審議(会議)結果

掲載日:2014年11月14日
  • 様式3

次の審議会等を下記のとおり開催した。

審議会等名称神奈川県環境放射線監視委員会
開催日時平成26年7月29日(火曜日)14時00分から15時30分まで
開催場所神奈川県庁第二分庁舎6階 災害対策本部室
出席者

◎ 稲葉次郎  公益財団法人 放射線影響協会 研究参与 

  森内 茂     公益財団法人 原子力安全技術センター 特別フェロー
  赤羽恵一    独立行政法人 放射線医学総合研究所 医療被ばく研究プ ロジェクト 医療被ばく研究推進室 室長

◎印は、委員長
次回開催予定日未定
問い合わせ先

所属名、担当者名 安全防災局安全防災部危機管理対策課危機管理対策グループ 加藤、市村

電話番号 045-210-3465

ファックス番号 045-210-8829

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安全防災局 安全防災部 危機管理対策課のページ

下欄に掲載するもの
  • ●議事録
  •  議事概要

議事概要

とした理由

 
審議(会議)経過

議題

1 平成26年度神奈川県環境放射線監視委員会委員長の互選について

2 平成25年度原子力施設稼働状況等について

3 平成25年度環境放射線モニタリングモニタリングデータの評価について

(佐川危機管理対策課長)

 それでは議事に入らせていただきたいと思います。まず議題の1としまして、委員会委員長の選出を行いたいと思います。今年度は任期改正後の1年目ということでございます。神奈川県環境放射線監視委員会運営要綱第4条第1項に基づきまして、委員長の互選が必要となります。

 互選にあたりまして、委員の先生を簡単にご紹介させていただきます。

 まず、委員席中央が稲葉次郎委員でございます。現在、公益財団法人放射線影響協会の研究参与でいらっしゃいます。これまで多数の役職を勤めておられます。

 次に、皆様からご覧いただき、稲葉委員の左にいらっしゃいますのが、森内茂委員でございます。公益財団法人原子力安全技術センター特別フェローでいらっしゃいます。

 そして一番右にいらっしゃいますのが、赤羽恵一委員でございます。独立行政法人放射線医学総合研究所医療被ばく研究プロジェクト医療被ばく研究推進室長でいらっしゃいます。

 委員のご紹介は以上でございます。委員の先生方、委員長の互選をよろしくお願いいたします。

(赤羽委員)

 ただいま紹介のありました赤羽です。私は稲葉先生を委員長に推薦いたします。

(森内委員)

 異議ございません。

(佐川危機管理対策課長)

 はい、ありがとうございます。それでは稲葉委員、よろしいでしょうか。

(稲葉委員)

 はい、わかりました。務めさせていただきます。しっかりとした審議を行いたく、皆さまのご協力をお願いいたします。

(佐川危機管理対策課長)

 はい、ありがとうございます。よろしくお願いします。それでは互選の結果、稲葉委員に委員長をお引受けいただくこととなりました。

 それではこれより、稲葉委員長に神奈川県環境放射線監視委員会運営要綱第5条により議事の進行をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

(稲葉委員長)

 それでは早速ですが、議事に入りたいと思います。まず、議題の2、平成25年度原子力施設稼動状況等について事業者の方々からご説明をいただきます。

 最初に東芝原子力技術研究所からよろしくお願いします。

(東芝)

 東芝の藤江です。今日はよろしくお願いします。それでは資料の1番、平成25年度原子炉、核燃料物質管理、放射線管理報告書についてご説明させていただきます。

 その前に弊社の事業概要ですが、今回ご紹介します原子力技術研究所の原子炉におきましては、発電用原子炉の燃料タイプの研究、新しい制御棒に関する研究などを行っています。

 また、福島原発事故の復興支援事業といたしまして、汚染水処理、除染に関する研究などを行っております。以上、弊社の簡単な事業のご紹介となります。

 それでは1枚めくっていただきましてご報告に移りたいと思います。

 まず、原子炉管理についてでございます。弊社ではここにありますように東芝臨界実験装置、NCAといいますが200Wの小さい原子炉がございます。これは原子炉の利用といたしましては実験用として用いています。

 まず、運転状況でございますが、昨年度は5月から12月まで運転してございます。この間の運転時間としましては292.8時間でございます。熱出力は平均で0.16W。最大でも49.5Wという状況でございます。ここでは5月に最大熱出力49.5Wという値を示しているわけでございますけども、これは施設定期検査の時に、国の立会いの元で運転するという状況でございまして、高い値となっております。

 それ以外では最大値でも0.6W、平均といたしましても0.01Wと、非常に小さな出力で運転してございます。

 現在の原子炉の状況でございますけども、今年の6月11日に施設定期検査に入りまして、また、国の新しい規制が昨年12月に出まして、その規制の対応が済まないと運転が始まらないということで、今年度の運転の予定はございません。

 もう1枚めくっていただきまして、次に放射線管理についてご報告いたします。まず、上の方です。気体廃棄物、液体廃棄物について報告いたします。気体廃棄物に関しましては4月から3月、全期間におきまして、すべて検出限界でございました。

