に半年ちょっとは、箱根の噴火警戒レベルが上がったということで、大変ご心配もお掛けしました。我々も大変真剣に向き合ったところでもありました。それが箱根駅伝にちゃんと間に合ったということ、そして、コースも全然変更することなく、全く普通どおり行われたと、しかも非常に天気に恵まれたことがあって、きれいな景色とともに全国に報道されたということ、これが本当にうれしかったなと。
 それから箱根の復活。箱根に何にも問題がないんだということが文句なしに全国に伝わったと思っています。
 そんな中で、今後の観光ですけれども、ああいうふうなことがあったわけですから、基本的には元に戻ってくるのかと思っています。 
 ただ、状況をしっかり把握しながら、その動きに合わせながら必要な対策はきちっと取っていくというふうに考えています。いずれにしろ、箱根の賑わいが本当に元に戻る、さらに増すということを目指して、あらゆることをやっていきたいと考えています。
 それから、ドローンは何かミステリーみたいな話もありました。落ちたはずの物がいつの間にか置いてあったということでありましたが、温地研の職員がたまたま入っていて、それを拾ってきて置いておいたということであったということが後で分かって、ちょっと皆さんにご心配をお掛けしたことを本当に申し訳なく思っているところであります。
 ガスの調査等々につきましては、これから淡々と専門家とともに調べていって安全が確認できた段階で徐々に大涌谷のあたりを開いていくと、また、その前にはロープウェイが再開できるかということがあると思いますけれども、ロープウェイの安全が確認できれば、できるだけ早く、再開していきたい、そんなふうに考えています。

(「人生100歳時代の設計図」について)

記者: 人生100歳時代という言葉が具体的に出たのは今日が初めてだと思うのですが、知事はいつ頃からこういった構想を、言葉を含めて、構想をされてきたのかという、その経緯を伺いたいのと、プロジェクトチームのイメージなのですが、例えば、ヘルスケアの中につくるとか、あるいは横断的な部局でつくるとか、そういったイメージも教えていただければと思います。

知事: 「人生100歳時代の設計図」という言葉が私の中に浮かんだのは、未病サミット。2日間、私自身、その議論にしっかりと参加いたしました。全部メモをして、いろいろ考えました。その中で、あの未病サミットの中でも議論が出ていたのですけれども、新たな社会システムが必要ではないのかということでした。
 その新たな社会システムが必要だということが自分の頭の中で、確かにそうだなということが、ずっとあって、今、自分たちがやっていることはなんだろうかと考えたときに、先程言ったように、食だ、運動だ、社会参加だといっているけれども、社会参加というのを十分できるような社会のシステムになっているのか。
 社会参加しましょうよ、と言うのはいいけれども、どこで何をするのですかと言われたときに、十分な選択肢は提示できていないのではないか、といったことを未病サミットの議論を通じてすごく感じたのです。
 それで、100歳というのは、もう特別なことではなくて、普通のことと想定したうえで、やはり考えていったときに新たな社会システムの姿というものは、見えてくるではないのかと思った次第でありました。
 ちょうど、今、私が61歳です。ちょうど私みたいな年齢、同級生なんかがそうですけれども、ちょうど定年退職という頃です。定年退職の頃はいろんなことを考えるわけですね。記者の皆さんはまだお若いから、まだそういうふうには感じていないかもしれませんけれども。定年退職になったときに、私の仲間でもいますけれども、もう辞めて、どうしているのと聞いたら、もう悠々自適と。
 悠々自適といったって、例えば、100歳と想定したら40年もあるではないか、40年あったら、何かできるのではないか。これと比較するのもなんですけれども、フィギュアスケートの世界のトップに立って活躍している羽生結弦君だって、21歳でしょう。それだけの時間、天才であったとしても、10年ちょっとやったくらいでも世界のトップになれるということがあるならば、60歳から始めて、40年もあれば、そこから始めても何か相当なものになるのではないのかと思った。切実な思いとして、自分のこととして思っているのです。
 そのときにいろいろなプログラムを用意するということ、そこのところどうしようかと、みんなで一緒に考えるということは、すごく大事なことだというふうに思って、今回の年頭の記者会見のテーマにしました。
 ですから、今まで進めてきたことと違うことを言っているわけではなくて、今まで言ったことの発展形です。我々、議論を積み重ねているうえで、やはり、確かにこういうことがもっと必要だねと進化してきている、そのプロセスです。
 ということで、このプロジェクトチームそのものも、ヘルスケア・ニューフロンティアという中に押し込めるわけではなくて、ヘルスケア・ニューフロンティアということを更に拡大をしていくという、そういったイメージで考えています。
 ですから、いろんな他の分野にいる職員たちも集めた形での、そういったプロジェクトチームになってくるというふうに考えています。例えば、雇用の問題はどうするのみたいなテーマは当然出てくるわけです。それはただ単に健康な状態をどうしようかこうしようかと言っているだけの話だけではなくなっている。
 では、そのビジネスどう展開するのか、シルバーベンチャー、どこでどんなふうにするのか、我々はシルバーベンチャーに対して何ができるのかといったことを考えていくというのは、今までの従来型のヘルスケアで考えているところではない世界に入ってきますから、幅広く庁内の人から集めた形での体制にしたいと思っています。その体制の具体的な絵はまだこれから描いていきたいと思います。

