マグカル・テーブル(第8回)会議結果

掲載日:2015年7月22日

審議(会議)結果

次の審議会等を下記のとおり開催した。

審議会等名称

マグカル・テーブル

開催日時

平成27年5月27日(水曜日)18時00分から19時30分まで

開催場所

神奈川県新庁舎5階 第5会議室

(役職名)

出席者

黒岩祐治、東幾世、白井貴子、杉本圭司、鈴木伸治、長倉勉、(座長)西川りゅうじん、平澤創、眞野純、薄井英男

次回開催予定日

平成27年12月

問い合わせ先

文化課マグカル推進グループ 酒井、高橋

電話番号 045-210-3806

ファックス番号 045-210-8840

フォームメール(以下をクリックすると、問い合わせフォームがご利用いただけます。)

県民局くらし県民部文化課のホームページ

下欄に掲載するもの

議事録

議事概要とした理由

審議(会議)経過

■文化課長

 それでは、定刻でございますので、ただ今から、第8回マグカル・テーブルを開催させていだきます。はじめに知事よりご挨拶申し上げます。

 

■知事

 このマグカル・テーブルも8回目を迎えることになりました。この間、着実に前進してきたということを痛感しています。特に去年の10月にマグカルのパフォーミングアーツ・アカデミーを急遽スタートしたわけですけれども、先月の4月19日に最初の発表会というものを見せていただきました。僅かな時間の中で、よくぞここまでやっていただいたなと私自身肌で感じてうれしく思いました。そしてつい先日ですけれども、本格的な養成講座が始まるということで、横内さんに言わせれば、これが本当の第1期生ということでスタートし、私も開校式に出席しました。

 このマグカルについては選挙のときにもお話しましたけれども、神奈川県の国際観光戦略の一つの大きな柱にしたいと考えています。2020年には東京オリンピック・パラリンピックがありますが、この時には全国、世界からお見えになったお客様をどんどん神奈川県にお招きしたいという中で、カルチャー・文化・芸術の力によってお客様を集めるというところまで、なんとかたどり着きたいと思っています。これこそがまさにマグカルの真髄であると思っています。神奈川県は国際的というイメージをこれまで以上に膨らませていただきながら、議論していただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

■文化課長

 それでは、進行については、座長を務めて頂いております西川りゅうじん様にお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

■座長

 委員の皆さん、本日は、クラクラするほどの30℃を超えるこの暑さの中、お集まりいただき、ありがとうございます。暑さを吹き飛ばすくらい、さらに熱い議論を皆さんとともに盛り上げていければと思います。今回はゲストプレゼンターの方々から、神奈川県を文化の力で、魅力をますますパワーアップして行こうというさまざまな企画のお話もしていただけるかと思います。

 さて、お配りしている資料の中に、日本経済新聞のWEBサイト「日経Bizアカデミー」の私の連載コラム「西川りゅうじんの先取りマーケティング塾」の記事があると思います。知事がおっしゃっておられる地域に根差した地域発の演劇を、私の造語で『地劇』と名付けさせていただき、「地劇」が地方創生の幕を開けるから地域発の演劇が活性化のマグネットにからと題して書いたもので、中では3つの事例をご紹介しています。

 1つ目は秋田の仙北市の「わらび座」に関してです。現在、日本国内におけるミュージカル公演で最も動員人数が多いのは「劇団四季」で、その次は「宝塚歌劇」です。「わらび座」は、なんと、その次のナンバー3の動員を誇る劇団です。仙北市という山間部の人口2万8千人弱の小さな町にありますが、なんと年間48万人もの観客を動員し、正社員が370人もいる劇団です。秋田のみならず、愛媛県でも「坊ちゃん劇場」もオープンさせるなど、成長を続けている希有なエンターテインメント企業です。現社長の山川さんは長崎県出身ですが、高校時代に「わらび座」の劇を見て感動して、ふるさとを出て秋田に行って劇団員になり、そこから社長にまで上り詰めた人です。

 そして2つ目は、知事がマグカルテーブルの最初にお話をされた沖縄県うるま市の「肝高の阿麻和利」(きむたかのあまわり)です。地域に伝わる歴史ストーリーを中高生の子どもたちが代々バトンタッチしながら演じている「地劇」で観光客にも人気を呼び、ロングランを続けています。ユネスコの第1回プロジェクト未来遺産にも登録されています。

 そして3つ目は、神奈川県による本日の「マグカルテーブル」についてのご紹介です。横内さんを中心に取り組んでいただいて来ました「パフォーミングアーツ・アカデミー」や「劇王」、薄井さんが館長として今まで頑張って来られたことなどを発信しています。

 それから、もう一つ、お手元にお配りした資料は「フジサワ名店ビル」主催の「昭和レトロ大博覧会」の企画書です。「フジサワ名店ビル」は、湘南の中心地である藤沢駅前にあり、地域密着元気デパートとして地域の方々に愛されてきた複合商業施設で、今年50周年を迎えました。   

日本都市計画学会でも“都市計画遺産”として注目を集めているビルで、慶應義塾大学から東京大学に移られた中島直人先生の研究室でも研究テーマとされている生きた昭和レトロ施設です。昔の写真にはビルの屋上に観覧車がありますが、湘南地域で最初の遊園地でもありました。江の島の展望台も昔はロケット型だったんですね。

 そのビルの50周年を記念して、神奈川県民でもあるブリキのおもちゃ博物館の北原照久さんにご協力いただき、昭和の文化を伝えるグッズやポスターなどの展示会を開催し、昭和の歌をみんなで歌うライブショーや昭和の元気を取り戻すトークショーを行います。

 このように各地で文化が百花繚乱のように花咲いている神奈川県ですが、それでは、「マグカル」の事業として、昨今、取り組んできたことについて、ご説明いただきたいと思います。

 議題にはいらせていただきます。議題の1「平成26年度マグカル事業の実績」、議題の2「平成27年度マグカル事業の事業展開」、二つ続けて事務局から説明をお願いいたします。

 

■事務局

 議題1、議題2について資料1に基づき説明。

 

