ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

食品と放射能 


印刷用ページを表示する 掲載日:2011年4月18日

食品と放射能

 昭和61年(1986年)4月26日、旧ソ連ウクライナ共和国のチェルノブイリ原子力発電所で発生した原子炉事故で、多量の放射性物質が環境中に放出され、近隣ヨーロッパ諸国の農畜産物が放射性物質で汚染されました。

 国内では、平成11年(1999年)9月30日、茨城県東海村のウラン加工施設において臨界事故が発生しました。ウラン加工施設の事故では、幸いにも、周辺地域の農水畜産物等のサンプリング調査の結果、汚染は確認されず、10月4日に国の食品等への安全宣言が出されています。

 ここでは、食品と放射能の基本的な知識や国及び県の取組みに関する情報を提供します。


放射線と放射能

「放射線」を出す物質を「放射性物質」といい、放射線を出す能力を「放射能」といいます。

放射線、放射能、放射性物質の関係を電球に例えると、「電球」が放射性物質に、電球から出る「光線」が放射線に、電球の「光を出す性質」と「その強さ(ワット数)」が放射能に対応します。

電球の図電球から出る光が放射線
    電球そのものが放射性物質
    光を出す性質とその強さが放射能


「放射線」にはアルファ線、ベータ線、ガンマ線の代表的な3種類の他、エックス線、中性子線、重粒子線などいろいろな種類があります。放射線のそれぞれの性質を利用して医療、工業、学術研究などに利用されています。


放射線、放射能に使用される単位

放射線線量等量シーベルト(Sv)生物が放射線を受けたときの影響を表す単位
吸収線量グレイ(Gy)放射線が物質に当たったときその物質に吸収されるエネルギーを表す単位
放射能ベクレル(Bq)放射性物質の量を表す単位で、1ベクレルは1秒間に1個の原子核が壊変することを表す

どのようなものから放射線を受けているのか

私たちの身の回りにはごくわずかですが天然の放射性物質があり、これらの物質から常に放射線を浴びています。また、このような放射線の他、宇宙から地球に降り注いでいる宇宙線からも被ばくしています。私たちが1年間に被ばくする線量は、地域よって差がありますが年間2.4ミリシーベルトです。

また、病院での診断などからも、人工の放射線を浴びていますが、自然放射線も人工放射線も人体への影響は全く同じです。


身体への影響

人体が放射線を浴びると人体を構成する細胞を壊したり、傷つけたりします。線量が低い場合は、身体に備わった修復作用や回復機能により修復されますが、修復されなかった場合には、放射線障害が発生するといわれています。


輸入食品に対する国の取組み

国では、放射性物質によって汚染された食品の国内への流入を防ぐため、セシウム134とセシウム137の放射能濃度が1キログラムあたり370ベクレルという判断基準(暫定限度)を設定し、この暫定限度を超える食品については国内に輸入させない措置を講じています。

検査については、全国の主要な空港や港に設けられている国の検疫所で輸入届出時に行われています。

暫定限度を超える放射能が検出された輸入食品は、昭和62年から平成16年までの19年間で59件ありました。昭和62年は30件ありましたが、徐々に減少し、最近では年間に1件程度になっています。


県の取組み

 本県では毎年、輸入品及び国産品を合わせて20検体程度、野菜や魚介類、粉乳などについて放射性セシウム等の放射性物質の検査を実施しています。微量ながら放射性セシウムが検出された検体もありますが、いずれも暫定限度を超えるものはありませんでした。 

 検査結果



このページの先頭へもどる

食品衛生のページへもどる

本文ここで終了

Adobe Readerダウンロード

Pdf形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)