鳥インフルエンザについて

掲載日:2018年1月19日

 

鳥インフルエンザのヒトへの感染例 |  感染が疑われる者の報告基準 |  県の対応 |  鳥インフルエンザ最新情報 

1 鳥インフルエンザとは

 鳥インフルエンザとは、鳥類に対して感染性を示すA型インフルエンザウイルスのヒトへの感染症をいいます。このウイルスは一般的に、鳥インフルエンザウイルスと呼ばれ、自然界においてカモ、アヒルなどの水鳥を中心とした多くの鳥類が腸内に保有しています。その中に、感染した鶏が高率に死亡する高病原性鳥インフルエンザウイルスが含まれ、H5亜型とH7亜型のものが知られております。                                                                                          
 現在、日本ではヒトの感染事例は報告されていません。インドネシア、ベトナム、タイ、エジプト、中国などでは報告されていますが、感染鳥類またはその排泄物等に濃厚に接触した場合に限られています。 また、鳥インフルエンザウイルスがヒトからヒトへ持続的に感染した事例は確認されていませんが、一部、濃厚接触した家族間での感染が疑われる事例が報告されています。

(1) 高病原性鳥インフルエンザのヒトへの感染について

  
感染経路

・鳥類からヒトへの感染は、感染した鳥又はその死骸や内臓、排泄物等に濃厚に接触した場合に限られています。
・ヒトからヒトへ持続的に感染した事例は確認されていませんが、一部、濃厚接触した家族間での感染が疑われる事例が報告されています
※家きんの肉又は卵の摂食によりヒトに感染することは世界的にも報告がありません。

症状鳥類に対して感染性を示すA型インフルエンザウイルスがヒトへ感染するもので、症状は、突然の高熱、咳などの呼吸器症状のほか、下痢、重篤な肺炎、多臓器不全などの全身症状を引き起こす重症例もあります。
潜伏期間1日から10日(多くは2日から5日)
診断方法・A型インフルエンザの迅速診断キットでウイルスを検出することが可能ですが、鳥インフルエンザの確認にはさらに詳しい検査が必要です。
・鳥インフルエンザは、感染症法ではH5N1及びH7N9亜型は二類感染症に、その他の鳥インフルエンザは四類感染症に指定され、診断を行った医師から直ちに届出が行われることとなっております。
治療方法A型インフルエンザの治療に使われている抗インフルエンザウイルス薬「リン酸オセルタミビル」(販売名:タミフル)は効果があるといわれています。
ワクチン現在使用されている人のインフルエンザワクチンは鳥インフルエンザには直接の効果はありません。
予防方法一般の方は、現段階では、通常の生活の中で一般的なインフルエンザ予防以外の特別な予防を行う必要はありません。
※鳥インフルエンザの流行が見られる地域では、不用意に鳥類に近寄ったり触れたりしない(特に、家きんが飼育されている場所や、生きた鳥を販売している市場、食用に鳥を解体している場所などに立ち入らない)よう注意するとともに、基本的な感染症予防として、こまめな手洗いや咳エチケットを心がけましょう。

(2) 新型インフルエンザについて

 新型インフルエンザは、既知の鳥インフルエンザウイルスや豚インフルエンザウイルスの遺伝子が変異し、ヒトからヒトへと効率よく感染する能力を獲得した、新たな遺伝子を持つインフルエンザウイルスによる感染症です。季節性インフルエンザと抗原性が大きく異なり、大部分のヒトが免疫を有していないことから、ヒトの間で急速かつ大規模な流行を引き起こすと考えられるものをいいます。

参考:新型インフルエンザに関するQ&A(厚生労働省ホームページ)

(3) 参考情報 

鳥インフルエンザに関するQ&A(厚生労働省ホームページ)
鳥インフルエンザに関するQ&A(感染症情報センターホームページ)

2 鳥インフルエンザ(H5N1)のヒトへの感染例

 WHOから報告されている海外での感染確定症例数が国立感染症研究所感染症情報センターに公表されております。
感染確定例(感染症情報センターホームページ)

3 鳥インフルエンザの届出基準・報告用紙

※届出基準・報告用紙については、県衛生研究所ホームページに掲載しております。

4 県の対応

 鳥インフルエンザのヒトへの感染に係る対応

 高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)のヒトへの感染防止対応マニュアル [PDFファイル/235KB]

(1)  相談体制

  鳥インフルエンザに対する相談・質問を、最寄の保健福祉事務所又は保健医療部健康危機管理課で受付けています。(相談受付時間:月から金、8時30分から17時)

(2)  公衆衛生部局と畜産部局との連携体制

 ヒトへの感染防止、ヒトへの感染が発生した場合の迅速な治療等の対応を図るため、環境農政局(家畜保健衛生所)が高病原性鳥インフルエンザの発生が疑われる鳥情報を入手した場合に、保健福祉局へ迅速に情報を提供する体制等を確立しています。

(3)  医療体制

 A.神奈川県医師会、神奈川県病院協会を通して各医療機関に対して、鳥インフルエンザが疑われる患者等が発生した場合の保健所への報告及び検体の確保をお願いしています。

 B.鳥の殺処分に従事する者に鳥インフルエンザが疑われる症状が出た場合の治療体制を整備しています。

(4)  検査体制

 県衛生研究所において鳥インフルエンザの検査を実施する体制を整備しています。

5 鳥インフルエンザ最新情報

感染症情報センターホームページ

厚生労働省ホームページ

厚生労働省検疫所ホームページ(海外渡航者のための感染症情報)

県衛生研究所ホームページ(神奈川県感染症情報センター)

県畜産課ホームページ

農林水産省ホームページ

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神奈川県

このページの所管所属は 健康医療局 保健医療部健康危機管理課 です。