■座長

 ありがとうございました。MAGCUL.NETは本当に細やかに親身になって日々発信をしていただいていますね。感謝しております。皆さん拍手をお願いいたします。(拍手)。毎日大変だとは思いますけれども、すばらしい発信をありがとうございます。それから、薄井館長は、とてもお役人さんとは思えない、というかお役人さんの域を超えて、もうマグカルのお父さんとして、まるでお子さん達を育てるかのような気持ちで取り組んでいただいております。それがひしひしと伝わってまいります。感謝しています。みなさんも拍手をお願いいたします。(拍手)。今日、薄井館長は、とてもお役人さんとは思えないようなお仕事、職務というレベルを超えたお仕事をしていただいておりますね。今日いらっしゃっている方々を拝見してたら、国際課長の脇雅昭さんも本当にお役人の枠を超えるネットワーカーでいらっしゃいまして、人間ミツバチのような方ですね。色んなところでお世話になっていますけれども、いつも、驚かされております。神奈川県庁には面白い人がいっぱいいますね。人間動物園のようですね。さすが、神奈川県庁は、おもしろいキャストだなと思っています。

 続きまして、みなさんと一緒に今回また新たなプロジェクトを進めていただいております「ベトナムフェスタin神奈川」に関してです。色々なメディアでご覧になっておられる方もいらっしゃるかと思いますが、総合プロデューサーを務めておられます藤川靖彦先生に本日お運びいただいております。藤川先生は、皆さんご存知のように「インフィオラータ」という、お花で絨毯を創る、地域を元気にするイベントを各地の方々と一緒に全国各地で展開しておられる、世界でご活躍されている天才イベントプロデューサーです。藤川先生のご紹介を薄井局長、よろしくお願いします。

 

■薄井マグカル担当局長

 神奈川県とベトナムとの間では昨今経済とか人材とか多方面にわたって交流が深まっているところでございます。また、神奈川県には多くのベトナム国籍の方が暮らしており、ベトナムからの留学生も急増している状況にございます。こうした交流をさらに促進して、両地域の交互理解を深めるために経済・文化・食・環境など盛りだくさんのプログラムによるベトナムフェスタin神奈川を9月に日本大通りを封鎖して県庁公開と合わせて実施するということでございます。現在藤川プロデューサーの元にプログラムを企画しているところでございますけれど、本日は今後のマグカルとの連携を見据えた形で、皆様にベトナムフェスタの概要をご説明するところでございます。それでは藤川プロデューサーよろしくお願いします。

 

■藤川氏

 よろしくお願いします。西川さんと白井さんとはエンジン01、黒岩知事もエンジン01の会員ということで今日、偶然にもこういう場にお呼びいただいてありがとうございます。この度ベトナムフェスタという今年9月19日、20日、日本大通りと県庁本庁舎を使いまして、大きなフェスティバルを行います。6月に代々木公園のほうでベトナムフェスティバルという同じようなイベントもあるのですが、なんとかこのフェスティバルに負けないように日本で一番大きなベトナムイベントになるようにかんばっていきたいと考えております。ちょうど西川さんからもご紹介いただきましたインフィオラータという花の絨毯で日本大通りを数年前にうめ尽くしまして、ちょうど情熱大陸という番組の密着取材を受けておりまして、ちょうど今月末くらいに放送予定で、まだオフレコなんですが、是非見る機会があったらよかったら見ていただければと思います。

 今回ですね、何とか20万人の来場者を集めたいなというふうに考えています。決して無謀な数字ではなくて、実際2009年に開港150年祭でフラワーフェスティバルを実施したときは、5日間で50万人くらい来ていましたので、まあそういう点では20万人というのはちょうど野球やっている時期ですし、今ベイスターズも調子がいいので、このままいっていただければ、なんとか20万人以上の集客が集まるのではないかと考えています。今回、こちらの企画書、『越』という日本語で書かれている、和的な感じで表現しまして、Beyond The NEXT、未来に向けて次なるステップに進んでいこうというようなコンセプトの元にですね、今回1つのテーマを作りました。こちらがこのタイトルロゴです。大体今日本大通りを中心に、物販・飲食・協賛、そして神奈川・ベトナムの関係団体あわせて90団体の出展者を6月1日から一般公募いたしまして、集めていく予定でございます。そしてさまざまなイベントを、日本大通り、そしてこの本庁舎を使いまして展開したい。そしてベトナムの方から招聘するものもあれば国内で活動しているベトナム人グループであるとか、またベトナムに興味を持っている日本人グループ・個人、そういったものによるコンサートであるとかワークショップ、レクチャー、そういったものを多様に入れ込みまして、本当に複合的なプログラムでして、ただ見て楽しんで帰るだけではなくて、何か1つでもベトナムのことを覚えて帰ってもらう、興味を持ってもらうようなフェスティバルにしていこうというふうに考えております。6ページに全体の、現状今全て予想通りの出展者と協賛者が集まった場合の会場レイアウトが書かれていますが、横浜公園のあたりから象の鼻公園の手前くらいまで使いましてやっていきたいと思っています。今10時から17時と考えていますが、土曜日のみ夜まで延長しまして、ランタンフェスティバルという形でランタンを使ったフェスティバルをやりまして、飲食もそこで楽しみながら、イベントも楽しめるような夜のお祭りも行っていければと思います。これから予算的なものも含めまして、協賛者・出展者を集め、予算規模というものも分かってきますので、これから色んなイベントを、予算に応じて組み込んでいこうと考えています。このマグカル・テーブルの中で一緒にコラボレーションした形で発表できるものがあればいいなと考えまして、今日出席させていただきまして、皆さんの知恵をお借りできればなと思いまして、ご協力のほどよろしくお願いいたします。以上でございます。

 

■座長

 ありがとうございます。とてもおもしろそうですね!ベトナムは、政治・経済・文化・軍事と色々な意味で日本と関係が深くなってきていますので、注目度も高まっているところだと思います。また、後ほど、皆さんからご意見をお伺いできればと思います。

 もう一つ本日は、マグカルテーブルの委員の杉本圭司さんが、すごくおもしろいことを仕込んでいただいているようです。この秋にオープン予定の3Dの「CGホログラフィックシアター」を開設されます。期間は限定と伺っておりますけれども、こちらにつきまして杉本様と会社のZEPPの萩原要様からご説明をお願いできればと思います。

 

