審議(会議)結果

掲載日:2013年8月26日
  • 様式3-2

次の審議会等を下記のとおり開催した。

審議会等名称神奈川県環境放射線監視委員会
開催日時平成25年7月17日(水曜日)13時30分から15時10分まで
開催場所神奈川県庁第二分庁舎6階 災害対策本部室
出席者

◎ 稲葉次郎  公益財団法人 放射線影響協会 研究参与 

  森内  茂   公益財団法人 原子力安全技術センター 特別フェロー
  赤羽恵一   独立行政法人放射線医学総合研究所 医療被ばく研究プ ロジェクト 医療被ばく研究推進室 室長

◎印は、委員長
次回開催予定日未定
問い合わせ先

所属名、担当者名 安全防災局安全防災部危機管理対策課危機管理対策グループ 佐野、影山

電話番号 045-210-3465

下欄に掲載するもの
  • ●議事録
  •  議事概要

議事概要

とした理由

 
審議(会議)経過

(議題)

1.平成24年度原子力施設稼働状況等について        

2.平成24年度環境放射線モニタリングデータの評価について 

 

(杉原危機管理対策課長) 

 それでは、本日ご出席の委員の先生方を、大変恐縮ですが、短く私のほうからご紹介させていただきます。

 まず、委員席中央が、稲葉次郎委員長でございます。現在、公益財団法人放射線影響協会の研究参与でいらっしゃいまして、これまでに多数の役職を勤められております。

 次に、皆様からご覧いただき、稲葉委員の左側においでいただいておりますのが、森内茂委員でございます。公益財団法人原子力安全技術センター特別フェローでいらっしゃいます。

 そして、一番右側にいらっしゃいますのが、赤羽恵一委員でございます。独立行政法人放射線医学総合研究所医療被ばく研究プロジェクト医療被ばく研究推進室長でいらっしゃいます。

 委員のご紹介は以上でございます。

 委員の先生方、本日はどうぞよろしくお願いいたします。

 それではこれより、稲葉委員長に「神奈川県環境放射線監視委員会運営要綱」第5条により、議事の進行をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

 (稲葉委員長)

 それでは、早速ですが議事次第に従いまして、進行させていただきます。

 議題1として、原子力施設の事業者から平成24年度の施設稼動状況等について説明をお願いいたします。

 まず、東芝原子力技術研究所の説明をお願いいたします。

(東芝)

 東芝の藤江でございます。よろしくお願いいたします。

 弊社では、半導体、家電、社会インフラの事業を行っております。原子力技術研究所は、本日ご説明いたします試験研究炉を利用しまして、発電用原子炉の燃料配置および新しい制御棒に関する研究を行っております。簡単ですが、事業の状況についてのご説明でございます。

 それでは、本日の議題でございます平成24年度原子炉/核燃料物質管理・放射線管理報告書、資料1の方のご説明に入らせていただきます。

 1枚めくっていいただきますと、原子炉管理についてということで、当社にあります東芝臨界実験装置、NCAと呼びます最大熱出力200Wの原子炉についてでございます。利用目的としましては、原子炉物理実験に用いてございます。こちらの運転についてですが、運転時間としましては、4月から11月までございまして、合計で308.6時間の運転をおこなっております。11月からは施設定期検査に入りまして、運転は行っていないということで、運転時間はありません。次に熱出力でございますけれども、平均の熱出力は、0.06Wでございました。最大の熱出力ですが、こちらは10月に14.7Wと非常に小さな出力ですが、最大値でございます。

 次に、次のページをめくっていただきまして、放射線管理についてご報告させていただきます。

 まず、気体廃棄物・液体廃棄物の排出放射能濃度ということで4月から3月まで四半期ごとに並んでおりますけれども、排気口から排出されました放射能に関しましては、ダストのβ+γとかαに関しましては、平均が全て検出限界値以下でございました。希に検出限界を多少超える程度のαが最高値として、4月から6月のところとか、10月から12月のところにございます。施設の中にたまっておりますラドン等が環境にでたものが最大値ということで検出されたということです。施設からの放射能に関しましては、運転に関しまして放出されましたものは全て検出限界値以下でございました。 

 次に排水の方ですけれども、10月から12月と1月から3月に2回排出しております。まず、最初に、12月21日に検出限界以下でございますけれども、10㎥の放出を行っております。次に、2月12日、2回目の放出ですが、9㎥、これも検出限界値以下です、を放出してございます。以上が気体と液体の排出放射能濃度でございます。

 次に、固体廃棄物の種類・保管量に関してでございますけれども、200リットルドラム缶換算本数でございます。濃縮廃液、フィルタースラッジに関しましては0本でございまして、イオン交換樹脂が5本、雑固体廃棄物は31.3本、その他のフィルターに関しましては9.8本で、合計46.1本でございました。昨年度からの増加はございませんでした。

 次に、敷地境界における線量当量率ということで、今回はモニタリングポストの、月ごとの平均値、1時間最大値、1時間最小値を報告書に記載しております。平均に関しましては、4月から3月までほぼ一定ということでございます。

