ヘルスケア・ニューフロンティア政策とは

掲載日:2015年11月18日

 ヘルスケア・ニューフロンティア政策とは、超高齢社会の到来という急激な社会変化を乗り越え、誰もが健康で長生きできる社会を目指す神奈川の新たな政策です。

 平成27年10月には、世界の英知が集結し、未病について本格的に議論する世界で初めての国際シンポジウム「未病サミット神奈川2015 in 箱根」を開催し、採択された未病サミット神奈川宣言により、未病の価値を世界に発信したところです。

超高齢化という急激な人口構造の変化

 高齢化の進展は、先進国共通の課題であり、その中でも、日本は最も高齢化が進んでいます。特に神奈川県は全国でも一・二を争う圧倒的なスピードで進んでいます。

逆転する人口ピラミッド

※神奈川県の年齢別人口推移のグラフを見ると、1970年にはきれいなピラミッド型だったものが、2050年には逆ピラミッド型になることがわかります。

人口構造の変化に伴い発生する課題

 人口ピラミッドの変化のような、かつて経験したことのない社会構造の変化に伴い、現役世代が高齢者を支える現行の社会システムは立ち行かなくなります。

課題の解決にむけた二つのアプローチ

 神奈川県では、こうした課題に対して、「未病を治す」と「最先端医療・最新技術の追求」という二つのアプローチによって解決するヘルスケア・ニューフロンティア政策を推進します。

 未病を治す 最先端医療、最新技術の追求

(1)「未病を治す」

健康と病気のイメージ

 未病とは、心身の状態を健康と病気という2つの状態に明確に分けられる概念として捉えるのではなく、健康と病気の間を連続的に変化するものと捉え、このすべての変化の過程を表す概念です。

 いつまでも心身ともに元気でいるためには、個人が病気になって初めて行動をおこすのではなく、この未病の段階から、将来の自分のために、日常生活の中で、自分の「未病」の状態をモニタリング・チェックし、心身の状態の改善・維持の主体的に取り組んでいくことが重要であり、そのような意識・行動変革を起こすような政策を推進します。

 (2) 「最先端医療・最新技術の追求」

 また、個別化医療を実現し、治療を必要としている人に、早期に最も適切かつ効果的な医療を提供していくことが重要です。日本では、iPS細胞の研究のように、世界をリードする基礎研究が数多くありますが、その製品化、実用化は欧米に比べ遅れていると言われています。
 そのため、神奈川県では、こうした基礎研究の成果をいち早く、革新的な医薬品・医療機器・再生医療製品等として実用化、産業化する取組みを推進します。

 この二つの取組みを融合することにより、健康寿命の延伸を目指すとともに、最先端の医療の分野を切り拓き、最先端医療関連産業や未病産業など新しいビジネスモデルを生み出し、世界に発信します。

ヘルスケア・ニューフロンティア政策を推進する取組み

 国家戦略特区
 京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区
 さがみロボット産業特区
 医工連携の取組み
 未病産業の創出 
 未病サミット神奈川 2015 in 箱根 
 ヘルスケアICTの推進
 CHO(健康管理最高責任者)構想 
 ライフイノベーションセンター(仮称)の整備
 人材育成 
 グローバル戦略 

神奈川県

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