■萩原氏

 はじめまして。ZEPPの萩原と申します。よろしくお願いいたします。

 3DCGホログラフィックシアターなんですけれども、皆さん通常3Dというと映画とかでよく最近3D対応のがあってメガネをかけて劇場で見て、目の前に飛び出してくる感じというイメージがあると思うんですけれども、今回のシアターに関しましては、ホログラフィックシアターなので、目の前に飛び出してくるというよりも、実物がいるように見えるという効果を重視するんですね。最初はデモンストレーション用の映像が実際にはこの劇場ではないんですけれども、劇場に設置するものと同じシステムを使って、デモンストレーション用の映像がありますので、先にちょっと見ていきたいと思います。音声は入っていない状況です。この手前の映像が今回のシステムで、左側の後ろにちょっと薄い感じで映っているのが、これまでの、皆さん初音ミクとかご存知かと思うんですけれども、バーチャルアイドルの初音ミクとかもライブですとホログラフィックを使っているんですが、今までのホログラフィックですと左側のような画像が薄いような状態で、今回の新しいシステムだと手前のようなもっとはっきり見えるというで、こういう形になっている。実際に劇場で見ると、実際に人が踊っているように見えるんだが、実は3Gのホログラフィックだったという、そういう狙いでそのクオリティを目指していきます。具体的な劇場に関しては、これは劇場が竣工した時のイメージ図なんですけれども、一応今年9月の上旬のグランドオープンを予定しております。一応4社で組織を結成して運営していく予定で、弊社ZEPPとローソンHMVエンターテインメント、ローソンのグループ会社でチケットの販売ですとか、HMV、CDショップを運営している会社と相鉄さんとシステムの製作しているワイドワイヤワークスという会社で、これが先ほど初音ミクとかのライブをプロデュースしていたチームで、今までとは違う最新のシステムでクオリティの高いものを初めてやるところです。実際に上映する作品に関しましては、あくまで予定でこれから交渉していくという感じですが、ジャンルで言いますと、左上のアーティスト系、第一弾の上映作品に関しては既に決定していまして、X JAPANの亡くなられたギタリストのhideさんの作品をCGで全部ゼロから作り上げて今までにない作品を作って上映する予定です。なかなかライブをやる機会が少ない、亡くなられたアーティストを中心に作品を作っていこうと思います。あとはキッズ系、ドラえもんとか妖怪ウォッチとか人気コンテンツができればベストですが、あとは人気ゲームの映像化ですとかアイドル、そしてあの年配の方とかご老人のかたとかも取りこめるように伝統芸能とか日本ならではの作品であったりのコンテンツを上映できればと思っています。昼間の時間帯はキッズ系のコンテンツの上映をして、夜からはアーティストものであったりとかアイドルものであったりとかそういった上映の仕方ができればベストかなと考えています。場所は横浜の西口の相鉄さんがやられているムービルという映画館があるかと思いますが、その隣に今建設中です。実際に相鉄の車内から見ると川沿いにできています。キャパシティ的には、だいたい400名、380名前後を予定しておりまして、コンテンツによって違ってくるのですけれども、入場料は3000円から5000円、若干高くはなってしまうのですが、現状の収支としましては、金・土・日だけで採算が取れるように、事業的には組んでおりまして、平日はキッズ系ですとかのコンテンツを入れてフルに稼動できるようになっていけばいいなと。上映時間は60分から90分です。現状金・土・日だけで運営していって年間16万3千人を目標に掲げています。映画館のような形になるんですけれども、中の完成イメージとしては、スクリーンが真ん中にあって、両サイドには一応プロジェクターを設置して、サイド画面で多言語対応してやれるようにしたいと思います。以上です。

 

■座長

 萩原さん、ありがとうございます。すごく楽しみですね。初音ミクのさらに上を行くという、あまりにもリアルすぎて惚れちゃう人も出てくるんじゃないかと思うほどでしたね。杉本さんから、何か補足ありますか。

 

■杉本氏

 世界初なんで。

 

■座長

 そうですか。

 

■杉本氏

 さっきは西川さんには言ったが、ここで風呂敷広げすぎると違うじゃないかって。実際に僕らもできてみないとわからないことですけれども、コンテンツに額はいえないですけどすごいお金はかかることですので、お金をかければいいものを作れるが、その辺のバランスが、動員と今後制作していくコストのPRがうまくいけば、たぶん皆さんが驚くようなものが作れると思うんですけど。

 

■眞野氏

 僕も驚きました。本当にすばらしい。アラジンで使ってるんです、劇団四季の。で、おぉーと思って。今までとまったく違うんです。解像度もいいし。

 

■知事

 アラジンで使ってました?

 

■眞野氏

 使ってました。あの真ん中の幕が、アラジンが出てくるときに。魔法使いが出てくるときに。シュワーと出てくるあれがそうです。

 

■座長

 あれがそうなんですか。

 

■眞野氏

 あれがそうです。そんで煙になって消えるところ。

 

■知事

 あれはどうやってるのかなと思ってたんです。

 

■杉本氏

 ちょっと人によっては気持ち悪く見えるかもしれないですよ。亡くなった方を生き返らせるわけですから。hideはもう一から作ってるんだよな。

 

■萩原氏

 そうです。

 

■杉本氏

 映像をコラージュとか、一から作ってますから、本当に生きてる人間に見えますから、だからまあ蘇るって意味では、例えばマイケルジャクソンとか今やってるじゃないですか。あのくらいのクオリティになっていけば本来いいんですけど、まあキャパですしどれくらいやれるかっていう作品力によってついてくるわけで最初は。そのこの劇場についてくるお客さんがいてくれれば1番いいんですけど。この作品だと行く行かないってチョイスになってくると、ちょっと作品にかけられる予算てのも限られてくるので。

 

■知事

 それこそ世界初だったら国際観光戦略の目玉にするとかね。客席はいくつですか。

 

■杉本氏

 400です。

 

■知事

 400ですか。それはツアーの中に組み込んじゃって、それを見に来るツアーとか。

 

■杉本氏

 ちなみに外国の会場で我々も動いている中で、東南アジアの各国は非常に興味を持っていますよ。やりたいっていうとこは多いですよ。

 

■座長

 では、話が盛り上がっているので、まずはこの話から皆さんのご意見を伺えればと思います。

 今、知事がおっしゃったように国際観光戦略の目玉の1つにしたいですね。私も観光庁の委員や関東の広域連携のインバウンド観光のツアープランのコンテストの審査員を務めております。関東では今まで1都3県の広域連携がなかったんですね。今度、動き出しますので、その中でインバウンド観光のパッケージの中に入れ込めればいいと思います。

 

■杉本氏

 選択肢の1つとして。

 

■座長

 はい。皆さん、どうでしょうか。では、平澤さん。

 

■平澤氏

 あの、ここ本当にマグカルって何回かの会議の中でどんどん多元化しているじゃないですか。今2020年っていうものに対して何か1つのゴールというか目標を立ててやったら、僕は、このメンバーだったらけっこうなことができるんじゃないのかなと思っていて。今やっと点になってるじゃないですか。それを線にしてそしてインバウンド戦略に向けて議論ができればいいかなとちょっと思っています。それともう1点は、ちょっと音楽が弱いなと思っていて。それは僕らの努力不足だけど、そこもなんかちょっとマグネットカルチャーなんで。演劇とか今ちょっと強くなってるけど、やっぱ全体にカルチャーなんでそういうところも2020年の目標に向けてできるように考えればいいかなと思っています。