 次に、ページをめくっていただきまして、被ばく管理状況、放射線業務従事者の1年間の線量分布について、報告させていただきます。

 まず、原子炉に係わる者でございますが、59名おりまして、1年間の線量はすべて5mSv以下でございました。次に原子炉以外に係わる者でございますけれども、こちらは123名おりましたが、1年間の線量はこちらも全て5mSv以下でございました。

報告の方は、以上でございます。

 (稲葉委員長) 

 ありがとうございました。東芝さんからご報告いただきましたが、何かご質問、コメントがありましたらよろしくお願いいたします。

 敷地境界における線量等量率に関しまして、従来と違った形でデータを出していただいております。それで、前の時にはそれぞれここ数年の値を出していただいていたように記憶していますが、今回のは、これはこれで結構なのですけど、23年度や22年度等と比べて何か変わった値がありましたかどうか。数字でなくても結構ですが。

 (東芝)

 震災当時とかは、結構高い値を記録しましたけれども、この24年度に関しましては、特に変わった値はございませんでした。安定してございます。

 (稲葉委員長)

 わかりました。福島の影響をしっかり測定しているけれども、それ以外の問題はなかったということで、わかりました。

 (赤羽委員)

 被ばくの管理状況について確認したいのですけれども、原子炉に係る者ということで、59人いらっしゃいますが、昨年よりは少ない人数だったと思います。原子炉以外に係る者123名ですが、やや少し増えているようですけれども、この人数と5mSv/年以下から50mSv/年を超えるものというのは、例えば途中でやめられた方、あるいは新しく入ってこられた方は、12ヶ月未満のところで、このように記入されている、というふうに解釈してよろしいでしょうか。

 (東芝)

 この年度に関して、当社サイトに係った人間を全てカウントしております。工事関係で、人数が少なかったり、増えたりいたします。この年度は原子炉に係わる者が59名でございまして、原子炉以外に係わる者が123名でございます。

 (赤羽委員)

 線量は年度末までの積算の線量ということでいいでしょうか。

 (東芝)

 はい。

 (赤羽委員)

 わかりました。

 (稲葉委員長)

 固体廃棄物は、増加がなかったという話でしたが、何か理由がありますか。

 (東芝)

 当社で発生しますのは、点検とかで出てくるもので、量的には少なかったものですから、ここで数字で現れるほどの増加はございませんでした。実際にはちょっと出ておりますけれども、ドラム缶の発生本数としての増加はなかったということでございます。

 (赤羽委員)

 原子炉管理について、1番のところですけれども、これも昨年と比べますと、運転時間は多くなっておりますけれども、最大出力は昨年と比べると低い値だと思うのですが、そういう低い出力の運転をずっと継続して行ったということでよろしいでしょうか。

(東芝)

 施設定期検査の時に高い出力で運転します。それ以外の通常は、ほとんどここに載っております低い値です。

 (稲葉委員長)

 よろしいでしょうか。また、もし何かありましたら、後刻ご発言いただいていいかと思います。先に進みます。 

 グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパンからご報告をお願いいたします。

 (GNF-J)

 グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパンの小田です。それでは資料を元にご説明させていただきます。

 まず冒頭に、弊社グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパンの業務概要を口頭説明させていただきます。弊社の前身であります日本ニュークリア・フュエル株式会社は、原子力発電所向けの原子燃料製造会社として、株主であります日立、東芝、米国のGE社との合弁会社として、1967年5月に設立されました。その後、2000年1月に設計・開発・製造並びに営業部門を統合し、2001年9月に現在の社名でありますグローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパンとして改名いたしました。資本金40億円、従業員数約400名の会社でありまして、その業務としまして、米国のGNF‐Aなどから二酸化ウラン粉末を調達しまして、弊社工場にて、製品製造するものであります。

 具体的な事業としましては、二酸化ウラン粉末を成型加工しまして、焼結したセラミックス形態の原子燃料を金属管に収めまして、燃料棒を作ります。この燃料棒を複数束ねまして、燃料集合体の製品に組み上げて、国内の発電所に納める業務を執り行っております。

 それでは、お手元の資料に従いまして、ご報告させていただきます。

 2ページ目、1.加工施設運転状況でございますが、これは弊社における、ウランの出入りを示したものでございます。月々のウランの入出荷量を棒グラフで示しましたが、まず、灰色に塗り潰しました棒グラフがウランの入荷量にあたります。白く塗り潰さない方が出荷量を示しております。このグラフのスケールでございますけれども、ひと目盛りが5トン-U毎になっております。フルスケール25トン-Uと示してございます。

 昨年一年間の実績ですが、入出荷の多い月としまして、入荷では9月が約20トン、出荷では11月が12トンとなっております。

 1年間での累計実績として、前年度の入荷量の総計は左上に書いてございますけれども、43トン、逆に出荷した量は20トンでありました。

 また、工場内の在庫量につきましては、右の上の方に記入しましたけれども、本年の3月末で526トン、昨年3月末では504トンとなっております。

 以上がこの1年における、ウランの入出庫の推移でございます。

 次に、3ページ目に、排水・排気実績についてご説明いたします。お手元の資料に向かって左の図は、弊社から工場排水として弊社周辺監視区域外河川に排水する際に測定した水のウラン濃度を測定した結果でございます。いずれも弊社の保有しております測定器の検出限界であります、3×10-4Bq/cm3未満でありまして、これは例年と同じ状況でございます。また、右半分の図は、弊社工場排気口から屋外へ放出する排気中のウラン濃度の測定結果を示したものでございます。こちらも弊社の測定器の検出限界であります3.1×10-11Bq/cm3未満で、これも例年と同じ状況となってございます。以上が排水・排気の実績でございます。

