小田原城北工業高等学校

掲載日:2017年10月30日

デザインの力で環境に優しい社会を応援-ごみ収集車(パッカー車)デザインペイント活動-【神奈川県立小田原城北工業高等学校】

はじめに

 本校は、地域のごみ収集を行う株式会社小田原衛生美化サービスと連携し、ごみ収集車(パッカー車)のデザインペイントを行っています。大切なごみ収集車のイメージをデザインの力で明るくクリーンなものに改善するための取組を紹介します。

 平成5年から続けている活動も平成29年で25台目となります。今年もごみ収集車のイメージアップや環境にやさしい社会を支援するための活動を行います。

テーマ

 今年のテーマは「ハンドメイド宇宙」です。きらびやかな宇宙を紙やテープを切り貼りして作っているかのように表現した図案とし、可愛らしいUFOや星などのモチーフが紙で貼ってあるように描くこととしました。

事前準備

 今年は1年生14名、2年生14名の総勢28名の有志生徒が参加しています。主に夏休みに行うペイント活動ですが、始まりは4月からで、メンバーの選出、原案の構想、デジタル化など車が届く前にも生徒たちの活動はスタートします。  

図案のデジタル化と色見本を作成している写真  図案のデジタル化と色見本を作成している写真

  図案のデジタル化と色見本の作成

作成本番

 7月上旬にごみ収集車が納車され、リーダー指揮のもと意気込み高く作業が始まりました。1ヶ月と短い期間の中でやることが多いため、その日に必要なことや手順を考え、計画的に活動することが必要となります。リーダーやサブリーダーが予定を考え、全体への説明はもちろん、いつでも確認できるように紙に書き出すなど、常にスケジュールを意識しながら進める工夫も行いました。

 また、1年生は初めてペイント活動に参加するので、何も分からないまま始まります。最初は戸惑う生徒も、先輩とペアになり、細かく丁寧に指導を受けることで、作業を通して身体で覚えます。教員が全てを指示するのでなく、先輩から後輩へ技術や知識を受け継いでいくことで、チームワークの向上だけでなく、ごみ収集車デザインペイント活動への姿勢や責任なども代々受け継がれていきます。

 下地作業(やすりがけ・マスキング)から始まり調色、下描き、塗装など、やることが多いので、計画的に進める必要があります。天候に左右されたり、ちょっとしたミスから修正を余儀なくされたりと思うように進まず、体力的・精神的につらい時期もありました。しかし、リーダーやサブリーダーが鼓舞激励し、士気を高め、完成に向けて突き進めました。

 生徒自身の力で問題を見つけ計画的に取り組むことで、達成感だけでなく課題解決力やコミュニケーション能力、主体性など、社会に出て必要となるスキルが育つ良い機会となっています。 

塗装作業の写真  計画表と引継事項の伝達の様子

  塗装作業                     計画表と引継事項の伝達                    

完成

 小田原衛生美化サービスを含め多くの方の応援もあり、生徒たちは、最後まで妥協なく丁寧にペイントを仕上げ、25代目ごみ収集車が完成しました。真夏の暑い時期に行うペイント活動は小田原城北工業高校の夏の風物詩になっており、先輩から後輩へと代々受け継いでいる伝統を今後も繋いでいきたいです。

完成した25代目ごみ収集車の写真

  25代目ごみ収集車完成

お問い合わせ先 

神奈川県立小田原城北工業高等学校
電話:0465-36-0112

神奈川県

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