 排水につきましては4月から6月にかけて、7月から9月にかけて排水を行っておりまして、4月から6月ですと、5月15日に5.8㎥、放射能については検出限界ということでございました。また、7月から9月におきましては2回排水しておりまして、7月30日に3.0㎥、8月13日に7.5㎥で、これも放射能の検出限界でございました。

 次に固体廃棄物の保管状況等に移りますけども、200ℓのドラム缶に換算しております。濃縮廃液、フィルタースラッジについての保管状況は0本でございます。イオン交換樹脂については7.6本相当で、昨年度に比べますと2.6本増加してございます。雑固体廃棄物ですが、こちらの方は32.8本で、前回と比べますと1.5本増加してございます。その他フィルタについては9.8本で変化ありません。それで、合計ですが50.2本という状況でございます。

 そういうことで、1枚めくっていただきまして、次に、敷地境界における線量当量率の状況に移りたいと思います。ポストが2箇所ございまして、4月から3月にかけて監視してございますけども、値としても、月平均値で、ポスト1で31.1、ポスト2で44.7ということで平常と変わらない状態といえると思っております。

 次に被ばく管理状況でございますけども、原子炉に係わる者に関しましては67名おりまして、すべて5mSv以下でございました。また、原子炉以外に係わる者、こちらに関しましても、126名おりますけども、全て5mSv以下でございました。

 以上が東芝の状況でございます。

(稲葉委員長)

 ありがとうございます。ただいまのご説明について、ご質問などございますか。よろしくお願いいたします。

(森内委員)

 質問といいますか、以前からいろいろと資料を読んでおります中で、確認したいのですけど、(3)の敷地境界における線量当量率としてnGy/hで値を示していますが、以前からこの単位で表しているということでよいのでしょうか。

(東芝)

 はい。ご指摘の部分につきましてはnGy/hということです。

(森内委員)

 nGy/hということは、当量ではなくて、空気カーマ率、空気吸収線量率、そちらのほうの単位ですよね。nGy/hであれば、県の方の報告では空間放射線量率という表現を使っておりまして、可能であれば統一された方が良いかと思います。以前からのこのようになっているので変更できるかわかりませんけど、変更可能であれば正しい表現にした方が良いかと思います。

(東芝)

 はい。わかりました。

(稲葉委員長)

 今のはnGy/hであれば、当量という表現を変えた方が良いということですね。

(森内委員)

 やはりnGy/hということであれば、できれば空間放射線量ということで表現を統一された方が良いのではと思います。

(稲葉委員長)

これは国への提出データということになりますか。

(東芝)

 国ではなく、神奈川県にのみ報告しております。以前、当委員会への報告書はサーベイメータで測定した線量当量率の結果を報告しておりました。しかし、数年前、委員会への報告は、モニタリングポストのデータにするようにご指示頂き、サーベイメータの結果からモニタリングポストの結果に差替えております。

(稲葉委員長)

 はい、分かりました。今後、県の方とも相談していただき、空間放射線量ということで統一する方向で検討していただければと思います。よろしくお願いいたします。

 他にありますでしょうか。

(赤羽委員)

 昨年度というよりは今年度のことですけど、先ほどお話いただいた内容ですと6月11日に定期点検があって、その際も稼動したということでしょうか。

(東芝)

 これは昨年度のことでございまして、昨年度は5月30日の立会いのときに1回運転しております。その時のデータが49.5と高くなっています。

 今年度におきましては6月に定期検査に入りました。昨年12月以降運転はせずに、そのまま定期検査に入っている状況です。

(赤羽委員)

 分かりました。ありがとうございます。

(稲葉委員長)

 よろしいでしょうか。またお気づきの点があれば、あとでご発言を受けることにします。ありがとうございました。

 それでは次にグローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパンの方に移りたいと思います。よろしくお願いします。 

(GNF-J)

 グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパンの小田です。よろしくお願いいたします。それでは資料に基づきましてご説明させていただきます。

 まず冒頭に、弊社グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパンの業務概要を口頭説明させていただきます。弊社の前身であります日本ニユクリア・フユエル株式会社は原子力発電所向けの原子燃料製造会社として、株主であります日立、東芝、米国のGE社との合弁会社として1967年5月に設立されました。その後、2000年1月に設計・開発・製造並びに営業部門を統合いたしまして、2001年9月に現在の社名でありますグローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパンとして改名いたしました。

 資本金40億円、従業員数約400名の会社でありまして、その業務といたしましては、米国のGNF-Aなどから二酸化ウラン粉末を調達いたしまして弊社工場にて製品・製造をするものであります。

 具体的な事業といたしましては、二酸化ウラン粉末を成型加工いたしまして、焼結したセラミック形態の原子燃料を金属管に収めて燃料棒を作ります。この燃料棒を複数束ねまして、燃料集合体の製品に組み上げて国内の原子力発電所に納める業務を執り行っております。

