相模大橋(厚木市-海老名市)

掲載日:2017年8月31日

相模大橋

旧国道246号が相模川を渡る橋で、古くから交通の要衝の地に架けられた道路橋である。
この付近での海老名、厚木の渡船は、明治の終わりに木橋の相模橋が架けられるまで続いた。
大正元年には鋼プラットトラス橋3連が中央部に架けられたが、関東大震災とその後の豪雨で鋼トラス橋の両側の木橋が落橋および流失したため、全径間を鋼トラス橋として改修された。
しかし、相当に橋の劣化が進んだため、昭和28年には日米行政協定に基づいて架げ替えに着手され、橋長381mの鋼桁橋が昭和30年に完成した。
わが国最初の20トントラック荷重が設計に用いられるとともに、シリコンマンガン系の高張力鋼が使用された。
多くの点で、わが国の近代鋼橋技術の先駆けとなった橋である。

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