フルタイムワーキングママの転職成功時間活用術と英語勉強法

掲載日:2017年2月28日

 川崎市 利隆屋 あやの さん

利隆屋あやの

 産休後、フルタイムワーキングママとして事務職に復帰した私。子育てと仕事のバランス感覚がつかめてきて娘が2歳になる頃、ふと『私はこのまま、ずっと事務職でいいのだろうか?』と考えました。やりがいのある仕事、人間関係も良好、子育てにも理解のある会社。文句は一つもない。
 ただ、私の頭にあったのは、子供に『夢は叶う』と伝えたいということでした。自分自身が夢を叶えていないと説得力がない。
 それから、結婚前まで挑戦し続けていた客室乗務職(CA)になる夢を叶えて転職するための行動を始めました。母として、妻として、役割のバランスをとりながら、具体的にどのように時間を作り活用して、どのような成果があったのかをお伝えいたします。

1) 時間活用術
 A  転職活動に最大限集中するため‘期限’を決める
 →これにより、中だるみを防ぐ
 例:私の場合は1年間と決めました。

 B 1日にどのくらい勉強時間があるのかを明確にする。
 →書き出すことで貴重な時間という資源を意識できます。
  〇〇しながら勉強できる時間を含めることがポイントです。
・ 通勤時間(往復90分)  ・洗濯物を干す(15分)
・ ランチタイム(20分)  ・トイレに入る前(3分から5分)
・ 早起きして勉強(45分から60分) ・食器を洗う(10分)
 合計1日最大3時間20分

2) 転職勉強法(英語)
 A  TOEIC目標点数を決める。
 B  リスニング、リーディングパートごとにどの部分を強化するのか決める。
   同時に3分、5分、10分、15分の隙間時間でできること(どの問題を解くか)もあらかじめ決めておく。
 C リスニングはながら作業で行う。発音できないものは聞き取れないので、とにかくシャドーイングに力を入れる。
 D リーディングパートは時間を計り、隙間時間に勉強。
 E  勉強のペースを保つため、試験がある月は必ず受ける。
  (スケジュールによっては毎月試験もありました。)
 基本的に、座って勉強しようと思わない。鉄則です。

3) 子育て、仕事とパートナーシップの両立
・子ども達と触れ合う時間に一緒に勉強ができれば一石二鳥なので、英語の童話を歌う、英語の絵本を図書館で借りてきて読むなどしました。
・子どもの前で自己PRやプレゼンを練習。最初はぽかんと見ていますが、そのうち真似をしたり、自分の名前を言ったり、時には感想を聞き、インタビューごっこ遊びにしました。
・仕事でお客様から頂くクレームに迅速に対応することは、会社との信頼関係強化を図り、イメージアップにつながります。また、転職活動の際にもアピールできるので積極的に引き受けました。
・今の仕事が転職先でどう活かせるのかを常に考えることで、より工夫するようになり、効率がさらに上がりました。
・パートナーには家事や育児をお願いできるときは素直に甘えました。やってくれたときには感謝の言葉を感じているままに照れずに伝えます。以前よりも『ありがとう』『愛しているよ』を言うようになり、我が家では『愛しているよ』は、もはや挨拶の一部です。

4) 成果
 フルタイムワーキングママでCAに転職すると決めてから約1年。CAに合格できました。
 TOEICは800点台のスコアから3ヶ月で90点あげることができました。
 私には無理かもしれないという気持ちよりも、とにかくベストを尽くしてみようという気持ちで、仕事も子育ても、生活も楽しむようにしていました。時には気持ちを奮い立たせることが必要な時もありましたが、不思議と応援者が現れ励ましてくれました。
 私にとってのワーク・ライフ・バランスは適度に手を抜くことではなく、全てを楽しむためにバランスをとって、ベストを尽くすことです。
 偉そうなことを言える立場ではありませんが、私の数々の失敗から学んだ経験がご参考になれば幸いです。

神奈川県

このページの所管所属は 産業労働局 労働部 労政福祉課 です。