 それではお手元の資料に従いましてご説明させていただきます。

 2ページ目、加工施設運転状況でございますが、これは弊社におけるウランの出入りを示したものでございます。月々のウランの入出量を棒グラフで示してございますが、濃い灰色に塗りつぶした棒グラフがウランの入荷量を、薄い灰色に塗りつぶした棒グラフが出荷量を示しております。

 このグラフのスケールでございますけども1目盛が10トン-Uとなっております。フルスケールとしましては60トン-Uとして示してございます。昨年1年間の実績ですけれども、入荷量の多い月としましては5月が約30トン、出荷では6月が約48トンとなっております。1年間での累計実績としまして、前年度の入荷量の総計は左下に書いてございますけれども、43トン、逆に出荷した量は20トンでありました。また工場内の在庫量につきましては右上に記入しましたけれども、本年の3月末日で514トン、昨年3月末では526トンとなっております。以上がこの1年におけるウランの入出庫の推移でございます。

 続きまして3ページ目、排水・排気の実績についてご説明いたします。お手元の資料向かって左の図は、弊社工場排水として、弊社周辺監視区域、これは河川になりますけれども、排水する際に測定した水のウラン濃度の結果でございます。いずれも弊社の保有しております放射線測定器の検出下限であります3×10-4Bq/cm3未満でありまして、これは例年と同じ状況でございます。また、右半分の図は弊社工場排気口から屋外へ放出する大気中のウラン濃度の測定結果を示したものでございますけれども、こちらも弊社の測定器の検出限界であります3.1×10-11Bq/cm3未満で、これも例年と同じ状況となってございます。以上が排水・排気の実績でございます。

 次に4ページ目でございます。弊社敷地境界における空間放射線測定の計測場所についてご説明いたします。まず、弊社は構内2箇所にモニタリングポストを設置してございます。いずれも低線量率用のNaIシンチレーション検出器と高線量率用の電離箱検出器をセットにして常時測定を実施しております。設置場所は左の図に示しましたけれども、弊社の敷地北側にNo.1、西側にNo.2を設置してございます。

 続きまして、5ページ目、敷地境界における空間放射線測定結果についてご説明いたします。昨年度の1年間、4月から3月までの月次の結果をNo.1、No.2のそれぞれについて、その数値とグラフ化したものとを記載してございます。

 まず表の左列の空間放射線の集計項目でございますけれども、1番上のセルが1時間の最大値、その次が最小値、その下がその月の平均値、それから各月の積算値、そして点検等の調整時間、この順にて数値を集計してございます。また右の方の列では昨年度、平成25年度の年間値と、参考といたしまして平成14年度から平成25年度の11年間の総集計したものを記載してございます。特徴立ったことといたしましては、平成25年度の平均値では平成23年3月に発生しました東日本大震災発生前の月の平均値、約21から32nGy/h程度に比べておよそ1.5倍程度高い値で推移しておりますが、これは東日本大震災における福島第一原子力発電所のフォールアウトによる降下物の影響が未だ続いているものと推測されます。

 また、調整時間につきましてはNo.1は6月に3時間、7月に1時間、8月に2時間、11月に7時間、12月に1時間、1月に3時間、No.2につきましては6月に1時間、7月に1時間、9月に3時間、11月に10時間、2月に2時間、3月に2時間と、時間を要しておりますけど、11月につきましてはメーカーによる年次の保守点検でございます。No.1の1月、No.2の3月につきましては部品交換等実施した後におけます、国の性能検査受検のために時間を要してございます。その他につきましては、いずれも高線量率用電離箱検出器の整備のための停止であります。以上が弊社敷地境界における空間放射線測定でございます。

 続きまして6ページ目でございます。周辺環境モニタリング結果についてご説明いたします。こちらは神奈川県及び横須賀市との安全協定に基づき、土壌並びに河泥、河水そして久里浜湾内における海底沈積物、海水、ワカメの養殖場から採取いたしました海産生物中に含まれますウラン濃度を測定した結果でございます。表の一番左側に採取地点番号をつけてございます。1番から6番は陸上の土壌、7番から13番までは河泥と河水で、次のページになりますけれども、14番から16番までが海底沈積物と海水、17番と18番がワカメの測定結果であります。採取場所、頻度、測定手法等につきましては神奈川県及び横須賀市との協定上の取り決めに従って行っております。

 1番から13番までは四半期に一度、14番以降の久里浜湾内のサンプルにつきましては年に1度サンプリングを実施しております。また、同じく協定に基づき、7番の弊社の排水口付近のサンプルにつきましては四半期ごと、弊社土壌を除く全箇所につきましては年に1回、第三者機関における分析を依頼してございます。

 測定結果でございますけれども、全体といたしましては非常に高い値が検出されたり、継続して高い値が観測されたりする、あるいは測定結果が徐々に上昇するといった蓄積傾向が見られるといったことはありませんで、周辺環境への影響は認められていないと考えております。分析結果の評価方法でございますけれども、これまでの分析結果のトレンド、過去10年間の平均値±3σ、過去の最大、最小値、一般に公開されております環境試料中のウラン濃度などと比較することで総合的に評価を行うようにしてございます。

