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平塚中等教育学校


印刷用ページを表示する 掲載日:2011年2月25日

日本の伝統文化に親しもう!

 神奈川県立平塚中等教育学校は、平成21年に開校した神奈川県内ではじめての公立中高一貫教育校です。平塚市の総合公園ととなりあう緑豊かな学び舎に、平成22年度は中学1年生と2年生に相当する2学年320名の生徒が、西は湯河原から東は川崎、横須賀まで県内各地から通っています。
 本校では6年間のさまざまな学習活動を通し、次世代リーダーとして世界に羽ばたくことができる人材を育てていきたいと考えています。国際人として世界の文化を尊重する広い視野を持つためには、まず、自分の国の文化を知ることが大切です。そこで今回は、「日本の伝統文化に親しむ」ための授業や行事をご紹介します。

「相模人形芝居」に挑戦!

「相模人形芝居」体験 相模人形芝居は、人形浄瑠璃(文楽)の一種であり、江戸時代から続く、神奈川の代表的な民俗芸能の一つです。人形浄瑠璃(文楽)は三味線の伴奏と太夫の語りに合わせて人形を操り行われる芝居で、世界無形遺産に指定されています。地元の一座で、県の重要無形民俗文化財に指定されている相模人形芝居前鳥座(さきとりざ)に指導をお願いし、相模人形芝居に挑戦しました。

 生徒たちは、侍やお姫様などの人形を3人がかりで操りました。人形の顔は目や口を表情豊かに動かすことができます。手や足も上手に操れば、まるで人形に命が宿ったようでした。人形は、古い木や、鯨のヒゲやヤク(ウシ科の哺乳類)の毛など自然の素材を生かして精巧に作られていることに驚きました。

筝や三味線を弾いてみよう!

三味線に挑戦している様子 国際宇宙ステーションで宇宙飛行士の野口さんと山崎さんが合奏した、日本を代表する曲「さくらさくら」。生徒たちも和楽器で挑戦しました。初めて弾いた箏や三味線は少し難しかったようですが、何とか形になりました。将来、外国や宇宙で演奏する機会があるでしょうか・・・?

「凧」や「お面」を作ろう!寄木細工の技を知ろう!

上:手作りの凧とお面 下:寄木細工工房見学 美術の授業で「民芸」について学びます。食器や家具をはじめ、普段の生活に用い、身の回りにある美(用の美)についてレポートを書き、そして、天然の素材を生かして「凧」や「お面」を作ります。凧は、実際に冬の青空に飛ばすことができました。

 また、民芸運動を提唱した哲学者、柳宗悦が「神奈川県で第一に推されるもの」として挙げた箱根寄木細工の工房に、2年生のグループが職場見学に行きました。美しい寄木細工や木象嵌(もくぞうがん)を作り上げる、職人さんの繊細な技術と集中力に驚きました。

百人一首を覚えよう!

百人一首大会 飛鳥時代から鎌倉時代にわたる百人の歌人の和歌を、1年生30首、2年生30首、3年生40首と、3年間で全て覚えていきます。冬休み明けに個人・クラス対抗百人一首大会を行いました。

 「天の原ふりさけ見れば~」「はいっ!」…体育館で白熱した試合が行われ、とても盛り上がりました。

書初めで今年の目標を!

書初め作品 冬休みの宿題で、今年の目標を四字熟語に表して書初めを行いました。「日進月歩」「七転八起」などなど・・・。教室や廊下に掲示し、初心を忘れず精進していきます。平成23年も良い年になりますように!

平塚は「囲碁のまち」!

 平塚市では、昭和初期にプロ棋士養成の「木谷道場」が桃浜町にあったことから、「囲碁のまち平塚」として、市を上げて囲碁文化を推進しています。囲碁は7世紀頃日本に伝わったといわれ、平安時代の貴族や戦国時代の武将にも好まれた古い歴史を持ちます。そして平成22年に中国の広州市で行われた第16回アジア競技大会の種目にもなった、頭脳「スポーツ」です。

 本校の囲碁部はまだ創部2年目ですが、平成22年12月の神奈川県中学校囲碁選手権大会新人戦でみごと団体戦で優勝しました。これからも部員みんなで切磋琢磨し、さらに力をつけていきたいと思います。

お問い合わせ先

神奈川県立平塚中等教育学校

電話:0463-34-0320