 次に4ページ目、3.敷地境界における空間放射線測定、計測場所についてご説明いたします。

 まず、弊社には構内2箇所にモニタリングポストを設置しております。いずれも低線量率用NaIシンチレーション検出器と、高線量率用の電離箱検出器の2つをセットにして常時測定を実施しております。設置場所は、左の図のように、弊社の敷地北側にNo.1、西側にNo.2を設置しております。 

 次に、5ページ目、3.敷地境界における空間放射線測定結果についてご説明いたします。昨年度の1年間、4月から3月まで、月次の結果を、No.1、No.2それぞれについて、その数値とグラフ化したものを記載しております。

 まず、表の左列の空間放射線の集計項目でございますけれども、一番上のセルが1時間の最大値、その次が最小値、その月の平均値、それから各月での積算値、そして点検等の調整時間、この順に数値集計したものでございます。

 また、一番右の列では、昨年度、平成24年度の年間値と、参考としまして平成14年度から23年度の10年間の総集計をしたものを記載してございます。

 特徴立ったものといたしまして、平成24年度の平均値では平成23年3月に発生しました東日本大震災前の月平均値、約21から32 nGy/h 程度に比べて、およそ1.7倍程度高い値で推移しておりますが、これは東日本大震災における福島第一原子力発電所フォールアウトによる降下物の影響が未だに続いているものと推測されます。また、調整時間につきまして、No.1は4月に1時間、7月に1時間、10月に9時間、No.2につきましては、7月に3時間、10月に9時間と時間を要しましたけれども、10月につきましては、メーカーによる年次の保守点検を行っております。それ以外の、4月、7月につきましては、いずれも高線量率用電離箱検出器の整備のための停止であります。以上が弊社敷地境界における空間放射線測定の結果でございます。

 次に6ページ目、4.周辺環境モニタリング結果1/2についてご説明いたします。こちらは、神奈川県及び横須賀市との安全協定に基づき、土壌並びに河泥、河水に含まれるウラン濃度を測定した結果でございます。表の1番左側に採取地点番号をつけてございますけれども、1番から6番は陸上の土壌、7番から13番は河泥と河水で全13か所にて、サンプリングした試料の測定をしております。採取場所、頻度、測定手法等につきましては、神奈川県及び横須賀市協定上の取決めに従って行っております。また、同じく協定に基づきまして、7番の弊社排水溝付近のサンプルにつきましては、四半期ごと、弊社土壌を除く全箇所につきましては、年1回第三者機関における分析を依頼しております。

 結果でございますけれども、全体といたしまして、この1年間の測定結果はいずれも統計的に通常の変動幅の中に入っておりまして、特に高い傾向を示すなどの問題はなかったと考えられます。第三者機関との比較では、例えば、7番の6月度及び9月度の結果のように相違が見られたといった傾向がありましたが、同じサンプル瓶に入った試料を用いるということ以外は、前処理から測定までお互いの作業環境、装置それぞれに分析を行っていることを踏まえますと、特異的な差であるとは考えにくいと思っております。以上が、土壌並びに河泥、河川水の結果でございます。

 最後に7ページ目、4.周辺環境モニタリング結果2/2についてご説明いたします。これは、毎年一回執り行っております久里浜湾内における海底沈積物、海水並びにワカメの養殖場から採取いたしました海産生物中に含まれるウラン濃度を測定した結果でございます。

 今回の測定結果において、海底沈積物につきましては、おおかた1μg/g前後、同海水につきましても3μg/l前後の結果で、河泥、河水と同様、統計的に見まして、通常の変動幅での推移と考えております。ちなみに、平成24年の16番の海水におきましては、1.9μg/lと前年と比べて低い測定結果でありましたが、統計的に一般的な変動幅とされております平均値±3σのマイナス側に入っていることを確認しております。ばらつきの範囲として捉えております。また、海産生物ワカメにつきましては、第三者機関での測定では、18番におきまして、過去最大値となりましたので、まず弊社から排水する際に測定しておりますウラン濃度を過去に遡りまして確認し、全て検出下限値未満3×10-4Bq/cm3であることを確認しました。また、昨年度の報告と重複しておりますけれども、一般に公開されている文献といたしまして、放射線医学研究所により公開されました放射線医学研究所の平成11年度年報沿岸海域資料の解析調査(2)がありまして、この中でワカメで通常観測される濃度範囲としては、310ng/g生、5検体の濃度範囲で、生で120から745ng/g生、乾燥の状態で610から3,710ng/g乾とされておりまして、これと比較しましても十分に低いレベルであることを確認いたしました。