 

■座長

 音楽が弱いと言われたら黙ってられないですよね、白井さん。弱いはずがない。

 

■平澤氏

 企画をしてないだけですよね。

 

■白井氏

 今、杉本さんの動きを聞くと、今CDとか絶滅危惧種ですし、こういう風に形を変えて、こういうところで生き残っていくというかですね、そういう世界にいくのかなって思ったりもするんですが。私も個人的に20代の自分を見てみたいとかね。絶対に見ることができない自分の姿を見ることができてしまう、恐ろしいかな。できてしまうときがくるのかなとか色々思っちゃいますけれども。私はやっぱり2020年に今以上に環境がよくなってきれいな空気を神奈川県の中で未来を担う子供たちに的なエンターテインメントであってほしいなと。そこが1番大きな目標になればいいなと思っています。

 

■座長

 白井さん、やはり、次の世代の白井さんを育てていきつつ、白井さんもさらに現役でみんなに元気を与える、そういうことが大事じゃないですかね。

 

■白井氏

 今私が多く言っているのは杉本さんとは真逆な気がするんですよね。バーチャルではなくてリアルな。

 

■座長

 杉本さんがやってるのは、ある種のライブですね。たしかにライブは盛り上がってます。

 

■白井氏

 ライブはそうですね。両方やられてるのですごいなと思います。

 

■杉本氏

 ちなみにこの前赤レンガでフィルムフェスティバルというのをやったんですけれども、うちもかんでて、年々動員が増えていてこの広場でやりますけれども。今年はチケットが売り切れたんですよ。2日で2万人くらい。それはまさに白井さんがやろうとしていることとか僕がやろうとしていることとか、普遍的な音楽のよさをアコースティックなそういうもので一括でいきましょう、あのへんの雰囲気、風が吹いてくる、海とか、そこにきっちりお客さんがいるのも事実なので。ただそこに若い人たちがどんどん参加するってことでは、今はちょっとないかもしれないですけどね。どっちかっていうと平均年齢が、チケットのプライスもちょっと高かったんですけれども年齢が上で、そこに若い子達がどんどん入ってくると、より今白井さんがやられている活動みたいなものがより広がっていく、文化になっていくと思うんですけど。ちょっと今そういった音楽シーンってのが、コンサートはわりと年配のもので、バーチャル的なものは若い人たち、あとはBGMとかクラブのダンスミュージックのものが二分化している。もしかしたら、マグカルの名前で2年に1回コンサートやるとか、そういったところからスタートして2020年に確実に形にしましょうということでもいいと思うんですよね。それこそ白井さんあたりがコンセプト固めてもらって、どんどん打ち出していくっていうことでも。

 

■白井氏

 色々夢はね、色々すごい技術があって。

 

■座長

 多様な音楽があるべきですね。先日、外国人記者会の皆さんとお話をしていたときに、AKBもいいし、もちろんモモクロもすばらしいし、クールジャパンの柱の一つとしてはいいんだけれども、CDの売り上げも音楽のダウンロードも、売り上げの比率でいったらAKBとモモクロばっかりじゃないかと言われました。日本はどうなってるんだ、ポピュラーソングとか演歌とか、歌謡曲とかはどうしちゃったのと、皆さん口々に言ってました。あまりにも一色になってしまって、演歌の売上を全部足してもAKBに満たないですからね。

 かつては、神奈川県からは、白井さん、ロック、湘南サウンドをはじめさまざまな音楽が生まれて来ました。「湘南乃風」はがんばっているものの、全体的に見れば、最近は不毛じゃないかと言われれば返す言葉がありません。そのあたり、「ファンキートマト」から日本の音楽シーンをリードして新しい新人を発掘し続けてきたテレビ神奈川さんはどうですか。

 

■東氏

 そうですね。やはり私たちの世代っていうのは、色んな音楽というのを聞きに行ったりライブに行ったりしてましたけど、若い人達は先ほどのお話じゃないですけどAKB、あとはジャニーズ、好きなものは行くけれども、他の音楽はあまり行かない。

 

■座長

 今や、AKBとEXILEしかない?

 

■東氏

 見れないのか、ほかのものに興味を持たないのか。本当に一極集中になってるなと感じます。これは川崎でやってるイベントですけれども、「アジア交流音楽祭」というイベントで日中韓でやりましたけど、チケットはあまり売れないですよね。1人のコンサートであればチケットは売れても、やはり3分化すると、色んなものを見たいというオーダーはなかなかないんだなと感じてます。あとはやっぱり番組の中でも昔育ってきた人たちを、またもう一度ね、きちっと表現したいなってのはあるんですけど、コンサートはなかなかチケット売れないとか。テレビの力は弱くなってますけど、やっぱりバーチャルな世界とリアルなものを組み合わせて2020年に向けて神奈川から、今の杉本さんのああいうのをもっと発信していければいいなと思います。

 

■座長

 ありがとうございます。この件について、言っておきたいとかありますか。

 

■長倉氏

 いやいや。勉強になるなと毎回参加すると思うんですけど、何かちょっと話しそれちゃうかもしれないが、居酒屋で横でたまたまですね、先日くらいなんですけど、私みたいなサラリーマンが歌の話をしてた。ご当地ソングっていう話。いわゆる横浜にご当地ソングってはいっぱいあって、最近ないなと。全国のご当地ソングの大会みたいなのがあればおもしろいかもねと言っていたのを最近思い出しまして。何かそういったことがあったら面白いのかなってのを投げ込ましていただければなと。

 

■座長

 ありがとうございます。そういう大会をやりましょうよ。旗振りをぜひ。

 

■杉本氏

 一応ですね、2014年のCDダウンロード売り上げから言うと、実はEXILE入ってないんですよ、20位以内に。ジャニーズかAKB系なんです。だから一極集中しているのは間違いない。一方で、ライブに行くっていう感覚ってのは、当時YouTubeとかないので、ライブ行かないと新しい音楽ってのは聴けなかった。そういう時代があった。けど今はYouTubeで満足しちゃってる。で、その一方で演者ね、ミュージシャン達は発表する場がほしい。だけど路上ライブとかは全部禁止なんでしょ。だからほら、川崎とかはやってるじゃないですか。だからこう、発表の場っていうのを与えてあげるっていうのが、僕は1つの表現になるんじゃないかな。

 

■座長

 今の状態では、ゆずは出て来られないですものね。

 

