会議記録

掲載日:2011年3月1日

会  議  記  録

次の審議会を下記のとおり開催した。

 

審議会等名称

神奈川県港湾審議会

 

開催日時

平成16年3月26日金曜日 10時から11時30分まで

 

開催場所

神奈川県庁新庁舎8階  議会第1会議室

 

出席者

※会長等◎

副会長等○

◎近藤 健雄 (日本大学教授)

並木 直美 ((株)並木設計代表取締役)

柴山 知也 (横浜国立大学教授)

此村 善人 (神奈川県議会建設常任委員会委員長)

竹内 英明 (神奈川県建設常任委員会副委員長)

三澤 龍夫 (大磯町長)

(守屋 大光 (葉山町長)代理)

鈴木 勘之 (葉山町助役)

(藤田 郁夫 (国土交通省関東地方整備局港湾航空部長)代理)

松田 茂 (国土交通省関東地方整備局港湾計画課課長補佐)

[オブザーバー]

山本 捷雄 (藤沢市長)

三木 邦之 (真鶴町長)

 

次回開催予定日

未 定

 

問い合わせ先

所属名 県土整備部 河港課 港湾・プレジャーボート対策班

担当者名 佐藤

 

会議記録

発言

要約した理由

 

内容

[議 題]

○ 審議事項

1 湘南港 臨港地区指定に関する港湾管理者の案について

2 大磯港 臨港地区指定に関する港湾管理者の案について

3 真鶴港 臨港地区指定に関する港湾管理者の案について

 
○ 報告事項  

1 地方自治法改正に伴う指定管理者制度の導入について

2 各港湾の利用状況について

3 湘南港のあるべき姿検討懇話会の提言及び県民の意見について

4 大磯港の再整備について

○ 審議事項

1 湘南港 臨港地区指定に関する港湾管理者の案について

(事務局から「湘南港 臨港地区指定に関する港湾管理者の案」について説明した。)

(近藤会長)さきほど会議の前に、並木委員から一般論としてお話しがあったのですが、臨港地区として、土地利用や用途、あるいは建物の機能などに対して規制があると思いますので、少し説明していただけないでしょうか。

(稲沢技幹)先ほどの資料1-1をご覧ください。臨港地区となりますと、この区域が港ということになりますが、大規模な工場、又は事業場を新設する場合は、届出が必要になります。このほかは分区をいたしまして、港湾管理者である神奈川県が定める条例で規制をかけることになります。例えば、湘南港の例では、マリーナ港区というものにかけますと、マリーナの関連施設は建築が可能ですが、一般の住宅等の建設はできなくなります。他の分区である、商港区、漁港区でも同じようなかたちになります。

(近藤会長)ありがとうございました。いかがでしょうか、委員の皆様、何かご意見、ご質問、ございますでしょうか。

(柴山委員)臨港地区と、港湾隣接地域の違いがよくわからないのですが、これまで港湾隣接地域だったものの一部が、臨港地区に指定されるということなのですか。

(稲沢技幹)今までの港湾隣接地域の範囲よりも、さらに少し大きい範囲をいいます。平成10年の国体にむけまして、湘南港と葉山港の埋め立てがございましたので、そういう地域を拡大するということで、今回の臨港地区の方が区域は広がります。

(柴山委員)そうすると、港湾隣接地域というのは、ほぼなくなるということなのですか。

(稲沢技幹)港湾隣接地域はあくまでも、港湾区域を保全するための区域として、港湾区域外の100mの敷地内で設置しますので、それはまた依然として残ります。ただ、その指定の変更等が必要となる場合があります。

(近藤会長)よろしいでしょうか。それでは湘南港の所在地であります藤沢市の市長がお見えですので、藤沢市の方から何かご意見、ご質問ありましたら、よろしくお願いいたします。

(山本藤沢市長)港湾隣接地域と臨港地区の違いについて質問なのですが。港湾隣接地域というのは、すでに指定しているわけですよね。それは港湾区域の外に100mということで指定しているけれど、臨港地区になるとそれ以上の指定ということになるということなのですね。それから、それでも、規制をかけるとかというのは同じ意味なのですか。片方には、保全というものがありますよね。

(稲沢技幹)臨港地区につきまして分区を定める場合はあくまでも現在の土地利用の機能を保全していくということです。港湾隣接地域につきましては構築物を建てる場合には港湾管理者の許可が必要になるということですけれども、その建物の種類は港湾隣接地域では定めておりません。しかし、臨港地区を分区し、マリーナ区といたしますと、マリーナの関係する建物、漁港に関係する建物とか、建物の機能で区分していくということになります。

(山本藤沢市長)(地図を見ると)これは、女性センターのところを外してあるわけですね。臨港地区に入れてしまうと、マリーナに関する建物しかできないというかたちになってしまうから外してあるということなのですね。

(稲沢技幹)そうです。それから、現況を尊重いたしまして、現況、港湾の施設として使われているところを今回指定しました。それから、計画がある場合は計画を含めております。

(山本藤沢市長)臨港地区を決めてもらえると、私どもにとってもありがたいことです。臨港道路の海側といいますか、江の島側は陸のほうの景観条例になっているところですが、それ以外の中が問題だと思うものですから。マンション建設の問題などもありますので。

