北朝鮮の核実験実施に対し断固とした措置を求める要請
掲載日：2016年1月6日
北朝鮮の核実験実施に対し断固とした措置を求める要請
本日、北朝鮮は、水爆実験を実施したと発表した。
北朝鮮に対しては、これまで、国連安全保障理事会が、制裁を強化する決議を全会一致で採択するなど、国際社会が厳しい姿勢を示してきたところである。
それにもかかわらず、核実験を実施したことは、北東アジア地域のみならず国際社会全体の平和と安定を侵害する悪質な挑発であると同時に、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を希求する、神奈川県民９００万人の心からの願いを踏みにじるものである。このことに対し、政府として厳しく対応する姿勢を内外に示すとともに、実効ある対応を早急に実施する必要がある。
よって政府は、こうした暴挙が決して繰り返されることがないよう、関係各国をはじめとする国際社会の結束を求め、国連の対応を中心に、北朝鮮に対し、厳しい措置を断固実施するとともに、核兵器やミサイル開発の終結、北朝鮮からの拉致被害者の早期救出の実現に向け、最大限の努力を尽くされるよう要請する。
平成２８年１月６日
内閣総理大臣 安倍 晋三
外務大臣 岸田 文雄 殿
拉致問題担当大臣 加藤 勝信
神奈川県議会議長 土井 りゅうすけ
