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お母さんの基礎知識(思春期・女の子編)


印刷用ページを表示する 掲載日:2011年1月19日

心の変化

娘の心の変化…反抗期

 

思春期には身体の急激な変化と共に、心にも急激な変化が起こります。この時期の苦悩は、自分の急激な変化についていけず、自分自身がコントロールできないことです。初潮をはじめ、身体の変化に戸惑い、それまで何の違和感もなかった自分自身のことや友達のことが非常に気になる、こんな事を人に話したらおかしいと思われそうで言えない、大人には絶対に知られたくない、だから無性にイライラする。それが思春期の反抗期です。親にとっても気になる時ですが、ありのままの姿を認め、見守ってあげましょう。(臨床心理士回答)

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娘の心の変化…外見を気にするようになります

 

思春期になると、自分自身に関心が向くようになります。特に他人から自分がどのように見えるか、髪形や服装だけでなく、肌の色、体毛、ニキビのひとつまですべてが気になって、しょっちゅう鏡を覗いていたり、勉強どころではないという場合も少なくないでしょう。友だちや異性から「変」と笑われないこと、おしゃれな子と一目置かれることはとても大切なことなのです。頭ごなしに批判せず、上手に軌道修正してあげるとよいでしょう。(臨床心理士回答)

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からだの変化

おりものについて教えて下さい

 

月経と月経の中ごろ、排卵期近くでは精子を通しやすくするために頚管粘液が増えます。これは妊娠を望んでいるかどうかではなく、受胎する体の準備として起こってしまうことです。そして月経前は白から黄色のおりものが増えますが、これは子宮の内膜が厚くなり、活動が活発になるためです。また膣のなかには乳酸桿(かん)菌が住んでいるので、膣内にヨーグルトのようなおりものを作り、膣内を酸性にして雑菌の侵入も防いでいます。(産婦人科医師回答)

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こんな症状があったら受診しよう

 

月経トラブルは女性の健康障害のなかで大きなウェイトを占めています。それは日常的に起こり、年齢によって変化します。性交を経験するようになったら、性感染症の心配や妊娠の不安など、検査が必要なこともおこってきます。また若くても子宮頸がんの検診が欠かせません。おなかが張る、膨らむなど、子宮や卵巣の病気も10代からおこることがあります。我慢しないでまず相談してみてください。(産婦人科医師回答)

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異性

セックスについて娘と話してみよう(産婦人科医師回答)

 

テレビや週刊誌などで性の話題が出たときはチャンスです。子どもに対して性について慎重であって欲しいことや、一般論として語ってしまってもいいでしょう。隠せば隠すほど、子どもは親を信用しなくなり、いざ、困ったときに親に相談できなくなってしまいます。(産婦人科医師回答)

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セックスについて娘と話してみよう(臨床心理士回答)

 

親として娘に伝えておきたいことは何でしょう。セックスをするという行動の結果、妊娠の可能性と性感染症のリスクがあることを具体的に話しておかなければならないと思います。妊娠したらどのようなことが起こるのか。出産すると生活はどうなるのか。中絶にはどのようなリスクがあるのか。性感染症にかかった場合、何が起こるのか。等々、必要な知識を伝えた上で、母親として「私はこう思う」ということをぜひ伝えおきましょう。また、子どもに自分の存在の素晴らしさや親にしかできないいのちの話もできるといいですね。(臨床心理士回答)

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避妊

 

妊娠を考えていないが、性交をしたいときに行うのが避妊です。男性用のコンドームが一般的に広く普及しており、男性も自分の責任だと考えるようです。若い女性に向いているのは、やはり経口避妊薬のピルです。ピルは薬だからという理由で心理的に抵抗を感じる人がまだ多いようですが、望まない妊娠をしてしまうことや、その結果中絶をすることを考えれば、ピルを飲むことを検討してはいかがですか。産婦人科医に相談しましょう。(産婦人科医師回答)

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緊急避妊

 

性交の際にコンドームに気をつけて使用していても、外れたり、破れたり、時には手元になくて使わなかったなど、避妊の失敗が疑われるとき事後に服用する避妊薬です。緊急ですから、あくまでも困ったときだけで、何度もこの方法をとることはやめましょう。性交後3日以内が有効といわれています。もしや、と思ったら、なるべく早く産婦人科で相談してください。日本家族計画協会の思春期・FPホットライン(03-3235-2638/月~金10時~16時 祝祭日・年末年始を除く)では、緊急避妊処方施設を紹介しています。(産婦人科医師回答)

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デートDVに注意

 

デートDVとは、婚姻関係のない恋人間でおこる暴力のことをいいます。暴力というと、殴る・蹴る・物を投げるなどの身体的暴力だけを思い浮かべるかもしれませんが、それだけではありません。言葉で傷つける・脅すなどの心理的暴力、行動をすべて報告させられる・友人と会ったり連絡を取ることを許さない等の行動の制限、性行為やキスの強要などの性的暴力、デート費用をいつも相手に支払わせる・お金を借りたまま返さないなどの経済的暴力も含まれます。2人の関係がデートDVに当てはまるかどうか注意して見守る必要があります。(臨床心理士回答)

