更新日:2023年10月19日

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国営公園の概要

国営公園の概要を説明します

国営公園とは、国が整備・管理を行う都市公園のことです。国家レベルで優れた文化的資産の保存・活用を図るために設置された公園、国家的な記念事業として設置された公園(国営昭和記念公園など)や、広域的な見地から設置された公園(国営ひたち海浜公園など)があります。(→「国営公園一覧」)


国営公園の定義と分類



営造物公園 国の営造物公園 国民公園
(皇居外苑、新宿御苑など)
環境省設置法
都市公園(国営公園) 都市公園法
地方公共団体の営造物公園 都市公園(県立公園など)
その他の公園
(特定地区公園など)
 
地域制公園(国立公園、国定公園、県立自然公園など) 自然公園法


イ号公園とロ号公園
「都市公園法」第2条第1項第2号

区分 定義
イ号公園
(広域的な見地から
設置する公園)
一の都府県の範囲を超えるような広域の見地から設置する公園(11箇所)
広域的な災害救援活動の拠点となる公園(1箇所)
ロ号公園
(国家的な記念事業等として設置する公園)
国家的な記念事業として設置する公園(3箇所)
我が国固有の優れた文化的資産の保存及び活用を図るため、設置する公園(2箇所)



国営公園、国立公園、国定公園の違い

国営公園
(都市公園)
公園を構成する土地、物件について所有権等権原を取得して、国が整備する都市公園。広場や運動施設、遊戯施設などの公園施設を整備し、利用度の高い公園。
国立公園
(自然公園)
一定の区域を土地の権原に関係なく、公園として地域指定し、土地利用の制限や一定の行為の制限等によって、優れた自然景観を保全するもの。日本の風景を代表する優れた自然の風景地で指定、管理主体とも国。
国定公園
(自然公園)
国立公園と同様の公園。国立公園に準ずる優れた自然の風景地で指定は国が行うが、管理主体は都道府県。

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このページの所管所属は県土整備局 都市部都市公園課です。