 また、海産生物におきましては、河泥と同じく第三者機関との差が開いておりますけれども、過去に遡りデータを確認したところ、過去におきましても、同じレベルの開きが認められることと、先にご説明申し上げましたとおり、分析をそれぞれ行っていることと、そして文献等を確認したところ、生物故に試料由来の個体差が考えられることにより、特別な事情とは考えにくいと判断しておりますけれども、引き続きトレンドを確認していきたいと思っております。

 以上が久里浜湾内における海底沈積物、海水、海産生物の結果、周辺環境モニタリングの結果でございまして、以上が弊社GNF-J施設運転実績、平成24年度の報告でございます。

 (稲葉委員長)

 ありがとうございました。グローバル・ニュークリア・フュエルの方から説明いただきました。ご質問のほうありましたら、よろしくお願いします。

 (赤羽委員)

 ウランの入出荷量の推移について聞きたいのですけれども、平成24年度は、入荷が43トン、出荷が20トンと、23年度とか22年度と比べますとかなり減ってきていることが読み取れますが、どの年もウランの在庫量としては、500トン超の在庫量がありますけれども、減ってきているとはいえ、出荷がある場合はそれに応じた入荷があると考えてよろしいのでしょうか。

 GNF-J

 そうですね。原子力発電所が運転が止まっているという状況でございまして、入荷量も少なければ、出ていく量も少ないということで、在庫の量としての動きもあまり大きく変化がないという状況です。

 (赤羽委員)

 在庫量で充分対応できる量だとは思うのですが、やはり入荷があるということでしょうか。

 GNF-J

 そうですね。多少は出ていくこともありますので、その分が入荷しているという訳ではございませんけれども、動き自体は少ないということになります。

 グローバル・ニュークリアの松村と申します。ちょっと補足させていただきます。ウランの入出庫につきましては、出た分だけ入れるということでは、なくてですね。今後作る予定の電力さんのウランを入荷するということですので、基本的に今小田が申し上げましたように、基本的に入庫も出庫も少ない状態で推移していて、たまたまこういうバランスになっているということでございます。

(稲葉委員長)

 よろしいでしょうか。ウランのモニタリング結果ですが、第三者の値がGNF-Jの値と少し異なっているものがいくつかあります。データを見ますと、なんとなくシステムとしてどちらが多いとか少ないとかいうのではなくて、一方で両者がお互いに近い値があれば他方で両者に大きな差があるものもあるということができると思います。そのようであろうと理解しておりますが、これに関しましてさらに何かコメントがあったらお願いします。意外に大きく違うのが出てくるのだなという気がする反面、逆に第三者による測定が必要であることを示しているのかなという気もしています。

 (赤羽委員)

 数値的には変動がありますけれども、この場合のモニタリングというのは、基本的には、原子力関連施設からの放出があるかどうか、あるいは自然環境中の変動があるのかといったところだと思います。差が出る場合には、自然環境中の変動の幅なのか、あるいは、モニタリング施設からのものなのか、由来のものなのかどうかといったところをある程度は推測することはできると思うのですが、先程も質問もさせていただきましたけれども、稼働率あるいは扱うウランの量というのは、24年度はかなり低くなっている。それでその前はもう少し大きく、その前はまたもう少し大きいという傾向がありますので、扱う量と、例えばそうですね、環境の分析データとか、あるいは何か放出が認められるような、土壌だけではなくて、モニタリングポストでの値とかそういったところも含めて傾向を解析していただいて、因果関係があるのかないのか、といったところも少しご検討いただければと思います。

 (稲葉委員長)

 よろしいでしょうか。実際として、ウランに関する環境モニタリングは、天然のものもあるので、それだけで操業によると関連付けるのはなかなか難しいという気はしますが、解析を少し検討してやっていただければと思います。

 GNF-J

 ありがとうございます。ご指摘のとおり、トレンドは同じ値のトレンドで見ている形で評価をしておりますけれども、ご指摘のとおり色んな別のパラメータと比較しながら、ここは解析してみたいと思います。

 (赤羽委員)

 関連がないとわかるということ自体も重要なデータになりますので、単に因果関係を見つけた方がいいよというのは、本来ならば、施設由来のものではないというその辺を、エビデンスをもって言えるような形にしておく必要があるかと思います。

 GNF-J

 ありがとうございます。

 (森内委員)

 今の関連ですけれども、この周辺環境モニタリング結果の1/2のところにありますGNF-Jと第三者の両方とも結果が載っています、平成24年3月の同じ分析した結果がありますけれども、このデータを見ますと大体1.5倍以上のものがなくてですね、大体平均的には、それよりも良いという感じなのですけれども、ここで7の排出口付近の値が2倍、3月6日のデータから見ますと、差が大きな結果になっておりますけれども、これは、平成24年3月6日のばらつきが以前のものと比べて、どの程度同じようなものなのでしょうか。それとも傾向が変わってきているということはないのでしょうか。それから、あと、その両者の間に差が出た場合に、どの程度の差が出た場合に分析方法の再チェック、そういうものを行うという決まりはあるのでしょうか。