 また、2011年の東日本大震災後、当社におけます生産量は震災前と比べて非常に低くなってはおりますけれども、ここ数年の環境試料中のウラン濃度が低くなったというような傾向は認められず、逆に生産量が低いにもかかわらず、徐々に上昇しているというような、これまでの蓄積を示すような傾向も見られず、結論といたしましては生産量と環境試料中のウラン濃度は相関がないと考察ができるのではないかと考えております。

 次に第三者機関との比較では河泥の7番の3月度の結果のように、測定結果の数値の単純比較で約2倍、絶対量では0.6μg/gレベルの相違がみられています。しかしながらそれぞれの分析工程で異常等がなかったことは確認済みでありまして、また、分析は同一サンプル瓶に入った試料を用いて分析するということ以外は、前処理から測定に至るまでお互いの作業環境、装置でそれぞれ分析を行っていることを踏まえますと、その相違は特異的なものであるとは考えにくいと思っております。また、これまでのデータより、今回の差が特異的な開きではないということも確認いたしました。念のため固体の試料、液体の試料、生物試料と性状ごとにデータを整理いたしまして、第三者分析機関と当社での分析結果の相関を確認したところ、最も相関が高く、一次式にフィットしたのが液体試料であり、次いで固体試料、生物試料の順となることがわかりました。相関の強弱ですけれども、分析手順は、測定時に蛍光光度計を用いる以外の全工程がマニュアルであるので、分析工程が液体、固体、生物試料で異なるという工程に起因するばらつきの要因も考えられますが、ひとつの側面といたしましては性状的に液体より固体、そして生物試料の方が環境試料中のウランが偏在する可能性が高いとも考えられますので、これも測定結果に影響を与えているものではないかと考えております。

 以上が周辺環境モニタリングの結果でございまして、以上をもちまして弊社グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパンの施設運転実績、平成25年度の報告とさせていただきます。

(稲葉委員長)

 ありがとうございました。何かお聞きになりたいことがございましたらお願いします。空間放射線量率測定結果のNo.1、2の図を見ますと、まだ少し福島の影響もあるようなご説明もありましたが、そのことに関しましては時間経過に従って少しずつ少なくなっているということが言えますか。

(GNF-J)

 はい。今のご質問ですけれども、昨年度で約1.7倍程度だったのが、この25年度につきましては1.5倍程度と若干ではございますけれども落ちてきているということが確認されております。

(稲葉委員長)

 ありがとうございました。他によろしいでしょうか。また、こちらにおきましても後でご質問があればしていただいて結構ですので、進めたいと思います。それでは引き続きよろしくお願いします。

(GNF-J)

 グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパンの中島でございます。それでは表題にあります粉末移し替えフードの搬送コンベヤにおける粉末缶の接触についてという資料に基づきまして説明いたしますのでよろしくお願いいたします。

 1.1に発生事象をまとめてございます。ウランを収納した粉末缶の接触事象が発生しましたのは昨年の6月13日の11時39分頃でございます。発生した場所は第2-3階酸化ウラン取扱室という部屋でございまして、その部屋の中に設置しております粉末移し替えフードという設備に付属している搬送コンベヤの上でございます。言葉だけでは非常に分かりにくいので、3ページ目に上下2枚写真がございます。これはローラ式の搬送コンベヤの上に、ここでは黒く見えてございますけれども、黒い缶が乗っているのが写っている写真でございます。この缶がウラン粉末を収納する缶でございます。これらの写真につきましては缶の配置状態を説明しますために、後日、模擬的に撮影したものでございます。

 まず、下の写真をご覧いただきたいと思います。下の写真にはローラ式の搬送コンベヤの右側先端部に1缶、それから中ほどに1缶、あわせて2缶が離れた状態で配置されているという写真になってございます。これが正常な状態の配置でございます。また写真に吹き出しで説明がついてございますが、搬送コンベヤにはコンベヤに沿ってストッパというものがあります。これはローラの間、下からせり出すように上昇してきて粉末缶の移動を制限する機能をもっています。それから右側の方にセンサと書いてございますが、搬送コンベヤ上に粉末缶が存在しているかどうかを検知するためのセンサですが、これが4基ついてございます。下の写真が正常な状態でございまして、一方、6月13日に発生しました事象というのは上の写真に示したような状況になったというものでございます。

 粉末缶同士の間隔を一定に保つために設置している機能が作動せずに、粉末缶同士が接触するという事象が発生したということです。上の写真では黒く見えている粉末缶二つが中ほどで接触しているのが分かると思います。

 続きましてもう少し理解を深めるために4ページ目をお開けください。4ページ目の一番上の図でございます。この図は搬送コンベヤを上から見た図でございまして、ここにストッパの1、2、3というのがコンベヤの途中にあるのが読み取れるかと思います。この3つのストッパと、在荷センサ1、滞留センサ2、在荷センサ3、滞留センサ4というように4組のセンサが配置されている様子が分かると思います。粉末缶の今回の接触事象といいますのは、この図でいいますと25番、先端部の停止位置と中間部の停止位置、これは26番の停止位置でございますけれども、このちょうど中間あたりにありますストッパ2の近傍で二つの缶が接触したというものでございます。