■杉本氏

 そういうことなんですよ。だからある意味、今回の演劇に関しては、マグカルの中でうまくいってると思うことは、場所と、それからのぼっていく登竜門的な道を作れたってのは事実だと思うんですよね。今日の発表もそうですけど。だからちょっと音楽で発表できる場ってのをなんかちょっと与えてあげないと、ミュージシャン側のフラストレーションとすると結局YouTubeで完結するって話になるんで。そういう思いでいきたいなと思います。

 

■座長

 ありがとうございます。旗振っていただいて、音楽で神奈川県の文化を盛り上げましょう。具体的にやっていきましょう。それから先ほど萩原さんからご説明いただきましたけれども、3Dの「CGホログラフィックシアター」が世界初とはすごいことです。

 

■杉本氏

 世界初って言っていいんだよね。

 

■萩原氏

 世界初で大丈夫です。

 

■座長

 黒岩知事から「マグカルは国際観光戦略の目玉」なんだと言っていただきましたが、「CGホログラフィックシアター」も、それを体現するものですね。

 

■杉本氏

 世界初なんですけれども、規模が小さいんで。

 

■座長

 規模は小さくても世界初は大事ですよ。

 

■杉本氏

 9月の前にラスベガスで始めるかもしれないですよ。マイケルジャクソン。ちょっと微妙なんですよ。僕のより前にもっとすごいやつ。

 

■平澤氏

 その前にプレオープンしちゃって、世界初ってのを。

 

■杉本氏

 それがちょっと寂しいなみたいな。いいの作るんだろうなみたいな。

 

■座長

 そして国際観光戦略ということで、次に先ほど藤川さんからご説明いただきました「ベトナムフェスタin神奈川」についてご意見をうかがえればと思います。これは面白いですね。ベトナムに関する日本最大のお祭りですからね。館長どうですか。

 

■眞野氏

 ベトナムはですね、実はこのあいだ知事と会うまで。ベトナムの国立の青年劇場の劇団があるのですが、そこの人間を2月半うちでインターンで引き受けたんですよ。ベトナムとの間がすごい接近しているんで、ちょっとベトナムと共同制作しようということで、来月6月の半ばに時間をちょっとうまく、今調整中なので、ちょっとベトナム行って来ようかなと。共同制作となると時間がかかるので、2年かそこら。

 

■平澤氏

 それはミュージカルですか。

 

■眞野氏

 普通のお芝居だっていうんですよ、向こうは。今度6月に話がうまく進めば、ベトナムフェスティバルができるときに、記者会見をして共同制作をやりますみたいなことが言えればいいですね。ベトナムの中で、1番こう近代化された劇団らしいので、実現できればいいなと思っています。

 

■知事

 そもそも何でベトナムにフォーカスするかといいますとね、これは今いるベトナム大使とえらく意気投合しまして、向こうは兄弟だと言ってるんですよ。この大使が非常なベトナムの中の実力者で、いつも総理と電話している人なんですよ。そしてその彼が去年の7月にベトナム行った時に、総理大臣との会談と、国家主席との会談を全部セットしてくれた人なんですよ。こちらは知事ですよ。普通知事と国家主席との会談は普通ない。それを全部セットしてくれて。そういう関係があって、それですごい太いパイプが出来上がった。それで、その関係がせっかくあるんだからと思って、色々調べてみたら、さっき報告があったけど、県内でベトナムの存在が飛躍的に大きくなっているんですね。ベトナムの留学生とか急増していて、神奈川県内で学ぶ留学生の国別ランキングで、今2位なんです。いきなり。というくらい、ベトナムってきているんですね。だから、中国だ、台湾だとか色々あって、タイとかあるけれど、ベトナムは必ず次にくるというのが見えてるから、あえてそこに、がちってフォーカスして、それでインバウンドっていう話もね、要するに、ボカーンと空中戦で、外国の人いらっしゃいってのもあるけれども、もっとターゲットを絞っちゃって、ベトナム人、ここよいらっしゃい、みたいな。ベトナムから神奈川のあそこに行きたいよって流れを作っちゃって、なんであそこにいつもベトナムから来てるのかっていうような流れを作っちゃうというくらいな感覚なんですね。だからベトナム人が好むような、ある種のマグカルの出し物、劇場、それも1つのブームにしちゃって、これは見ないとだめだよ、日本に行くならこれ見なきゃっていうターゲットを絞り込んだ形で展開していこうと考えています。そんな中でベトナムフェスタをどかーんとやって、県庁本庁舎も全部公開して、全部ベトナム色にしてしまうわけですから、これをきっかけにして企業もそうなんだけどベトナムに進出したいという企業もいっぱいいる。僕がベトナムに行った時に、日本人とベトナム人は親和性があるというか、けっこうマインドが似ている。すごくまじめで一生懸命働いている。色んな形でつながりやすいというのがあってね。これはもうやらなきゃいけないと。ところがベトナムに行って驚いたことに、それだけ日本人が好きで憧れているにもかかわらず、日本の文化とか音楽を全然知らないんですよ。おしんしか言わないんですよ。いろんなカラオケ屋言っても知らないっていうんですよ。逆に言うと狙い目だなと。どんどんいけるぞと。

 

■眞野氏

 あの、国際交流基金の方がベトナム方面の担当の方が言ってたことで、何にもスタイルが定まっていないですねと。だから行ったら勝ちだそうです。

 

■座長

 実際、昨今、日本国内に来るインバウンド観光客のうち、伸び率で言えば、ベトナムはタイの次くらいの伸び率です。一気に伸びてます。関東には、横浜中華街とか中国系の人々が集まっているところ、新大久保は韓国系の人が集まっているところ、葛西にはインドの人が集まっているコミュニティがありますが、どこかにベトナムコミュニティができていってもいいですね。

 

■長倉氏

 基本的なことってか、水上人形劇っていうんですか、これってどんな感じですか。

 

■座長

 ベトナムの伝統芸能として有名ですよね。

 

■藤川氏

 実はこれはまだ見てないんですが。

 

■知事

 僕は見ました。

 

■藤川氏

 これは大使のほうからのお勧めですね。

 

■座長

 これは人気ですよ。観光に行ったときに見ますよ。

 

■藤川氏

 ほんとの古典芸能でして、6月の代々木ホールのときにもこれをやるんですね。ぜひ9月のほうもですね、是非これを実施したいなと。

 

■長倉氏

 県庁内に作るって事ですか。

 

■知事

 そんなに大きくはないんですけどね。プールを作るということです。要するに水田みたいになってるんですよ。水が全部張ってあって、その中に人形を置いて、農耕作業とかベトナム人の生活を再現している。

 