 GNF-J

 まずですね、7番の排出口付近に関しまして、第三者機関との相違についてなのですけれども、平成24年度の3月の時点でくっついていたものが、それ以降、2倍の差が出たりとか、あるいはそれ以前にもそういったことがあったかということなのですけれども、基本的にはですね、当社での測定結果、それから第三者機関の測定結果を記録しておりまして、σ値、それからトレンドを確認しております。

 当社、それから第三者機関の測定結果をそれぞれ統計処理し、状況を確認しているのと併せてですね、当社と第三者機関との相関とか、そういったものもすぐ確認しております。先生方からご指摘ありましたようにですね、とにかく、近い値が出ております時と今回の6月それから9月のように、倍近く差が出てしまうことがありまして、そういった傾向が以前にもありましたので、測定開始以来の記録を調べるようにしております。やはりですね、1年に1回あるいは、まあ頻度が低いときは、2年に1回というそれぐらいなのですけれども、第三者分析機関さんの方とですね、差が出てしまう、2倍位の差が出てしまうということはこれまでもありまして、そういったことから比較して、今回の6月それから9月のこの差の開きというものが、すごく特別に大きかったものではないと確認しております。

 また、生産の状況ですね、ウランの入出荷量が少ないということもあり、生産量が少ないということを踏まえて、値として生産量の影響を受けているかどうかということなのですが、先に申し上げましたように、こういった測定を開始してからのデータをとってありまして、そのトレンドを確認しております。その中で、生産量変動と測定結果のトレンドも確認しておりまして、生産量が現状よりも3倍とかのもっと多い時ですね、そういう時に、こういう検出されるウランの値が高かったかというと、決してそうではなく、逆に今が、現状の生産量レベルであっても、生産量が高かった頃に比べて、検出されるウラン量は低いかと言われると、そうでもなく、検出されるウラン量が生産量の変動を受けているという傾向は無いことをトレンドから確認しております。

 あとですね、話が重複してしまいますが、第三者分析機関さんと当社の方との結果が大きく開いたときの方なのですけれども、まずはですね、それぞれのデータを確認をしております。一般的な統計の変動幅と言われております平均値±3σの幅の中で、それぞれの結果が変動幅の中に入っているかを確認しておりまして、そこで異常がないかということ等を確認し、そして開きがあった場合はですね、状況ですね、お互いの状況等を適宜ですね、第三者機関さん等に問い合わせをして、お話を伺ったりと、情報交換をさせていただいたりということはしております。

 (森内委員)

 わかりました。大体確認できましたけれども、そうしますと、過去の例からも見て、1.5倍から2倍程度の違いはあったと、それは3σの範囲内でということで、判断されていると、そういうことですね。

GNF-J

 はい。そのとおりでございます。

 (森内委員)

 わかりました。

 (稲葉委員長)

 ありがとうございました。他に何かありますでしょうか。

 それでは、ありがとうございました。

 続きまして、議題の2の方に移りたいと思います。県の方から、平成24年度の環境放射線モニタリングデータの結果について、ご説明をお願いいたします。

 (事務局)

 それではご説明申し上げます。資料3をご覧ください。

 平成24年度の空間放射線測定結果でございます。これは県が設置しております川崎市内の5局、横須賀市内の8局の計13局の測定局、モニタリングポストあるいはモニタリングステーションと呼んでおりますが、そこで計測した結果の一覧でございます。

 1ページ目には川崎市内、2ページ目には横須賀市内での結果が記載してございます。

 まずは表の成り立ちでございますが、一番左に測定局が書いてございます。測定局ごとに集計項目が5つずつございます。1時間の最大値、最小値、平均値、積算値、これは1か月の合計です。最後の調整時間というのは、システムの保守点検等で測定ができなかった時間でございます。それが平成24年4月から本年の3月までの月ごとで計測結果が出てございます。

 月毎の欄の右に、平成24年度の年間値、それぞれ最大値、最小値、平均値、積算値、調整時間の年間を通した値が記載されてございます。

 さらにその右、一番右が平成22年度から23年度の年間値を比較できるよう参考に記載してございます。

 全13局の月平均値をご覧いただけますでしょうか。月平均値の最大値は全13局で全て4月に記録しております。時間が経つにつれて、測定値が上下しつつも減少していくのがご確認できるかと思います。このことは、福島第一原子力発電所の事故に由来する人工放射性物質が低減していったものと考えられます。全13局で4月の月平均値を比べると、最大値は1ページ目の川崎の浮島局の55.5でございます。単位はnGy/hでございます。最小値は1ページ目の川崎の殿町局の35.2 nGy/hでございます。

  次に、1時間最大値ですが、1ページ目の川崎の浮島局の11月の欄をご覧ください。120.1とございます。単位は月平均値と同じく、nGy/hでございます。この数字につきましては1年を通しまして、川崎、横須賀通じましても、平成24年度で一番大きな値となってございます。記録した時間は11月28日の午後8時から9時までの1時間で、県の衛生研究所でNaIのMCAスペクトル解析により確認しましたところ、この高い線量は、近隣での非破壊検査に起因するものと推定しております。他に100nGy/hを超えるものは、川崎の千鳥局の8月で101.1nGy/hがございますが、こちらも非破壊検査によるものと推定しているものでございます。