 それでは1ページ目に戻っていただきまして、1.2に事象発生の経緯をまとめてございます。事象発生当日は作業が開始されたのが10時45分頃からでございます。その後、11時36分頃にウラン粉末の重量を再確認する必要が生じたために、作業者は運転モードを自動モードから手動モードに切り替えて、重量に問題がないかを確認してから運転モードを自動モードに復帰させ、粉末缶を搬送コンベヤに搬出させたということでございます。その直後、11時39分頃に粉末缶の接触事象が発生いたしまして、作業者は直ちに1缶を離れた場所に移動させました。そして12時28分頃に粉末缶の接触事象が発生したことを規制庁に通報してございます。作業者の動きなど、資料に詳細が書いてございますので、また読んでいただけばと思います。

 この1.2項の下から8行目のところに記載しておりますが、接触した粉末缶に収納されておりましたウラン粉末の量でございますけれども、二缶あわせても最小臨界質量を超える量ではありません。これは当社での管理に基づくものであります。

 また、先ほど写真でも見ていただきましたが、臨界に必要な水などの減速材も周囲には存在しておりませんので、核的制限値に係わるインターロックが作動すべき状態で作動しなかったこと、ウラン粉末缶を離隔するためについているインターロックが作動すべき状態で作動しなかったこと、という判断に基づいて、法令に基づく報告事項であると判断しました。

 このような事象が発生したわけでございますけれども、最後、4行目から書いてございますけれども、モニタリングポストや施設内の空気中ウラン濃度モニター類の計測値をその当時確認いたしまして、粉末缶の接触事象による周辺環境への影響及び作業者の被ばくがなかったことを確認してございます。また、不具合が起きました当該設備につきましては当時、使用禁止表示を行って使用を禁止しました。

 ただいま説明しました内容が事象発生の経緯でございます。

 それでは次に、事象を整理した結果と原因調査結果について説明いたします。2.1に示しますように今回の事象は搬送コンベヤの運転モードを手動から自動に復帰して運転を再開した直後に二つの粉末缶が接触したというものでございます。このような事象に至った問題はここに示しますように(ⅰ)(ⅱ)の2項目に問題点を整理して上げております。

 一つ目の問題点、先行缶の滞留でございますが、通常自動モードでは停止しない制御になっている位置、すなわち先行していた粉末缶が先端部停止位置と中間部停止位置の間に滞留していたというものでございます。

 二つ目の問題点は、後続缶の搬出と接近ということでございますけれども、これについても文章では少し分かりづらいので、図でご説明したいと思います。4ページ目の一番上の図をご覧いただきますと、先ほどもご説明しましたように搬送コンベヤの先端部に在荷センサ1というのがございます。ここから搬送コンベヤの上流側に向かいまして滞留センサの2、在荷センサの3、滞留センサの4が配置されてございます。先端以外のセンサでありますセンサの2、3、4のいずれかのセンサがこのローラ上に粉末缶があることを検知している場合には、後続缶がこの絵でいいますと右側、ストッパ3と書いてあるところよりさらに右側でございますが、後続缶がその右側から搬送コンベヤに搬出されないという制御になっているのですが、それにもかかわらず、今回の事象は一番下の図のように、27番の後続缶が搬出されまして26番の先行缶に接触するという状態が発生しておりまして、後続缶が搬出されて、先行缶に接触するという点が、二つ目の問題点でございます。

 これらの問題が発生した原因を究明するために、1ページ目に戻っていただきますと、2.2項、原因調査というところがあります。この2.2項に示しましたように、作業、設備、及び粉末缶挙動に関する調査を実施しました。調査の結果、(1)に示してございますが、ヒューマンエラーや設備の異常などは確認されませんでした。

 しかしながら、調査結果を詳細に精査いたしましたところ2ページ目の(2)に示しますように、粉末缶が接触に至るまでの状況が判明いたしました。(2)に箇条書きになってございますが、これが粉末缶が接触にいたるまでの状況を時系列で追った表現になってございます。

 この文章では分かりにくいので4ページ目の図に戻っていただきまして説明したいと思います。4ページ目の中央の図をご覧いただきたいと思います。ここで26番と書いてございます粉末缶ですが、右側からローラ上を搬送されていきまして、ちょうどここに書いてあるような位置、すなわちストッパの2の上を通過中に作業者が運転モードを自動モードから手動モードに切り替えたものと推定してございます。その時粉末缶はストッパ2の上で停止することになりますので、ここの図にありますようにストッパ2の上に粉末缶が停止した状態となってございます。この時ストッパは下に潜ってございますので缶にぶつかってはございません。その後、作業者は重量を確認した上で自動モードへの復帰を行ったわけですが自動モードに復帰いたしますと、ストッパの2がせり上がってしまいます。そのために粉末缶の26番はストッパ2が上昇してきますので、ストッパによって粉末缶が持ち上げられた状態になったと推定してございます。