(近藤会長)小田急江ノ島セイリングクラブ、これは民有地ですよね、ここが将来大きく変動する可能性があるわけですけれども、臨港地区に指定されればそれで規制がかかってマリーナ港区として同質のものができてくるということになるわけですね。他にいかがでしょうか。

(国土交通省関東地方整備局港湾計画課松田課長補佐)

臨港地区と港湾隣接地域の違いについて、1点だけ付け加えさせていただきます。港湾隣接地域は、港湾区域という水域ありきの考え方でして、水域からみてその陸側100mです。つまり水域と陸域のその境界線の部分から100mというふうな考え方で、あくまでも水域利用の観点から、その水域利用に影響を及ぼすような陸上の区分について地域を定めるというかたちになっています。一方で臨港地区といいますのは、港湾の土地利用の観点から定めるものでして、そこもご検討いただくことになりますが、分区条例等を定めていただき、具体的にこの地区はこういう用途で使っていこうというように踏み込んで整理するということになっております。

(近藤会長)ありがとうございました。非常にわかりやすい説明でした。いかがでしょうか、特にないようでしたら、「湘南港臨港地区指定に関する港湾管理者の案」について、諮問書の内容どおり承認ということでよろしいですか。

(竹内委員)いいのですが、かながわ女性センタ-の今後の方向性はどうなりますか。

(今井河港課長)県土整備部として、港湾管理者として(ただいまのご質問に対して)はっきりお答えすることはできないのですが、女性センターが移るということまでは一応確定しております。

ただ、跡地の利用についてはまだ未定であるということです。

(竹内委員)今日、答えられなくてもいいですが、女性センタ-移転と一体で考えたほうがいいとか、悪いとかはありますか。隣接の大きなスペースなのでね。

(山本藤沢市長)私が話すことではないのですが、クラブハウスを建設すると以前お話されていたようですが・・・。今のところは、そのような段階ではないですが。

(近藤会長)臨港地区に指定されない方が女性センターの自由性は高いと思います。

(山本藤沢市長)私もそう思います。その方が、自由性があるのですね。

(今井河港課長)私ども港湾管理者としても、女性センターを今この時期に港湾だけの用途でしか建物を建てられないというような規制をする時期ではない、県として方針が出た上で、その段階で決めるべきだと考えております。

(竹内委員)そのほうがいいと思います。

(山本藤沢市長)それから、何かホテル建設の話が出たこともあったと思うのですが、港に関するものということではホテルというのはだめなのですか。

(稲沢技幹)分区を定めてマリーナ港区にしましても、ホテル等は建築可能です。

(山本藤沢市長)わかりました。

(近藤会長)よろしいですか。では、皆様からご検討いただきました第一号議案の「湘南港臨港地区指定」について、ご異議ございませんでしょうか。では、異議なしということで、それでは、第一号議案の「湘南港臨港地区指定」に関しては港湾管理者の案のとおりに知事に答申したいと思います。

2 大磯港 臨港地区指定に関する港湾管理者の案について

(事務局から、「大磯港 臨港地区指定に関する港湾管理者の案」について説明した。)

(近藤会長)大磯町長さんから何かご意見ございますでしょうか。

(三澤委員)臨港地区の都市計画決定につきましては、大磯港は地方港湾でありますので大磯町で行いたいと思います。大磯港の用途地域は、準工業地域として骨材移入を行っている港湾にふさわしいものとなっております。今回さらに臨港地区に指定をして、港湾としての都市計画上の位置付けを明確にすることは、まちづくりの中でも好ましいことと考えます。指定に関しては、異論はありません。

(近藤会長)ありがとうございました。他の委員の方々からご意見、ご異議ございますでしょうか。

(近藤会長)では、異議なしということで「大磯港臨港地区指定に関する港湾管理者の案」について、案のとおり皆様の承認を持って知事に答申いたします。

3 真鶴港 臨港地区指定に関する港湾管理者の案について

(事務局から「真鶴港 臨港地区指定に関する港湾管理者の案」について説明した)

(近藤会長)真鶴町長さんから何かご意見ございますでしょうか。

(三木真鶴町長)港と、それに張り付いた部分として、漁協が使っている漁港区となるであろう部分と石材積み出しに使っております石材運搬会社、そしてマリーナということですから、これを指定することに異議はないと思っています。本来なら、もう少し県道の範囲内で海側に取りたいところですが、ここには既に住宅がありますのでできないというのが現状です。

(近藤会長)ありがとうございました。他の委員の方々はいかがでございましょうか。ご意見、ご異議ございますでしょうか。

(一同)異議なし。

(近藤会長)では、異議なしということで、「真鶴港臨港地区指定に関する港湾管理者の案」について、案のとおり皆様の承認をもって知事に答申いたします。

○報告事項

1 地方自治法改正に伴う指定管理者制度の導入について

(事務局から「地方自治法改正に伴う指定管理者制度の導入について」説明した。)