■長倉氏

 すいません。何か基本的なこと聞いちゃって。

 

■座長

 何かございますか。こんなこと一緒にやりたいなとか。

 

■白井氏

 そう言われてみればではないのですが、色んな特に女性がよく集まるファッションエリアには必ずベトナムのフードというんですか、春巻きとか。

 

■座長

 ベトナム麺のフォーとかね。

 

■白井氏

 ずっとこの何年間かはやってきてて、当たり前のように大人気だから。こういう下地があって交流にくるのは目に見えるなと思いますね。あと、あえてちょっと言わせてもらうと、私がちゃんとベトナムという言葉を初めてちゃんとリアルに覚えたのはやっぱりベトナム戦争ですよね。ジョン・レノンがやっぱり好きですし、ジョン・レノンがすごく反対したっていう印象しか最初私にはなかったんです。最初にベトナムに、10年位前に赤十字のお仕事で行ったんですけど、すごい近い、5時間くらいでベトナムに行けてしまって、私はショーディネーターのころはすごいベトナムって遠い国だと思ったんですけれども、なんだこんな飛行機でたった5時間のところで、70年代にあんな戦争をしていたんだって、すごく震え上がるような気持ちだったんですけど、楽しい中でも、そうことが1箇所でも語り合えるようなものがあればいいなとちょっと思いました。

 

■座長

 そういう歴史とか社会的なこととかね。鈴木先生どうですか。

 

■鈴木氏

 遅れて申し訳なく思っています。あのベトナムは、最近すごいなと思ったのは、去年ですか、ベトナム人の現代アーティストのライアー・ベンさんが横浜にかなり長期滞在されて、彼はアメリカ、ベトナム戦争のことも含めかなり客観的に自分たちの歴史を見ていて、そこからおもしろいアートを作り出していて、新しい文化の発信という意味で、古典芸能だけじゃなくて、ものすごくコンテンツを持ってるなという気がします。それから大学間交流で、昨年2週間ほどホー・チ・ミンにずっといたんですけど、そのときに気づいたのは、ベトナム人の学生が日本人の学生を流行のカフェに連れて行ったんですね。後で聞いてみると、そこが一番ベトナムの最先端の場所だと。カフェブームがあるらしいんですけど、そこで売ってるプロダクトっていうのが非常にデザインがいいですね。ベトナム人がデザインして、ものすごく、特に日本の雑貨屋に並んでいても、手に取る、値段もそこそこするんですけども、そういうものも売られているということで。そこはフランスの植民地だったということもあって、デザイン・センスってのも非常にあるということで。なんか新しいベトナムの姿も両方見れると非常に面白いのかなと思いました。

 

■眞野氏

 やっぱりフランスパンおいしいもんね。ベトナムで食べると。

 

■座長

 ベトナムの食はおいしいですよ。ベトナムの言葉も神奈川県民で学ぶと良いのではないでしょうか。中国語は、ある程度わかる人はいるけれども、ベトナム語で、ありがとうとか友達をどういっていいのか、まったく知られていませんね。中国語でニイハオとか分かっても、ベトナム語では何ていうんですかね。ありがとう、友達という言葉くらいは覚えたいですよね。そこから、曲を一緒に作ったりとかに広がる可能性があります。言葉ってすごく大事ですからね、コミュニケーションにおいてはもちろん、文化交流においても。

 

■杉本氏

 色んなアニメすごいですよね、ベトナムにはマーケット。今、アジア各国でイベントやってるんですけど、日本の。今年、タイ初めて5月の頭にやって、次のターゲットはマレーシアとベトナム。ただ、今の読みだとせいぜい入って1万人くらいかなっていう。これだと採算ベースに乗らないんで。ただ、黒岩さんみたいなそういうネットワークができたのはありがたいっていうか。僕の友人もベトナムで何回かショーをやったんですけど欧米のアーティストの。袖の下がひどくて。それはタイのプロモーターだったんですけど、やっぱり相当ひどい目に遭った。当日中止するとか平気であったんで。昔の中国も結構あったんですけど。そういう話がけっこうありましたね。

 

■知事

 こういうパイプが大事だなっていうのはまさにそのとおりで、いろんな人が間に入って、俺に任せとけというのが出てくるんですね。そういうのに下手に関わっちゃうと酷い目に遭っちゃう。ベトナム大使が言ってるのは、僕が直で繋ぐからと。

 

■杉本氏

 もし、ちゃんとしたものをちゃんとした形でベトナムでやって、インバウンドさせるっていう事であれば、出来ると思うのですが、日本で日本人アーティストが例えば向こうでコンサートをやるというオファーをたまに頂くのですけど、やっぱりベトナム自体にプロモーターがほとんどいないので、周りの国の連中がベトナムでやるが、やっぱりネガティブなイメージしかないっていうのが今の現状ですね。

 

■座長

 幕末に江戸幕府と並んで、薩摩藩がパリ万博に国として出展しましたが、神奈川県とベトナムとの文化同盟とか文化に関する条約を締結することができないのでしょうか。そのフェスティバルで知事が大使と一緒に宣言して頂けるといいですね。世界的に見ても、神奈川県は国くらいのパワーはある訳ですから。

 

■杉本氏

 今、ベトナムの方はビザを取るのが結構大変ですよね。

 

■知事

 その話もむこうの首相からもリクエストを受けている。それを菅官房長官に話しに行きました。そうしたら、電子化されたらもうビザは要らないという所までいったと。今パスポートが電子化されているので、あれだったら要らないというところまでいった。

 

■座長

 ベトナムのことについて、どなたか詳しかったりする方、ベトナムの言葉とか、知っている方いないでしょうか。

 

■眞野氏

 ベトナムは大変なのです。フランス語を喋る方が、もう全部戦争の後、どんどん亡くなられて、あそこは英語圏でもないので、話をするのに必ず通訳が必要なんですね。その微妙な話をお芝居でもしなければいけないので、これが大変なんですよ。優秀なインタープリターを何人捕まえられるか。

 

■座長

 フランスには、結構、ベトナムの人が多いですものね。

 

■眞野氏

 ところがフランス語を喋れる人が昔はいたが、今はほとんどだめだと言われて。今度どうしようかなと。例えば何回かのワークショップで向こうへ行ってこっちへ来て、滞在型の制作をやって、向こうで公演してこっちで公演する、そうゆう事をやるのに、余計なお金がかなりかかるので。

 

