米国の臨界前核実験に対する議長声明
掲載日:2012年12月7日
米国の臨界前核実験に対する議長声明
米国が、本年7月から9月の間に新型臨界前核実験を、さらに、12月5日に臨界前核実験を行っていたことが明らかになった。
核兵器を廃絶し恒久平和を実現することは、唯一の被爆国である日本国民共通の悲願であり、また、基地を抱える神奈川900万県民の強い願いでもある。
これまでも再三にわたり、神奈川県議会を代表し核実験の実施について、強く反対する旨の声明を出したが、再び核実験が繰り返されたことは極めて遺憾である。
オバマ大統領自身が提唱した「核のない世界」の理念に反するとともに、国際的な核軍縮の流れに逆行する今回の核実験について、神奈川県議会を代表し、重ねて、強く抗議する。
平成24年12月7日
神奈川県議会議長 竹内 英明