記者: 今の100歳設計図の関係なんですけれども、これ、資料とか今の知事のお話の中で、県行政として、なぜこれに今、取り組むのかという部分が、ちょっとよく分からないところがあったのですけれども、これ、現状認識の中で、その100歳の人口が増えた場合に、県行政としてどういう課題があるのか。
 例えば、社会保障費の増大とか、一般的に言われることだと思いますが、そのへんの課題とか問題があるからこそ、新たな設計図が必要なんだみたいな、ちょっとお話からは見受けられなかったのですけれども、そのあたり、ご説明いただけるのであれば、お話を。

知事: これは行政としての最大のポイントは問題提起です。それで、これまでとつながっているというのは、私はいつもヘルスケア・ニューフロンティアの話をするときに一番最初に人口ピラミッドの絵を出していました。
 1970年はきれいなピラミッドでした。2050年になると全く逆になります。このときに今までのシステムでは持たないです、だから、変えていかなければいけませんという話をしていた。その中で全部展開していった話です。
 基本的に問題意識はそこと同じです。その具体的に乗り越えていくために、その未病を治していく健康な状態をもっと長くしていきましょう。それは食だ、運動だということでできていく。社会参加といったときに、ここで何か用意しなければいけない、そこは行政がいろんなことができるのではないかと考えたわけです。
 だから、いろんなメニューを示すということも実はあると思います。そういう場を、いろんな形で開拓していくということもあると思います。いろんな形で新たなシルバーによる起業、産業といったものを誘導していくとか、そこはいろんな形でサポートしていくのか、いろんなことが出てくると思うわけです。
 それは、前のヘルスケア・ニューフロンティアのときも同じでしたけれども、医療費を何とか削減するとかという話から、あの話は一回も展開したことはないです。それは結果論として、そういうことを進めて健康寿命を延ばしていくということを、みんなでやっていくことによって、結果論として、医療・介護の費用も抑えられるという中で、財政も何とか保てる。
 その議論の流れは大変こだわってきたつもりです。つまり、財政が大変だから、未病を治してどうだと話をすると、もう病気の高齢者は早く死ねということなのかと、こういうふうなことになりかねません。皆さんの不安をあおるだけ。だから結果論ですね。
 今回も、結果的に財政的にも救われることになるだろうけれども、何よりもやはり超高齢社会、圧倒的な超高齢社会の中で、皆さんが生きがいを持って、最後の最後まで輝き続けられる、そういった人生をエンジョイできるような環境づくり、これはやはり行政の仕事かなというふうに思っているわけです。

記者: 先程知事も、生き方であれば、それはもう個人の問題であるというようなお話があったんですけれども、そうすると、ご長寿の方が、居場所がないとか、知事ご自身が把握されているものとして、現状長生きされている方が、なかなかこう居場所がないとか、そういう課題を、知事としては持ってらっしゃるのですか。

知事: 居場所がないということよりも、今の段階でも、平均的に言うと、平均寿命を全うされる前に10年近くの介護が必要だという状況になってきています。今は現状、それが多いのではないでしょうか。今、我々は健康寿命を延ばそうと言っていますから、そこの部分をできるだけ短くしていこうとしているわけです。
 ですから、ここの部分を皆さんが元気な形でどんどん高齢化していく中で新たな場を、いろんな形で、工夫しながらつくっていくことが必要なのではないのかなというふうに思っているところです。

記者: 最後の10年は介護とおっしゃられましたけれども、知事は残り40年人生があるとしたら、どういうプランを持ってらっしゃいますか。

知事: そうですね。これまさにそういう問題があるのです。自分に降りかかってくるわけです。この議論を庁内の職員に話をしたとき、ある種の切実感というか、自分はどうなのかということになります。そうすると、意外に先を考えたときに、いまひとつ見えないという感覚があると思うのです。私自身が人生設計、このあと40年間こんなふうにやりますよと、決めているわけではないですけれども、出来る限り元気な状態でいきたいなと考えている。
 だからこそ、今年の3月には横浜マラソン、フルマラソンにも初挑戦しようと、61歳になってから初挑戦ということなんかも、そういった気持ちのひとつの現れです。そのあとは要するに今まで自分がやってきたことの延長線上にいろんなことができるのではないかと思っています。自分の人生というものは。

記者: 相当これ、長いスケジュール感の話だと思うのですが、知事ご自身が、県行政をこの先めどを付けるには時間のかかる仕事だと思うのですけれども。

知事: どこまでやるんですかと、それはなかなか自分ひとりで決める話でもないし、今やることを一生懸命やるとしか言いようがないです。こういう人生100歳時代の設計図というテーマを出しただけで、たぶん皆さん同士の間でもいろんな話が盛り上がってくるのではないでしょうか。
 どうしようかといったときに、何か今から始めてみようかというのも、新しいことをある年齢から始めるというのは、すごく抵抗感を持った人がいっぱいかもしれないけれども、100歳まであるのだったら今からでも遅くないと思えるのではないかなとか。
 それから、実際にやってらっしゃる人を見ると、なるほどああいう生き方があるのだなと気が付いたり、そういうことがいろいろと出てくるのかと思っています。こういう話は、ヘルスケア・ニューフロンティアという話の中からなかなか出てこない話です。最先端医療の技術をどうするか、ロボット技術をどうするかなんて話をしているときに、こういう生き方みたいな話は、なかなか出てこないです。
 そういうこともともに考えていくということが、こういった人生、長い超高齢社会これを乗り越えるためには非常に必要なことなのではないかと。皆さんとともに考えたいと思っているところです。

(以上)

神奈川県

このページの所管所属は 知事室 です。