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生活習慣

摂食障害とは

食べ物や食べることへのとらわれが過剰になり、極端な食行動に「はまって」しまう状態が摂食障害です。摂食障害はダイエットがきっかけになることが多いので、自分の外見が非常に気になる思春期に発症するケースはとても多いです。(産婦人科医師回答)

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14歳の娘のダイエットについて

 

身体も心も発達途上である思春期の子どもが過度なダイエットをすることは、害も多いですし、時には危険も伴います。低体重により生理の停止、低血圧など、成長に大きな影響を及ぼす身体的な問題も起こりますし、集中力の低下、抑うつ状態、食べ物や体重への異常なとらわれなどの心理的な問題も起こります。また友人関係が疎遠になるなど社会的な問題も起こりますので、専門機関で、具体的な対応について相談されることが大切です。(臨床心理士回答)

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ダイエットをしている娘とどのように接するか

 

成長期にある子どもの過度なダイエットは心身の成長を害することがあるので注意が必要です。カロリーや糖分は抑え目にしながら、たんぱく質、ビタミン、ミネラル等、必要な栄養素は不足しないよう、食事の内容に気を配ってあげましょう。また、そのままのその子を肯定してあげましょう。(臨床心理士回答)

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月経について話そう

思春期の子どもの月経周期の乱れについて

 

思春期は発達途上のため、子どもから大人の体になってきたとはいえ、まだまだ未熟です。月経が開始しても、排卵が起こっているとは限らず、たとえ周期が順調でも無排卵月経ということもあります。学期の初め、転校・転居、夏場や急に寒くなったときなど、生活が変わるだけでも月経周期に影響が出ることがあります。月経が半年以上ないときは女性ホルモンのめぐりが悪いということになりますが、あまり神経質にならなくてもいいでしょう。(産婦人科医師回答)

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月経痛の対処方法

 

家庭でできる月経痛を和らげる方法には、骨盤内の循環を良くすることがあげられます。月経が開始してからではなく、月経前にぬるめのお湯に浸かって体を温めたり、適度な運動で骨盤内の循環を促す方法もあります。痛みを我慢して寝込むようなら、鎮痛剤を、早めに飲んで痛みを軽く済ませましょう。(産婦人科医師回答)

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基礎体温について

 

基礎体温とは、何もしないで寝ているときの基礎代謝の体温のことで、月経周期の排卵の状態によって波形が変わります。月経周期の中で、排卵がおきると黄体ホルモンが出ますが、このホルモンが妊娠しやすい状態にするために女性の体温を押し上げるのです。女性の体は、このように妊娠に向けての下準備がされているので、将来に向けてからだの状態を整えておくことは大事なことです。(産婦人科医師回答)

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月経のはじまり(兆候)について

 

月経は身長145cm、体重42kgくらいを超えると始まりやすくなります。月経になる前はホルモンの影響でおりものが増えることが多く、胸の張りや、腋毛、陰毛など、月経開始の前後に二次性徴が現れます。(産婦人科医師回答)

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月経量について

 

月経量は、人によって様々ですが、始まったばかりでは量が少なく、排卵が始まると量が増えてくることが多いようです。また、ストレスや栄養不足などによってホルモン分泌が十分でないと、排卵も起こりにくく、月経量は少なくばらついたりします。中には最初から量が多く、貧血になるほど出血する人もいます。その場合は鉄分やたんぱく質を十分に摂取するよう心がけ、それでも貧血がひどいようなら、鉄剤を飲んだり、注射して治療します。(産婦人科医師回答)

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月経前・月経中の不快症状とは

 

月経はただ血が出るわけではありません。血が出るだけでなくからだが毎月リセットされる不思議なサイクルで成り立っているのです。女性は、月経周期のホルモン変化によって様々な体調変化が起こります。月経中は子宮内膜や月経血を押し出す子宮の痛み、ホルモン変化による頭痛や吐き気、そして月経前には黄体ホルモンの影響でイライラしたり、便秘、むくみなどが起こります。(産婦人科医師回答)

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月経のメカニズム 母から娘へ伝える内容は

 

若いうちは月経に対する不安や嫌悪感も大きく、月経の意義について伝えるのは難しいかも知れません。しかし、その場合は生殖を担うというだけでなく、自分の体調管理に役立つという視点で話してあげると分かりやすいでしょう。毎月ホルモンでリセットされるために肌の調子が整い、髪のつやも出ます。また、母親になることは素敵なことで、そのための準備としてハッピーサイクルがあると伝えてあげられると前向きに受け止めやすくなると思います。(産婦人科医師回答)

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14歳の娘がいます。まだ生理が始まっていません。

 