  資料を2枚おめくりいただき、3ページをご覧ください。こちらに、モニタリングポストで線量率上昇を観測した平成24年度の件数を表示した表がございます。この表につきましては、1番最後の行、計の行をご覧いただけますでしょうか。

 上段が警報の発生件数で、年間19件でございます。また、下段が線量率の上昇を観測した件数で年間121件でございます。なお、警報の発生件数についてですが、2分間の放射線量率の平均値で設定値を越えた場合に計上しております。設定値については、福島第一原発の事故後の平成23年3月から平成24年5月までは、100 nGy/h に設定しておりましたが、平成24年6月からは、福島第一原発事故の以前の数値に戻し、200 nGy/hに設定しております。線量率の上昇とは、10分間の放射線量率の平均値のトレンドが上昇傾向にあった場合を集計しています。

 23年度の件数、これは表の一番右側の列になりますが、警報は9件、線量率の上昇は53件です。

 これらの件数は、表の下にありますように、福島第一原発事故に起因するものを除いたものです。平成24年度の件数を平成23年度と比べると、警報、線量率の上昇ともに、増加しています。

  この警報及び線量率の上昇を観測した理由でございますが、MCAスペクトル解析の結果、1件を除き、非破壊検査によるもの、あるいは、大島局については、近隣に川崎市立川崎病院がございますので、RI検査等で放射性医薬品を投与された方が近くを通過されたものと想定されるところでございます。先ほど、1件を除きと申しましたが、その1件はNaIが反応せず、ICのみが反応し警報レベルを超えたことから、ノイズ又は宇宙線による影響と考えております。

 それでは1ページ目及び2ページ目の表で、今回の平成24年度の年間積算値のところでご説明させていただきます。右から2番目のところが年間値でございます。1ページ目の川崎市内及び2ページ目の横須賀市内で、一番低いところは、1ページ目、上から3つ目の殿町局の0.30mGy/y、一番高いところが1ページ目の上から2つ目の浮島局の0.46mGy/yとなっております。自然の放射線を含めても、公衆の線量限度であります年間1mSvを下回っている結果となってございます。

 資料3のご説明につきましては、以上でございます。

 続きまして、資料4をご覧下さい。

 これは平成21年度から24年度にかけ。はい。

(稲葉委員長)

 横須賀のほうは。

 (事務局)

 横須賀の方ですか。先程申し上げた最大値と最小値に関しましては、横須賀と川崎を併せた最大値と最小値を申し上げております。

 すみません。資料4の方ですね。これは、平成21年度から24年度にかけまして神奈川県が実施いたしました環境放射線積算線量の調査の結果データでございます。

 積算線量の計測については、5つの局で計測しておりまして、年間線量を測定するガラス線量計素子を3つ。同じく、四半期毎に交換をして、四半期毎の線量を計測するガラス線量計素子を3つ設置してございます。ただし、浮島局については、平成22年度の当委員会で、積算値のばらつきが見られるというご指摘をいただきましたので、平成22年度の第3四半期より、素子を5個に増やしております。1ページ目の資料は四半期毎のガラス線量計素子の積算値の平均値について局毎に推移をあらわした表です。

 この四半期毎の積算値についてですが、1ページ目の折れ線グラフをご覧いただきますと、24年度は全体的にごく緩やかな減少傾向が見られます。

 2ページ目をご覧いただけますでしょうか。これが年間線量報告書でございます。平成24年度につきましては、設置期間は365日間でございました。この表をご覧いただきますとおわかりいただけますように、一番高いところは最上段の浮島局で、平均値で659.6μGyとなっておりまして、これらの数字も先ほどの空間放射線測定結果と同様、自然の放射線量を含めても、公衆の線量限度であります、年間1mSvを下回っている結果となってございます。

 3ページ目以降でございますが、こちらにつきましては四半期毎の報告書でございます。四半期毎に3つないし5つの素子の積算値を91日換算したものを平均して、1ページ目の表を作成しているものです。

 資料4のご説明につきましては、以上でございます。

 (稲葉委員長)

 はい。ありがとうございました。県の方からの報告に関して、何かコメントなりご質問などがあればお願いします。

 (森内委員)

 資料4でもよいですか。

 (稲葉委員長)

 はい。どちらでも結構です。

 (森内委員)

 資料4の方の内容で、平成23年度に「ガラス線量計リーダー不調のため、参考値である。」と記載されているが、これは、ガラス線量計による測定ですよね。ガラス線量計は読み取り後すぐに加熱による再生処理をしてしまわなければ線量計の再読み取りを行うことができますが、これは、どういう状況で、こういう不調で線量計が読めなかったということになっているわけですか。読取値が予想値より低い値だったということでしょうか。

 (事務局)