■知事

 今、EPA経済連携協定で、ベトナムのナース、看護の候補生、介護福祉士の候補生との交流が始まりました。つまり、フィリピン、インドネシアは既にやっているんですよ。今度ベトナムが入った。そうすると、今までフィリピン、インドネシアとの経験を学んで、それを生かそうとしているから、みんな苦労するのは日本語なんです。日本語で国家試験を受けないといけないんです。だから今ベトナムでは看護師介護福祉士の候補生で来る子達のために日本語を向こうで早く教えようということが進んできている。だんだんその問題は前とは違ってくると思います。

 

■座長

 ぜひベトナム語を覚えたいですね。インドネシア語でマットルサクシマ、あるいはタイ語でコップンカップとかその位だったら知っている人も沢山いるでしょうけど、全然わかりません。おっしゃるように神奈川県でベトナムの文化を学ぶべきでしょう。

 ありがとうございます。それでは、最初に説明頂きましたマグカルの展開について、ご意見をうかがえればと思います。MAGCUL.NETはとても頑張って頂いています。どんどんマグカルから人も育てられるようになっておりますし、地域に根ざしたイベントもまだまだ開催していくようになっています。

 どうでしょうか。これについてご意見やもっとこうしたら良いんじゃないかということは。テレビ神奈川さんは。

 

■東氏

 先ほどお話ありました、音楽モノは昨年度少なかったなというのが実感で、今年は大山でのリ・古典プロジェクトとかありますけれども、大山はやっぱり神奈川県の観光で大きいものとなってますので、やはり大山を広めるという意味でも私たちの方でも何か協力してこの古典芸能と観光、何か結び付けて、早め早めに何か音楽とコラボできたらいいなと思いますけれども。幻想的なことができるのではないかと思いますけれども。

 

■知事

 音楽で言うとですね、神奈川にある唯一のプロのオーケストラで神奈フィルというのがあります。神奈川フィルハーモニー、これが一時潰れかけたが再生して公益財団法人となって生き延びた。なぜ生き延びたのかというプロセスがあって県民みんなが支えたという、オーケストラの歴史の中でこんなのはあまり聞いたことがないと。その物語をある映画監督に話をしたんです。その彼がすごく乗ってくれて、それで全部リサーチをして、脚本が出来上がって、それで「神奈フィル」という映画を製作しようと動き始めたのです。これが何が良いかというと、「神奈」が付いている、「神奈川」が付いているんです。それで、世界のオーケストラというのは、大体街の名前が付いているんです。ニューヨークだベルリンだとか。要するに神奈川という名前が付いたオーケストラで、しかもそれをここだけでやっていてもなかなか広がりも無いけれども、それが映画となって出てくるという時に、その映画を国際戦略に飛ばしていきたい。そうすると、神奈川に行ったら神奈フィルってあるよなっと。それも最初からインバウンドの一つの拠点にしていきたいなと。だから神奈フィルは日本の中よりもアジアの方で有名になっていく。「何で知っているの?」と言ったら「あの映画見たよ。」という感じで「神奈川行くのだったら神奈フィル」というのをやっていきたいなという気持ちでいる。

 

■座長

 そうですね。本当に神奈フィルの再生というのは素晴らしいですよね。まさに民度の高さを表していますね。しかも神奈川という名前が良いですよね。昨今も、横浜弁護士会が、どうして神奈川県全体なのに何で横浜なのかという動議が何度も出て、また議論してますけど、最初から神奈川ですからね。

 まったく別の視点で、私が一つ申し上げたいのは、このマグカルの取組みで、高校生とかの若者のバックアップの仕組みは色々とあり、レベルの高い高校生が出てきて、それは素晴らしいと思います。しかし、神奈川県は、日本有数、世界有数の大学の集積地域なんですよ。これだけ多くの大学が集積している地域というのは、そうそう日本中探しても世界中探してもそう無いと思います。それであるならば、大学の演劇や大学の文化の活動に携わっている人達をネットワークするべきではないでしょうか。知事も大学でラサール石井さんらと一緒に演劇をやっていらっしゃったのですね。そこが「マグカル」のスタートの一つの原点な訳ですし、大学生のネットワークが無いのはもったいない。

 

■眞野氏

 でも色々な試行錯誤、鈴木先生もそうでしょうし、私達も色々な事をやっているんです。でも学校に行って、口で喋るより劇場へ連れて来て体験させれば良いんですけど、その時にやはり学校は学校の教室で教えるものなんですよね。それで外へ連れ出す時は難しかったりね。

 

■座長

 大学には、どこの大学にも演劇部や演劇やっているサークルがあります。あるいはパントマイムなどさまざまな活動を行っているクラブがあります。それに軽音楽部のない大学なんてありません。ですから、それらをネットワークをしない手は無いだろうと思います。

 

■薄井マグカル担当局長

 大学の関係なんですけど、2年くらい前から5大学が連携した演劇サークルが出来たので、それをまず支援し始めて、それからマグカルフライデーなりシアターで、公演をしないかという話を、大学演劇フェスティバルをしないかという形を少しずつ取組み始めていますので、今ご意見いただきましたのでもう少し頑張ってネットワークを作りたいなと考えてみたいと思います。

 

■座長

 大学の名前と演劇とかでネット検索すれば、みんなHPやツイッターかfacebookのアカウントを持っていますから。そこに連絡すれば全部ネットワーク出来ますよ。

 

■薄井マグカル担当局長

 それはちょっと取り組みをさせていただければと思います。

 

■眞野氏

 それは色んな意味で、大学との間の連携事業を大きく広くやり始めているんです。これが結果となって出てくるのはいくらかかかるか分かりませんけれど、やれることを着実に。劇団も横国の劇団などを呼んできて、KAATの舞台に立たせる等を含めて、やってることはやってるんです。うまくこういうことをやっているんだという上手い宣伝、上手い外への出し方が難しいのかな。少しまずかった。

 

■知事

 知事室で大学からの政策提案っていうのがあって、音大と美大が組んでミュージカルを作るという提案があって、県も助成してやったことがあった。そういう面もあることはある。あと学校にすごく良いホールがいっぱいあるんですよね。実は。あれをもっと使っていければいいよね。あれも大学を巻き込んで使っていきたい。

 

■白井氏

 私はデビュー前に東京の6大学のジャズ研に入っていて、早稲田や東大の子と集まってやっていたんですけど、そういうのは神奈川県には無いんですかね。

 

■座長

 神奈川新聞さんで、大学の演劇部、軽音学部やジャズ研のネットワークとかないんでしょうか。

 