平均の初経年齢は12歳ですからまだそれほど慌てる必要はないでしょう。体格の目安として、身長145cm、体重42kgを超えると始まることが多いようです。胸のふくらみはありますか。また恥毛や腋毛など、第二次性徴のほかの兆候をたずねてみてください。おりものが下りているようならそろそろかもしれません。16歳まで待っても月経が来ないようでしたら小児科や産婦人科で相談してください。母親と、本人と一緒のほうが検査、診断がきちんとできます。(産婦人科医師回答)

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女性として体を大切にするということをどのように伝えたらよいですか。

 

娘に、母親の体験を話してあげてはいかがでしょう。愛する夫との間に命を授かった時の気持ち、娘が生まれたときの気持ち、小さいときの様子や母親としての気持ち、今の娘に対する気持ち…。そしていずれ女性としての身体の変化がおこり、命を育むことができることとその幸せを話してあげられるとよいのではないでしょうか。娘は自然に「女性として体を大切にする」ことの大切さを学んでいくと思います。(臨床心理士回答)

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妊娠の話

妊娠の話

 

毎月たった一個排卵される卵子と射精された何千万もの精子が競争して出会って受精卵ができる・・・気が遠くなるほどの確率で妊娠が起こります。若い男女は、ホルモンが活発に分泌しており、「性交すれば妊娠の可能性は高い」という当たり前のことをないがしろにして、体を粗末にしてはいけません。(産婦人科医師回答)

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妊娠の話 中絶

 

女性が妊娠の継続を希望しない時、母体保護法という法律に則って、子宮の中の胎児や胎盤の元になる組織を取り出す手術を行なうことを、人工妊娠中絶といいます。初期の中絶ができるのは妊娠12週未満ですから、月経が遅れてから3カ月間放置した時点では手遅れになります。薬局で売られている妊娠検査薬で調べて妊娠反応が陽性であれば、すぐに産婦人科を受診しましょう。(産婦人科医師回答)

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妊娠の話 中絶の影響

 

母親にとって娘の妊娠や息子のパートナーの妊娠などまだまだ先だと思いたいものですが、妊娠の相談はあるとき突然やってきます。まだ若いからと妊娠した娘を連れて中絶希望で来られるお母さんもいますが、娘は守れてもそのおなかにいる孫は守れなかったという結果になってしまいます。中絶の影響で最も深刻なのは胎児の死はもちろんですが、人生経験の浅い娘の心の痛手です。(産婦人科医師回答)

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避妊方法について

避妊方法について はじめに

 

避妊というのは、性交はするが妊娠そのものを避けるものです。性交しなければいいという極論がありますが、それができれば誰も苦労しません。人間の性は妊娠のためだけではなく、コミュニケーションや楽しみとしての側面があるからです。基本的には男女で話し合うなどしてきちんと避妊法を選択するべきでしょう。(産婦人科医師回答)

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避妊方法について ピル

 

ピルは正式には「低用量経口避妊薬」といって、毎日1錠ずつ、21日間ホルモン剤を飲み、7日間休むと月経のような出血が起こります。きちんと飲めば99.7%の避妊効果があります。月経がある女性であれば、10代でも飲むことができ、やめれば妊娠が可能になります。産婦人科で相談して処方してもらいます。保険はききませんので1カ月分約2,000円~3,000円程度です。飲み薬なので、いつでも開始でき、いつでも止められることが利点です。(産婦人科医師回答)

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避妊方法について IUD IUS

 

出産経験のある女性が子宮の中に入れて長期間避妊するプラスチック製の小さい器具です。子宮の中に入れても痛くはありません。自分で出し入れは出来ないので、産婦人科の外来で処置を受けます。最近日本でも使用され始めたのがIUSで、ホルモン付加となっており、さらに避妊効果が高いものです。IUDは2年ごとに交換、IUSは5年ごとに交換します。(産婦人科医師回答)

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避妊方法について コンドーム

 

日本製のコンドームは0.02mmと大変薄く、使用感が少ない割には破れにくく優れています。しかし、使用上の誤りやいい加減な使用による失敗が多いのが問題となっています。避妊効果は高いのですが、1年間正しく使い続けた場合でも、98%の避妊効果とされており、正しく使用することが大切です。性器が勃起したらすぐ使用する、射精が終わったらすぐ女性からはなれて始末するなど、適切な処置を行うことが避妊効果を高める秘訣です。(産婦人科医師回答)

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避妊方法について 基礎体温法

 

基礎体温というのは、基礎代謝だけを行っている安静時、つまり寝ている時の体温を指します。多くは朝起きてすぐに婦人体温計を口に入れて測ります。基礎体温では月経周期のホルモン変化と排卵時期がわかります。月経時とその後1週間くらいは、低温相といってだいたい36度前半です。排卵が起こると黄体ホルモンが分泌され、体温を押し上げるので後半は36.5度以上になってきます。低温から高温に体温差が出る時が排卵日です。このことを避妊に応用して排卵を予測するのが基礎体温法です。(産婦人科医師回答)

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