 はい。そうですね。機器の読み取り機の方がですね、点検校正に昨年度から毎年かけているのですけれども、その当時はですね、点検校正の結果の校正定数がですね、規定の定数を下回っているような状態でして、なので、その部分に関しては、今回表の下の部分でも参考値という形で表示しているのですけれども、ここがですね、一応こちらの方で、年間の積算線量から第1四半期、第3四半期、第4四半期を引いた形で確認をとってはいるのですけれども、この表よりは、第2四半期は、この表では第2四半期は、第3四半期よりも低いというような形になっていますけれども、浮島と久里浜と日の出に関しては、第2四半期は第3四半期よりも若干高いというような値で表示されました。年間積算値から計算するとですね。

 (森内委員)

 今のご説明は、これは、一応他のデータから推測して、その修正を加えたというか、正しいと思われる値をここに記載しているのでしょうか。それとも、おかしな、ちょっと正常ではないような値だけれどもそのまま出しているのか、どちらなのでしょうか。

 (事務局)

 現在、表示しておりますものは、正しいとは思われないですけれども、測 定した結果そのものを記載しております。

(森内委員)

 そうしますと、測定時の結果あるいは普段のデータから推測すると、そういう、これよりも高いだろうという値は推定で掴んでいる、そういうことでよろしいでしょうか。

 (事務局)

 はい。そのとおりでございます。

 (森内委員)

 これ、正常に働いてほしかったですね。非常にこういうことはめったにない。高い値が観測された時のデータですもんね。

 (事務局)

 はい。

 (赤羽委員)

 今の件ですけれども、昨年度のお話、ちょっとメモですが、校正定数が通常、0.9から1.1が、実際は0.78であったということで、かなり細かく校正定数の違いを確認されていると思います。そういう意味では、測定値の結果が高ければある程度、それから、それに基づいた換算と、あと今おっしゃったように、四半期、3つの四半期からの分を年間から引いた部分で、両方から考慮しているということは、ある程度把握されていると思いますけれども、その点、いかがでしょうか。

 (事務局)

 そうですね。おっしゃるように、その年間から引いた形では確認しております。あと、校正定数のその0.78というものに関しても、それによって計算はできるのですけれども、それ、その値そのものが推奨されている値から外れておりますので、そこの部分の検討は、ちょっと、すいません、もうちょっとすべきかとは思っていますが、現時点ではまだ出来ておりません。

 すいません。1点ちょっと補足なのですけど、こういうような委託で、この積算線量をやっておりまして、県の職員がその場でやっていれば、おかしいと思えば、それなりの対応等、もう1回やり直して測るということも可能なのですが、どうしても民間に委託しておりますので、すぐその場で、もう1回直してから、機械が直ったからもう1回測りましょうということができない状況でして。県(衛研)の方に報告の方もですね、我々(衛研側)も気が付いていれば、もう1回やり直しということも考えられるのですけど、報告自体もちょっと遅れてきてしまうので、機械が壊れたということも、最終的な年間報告というのをいただいて、気が付くということがあったりしましたので、それ以降は、四半期の報告が出ましたら、うち(衛研)の方にも送ってくださいと言って、今回のようなことがないように、気を付けようということにはしています。

 (稲葉委員長)

 うまく連絡しあって、全体として、質の良い測定ができるようにお願いしたいと思っております。

 他にいかがでしょうか。

 (赤羽委員)

 モニタリングポストで線量率上昇を観測した件数、資料3のところですけれども、23年度計は、注3ということで、福島第一原発事故に起因する線量上昇分および警報発報分を除くと書いてますけれども、24年度の年度計、19と121、これは、除かれていなくて、全てということでよろしいでしょうか。

 (事務局)

 はい。

 (赤羽委員)

 わかりました。

 (稲葉委員長)

 警報値の判断基準値を上げたのに、線量率上昇観測件数が増えたというのは、何か原因が考えられるのでしょうか。

 (事務局)

 すいません。24年度の線量率上昇観測件数というのは、多分推測なのですが、23年度はですね、地震の後ということで、本来正常な稼動をしていない施設が多かった可能性があると思います。24年度になって、改めて正常に稼動するにあたっての非破壊検査というのを、22年度以前の水準で各事業所が行っているのではないかというふうに推測しております。

 (稲葉委員長)

 23年度が少し。

 (事務局)

 はい。少なかったと思います。はい。

 (稲葉委員長)

 わかりました。

 それから、調整時間は、これはメンテナンスのために、意図的に止めているのだと思いますが、2月か3月に多くなっておりますけど、これは、その方がいいのか。3月に行うのが多いのですね。

 (事務局)

 はい。すいません。調整時間についてなのですけれども、ご説明がちょっと不足していたのですが、川崎市内に関しまして、モニタリングポストに関しましては、平成24年度末にモニタリングポストを全て更新しております。その更新が2月から3月にかけてということで、どうしてもそこで調整時間が長くなっております。横須賀地域に関しましても、3月に調整時間が長くとられているのですけれども、これは年に1回の定期点検によるものなのですが。おっしゃるとおり、時期がいつが適切かという部分もあるのですが、あまり、次のを短期間でやってしまうと、基本こちらの方としては年に1回の点検で考えておりますので、それ以降がまた1年半とか空いてしまうのも望ましくないので、年末頃を目処に今後執行していきたいなというふうには考えております。

