定例記者会見(2017年6月12日)結果概要

掲載日:2017年6月14日

発表事項

県庁新庁舎工事現場における死亡事故について

 去発表項目に入る前に、ご報告いたします。
 皆様には既にお知らせしたところですけれども、このたび県庁新庁舎の耐震改修工事現場において、作業員の方が亡くなるという、大変痛ましい事故が発生しました。
 この場をお借りして、亡くなられた方に、哀悼の意を表すとともに、ご遺族の皆様に、心からお悔やみを申し上げます。
 県としましては、警察の捜査に協力して、原因の究明と再発防止に努めてまいります。
 事故当日、6月10日、土曜日には、施工業者の代表である大成建設株式会社の村田社長に対しまして、安全管理の徹底について改めて指示を出しました。
 今後、二度とこのような事故が発生しないよう、あらゆる機会をとらえて、工事現場の安全管理を徹底してまいります。

県内事業者向け24時間対応の多言語コールセンターの利用者を募集します!

 それでは、本日の発表項目であります。
 外国人観光客の受入環境の整備についてです。
 本日は、外国人観光客が快適に滞在できる環境を整備するため、ソフトとハードの2つの事業についてお知らせいたします。
 まず、ソフト事業として、24時間対応の多言語コールセンターをスタートします。
この事業は、県内の宿泊施設や飲食店などの従業員の皆さんが、外国人旅行者を接客する際に、時間帯を問わず、コールセンターのオペレーターに通訳をしてもらえるサービスです。6月17日、土曜日から開始しまして、英語、中国語、韓国語の3言語に対応いたします。
 通訳サービスを受ける利用料金は、今年度は無料です。来年度以降、事業を継続する場合には、利用者の皆様に段階的に費用負担をお願いする予定です。
 サービスを利用するには、宿泊施設や飲食店などが、神奈川県多言語コールセンター事務局へ事前に申し込んでいただくことが必要です。申し込みの締め切りは、9月29日となっています。

外国人観光客の受入環境整備を支援します!

 次に、ハード事業として、神奈川県外国人観光客受入環境整備費補助金の申請を募集します。
 この事業は、これまでに神奈川県観光魅力創造協議会で発掘した1,076件の観光資源などの受入環境を整備するための支援です。
 具体的には、資料の中ほどの表に記載してあるとおり、無料公衆無線LAN環境の整備、観光案内板等の外国語表記の整備、無料で利用可能なトイレの整備、これらを支援するものです。
 補助対象者は民間事業者で、募集期間は本日から7月14日までとなっています。
 なお、今回の県の補助制度は、観光庁の補助制度を活用できないものをターゲットにしています。
 県補助制度の詳細は、添付の募集要項をご覧ください。
 これら、ソフト・ハードの2つの取組みにより、県内を訪れた外国人観光客の満足度を高め、新たな誘客やリピーターの確保を図ってまいります。申込み、申請をお待ちしております。

知事出席主要行事

 知事出席主要行事については、事前に送付した資料のとおりですが、そのうち1件コメントしておきます。
6月26日、月曜日、14時50分から、「黒岩祐治が行く!神奈川の現場」として、県立海洋科学高校の生徒たちが真珠の核入れ実習を行っている、三浦市のNPO法人小網代パール海育隊を訪問します。
県立海洋科学高校では、三浦真珠の復活に向けたプロジェクトを、海洋生物飼育実習授業の中に取り入れています。
当日は、NPO法人小網代パール海育隊メンバーの指導のもと、生徒たちと一緒に真珠の核入れ体験をしたあとに、意見交換も行う予定にしています。

質疑

多言語コールセンターの利用者募集について

記者: 発表事項のところで質問ですが、多言語コールセンターなのですけど、これは英語、中国語、韓国語というのは、やっぱりここのところからの県内へいらっしゃる方が多いという背景みたいなものはあるのでしょうか。

知事: 現状としては、その3言語からスタートいたしますけれども、それはやはりニーズが一番高いというところです。まず始めて、様子を見ながらその後どう対応していくのか考えていきたいと思っています。

記者: 来年度以降、利用者に費用負担というのは、これはどういう形で、徴収体系というか、何か考えていらっしゃるのでしょうか。

知事: 今でもこういう同様のサービスがありますから、事業者の方がこれを利用しようとした場合、月額14万円程度掛かるのです。今回は、まずは無料でスタートいたします。そして、多くの皆さんにご利用いただいて、サービスの有用性といったところをまずご理解いただきたいと思っています。
 そして、平成30年度以降事業を継続する場合には、利用者に段階的に費用負担をお願いしていくという予定にしていますけれども、その場合でも、多くの皆さんにご利用いただければ、月額1,400円程度で利用が可能と見込んでいるところです。

横浜市長選について

記者: 横浜市長選の関連で、推薦が林市長に決まったりとか、政党によっていろいろと対応が今別れている状況で、まだ告示まで日はあるのですけれども、現状、直接関係ないということはあると思うのですが、知事としての受け止め等、お聞かせいただければと思います。

知事: まだ、全員の候補者が揃っていらっしゃらない段階で、コメントは、なかなかしにくい状況だと思います。ただ、林市長が立候補の意向を示されたということ。林市長とは、これまで非常に良い関係で、神奈川県と横浜市の相互協力の関係をつくってこられたので、ぜひご健闘いただきたいと思います。

記者: 今のところ、何か、これからの話だと思うのですが、具体的に応援だとか、何かご計画というかご予定とかありますでしょうか。

知事: 今、現在として予定しているわけではありませんけれども、全体が揃った上で、選挙戦がスタートした段階で、考えていきたいと思います。

オリンピック・パラリンピックの準備状況について

記者: オリンピックについては、費用負担の大枠の合意というのがありましたが、その後、準備の方はいかがでしょうか。

知事: 最大の課題であった役割分担・費用負担の問題、これが決着しました。しかも、われわれが求めていたとおり、100パーセントの回答を得ることができたということです。いよいよ、われわれも大会開催に向けて、具体の準備に入れるといったところです。
 そのような中で、これから具体的な交渉事になってきます。漁業補償の問題、それから、艇を移動するといった問題です。これはご利用者の方々、それから漁業関係者の皆さんに丁寧にご説明していくという作業です。
 そのような中で、組織委員会等ともしっかりと調整を重ねた上で、体制を整えて、しっかりと交渉を、スピード感を持って進めていきたい、丁寧にご説明していきたいと考えています。

記者: 具体の漁業補償であるとか、艇の移動とかの交渉は、大枠が固まって以降ですね、既に進められているのでしょうか。以降始まっているということでよろしいのでしょうか。

知事: お一人お一人に当たる作業はこれからです。その前提として、組織委員会等としっかりとした具体の手順であるとか、そういったことを詰めて、それで作業に入るというその直前の状態です。

記者: 直前と言いますと、早ければいつくらいから始まるとみていますか。

知事: できる限り早くと思っています。交渉作業そのものは県庁職員が担当するということになりますけれども、具体的な補償の規模でありますとか、色々細かい段取り、手順とかはあると思いますから、そういったあたりを組織委員会等と詰めていると、そういうことでご理解いただきたいと思います。

記者: 知事としては、個々の交渉になるのだと思うのですが、これに関する懸念とか、そういったものは今ございますか。

知事: 大変遅れてしまった。われわれが想定したのはもっと早い段階から作業に入りたかった。それが、なかなかできなかったということがありますので、時間がない中で、ちゃんとご理解いただけるように、県の職員からしっかりと丁寧にご説明していくということを求めたいと思っています。

(以上)

神奈川県

このページの所管所属は 知事室 です。