平成27年度「黒岩知事との“対話の広場”地域版(川崎会場)」参加者からのご意見(要約版)
平成27年度 黒岩知事との“対話の広場”地域版(川崎会場)の参加者意見を紹介しています
平成27年度「黒岩知事との“対話の広場”地域版(川崎会場)」参加者意見一覧(要約版)
「黒岩知事との“対話の広場”地域版(川崎会場)」当日の参加者の方から以下のとおりご意見がありました。頂いたご意見は関係部署にお伝えしました。
意見一覧
集会について
- 外国人の生の声を聞けて、共生について考える良い機会でした。多くの事例・意見を伺うことができ、勉強になりました。(川崎市・女性ほか類似意見6件)
- 知事が自分のことのように考えてくれてうれしい。(川崎市・女性)
- 子どもやDV対策などに積極的に取り組んでいることにうれしく思う。(川崎市・女性)
- 人身売買と就職問題は過去の問題ではない。弱い立場の人は災害の時だけではない。知事にこの話題について私の関心が伝えられたのはうれしい。(川崎市・男性)
- 市内で一番多い中国、韓国・朝鮮の人の意見がないのは残念だった。(川崎市・男性)
- 神奈川や東京は外国人も多く、「多文化共生」や「外国につながる子どもたち」について話す機会はあるが、ただやっているというだけで終わっている場合が多い。(県外・男性)
- リアルタイムでインターネット配信等を行い、広く公開すると良い。(横浜市・男性)
- 折角の素晴らしい機会なので、これで終わりではなく、ここからスタートすることが少しでも多く出ることを願います。(川崎市・女性)
- 今後対話の広場で取り上げるテーマとして「健康に役立つ『公園』と『まちづくり』」を提案したい。例えば、県立葉山公園と近くの古民家で健康に役立つ事業を起業した方をゲストに呼ぶ。県で本格的なことができるのではないかと思う。(川崎市・男性)
教育について
- 外国人にとって高校進学が大きな壁となっていることを学んだ。地域で考え少しずつ支援していくのが大事だと思う。(川崎市・女性)
- 外国の子どもたちが市民・県民としてよき納税者となるような学習サポートが必要。行政からのバックアップを太く長く得られる体制ができればいいと思う。(横浜市・女性)
- 来日直後の子どもへの日本語サポート体制は市ごとに対応が異なっていると思う。(横浜市・女性)
- 日本生まれ日本育ちの外国人の子ども達が必要な支援や教育を受けていないため心配。プレスクール事業など日本語を母語としない子どもを教育の対象にする必要がある。(横浜市・女性)
労働について
- 外国人の子どもの日本語教育に加えて、成人してから来日した外国人労働者への日本語教育も拡充していただきたい。日本語ができないと働くことができず、生活が脅かされてしまうのではないか。(男性)
- 言葉が通じず母語が使える仕事を低賃金で行うため、余裕がなく子どもの教育も不完全となってしまう。職場で就業時間中に日本語教育をするという意見が出たが、これを義務付けることが最優先かつ実行可能な制度となると思う。(横浜市・女性)
- 高校を卒業した外国人が、大学や専門学校に行かなくても、日本語と関わる良い仕事に就ける環境をつくってほしい。それが高校を卒業する外国人の希望になると思う。(川崎市・女性)
- 外国人労働者の積極的な導入が国の入管基本計画に位置づけられている。このことを県が国に代わって発信することで、県民の意識を変えるのに役立つと思う。(男性)
- 今後、少子高齢化社会が進み人手不足が問題になることは明らかなので、医療などの分野で外国人登用を積極的に進めてもらいたい。一定の基準を設けて間口を拡大しなければ、良い人材はみんな別の国に行ってしまう。(川崎市・男性ほか類似意見1件)
- 看護師を目指す外国人は、人材(納税者)になりうるし、支援する側にまわる可能性がある人だと思う。県としてEPAの滞在期間を延ばす案など、実践的な話だと思った。(横浜市・女性)
- 看護師資格をとるハードルを下げると、就職してから、本人、仲間、患者に負担がかかるので、支援が必要だと思う。(横浜市・女性)
行政の働きかけについて
- わかりやすく的確な日本語で県の情報を発信することは大事だと思う。(横浜市・女性)
- 行政が外国籍の方へ書類を送付する際は、カバーレターだけでも多言語で記載するようにすれば、言語に関わる問題対応の一助になると思う。(川崎市・男性)
- 外国人の生活を長期的視点で考える県職員が常時いて、政策を研究していくことが必要。そんな仕事を国際言語文化アカデミアに作ってもらいたい。(横浜市・女性)
- 資源をどう活用していくか、情報をどうつないでいくかがとても大切だと感じた。(川崎市・女性ほか類似意見2件)
- 欲しい支援と支援できる資源をつなぐことが重要であり、県だけでなく市区町村を含め「窓口」の設置とサービス提供が必要。(川崎市・女性)
- もっと行政と学校とのコミュニケーションを深め、行政も市民との交流や協力をすべきだ。(横浜市・男性)
その他
- 日本と神奈川県民の県内の問題を解決して希望を灯してから、外国人の暮らしの向上などを考えるべきではないかと思う。(川崎市・男性)
- 国家戦略特区による早期の政策実現が必要。そこから全国レベルへの拡大が大事。(県外・男性)
- 難民が見える。難民を受け入れる。(川崎市・男性)
- 国と同じように神奈川県でも人種差別撤廃条例が必要だと思う。(川崎市・女性)
- コミュニティでのボランティア通訳の養成を公費で行ってほしい。日本人と結婚したフィリピン人女性たちに研修の機会を設けて、コミュニティ通訳として活動できる人が増えていけばすばらしいと思う。(横浜市・女性)
- 日頃から外国人とふれあい、交流をしている。(川崎市・女性ほか類似意見1件)
- オリンピックもあるので、道路や地名の外国語の表記は必要だと思う。(川崎市・女性)
- 多様な知識を学び、多様な建築、多様な経済状況を学ぶ必要がある。その上で、文化風習で必要なものだけを必要な組織で築くとよい。(川崎市・女性)
- 働く意欲がなく生活保護を受けている人がいるので、細かい生活指導をしてほしい。(川崎市・女性)
たくさんの方にご参加いただきました。ありがとうございました。