 (稲葉委員長)

 わかりました。

 積算線量の方の資料がありますが、素子による違いがほとんどなくなっています。

 よろしいでしょうか。

 どうぞ。

 森内委員

 特に問題というものではなくて、先程、GNF-Jの測定結果から、事故後、事故が起こしましたあと、現在のレベルは、1.7倍ぐらいの、1.7分の1程度にという話でしたね、それで、この県のデータを見ましても、大体、細かい計算をしていませんので、わかりませんけれども、1.2とか1.3分の1程度に落ち着いていますね。それで、各施設の、非破壊検査の人工的な放射線量の影響を除きますと、自然を含めた、自然の全体の変動に対する事故後の、影響のレベルはどういうふうに各地点で下がっているかというのは、正確にでると思いますので、そういうことをやったら良いとは申しませんが。そういうことで、現時点では施設の、人工放射線の影響を除いた場合に、大体こういう傾向で、より綺麗に半減期で下がっているのだということで、データとしてお持ちになれば、より説得力のあるデータになると思います。

 (事務局)

 はい。

 (稲葉委員長)

 ありがとうございます。

 よろしいでしょうか。

 ところで、県としては操業前のモニタリングの結果というのは、データというのは揃っているのでしょうか。

 (事務局)

 操業前のデータはございません。

 これ、神奈川県がこの施設に、こういう監視委員会を開かなければいけなくなったというのは、1999年のJCO事故の関係で、今まで炉規法とは関係ない皆さん、施設でしたので、その関係で、この監視委員会が始まりましたので、操業前というのは、皆さんもっと昔からやってらっしゃいますので、ありません。

 (稲葉委員長)

 はい。

 あれば、色んな形で、自然のものであると証明ができるかと思いますが。神奈川県さんもデータがないということで仕方がないと思います。わかりました。

 よろしいでしょうか。

 それでは、県の方から、測定結果データについて、ご説明いただきました。

 これらに基づきまして、平成24年度環境モニタリングデータの評価結果についてということを、検討したいと思います。

 事務局の方で、案を作って、配られておりますので、ご覧いただきたいと思います。

 (事務局)

 はい。それでは、皆様のお手元に配布されたと思いますので、読み上げさせていただきたいと思います。

 「平成24年度神奈川県環境放射線モニタリングデータの評価結果について」

  神奈川県環境放射線監視委員会において検討、評価した結果は次のとおりである。

  県内原子力施設周辺の住民等の被ばく線量は、公衆の年間線量限度(1mSv)を下回っており、非破壊検査など自然でないものも検知されているが、周辺住民等への線量としてみれば、周辺住民等の健康並びに安全上、問題となるものではない。

  以上でございます。

(稲葉委員長)

 ありがとうございました。本日一番初に昨年度の評価結果について、事務局の方から報告いただきました。その中で、昨年度につきましては福島事故の影響に関して言及しているところですが、今回は特にそれには触れていません。実際には、今までのモニタリング結果にまだ少し影響が見られます。それから、非破壊検査については、特出しで記述をしています。最終的に、総体として、被ばくは1mSv以下の線量になるようなものであるということで、周辺住民等の健康並びに安全上、問題となるものではない、という、そういうような締め方になっておりますが、いかがでしょうか。

 どうもいつも表現に悩むのですが。いかがでしょうか。

 (赤羽委員)

 文章自体も、もう少し、わかりやすくというか、洗練されたものになった方が良いかもしれませんけれども、意味あいとしては、平成23年度は非破壊検査や福島第一原子力発電所の事故が原因と考えられる線量率の上昇など自然でないものも検知されているが、ということなので、上昇分、その中の上昇分があったということで、24年度はその上昇分というのは、非破壊検査によるということで、上昇しているところのコメントとして、そして、線量としては、1mSvを下回っているので、問題になるものではない、ということで、意味合いとしては、これで良いかと思っております。

 (稲葉委員長)

 よろしいですか。

 それでは、私からも。短い文章であり色々と修文の可能性は考えられます。しかし、この表現で一応の内容は延べられており、従来使っていた表現を踏襲した格好にもなっております。というようなことで、県内原子力施設周辺の住民等の被ばく線量は、公衆の年間線量限度(1mSv)を下回っており、非破壊検査など自然でないものも検知されているが、周辺住民等への線量としてみれば、周辺住民等の健康並びに安全上、問題となるものではない、を評価結果としたいと思います。

 よろしいでしょうか。

 では、そのように委員会として決定いたします。

 それでは一応予定していた、議題の1と2を終えました。

 議題3に移りたいと思います。その他ということですが、報告事項を含め何かありましたら、お願いいたします。

 よろしいでしょうか。

 進行司会を県にお返しいたします。

 (杉原危機管理対策課長)

 稲葉委員長、各位の方々、長い時間どうもありがとうございました。

 これをもちまして、「平成25年度神奈川県環境放射線監視委員会」を閉会いたしたいと思います。

 本日は、委員の皆様ならびに関係者のみなさま、どうもありがとうございました。

 

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神奈川県

このページの所管所属は くらし安全防災局 総務危機管理室 です。

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