三浦半島 海辺のバーベキュー利用の適正化に向けた社会実験の実施結果をお知らせします。

掲載日:2017年4月1日
  •  神奈川県では、三浦半島での海辺のバーベキュー利用の適正化に向けた社会実験を、平成26年7月から9月に実施しました。この社会実験の結果について、次のとおりお知らせします。

海辺のバーベキュー利用の適正化に向けた社会実験実施結果報告書 [PDFファイル/309KB]

1 社会実験の概要

目的

 海岸の原則自由使用という現行の制度の中で、現在発生しているバーベキュー利用に伴うごみの不法投棄をなくし、近隣住民に迷惑をかけずに海辺でバーベキューを行っていただくための方策として、機材のレンタルやごみの回収サービスを有料で提供することが有効かどうかを検証するために、社会実験を実施した。

実施場所

 城ヶ島白秋碑苑(三浦市三崎町城ヶ島)

実施期間及び時間

 平成26年7月19日(土曜)から9月28日(日曜)(7月19日から8月末は全日、9月は土曜、日曜、祝日のみ)

 11時から16時まで

サービスの内容

 有料ごみ回収サービス及び機材レンタルサービスの提供

 社会実験実施のホームページへのリンク

 社会実験チラシ [PDFファイル/119KB] 

実施者

  • 横須賀三浦地域県政総合センター
  • 東部漁港事務所
  • 株式会社デジサーフ

2 社会実験の結果

サービス利用数

サービスの利用数

  • 機材レンタルサービス利用(ごみ回収含む) 604名(86組)
  • ごみ袋購入(ごみ回収サービスのみ利用)  24組

サービスの提供日数

  • 社会実験期間54日間のうち、サービスの利用があった日は32日であった。

サービスの利用率(コンロ数を定時にカウント)

利用区分コンロ数利用率(*1)
機材レンタルサービス利用11155%
持込利用(ごみ回収サービス利用あり:A)(*2)2412%26%
持込利用(ごみ回収サービス利用なし:B)6833%74%
持込利用(小計:A+B)9245%100%
合計203100%

(*1)持込利用者のごみ回収サービス利用状況

    (*2)ごみ袋の購入組数で計上

    ごみの不法投棄状況

    • 7月から9月に東部漁港事務所が白秋碑苑で回収した、バーベキュー利用者の不法投棄と思われるごみの量は減少している。
    • 平成25年の回収量49袋(45リットルごみ袋)が、平成26年は28袋に減少。(約43%減少)

    利用者アンケートの主な結果

    • 今後もレンタルサービス等を利用したい 約97%
    • バーベキュー利用について、場所や時間を限定することが必要である 約86%
    • 機材レンタル(ごみ回収を含む)料金について「非常に安い」「やや安い」「適当」を選択した合計 約94%
    • ごみ回収サービス料金について「非常に安い」「やや安い」「適当」を選択した合計 約86%

    地元の意見

    • 地元の関係団体等にヒアリングを実施したところ、社会実験により白秋碑苑のごみやマナーの問題について改善があった、来年度も引続き実施してほしいとの意見であった。
    • 改善点については、実施時間についての工夫やレンタルサービスの周知等が挙げられた。

    3 検証結果

    社会実験の効果

    ごみの問題について

    • サービスの利用者については、ごみの回収が適切に行われた。
    • 一部の機材持込利用者によるものと思われるごみの不法投棄についても、事業者や管理者の目があることにより昨年と比較して減少し、抑止効果が認められた。

    その他

    • 騒音等のマナーに関する問題についても減少したとの意見がほとんどであり、利用者の向上にも効果があったものと認められた。

    社会実験の課題について

    ごみの問題について

    • サービス提供の時間帯以外(夜間等)にごみの不法投棄があったことから、この時間帯の対策についての検討が必要。
    • 機材持込利用者のごみ回収サービスの利用促進が必要。

    サービスの提供内容等について

    • サービス提供の時間帯については、終了時間を遅く又は開始時間を早くとの意見があり、検討が必要。
    • 平日の利用者が少ないことから、サービス提供日の検討が必要。
    • 食材提供サービスを希望する意見があり、検討が必要。

    その他

    • 周知期間を十分に取り、広域的な周知を図ることが必要。
    • サービスを提供する事業者の採算性の確保が図られるよう検討が必要。

    4 今後の取組み等

    • バーベキューを行うために管理された場所を提供することは、海岸の適正利用に一定の効果があることが検証されたことから、各自治体において、生活環境や自然環境の保全の観点から、利用場所や利用時間を制限し、バーベキューを行うことが可能なエリアと禁止するエリアを設定して管理していくことを検討することも必要であると考える。
    • 今回社会実験を実施した白秋碑苑においては、東部漁港事務所が来年度における本格実施に向け、現在検討を進めている。
    • 横須賀三浦地域県政総合センターにおいては、今回の社会実験結果を受け、同様の取組を行う自治体を支援していきたいと考えている。
    • 民間の活力を活用しながら、海岸の適正利用を図りつつ、多くの方に海辺のバーベキューを楽しんでいただくために、今後も今回の検証により整理された課題の解決に向けて取り組んでいく。

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神奈川県

このページの所管所属は 横須賀三浦地域県政総合センター です。