 また、真ん中の絵でご覧いただけますとわかりますが、ストッパ2の近傍にはセンサで感知できない検知外領域があります。この点線が26番の缶と交錯してございませんので、この点線で示した滞留センサの2、在荷センサの3は26番の缶がそこにあるということを検知できない状態になってございます。そのため粉末缶26はセンサに検知されずに持ち上げられた状態でそこに存在していたという事象が発生したというように考えられます。

 次にその下の図をご覧になっていただきたいと思います。粉末缶の26がストッパに持ち上げられた状態で、右側から粉末缶27を搬出するための搬出ボタンが押されましたので、後続缶の27はコンベヤ上を移動し始めました。

 一方、先行缶26は搬送ローラが回転してもストッパに乗り上げて傾いた状態のままで滞留し続けたと考えられますので、結果的に後続缶27が先行缶26に接触したというふうに推定したわけでございます。

 このような事象が起こり得たということは、先ほど3ページ目の写真でご覧いただきましたとおり模擬のウラン缶を使用して試験を行って、このような事象が起こり得るということを確認してございます。再現試験を行った結果が先ほどの3ページ目の上の写真でございます。

 それでは2ページに戻っていただきまして第3項ですね、対策について説明させていただきます。今回の事象の対策として上げましたのは、ここに示します4つの対策でございます。(1)から(4)でございます。最初の対策(1)は搬送コンベヤ上に粉末缶がないことを作業者が確認してから後続缶を搬出する手順をまとめた対策でございまして、具体的には搬送コンベヤ上では最大1缶しか取り扱わない、コンベヤ上で2缶取り扱うようなことはしない、というのが一つ目の対策でございます。

 二つ目の対策は設備側の対策でございます。搬送コンベヤの全域を検知できるようにセンサを配置しまして、搬送コンベヤ上に粉末缶が存在しているということが検知された場合には後続の缶を搬出できないように設備を変更するというものでございます。これが設備側の対策でございます。

 3番目の対策は2番目の対策、すなわち設備対策が完了するまでの間に行うものでございまして、搬送コンベヤ上に粉末缶がないことを2名の作業者が確認しないと後続缶の搬出指令が発せられないようにするというものでございます。

 4つ目の対策は作業者への特別教育でございまして、安全事項等をしっかりと作業者に再度教育するというもので、これはすでに完了しております。

 2番目に説明しました設備対策でございますけれども、これはまだ完了してございませんので、現在は対策の3番目、すなわち2名の作業者が確認しないと後続缶の搬出指令が発せられないようにするという対策を講じて、現在搬送コンベヤを使用しているところでございます。

 以上、説明させていただきました内容につきましては昨年の9月13日に原子力規制委員会に提出した報告書に記載された内容の概要でございます。以上で粉末缶の接触事象に関します説明は終了するわけでございますけれども、その次のページに原子力規制委員会から発行されているレポートがございます。タイトルはグローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパンにおけるウラン粉末缶の接触に係る同社からの報告に対する評価についてというものでございます。これは規制委員会が取りまとめている資料でございますが、この資料の2ページ目、一番下の段、報告書に対する評価と今後の対応というのがございまして、その1番下の行に、当委員会としては報告書の内容は妥当なものであると判断すると書かれてございまして、規制委員会から弊社が報告した内容が妥当であるという判断をいただいたということでございます。今後ともグローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパンとしましては安全を最優先としまして加工事業等を継続していきたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 以上をもちまして粉末缶の接触事象に関する報告をさせていただきました。

(稲葉委員長)

 ありがとうございました。粉末缶の接触事象ということでご説明いただきました。

 この問題は私どもの審議の対象ではないのかもしれませんが、重要なことだったので、報告していただきました。情報を分かりやすく取りまとめていただき、ありがとうございました。

 せっかくの機会ですので何かご質問があればしていただいて、お答えいただければと思います。

(森内委員)

 二つのウラン粉末缶が接触するということは絶対避けなければいけない事象だと思います。幸いなことに二つ全部を足しても臨界に達するような量ではなかったということですけれども、絶対にこれからもあってはならないことだと思いますので、これからもそういう観点から運転を行っていただきたいと感じました。

(GNF-J)

 はい、ありがとうございます。私どもといたしましても絶対に発生させてはいけない事象の一つだと考えております。これからも安全を最優先として操業しますのでよろしくお願いします。

(赤羽委員)

 すみません。意味が分からなかった部分がありますので教えてください。4ページの図ですけれども、この時にストッパはどのような動きをしたのでしょうか。

(GNF-J)

 お答えさせていただきます。真ん中の絵に26の缶がストッパに乗り上げたというご説明をしましたが、これは本来ですとここにあってはならない缶ですから、27番の缶が送られてくるときには先端まで行かないように、ストッパの2がせり上がった状態で27番の缶がローラコンベヤ上を流れていきます。流れてきてどこで止まるかというと、ストッパの2の手前、在荷センサの3というところがありますけれども、この近辺あたり、上の図でみますと丁度26番あたりで止まるということになります。ですからその時はストッパ3が下がっているというのが、通常の運転モードということになります。

(赤羽委員)