■長倉氏

 以前、「音楽の町かわさき」というのはtvkさんとうちで当時の阿部市長に依頼を受けてスタートして、そのときまさに昭和音大だったり洗足だったり川崎には音楽関係の学校があったり、あとコロムビアさんだったり、そういう会社もあるので、川崎はどうしても風俗の町とかそういうイメージを払拭したいということから、電通に頼んだら、何十億ものお金が見積もりで来てしまった。そこで、こんだけでやってくれというので取り組んだ。結果的には昭和音大さんは素晴らしいホールがあって、活用してくださいということで音楽コンクールでアマチュアのピアニストを育てていくのをやっているんです。会場で使ったりとかが出来たので、県内全域でうちもそういうのを。

 

■座長

 そうですね。神奈川新聞さんでもtvkさんもMAGCUL.NETで色んな大学のクラブを全部取材していったらどうですかね。それでネットワークを作っていったらいいのではないでしょうか。神奈川県内に大学はいくつあるんですかね。

 

■知事

 100以上ある。

 

■座長

 100もあるんですか。それはパワー生かさない手は無いですね。

 

■杉本氏

 今、都心の会場というのは、ここ2、3年、横浜アリーナもそうですが、工事があって、会場が圧倒的に足りないんです。例えば大学の会場を外に貸すというのを、僕らがいつもやっている中で出来ているのは三軒茶屋の昭和女子とかは貸すんです。2千人の客席があって、通常の興業が打てて。そういう事を神奈川の学校が出来れば窓口が広がりますよね、どんどん。

 

■眞野氏

 昭和音大は動くんですよ。

 

■杉本氏

 そうなんですか。ただジャンルがあるんじゃないんですかね。

 

■知事

 桐朋もそうでしょ。貸してますよ。

 

■座長

 それをマグカルでネットワークすべきでしょう、もちろん、ある程度、ふるいにかけないといけないところあるでしょうけれども、大きな広がりが期待できるのではないでしょうか。ありがとうございます。

せっかく藤川さんにきていただいているので、もう一度、アピールをしていただければと思います。

 

■藤川氏

 そうですね。要するに、先ほど申し上げましたとおり、やっぱりその、マグカルのネットワークグループ、せっかくこれだけのシンクタンクが揃っているグループですので、コラボレーションしたいなと。コンテンツをですね。ぜひ1つでも2つでも。ちょうど今イベントの案というようなコンテンツをここに書いてあるんですが、これを全部やるというわけではなく、とりあえず今こういったものを考えているという考えですので、まだまだプログラムというかですね、入れられる隙間がたくさんあるわけですよ。ちょうどこれからやはり予算が決まってきて、イベントコンテンツをどんどん入れていく段階になってきますので、まぁこの1ヶ月ぐらいの勝負でですね、何らかこう、一緒にできるものを作りこみたいなと思いますけれども、まぁ、今日ここで何か言ってというわけには多分ならないと思いますので。

 

■座長

 はい、鈴木先生。

 

■鈴木氏

 じゃあ今日はこれだけは言おうと思ったんですけれども、先日、神奈川県内のアートプロジェクトをやっている人たちのネットワークの会に、県の方で主催していただいて、まぁちょっと演劇とは違う分野ですけれども、私もその場でちょっと話をさせていただいたんですけれども、本当にそう、神奈川県内、色んなところで、市民主導でアートプロジェクトやってらっしゃって、やはり裾野が広いなというのを改めて実感したんですね。

 まぁそこにもうあんまりお金をばらまくということを私はあんまりしない方がいいと思うんですけれども、例えば、関東学院大学が文化庁、地元の団体と組んで、文化庁の補助をとって、地域発のアートフェスティバルのネットワークを作ろうというのを、相模湾沿岸でやろうというのを今年から始めたというような動きもあって、自分たちでなんか動こうという人たちがけっこういらっしゃるんですね。そういう人たちをそっと横からこうサポートしてあげるということが、けっこう県の役目としてすごく大事なんじゃないかなと。神奈川県内、非常に多様なグループがありますので、その中で、レベルはいろいろあるかもしれませんけど、非常に長年続いていたレベルの高いアートフェスティバル、例えば葉山芸術祭とか、そういったものもあるので、そういったコンテンツをうまくMAGCUL.NETとかでうまく発信してもう少しレベルアップしていくようにサポートが必要ではないかと思います。

 

■座長

 ぜひ、それはやるべきことですね。ありがとうございます。

 それではZEPPの萩原さんから、言えないことも多いかもしれませんけれども、言える範囲内で、もう一度、アピールをお願いします。

 

■萩原氏

 世界初ということで9月のオープンに向けてプロジェクト頑張ってますけども、色々な所で話をさせていただいて、ご説明させていただいて、興味をもっていただけたと私は感じましたので、設立そしてオープン後も、色々ご一緒に、そしてご協力いただけたらと思っておりますので、引き続きぜひよろしくお願いします。

 

■座長

 ありがとうございます。黒岩県政も2期目を迎え、ますます脂が乗って来ると同時に、まさに真価が問われます。「マグカルを国際観光戦略の目玉に」という言葉の通り、文化の力で神奈川県をもっともっと盛り上げましょう!ご一緒に力を合わせて、いろいろな種をどんどんまいて、花を咲かせたいと思いますので、皆さん、これからもお力添えをいただければと思います。

 本日も、皆さん、お集まりいただき、ありがとうございました。このあともさらに場外で、議事録に残らない議論をさせていただければと思います。ありがとうございました。

 

■文化課長

 それでは私の方から事務連絡をさせていただければと思います。

 本日はお忙しい中、貴重なご意見をありがとうございました。

 事務連絡は、先ほど話にありました、ベトナム語の件なんですけれども、1つ、「こんにちは」はシンチャオと言います。友達というお話がありましたけれども、私の発音がいいかどうかというのはありますが、「バン」というのが調べましたら出てまいりましたので、発音が正しいかどうかわからないですけれども、紹介させていただきます。

 次回のマグカルテーブルなんですけれども、今のところ12月を予定しております。近くなりましたらまたご相談させていただきたいと思っていますけれども、今のところ12月18日の金曜日、あるいは21日の月曜日いずれかでお願いできればと考えておりますけれども、またご案内をしたいと考えております。

 本日は、お忙しい中、ありがとうございました。

                            以上 

会議資料

マグカル・テーブル(第8回)次第 [PDFファイル/3KB]

資料1 マグカル事業の取組み [PDFファイル/1.51MB]

配布資料:日経Bizアカデミー [PDFファイル/3.86MB]

配布資料:昭和レトロ大博覧会イベント概要 [PDFファイル/2.64MB]

配布資料:ベトナムフェスタin神奈川企画概要 [PDFファイル/3.94MB

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神奈川県

このページの所管所属は 国際文化観光局 文化課 です。