医療救護対策について

掲載日:2016年11月1日

医療救護計画の推進

 神奈川県地域防災計画の個別計画として平成8年9月に策定し、平成24年12月に改定した「神奈川県医療救護計画」に基づき、災害時における医療救護体制の整備を推進しています。

災害拠点病院の整備

  県では、災害時における重症・重篤な傷病者の受入れや救護班の派遣など医療救護の中心的な役割を担う病院として、33か所の災害拠点病院を指定しています。
  また、指定した拠点病院の機能充実を図るため、施設耐震化等の助成をしているほか、情報伝達の手段としてMCA無線装置の計画的配備などに取り組んでいます。

広域災害・救急医療情報システムの運用

  阪神淡路大震災では、医療機関の間で情報が途絶したことから、一部の医療機関に傷病者が集中するなど、初動時の対応に混乱がありました。
  この経験を踏まえ、県では、救護班派遣の可否等 災害時の医療救護活動に必要な情報を、医療機関や行政機関等の間で簡単に提供・共有することができる「広域災害・救急医療情報システム」を運用しています。

・医療救護訓練の実施、研修会の開催

 医療救護活動の様々な場面での対応に習熟するとともに、関係機関との連携強化を図るため、医療救護本部の運用、情報の受伝達、救護班の派遣や傷病者の搬送などの訓練を実施しています。
  また、災害医療の概要やトリアージ技術などに関して、医療従事者のみならず行政事務職員等を広く対象とする研修会を開催し、災害現場等で活動する関係者の対応能力の向上に努めています。

県・松田町合同総合防災訓練の様子(その1)  県・松田町合同総合防災訓練の様子(その2) 県・松田町合同総合防災訓練の様子(その3)

・市町村における医療救護対策の促進

 災害時の医療救護活動は、第一義的には市町村が実施することから、県では、会議等を開催し、救護所の指定、医薬品等の備蓄など市町村の事前対策の取り組みを把握するとともに、県と市町村の密接な連携、協力体制を確立するため、情報連絡窓口など必要な情報の共有化に努めています。

・医療救護本部運用体制の整備

   配備職員の初動対応マニュアルを整備し、定期的に運用訓練を実施するとともに、情報通信手段の整備、関係機関との情報の共有化、連携協力体制の確保等に努めています。

・DMAT(Disaster Medical Assistance Team)について

神奈川DMAT-L

・その他

 県では、傷病者の県域を越えた広域医療搬送に関して、国の支援や都道府県間の相互応援の具体化を図るため、関係機関間の具体的な連携方策などについて検討しています。
  また、救護班派遣に関して医療関係団体と協定を締結しています。  

神奈川県

このページの所管所属は 保健福祉局 保健医療部 健康危機管理課 です。