 はい。わかりました。もう一点だけ、この事故の発端となったのは「ウラン粉末重量が正味重量を確認するように手順に定められている値以上であった」ということから手動に切り替え、さらにその後、自動に切り替えた際に起きたということですね。

 引き金としては重量確認ということとなりますが、後の方にも書いてありますがGNF-A社の搬送時の値と照合する作業ということは、頻繁に値が違って再計量し直すということがあるのでしょうか。

(GNF-J)

 はい、お答えさせていただきます。粉末缶の中のウランはビニール袋に収納された状態で運ばれております。計っております重量はビニール袋と粉末を合わせた重量でございまして、それが管理値に非常に近い場合、あるいは管理値から超えている場合には、そこで再計量しましてビニール袋の重量を差し引いたウラン正味の重量が管理値に入っているか確認をいたします。ここで確認をしたというのはそのような行為でございます。

(赤羽委員)

 わかりました。先ほど森内委員がおっしゃったように、本来はあってはならないことで、規制委員会はその内容からこのように判断されたということですね。

 この3項(2)については変更しなければならないということになるかと思います。現時点でまだセンサについての対応が終了していないということですので、ぜひ適切に対応していただいて、なるべく早く対策を講じていただければと思います。

(GNF-J)

 はい、承知いたしました。

(横須賀市)

 センサの設備変更はいつ頃完了する予定なのでしょうか。

(GNF-J)

 お答えします。センサの設備変更でございますが、規制委員会から評価が出たのは昨年の10月30日でございます。昨年の10月30日の段階で我々の対策が妥当であるという判断をいただいたということになるのですが、その後の12月に、ご承知のように加工に関する新しい規制基準が施行されてございまして、その関係もあって、今、時期を調整しているところでございます。近々に規制委員会の方に申請をいたしまして、もしくは原子力規制事務所の方々と相談させていただきながら実施の時期について判断していきたいと思っております。

(横須賀市)

 まだ、今のところ未定ということですか。

(GNF-J)

 そうですね。先ほど申し上げましたように、なるべく早く実現したいと考えております。

(横須賀市)

 わかりました。よろしくお願いします。

(稲葉委員長)

 よろしいでしょうか。森内委員もおっしゃったように、燃料の取り扱いは重要な問題ですので、くれぐれもよろしくお願いしたいと思います。

(GNF-J)

 はい。十分注意して安全対策を進めていきたいと思います。

(稲葉委員長)

 はい、よろしいでしょうか。これで議題2の平成25年度原子力施設稼働状況等については終わりにしたいと思います。それでは議題の3、平成25年度環境放射線モニタリングデータの評価に移りたいと思います。環境放射線モニタリングデータ結果、環境放射線積算線量調査データ結果について、県の方からご説明をいただきたいと思います。

(事務局)

 それではご説明申し上げます。まず資料3をご覧ください。平成25年度の空間放射線率測定結果でございます。これは県が設置しております川崎市内の5局、横須賀市内の8局の計13局の測定局のモニタリングポストあるいはモニタリングステーションで計測した結果の一覧でございます。

 1ページ目には川崎市、2ページ目には横須賀市での結果を記載してあります。

 まずは表の見方でございますが、1ページ目の川崎市をご覧下さい。一番左に測定局を表示してあります。測定局ごとに5つの集計項目がございます。上から1時間の最大値、1時間の最小値、月平均値、積算値、調整時間を並記いたしました。積算値は空間放射線量率の1ヶ月間の合計値で、調整時間はシステムの保守点検等で測定ができなかった時間を表しています。それぞれの集計値を右横に平成25年4月から本年の3月まで、月ごとに記載してございます。平成26年3月の結果欄の右には、それぞれの平成25年度の年間値が記録されています。さらに一番右の欄に平成14年度から平成24年度の年間値の幅を参考に記載してございます。

 では、各局の3段目の月平均値をご覧下さい。単位はnGy/hです。全13局で月平均値の最小値は1ページ目の川崎の殿町局の2月の31.8、最大値も同じページの川崎の浮島局と塩浜局の4月の50.0でございました。いずれの局についても年間を通して4月が高く、若干の増減はありますが、全体的には減少傾向が認められ、福島第一原子力発電所の事故に由来する人工放射性物質の影響が低減しているものと思われます。

 次に、1時間最大値ですが、1ページ目の川崎の千鳥局の1月の欄をご覧ください。73.2とございます。単位はnGy/hでございます。この値は、平成25年度の最大値でして、観測日時は1月31日の12時から13時となっております。県の衛生研究所では当該時間のNaIのMCAスペクトルを解析しましたところ、この高い線量は、近隣での非破壊検査に起因するものと推定しております。

 続きまして資料を2枚おめくりいただき、3ページをご覧ください。こちらに、平成25年度にモニタリングポストで線量率上昇を観測した件数を表に表しております。この表の1番下の計の行をご覧下さい。上段が警報の発生件数で、年間で2件でございました。下段が線量率の上昇を観測した件数で年間83件でございます。なお、警報は、線量率の2分値が設定値の200 nGy/hを越えた場合に計上しております。線量率の上昇とは、線量率の10分値のトレンドで上昇傾向があった場合を集計しております。平成24年度の件数を表の一番右の列に示しておりますが、警報は19件、線量率の上昇は121件でした。25年度の件数を24年度と比べると、警報、線量率の上昇件数ともに、減少しております。

