かわさきFM 川崎県民センター情報 放送アーカイブス 平成29年2月1日放送

掲載日:2017年2月1日

ミニ展示「単位のあゆみ」と関連講演会のご案内

出演者:県立川崎図書館 菅井 紀子 (すがい のりこ)

 
スタジオには川崎県民センターの石川さんにお越しいただいています。
石川 おはようございます
今日は、どのような情報でしょうか。
石川今日は、現在、県立川崎図書館で開催中の、ミニ展示「単位のあゆみ」と関連講演会のご紹介をします。
県立川崎図書館の菅井さんをスタジオにお連れしました。
菅井よろしくお願いいたします。
まずは、県立川崎図書館とは、どんな図書館なのか、ご紹介ください。また、菅井さんはどんな仕事をしているのでしょうか。
菅井神奈川県立川崎図書館は、「科学と産業の情報ライブラリー」と謳(うた)っています。公共図書館としては珍しく、自然科学・工学・産業技術系の資料を中心に扱っています。また、ビジネス支援にも力を入れ、工業規格や特許情報もあわせて提供しています。とりわけ、会社の歴史が書かれた会社史のコレクションは、国内でも有数と言われています。
私は産業情報課におり、主に工業規格資料の担当などをしています。
石川いま、ご紹介した県立川崎図書館でミニ展示「単位のあゆみ」を開催中です。まずは、どんな展示なのか、簡単にご紹介をお願いします。
菅井単位は、長さや重さ、時間などを表したり比べたりするときに基準となるよう、あらかじめ決められた量のことです。昔は国や地域によってばらばらだった単位ですが、現在は、国際単位系(SI)に統一化されるようになってきました。
今回は、長さや重さの単位のこれまでとこれからを中心にパネルや展示物などでご紹介し、触って体感していただける展示になっています。展示物は神奈川県の産業技術センター計量検定所からお借りしています。併せて、当館で所蔵する関連資料もご紹介しています。
県立川崎図書館で開催中のミニ展示「単位のあゆみ」では、長さや重さの単位のこれまでとこれからを中心に展示しているということですが、例えばどんな展示品があるのでしょうか。「これだけは見逃さないで欲しい」というオススメの展示品はありますか。
菅井すべておすすめですが、特にあげるとメートル原器とキログラム原器のレプリカです。日本の長さや重さは、1890年にフランスの国際度量衡局から配布された「メートル原器」と「キログラム原器」が基準になっていました。メートルの定義は、1960年に光の速さに基づくものに代わりましたが、「メートル原器」はその歴史上や学術上の価値が認められ、2012年に重要文化財に指定されています。「キログラム原器」は、今でも日本の重さの基準です。
ふだんなかなか目にすることがないと思いますが、2つの原器のレプリカを神奈川県の産業技術センター計量検定所からお借りして展示していますので、ぜひご覧いただきたいと思います。
石川今回、なぜ「長さや重さの単位」をテーマに選定されたのでしょうか。
菅井今年度初めに産業技術センター計量検定所の方から連携のご提案をいただきました。6年前に当館で計量の展示をした際にご縁ができ、今回も原器のレプリカや天びんなど貴重な展示物をお貸しいただけることになって、連携が実現しました。
生活に身近な単位にも歴史があることをご紹介して興味を持っていただければと思い、長さや重さの単位のこれまでとこれからを中心にテーマを考えました。
県立川崎図書館で開催中のミニ展示「単位のあゆみ」ですが、関連して講演会も開催されるそうですね。どんな内容なのですか。
菅井「キログラム原器の役割終了へ」と題した関連講演会を開催します。日時は2月25日土曜日 午後2時から4時、場所は県立川崎図書館2階ホールです。
講師は一般社団法人日本計量史学会会長の内川恵三郎(うちかわ けいざぶろう)さんです。キログラム原器によって定められていた質量単位の定義が、2018年の国際度量衡総会において新しい定義に変更される予定です。キログラム原器も役割を終えることになりますが、そのことについてや、国際単位系SIの成り立ちについてお話いただく予定です。
県立川崎図書館で開催されるミニ展示関連講演会「キログラム原器の役割終了へ」ですが、これは事前の申し込みが必要なのですか。
菅井はい。2月25日土曜日午後2時から4時に開催の、講演会「キログラム原器の役割終了へ」は、当館のホームページの申込ページ、往復はがき、FAXでお申し込み頂けます。
往復はがき、FAXでは、講演会名、ご住所、お名前とふりがな、電話番号、ご自宅のFAX番号などをご記入のうえお申込みください。2月15日が締め切りとなっていますのでご注意ください。
それでは、ミニ展示「単位のあゆみ」が開催中の県立川崎図書館の開館時間や行き方などを教えてください。
菅井ミニ展示「単位のあゆみ」は5月10日水曜日までの開館中にご覧いただけます。
図書館へのアクセスをご案内します。最寄り駅はJR川崎駅、または京浜急行の京急川崎駅になります。そこから川崎市役所がある市役所通りを進むと、徒歩15分ほどで到着します。
駅前からバスに乗る方法もあります。バス停「教育文化会館前」下車、すぐです。川崎駅東口のりばから、川04系統の市営埠頭行きや、川10系統の水江町(みずえちょう)行きなどにお乗りください。
開館時間は、火曜日から金曜日は午前9時から午後7時まで、土曜日、日曜日、祝日は、午前9時から午後5時までです。月曜日と毎月第2木曜日は休館日となりますのでご注意ください。
ミニ展示「単位のあゆみ」と関連講演会「キログラム原器の役割終了へ」について、詳しく知りたいときのお問い合わせ先のご案内をお願いします。
菅井

電話番号044-233-4537(繰り返し)、県立川崎図書館産業情報課までお問い合わせください。

最後に、リスナーへのメッセージをお願いします。
菅井メートル原器やキログラム原器のレプリカの他にも、1キログラム、1ポンド(約453.5g)、1貫(3.75kg)の重さを持って比べていただける展示などをご用意しています。
この展示をきっかけに、生活に身近な単位について関心をもっていただければ幸いです。皆様のご来館をお待ちしております。

ミニ展示「単位のあゆみ」と関連講演会に関するお問い合わせ

県立川崎図書館

  [住所]  〒210-0011 神奈川県川崎市川崎区富士見2-1-4

  [電話]  044-233-4537

神奈川県

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