津久井浜高等学校

掲載日:2015年6月25日

津久井浜高等学校における読書活動推進の取組み【神奈川県立津久井浜高等学校】

 昭和51年4月に開校した本校は、平成28年度に創立40周年を迎えます。京急津久井浜駅から徒歩4分、三浦半島の自然に囲まれた絶好の環境の中にあり、地域の方々の温かい眼差しにも支えられ、生徒は学習にも行事や部活動等にも活発に取り組んでいます。
 読書活動の推進は、昨年度より図書委員会や教科を中心に全校をあげて取り組んでおり、大きな成果をあげています。

図書委員会の日常活動

 図書委員会は企画班・通信班・カウンター班の3班に分かれ日常の活動を行っています。
 企画班は、図書館の展示ケースのディスプレイを定期的に変更し、季節やイベントから選んだテーマに沿った飾りつけで本を紹介します。セレクトされた本は、ユーモアや流行に合わせた生徒のセンスが光ります。

展示ディスプレイの画像

     展示ディスプレイ

 通信班が年2回発行する図書館報「青春図書館あおとしょ」は、出身中学校と本校図書館を比べたり、地元の絵本屋を取材したりといった生徒目線の特集企画で、生徒の興味関心を読書に向ける大きな引力となっています。
 カウンター班は、当番制で貸出業務を司書と一緒に行いますが、当番で図書館に来ることが多いので、図書館や本についての細かな情報をクラスへ伝えたり、生徒からのリクエストを図書館へ伝えたり、生徒と図書館との橋渡しをする役割を担っています。

県読書活動実践推進事業の活用

 図書委員会では、さらに図書館利用者を増やそうと日常的な活動以外でも、県教育委員会の「県読書活動実践推進事業」を活用して、平成26年7月に外部講師による「紙芝居実演会」及び「制作講習会」を行いました。実演会には同じ校舎で学ぶ県立武山養護学校津久井浜分教室の生徒も招き、本校生徒と一緒に鑑賞しました。

紙芝居実演会の様子の画像

    紙芝居実演会の様子

 また、講習会では図書委員が紙芝居の作り方や実演の方法などを学び、4グループでオリジナルの創作紙芝居をそれぞれ制作しました。
 隔年で9月に行われる文化祭では、平成25年度に地域のボランティアグループの方々から絵本の読み聞かせを学んだ経験を生かして、絵本の読み聞かせをするとともに制作した紙芝居4作品の実演を行い、一般来校者の方からも好評を得ることができました。

文化祭での読み聞かせの様子

  文化祭での読み聞かせの様子

図書委員会の自主的活動

 こうした取組みが、図書委員会及び図書館の活性化につながったことで、「このまま終わらせるのはもったいない」という声が上がり、地域へ活動の場を広げ、平成27年1月に横須賀市立津久井保育園で絵本の読み聞かせをし、紙芝居の実演を行いました。小さな園児たちのまっすぐな視線を受け、緊張しながらも、大変やりがいを感じました。今後も定期的に活動していく予定です。

津久井保育園実演の様子の画像

   津久井保育園実演の様子

図書委員としての経験が利用者を増やす

 このような文化祭や外部のイベントなどでの成功が生徒の毎日の活動に還元されていくサイクルができつつあります。図書館のスタッフであり利用者でもある生徒が、前向きに取り組む姿が一般生徒にも伝わり、平成26年度の総貸出冊数が前年度比で172%と大きく増加しました。
 また、学校を中心とした活動にとどまらず、高文連図書専門部への加盟といった外部活動にも積極的に取り組んでいます。
 そして、こうした活動が評価され平成27年4月23日に文部科学大臣から「子どもの読書活動優秀実践校」として表彰されました。

文部科学大臣からの表彰状の画像

   文部科学大臣からの表彰状

 今後も多くの活動や体験を通じて生徒一人ひとりが、高校時代に1冊でも多くの本に出会う機会をつくって行きたいと考えます。

  お問い合わせ先 

神奈川県立津久井浜高等学校
電話:046-848-2121

神奈川県

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