 この警報及び線量率の上昇を観測した原因は、MCAスペクトル解析の結果、1件を除き非破壊検査によるもの、あるいは、RI検査等で放射性医薬品を投与された方の付近の通過によるものと想定されました。残る1件につきましては、NaIが反応せず、ICのみが反応し警報レベルを超えたハイランド局の9月の事例です。この事例は当日、雷が発生する天候であったことから、雷がNaIでは感知できない高エネルギーの放射線を放出し、それをICが感知したか、あるいは雷による電気ノイズ等に測定器が反応したものと考えております。

 それでは1ページ目及び2ページ目の表にお戻り下さい。平成25年度の年間積算値についてご説明させていただきます。表の右から2列目の各局4段目が年間値でございます。川崎市内及び横須賀市内全13局で一番低いところは、1ページ目川崎市の上から3つ目の測定局、殿町局の0.28 mGy/y、一番高いところも同じページの殿町局のすぐ下の塩浜局の0.43 mGy/yでした。自然の放射線を含めても、公衆の線量限度であります年間1mSvを下回っておりました。

 なお、1月から2月に調整時間が多いのはモニタリングポストの定期点検が行われたためです。資料3のご説明につきましては、以上でございます。

 続きまして、資料4をご覧下さい。これは平成21年度から25年度までの神奈川県が実施いたしました環境放射線積算線量の調査結果でございます。

 積算線量の計測は、5つの局で実施しております。年間線量及び四半期毎の線量測定に、各局それぞれガラス線量計素子を3つずつ設置しております。ただし、浮島局については、積算値のばらつきが見られましたので、平成22年度第3四半期より、素子を5つに増やしております。

 資料4の1ページ目ですが、四半期毎の積算値の平均値の推移を局毎に示したグラフと表になっております。この四半期の積算値についてですが、平成25年度においても9月期に若干上昇し、その後は全体的に緩やかな減少傾向が見られます。

 2ページ目をご覧下さい。こちらは平成25年度の年間線量結果でございます。設置期間は368日間でございました。この表の最大値は最上段の浮島局で、平均値で645.4μGyでした。これらの結果も先ほどの空間放射線量率測定結果と同様、自然の放射線量を含めても、公衆の線量限度であります、年間1mSvを下回っておりました。

 3ページ目以降についてですが、1ページ目の表を作成するために使用した四半期毎の報告書となっております。資料4のご説明につきましては、以上でございます。

(稲葉委員長)

 ありがとうございました。県の方からモニタリング結果の報告をいただきました。何か質問等ございましたらよろしくお願いします。福島原発事故の影響が非常にはっきりわかる例が示されていまして、これは非常にわかりやすいと思います。

 よろしいでしょうか。衛生研究所の方もよろしいでしょうか。

 それでは問題となるようなデータは検出されなかったということで、平成25年度環境放射線モニタリングデータの評価結果に移りたいと思います。

(事務局)

 それでは皆様のお手元にお配りしました評価結果案を私の方から読み上げさせていただきたいと思います。平成25年度神奈川県環境放射線モニタリングデータの評価結果について、神奈川県環境放射線監視委員会において検討、評価した結果は次のとおりである。

 県内原子力施設周辺の環境放射線は、非破壊検査など自然でないものも検知されているが、周辺住民等への線量としてみれば、公衆の年間線量限度1mSvを下回っており、周辺住民等の健康並びに安全上、問題となるものではない。以上でございます。

(稲葉委員長)

 ありがとうございました。いま読んでいただきました案についてなにか意見等がありましたらよろしくお願いします。

 よろしいですか。従来、この表現については色々な観点で苦慮していたところですが、今回は、内容としてこれまでのものを踏襲しながら、言い回しというか表現振りを論理的にするよう若干変更しています。

 環境放射線としては、非破壊検査など自然でないものも検知され、また先ほど県の方から報告がありましたように医療用放射線なども検知されておりますが、周辺住民等への線量としてみれば、従来と変わらず、これらバックグランド線量を含めても公衆の年間線量限度の1mSvを下回っていることから、結論として周辺住民等の健康並びに安全上、問題となるものではないといった結論になったということであります。

 それでは特にご異議がないようでしたらこれをもちまして本委員会の結論といたしたいと思います。

 よろしいでしょうか。それではそのようにしたいと思います。

 それでは次第の4、その他事項に移りたいと思いますが報告事項等何かあればよろしくお願いします。

 よろしいでしょうか。ないようでしたらこれで議事を終了して事務局にお返ししたいと思います。

(佐川危機管理対策課長)

 ありがとうございます。稲葉委員長、長い間どうもありがとうございました。これをもちまして平成26年度神奈川県環境放射線監視委員会を閉会いたします。本日は委員の皆様、並びに関係者の皆様、どうもありがとうございました。

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このページの所管所属は くらし安全防災局 総務危機管理室 です。

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