光陵高等学校

掲載日:2016年1月25日

光陵高等学校における「創立50周年記念事業」の取組みについて【神奈川県立光陵高等学校】

前書き

 本校は昭和41年、県立横浜立野高等学校の山手分校として、横浜山手の地に開校し、その後、旧東海道の権太坂に学び舎を構え、独立する際に、校名案の検討が学校に任されました。記録に残るものだけでも175の案があがりました。特徴的なものでは「権太坂高校」があり賛否両論が渦巻いたようでした。とりわけ略称「権太」「ゴンコウ」では困るとの声も出、他の候補である「陵」を使った校名がいくつか絞られたなかに「陵光」があり、この文字の順序を変えて「光陵」として脚光を浴びて今日に至りました。まさに「光陵高校の歌(校歌)」――(以下校歌と表記)の歌詞にもあるとおり「光あふれる陵(おか)」で、50年の歳月を重ね、これまで多くの優秀な人材が巣立っていきました。

事前準備

 光陵会(同窓会)、PTA、PTA-OB会、学校が一体となって、創立50周年記念事業の準備を進めてきました。記念式典に向けて、生徒から50周年のシンボルマークを募集したところ、生徒の思いがこもった複数の作品が寄せられました。その中で校長賞を受賞し、シンボルマークとして採用された作品を紹介します。

採用されたシンボルマーク
   採用されたシンボルマーク

 「5と0の重なった緑色と青色の部分がポイントです。どちらも『校歌』から発想を得ました。緑色の部分:形は光陵の『光あふれる陵(おか)』を、色は『芽ばえ』と『若木のみどり』を、光へと続く中心のラインは権太坂をモチーフに50周年を一区切りとしてまだまだ先へ続く光陵の未来を表現しています。青色の部分:『光あふれる陵(おか)』と『光きらめく空』を表現するためグラデーションを採用しています。色は『青雲の心』を表現しています」(『』内は、校歌より)
 また、当日配布したクリアケースの裏面デザインも生徒の手によるものとなりました。
 校長の発案で、全職員の「現在の光陵生へ 未来の光陵生へ」といったメッセージ集を作成したり、式典の際に歌う「校歌」の混声4部合唱を全生徒が練習を重ねたりと職員・生徒が一体となって記念式典に向けて準備を進めてきました。
 さらに、この創立50周年事業を生徒たちの手で盛り上げようと、生徒会が、イメージキャラクターの募集を呼びかけました。数多くの優秀な作品が寄せられて選ぶのに苦労しましたが、そのなかでも通称「ごんたん」と呼ばれるキャラクターが選ばれ、みんなに愛されています。因みに「ごんたん」がかぶっている帽子は生徒の胸につけられているバッジとなっています。どうやら「ごんたんの頭をなでると頭がよくなる」という制作者の思いがあるようです。

イメージキャラクター「ごんたん」
イメージキャラクター「ごんたん」

記念式典

 平成27年11月24日(火曜日)、かながわ県民ホール大ホールにおいて創立50周年記念式典、記念演奏会を開催しました。この日は小春日和となり、まさに「伝統の継承と発展」を願うにあたりふさわしい日となりました。
 本校10期卒業生、元日本テレビアナウンサーの増田隆生氏と本校演劇部の2年生生徒による司会のもと式典が厳かに開かれました。
 田邊克彦実行委員長のあいさつに続き、校長、光陵会会長、PTA会長がそれぞれ、光陵高校に寄せる思いを語りました。
 多数ご参加いただいた来賓の方々を代表して、本校2期卒業生でもある黒川雅夫副知事より、黒岩祐治県知事からのメッセージが伝えられた他、「創立間もない頃の光陵高校の様子」や、「光陵高校のこれまでの教育活動の成果」について、お話をいただきました。また、桐谷次郎教育長からは「近年の光陵高校の取組みの成果」について、お話をいただきました。さらに、長谷部勇一横浜国立大学長からは、「国立大学と県立高校の連携という他に類のない連携をさらに進め、横浜国立大学教育人間科学部及び附属横浜中学校と光陵高校との連携を、全力をあげて強めていく」というお言葉を頂戴しました。
 最後に、生徒会長が、堂々とした態度で、光陵高校の未来に向けて決意を述べました。

生徒会長挨拶
       生徒会長挨拶

 式典の最後には、参加者全員で「校歌」を合唱しました。生徒の座席はあらかじめ混声4部のパート別に座っていたこともあり、ホール全体に、美しいハーモニーが響き渡りました。

記念演奏会

 第2部は素敵なコンサートとなりました。ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の第一主席で、世界的なヴィオラ奏者であり、本校5期生である波木井賢さんと世界的なヴァイオリン奏者である菊地裕美さんご夫妻と、そしてご夫妻のご友人で作曲家、シンセサイザー奏者であるジョルジュ・クルタークJr.さんの演奏が行われました。1曲目の「Dialogue-対話」は、クルタークJr.さんとそのお父様であるジョルジュ・クルタークさんの作で、世界初演の曲でした。なお、タイトルの「対話」には「父母と子」、「先生と生徒」、「在校生と卒業生」、「過去と現在」、「現在と未来」、「時間と空間」を超えての「対話」の意味が込められており、記念演奏会を飾るにふさわしい曲を披露して頂きました。その後、「ハバネラ(カルメン)」などが演奏され、会場全体が聴き入っていました。
 第2部の最後は本校弦楽部の生徒と、波木井さん、菊地さんとのコラボレーションによる「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の演奏でした。本校5期生と在校生の共演はまさに50年の歴史のなかで培われた伝統を次世代の後輩に託し、新たな歴史を刻んでゆくにふさわしい演奏となりました。

波木井賢氏 弦楽部とのコラボ
       波木井賢氏               弦楽部とのコラボ

結び

 50年という歳月は「伝統」と呼ぶにはまだ若すぎる感もありますが、この創立50周年記念事業は、これまでに培われてきた良き校風を受け継ぎながら、今後未来に向けてさらに発展・前進していくための契機となりました。生徒たちは、多くの方々に支援され、見守られていることを実感するとともに、光陵高校の生徒であることに誇りと自信をもったことでしょう。そして将来は、「心やさしき社会のリーダー」として社会に貢献する存在になっていくことと思います。

お問い合わせ先 

神奈川県立光陵高等学校
電話:045-712-5577

神奈川県

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