トリアージとは

掲載日:2011年3月1日

傷病者の緊急度に応じて治療や搬送の優先順位を決める「トリアージ」など  

1 トリアージについて

 トリアージ(triage)とは、医療資源(医療スタッフや医薬品等)が制約される中で、一人でも多くの傷病者に対して最善の治療を行うため、傷病者の緊急度に応じて、搬送や治療の優先順位を決めることをいいます。

 

 

2 トリアージの必要性

 

 限られた医療資源を最大限に活用しながら治療を行うため、医療機関等では、診療前にまずトリアージが行なわれます。

 災害時の混乱の中で、トリアージを行わず通常と同じように受付け順で治療を行った場合、重症者が長時間放置されるということが出てきますし、また、最重症者から治療を始めた場合には、その治療だけで貴重な医療資源が使い尽くされてしまい、確実に救命可能なほかの重症者の治療ができなくなるといったことも考えられます。

 こうした問題を解決するために、トリアージ(搬送優先順位、治療優先順位の決定)が必要となります。

 救命の可能性が非常に低い者よりも、可能性の高い者から順に救護、搬送、治療にあたるべきであるという考え方です。

 

 

3 トリアージの区分   傷病の緊急度に応じ、次の4段階に分類します。

 

 

 

順位

分類

識別色

状態及び対応

第一順位緊急治療群
(重症群)

赤色(1)

生命の危機的状態で、直ちに治療しないと死に至る状態。第二順位待機治療群
(中等症群)

黄色(2)

2時間から3時間なら治療を遅らせても状態が悪化しない状態であり、
静脈路を確保し厳重な監視下におく。第三順位治療保留群
(軽症群)

緑色(3)

最後に治療を行っても生命予後・機能予後に影響を及ぼさない状態であり、治療は他所に回すことが可能。第四順位搬送適応外群

黒色(0)

治療を行っても生存の可能性のない状態。


トリアージタッグ
トリアージタッグの写真

 



 

ウインドウを閉じる

神奈川県

このページの所管所属は 健康医療局 保健医療部健康危機管理課 です。