(近藤会長)ありがとうございました。ただいま資料に基づきまして「地方自治法改正に伴う指定管理者制度の導入」につきまして報告がありました。これは港湾審議会の審議事項ではありませんが、報告事項ということでご説明があったわけですが、何かご質問、ご意見ございましたらどうぞよろしくお願いいたします。

移行措置があって、さらにその後に指定管理者制度によって選ばれた民間あるいは自治体というのは、たとえば3年間の契約後の評価、見直しといった再契約のときにはどういうような判断をされるのですか。基準があるのでしょうか。例えば湘南港は現在も県の第3セクターによって管理されているわけですが、それが指定管理者制度に移行された後に、この制度によって管理を任されたところに対して、何か経営上のチェックをするのですか。あるいは、苦情が多いとか、そういったところで評価をするのですか。これを公平にやるために基準などがあるのですか。あるいは、今後基準を作るのですか。

(平野課長代理)まず、今、3年というお話がありましたが、これは施設の特性に応じて何年にするか、それぞれの施設ごとに決めるということになっております。それから、基本的には期限が終了したらもう1回募集、再募集ということになるのではないかと考えております。

(近藤会長)ありがとうございました。

(山本藤沢市長)新聞に境川のプレジャーボート行政代執行が掲載されていましたが、撤去するのは大変のようですが、せっかく重点撤去地域を決めたのに、まだ違法係留が見られますね。そういうことを民間を指定管理者に定め、違法係留の取り締まり等を行わせることもこの制度からいうと可能になるのですか。

(今井河港課長)指定管理者制度の導入の可否については、最初から公の施設である港湾や都市公園は入っていたのですが、河川や道路は、河川法あるいは道路法で管理しておりますので、指定管理者制度にはなじまないということがあります。それが変わりまして、道路も川も指定管理者制度でできる部分があるだろうということになりました。ただ、不法係留だったものを暫定係留ということで許可したことや、区域を定めて取り締まりを行っていることが指定管理者制度になじむのかどうか、河川管理については洪水が起きたりするということもあり、検討が必要です。

(近藤会長)運営はある程度問題ないと思いますが、管理という点で、規制する立場というのはなかなか難しいということですね。特に不法係留者に対して、「出て行きなさい」ということは言えたとしても、船を撤去してどこかに保管しておいて罰則的、懲罰刑みたいなことを行い、管理料金を取るということはなかなか難しいですね。今後この問題は県のほうで細かく検討すると思います。他にいかがでしょうか。

(鈴木葉山町助役)指定管理者制度について、県はいつ、どのようなスケジュールで作業を進めていくのか、わかったら教えてください。

(平野課長代理)例えば葉山港の場合ですと、18年9月までしか経過措置がないということですので、そういうことを考えますと、条例改正は、募集や選考、あるいは指定前の県議会にかけるということもございますので、17年度中には条例改正をしておかないと間に合わないだろうと考えております。

(近藤会長)県議会で検討して、18年9月以前にそれを行うということですね

(平野課長代理)そうです。条例改正は17年度の早い時期にしないと、その後のスケジュールがどんどん押してしまいますので、なるべく早い時期に取り組みたいと考えております。

(近藤会長)ほかには、ございませんでしょうか。では、この報告事項については、この程度とします。

2 各港湾の利用状況について

(事務局から「各港湾の利用状況について」説明した。)

3 湘南港のあるべき姿検討懇話会の提言及び県民の意見について

(事務局から「湘南港のあるべき姿検討懇話会の提言及び県民の意見」について説明した。)

4 大磯港の再整備について

(事務局から「大磯港の再整備」について説明した。)

(近藤会長)ただいま報告のありました2から4の事項について、何かご質問、ご意見等ございますか。

今、大磯港の話がございましたので、大磯町の三澤委員は、何かありましたらよろしくお願いいたします。

(三澤委員)先ほどの説明にもありましたように、現在の大磯港の姿というのは、残念ながら住民の皆さんに親しまれている状態ではありません。大磯駅から歩いて約10分という立地条件でもありますので、これからまちづくりの一環として大磯港の再整備を考えていきたいと考えています。

(近藤会長)はい、ありがとうございました。その他に何か事務局からございますか。

(今井河港課長)今日はご審議いただきませんでしたけれども、葉山港の臨港地区のことなのですが、7月くらいまでに取りまとめをいたしまして、この審議会でおはかりいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

(近藤会長)それでは、これで神奈川県港湾審議会を終了したいと思います。長い間ありがとうございました。

(平野課長代理)ありがとうございました。会長はじめ委員の皆様、長時間にわたり、ご審議いただきましてありがとうございました。それでは閉会にあたりまして河港課長から一言ごあいさつ申し上げます。

(今井河港課長)本日は熱心にご審議いただきましてどうもありがとうございました。審議事項につきましては、原案どおりご承認いただきまして、お礼を申し上げます。また、いただきましたご意見につきましては十分心得まして、今後の施策等に反映させてまいります。県といたしましては、今後とも審議会の委員の皆様にご意見を伺いながら、地域に開かれ、美しい、活力ある港づくりを進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。

神奈川県

このページの所管所属は 県土整備局 河川下水道部 砂防海岸課 です。