平成22年度に、神奈川県教育委員会の県立高校教育力向上推進事業教育推進校<学力向上進学重点>の指定を受け、川和高等学校では、授業の質の向上、夏期講習等の充実、学習環境の整備を図ってきました。ここではその取組みの中からサイエンスキャラバンと自習室の整備を紹介します。
東京工業大学が高校生を対象に実施している出張授業です。川和高等学校では学力向上の取組みの一環として、1年生を対象として、平成23年度も東京工業大学の橋爪教授、桜井東京工業大学世界文明センターフェローをお招きし「温暖化に立ち向かう」、「雪月花の数学」という題目で講演をしていただきました。高度な内容にもかかわらず、生徒たちは理解しようと聴き入っていました。

(サイエンスキャラバンの様子)
生徒がいつでも自習できる環境を整えるために、保護者の協力を得て自習室の机・椅子を一新しました。エアコンも完備されています。昼休みや放課後だけでなく、休日にも自習室を活用して勉強に励む生徒の姿が見られます。生徒たちからは「机が広くなって使いやすい。」「勉強に集中できる。」と好評です。

(自習する生徒たち)
川和高等学校は部活動がとても盛んです。特に運動部では、さまざまな大会で優秀な成績を残しているので、川和高等学校というと「運動部」というイメージがあるかもしれませんが、文化系の部活動も盛んです。ここでは特に、全国大会に出場した「室内楽部」と「囲碁将棋部」を紹介します。
吹奏楽部とは別に、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスの4つの弦楽器で構成されているのが室内楽部です。現在部員数は26名ですが、高校入学前の経験者はわずか2名でした。
「聴いてくださる方に感動を届けられるように」を合言葉に、始業前、昼休み、放課後の地道な練習を積み重ね、初心者でも素敵な音を奏でられるようになりました。平成23年8月には福島市音楽堂で開催された全国高等学校総合文化祭に出場し、心のこもった演奏を送り届けることができました。

(室内楽部の生徒たち)
囲碁将棋部は、男子11名、女子2名の総勢13名で、昼休みと放課後に活動をしています。対局をするだけでなく、竜王戦や名人戦など、最新の棋譜を並べるなどレベルの高い研究をしています。女子部員2名は、入部時は初心者でしたが、平成23年度において創部以来初の第20回全国高等学校文化連盟 将棋新人大会出場という快挙を成し遂げました。2人とも、めきめきと力をつけ、今では経験者を凌ぐ程の実力です。

(囲碁将棋部の生徒たち)
川和高等学校の行事は、とても盛んに行われます。その中で、今練習している「合唱祭」について紹介します。
毎年、学年末にクラス対抗形式で「合唱祭」を開催します。平成23年度は練習の開始時期が例年より早く始まり、11月の下旬には、2年生が音楽室で練習をしていました。ピアノの伴奏に合わせて、懸命に歌う生徒の姿があり、3月には素敵なハーモニーを聴かせてくれそうです。

(合唱の練習風景1) (合唱の練習風景2)
神奈川県立川和高等学校
電話: 045-942-0826