磯子高等学校

掲載日:2016年4月25日

磯子高等学校における他者理解への取組【神奈川県立磯子高等学校】

 地球上のすべての人と考えや思いを伝え合い、理解しあって豊かな人間関係を築き、他者と共生し協働できる「よき市民」を育成することが、県立磯子高等学校の教育方針です。
 この教育方針に基づき、生徒に幅広い視野を持たせる一助として、様々な交流活動を行っています。

留学生の受入れ

 平成28年9月よりオーストラリアとフランスからの留学生2名を受け入れています。平成28年度は最大3人の留学生が通学しました。グローバルコミュニケーションコースのクラスの一員として、楽しく学校生活を送っており、日本文化を積極的に学ぼうとしている姿に本校生徒たちも刺激を受けています。また、放課後の部活動にも参加し本校の生徒と変わらない生活をしています。留学生からの評判も良く、期間の延長や、その他の留学生受入れの要望などをいただき、本校では今後も続けていく予定です。

留学生交流会

       留学生交流会

異文化理解研修

 平成28年度は外部講師による研修講座を5回開催しました。

 5月の講師には、本校卒業生で現在タンザニアに在住の島岡強さん・由美子さんご夫妻です。自ら「革命児」と名乗り、現地に移り住んで約30年、人々の生活向上のためにさまざまな分野で活躍してきました。すべてを理想のために捧げた生き方は、強烈な印象を残してくれました。また、5月は他にも福祉講座として手話講座と難聴教室をおこない、実際に手話を使用して生活している方々に手話を教わったり、補聴器の実物に触れ、実際の聞こえ方などを体験しました。

 9月には、トランスジェンダーについての講座があり、生徒たちは約4時間の事前学習の後、この講座に臨みました。実際に自分の性に違和感を持たれている方を講師に招き、実体験をもとに様々な話をしてもらい理解を深めました。

 12月は、ルワンダで義肢作りによる支援を続けているご夫妻のルダシングワガテラさん・真美さんをお招きしました。

難聴教室     トランスジェンダー講演会

       難聴教室                 トランスジェンダー講座

地域交流

 近接している小学校や幼稚園と授業やボランティア活動の中で交流をしています。普段接することのない年齢の子どもたち相手に、はじめは緊張して表情もかたかった生徒たちですが、時間が経つにつれどんどん笑顔になり、帰る時には名残惜しそうに子どもたちに手をふっています。

 また、地域の人を中心に講師を集め、生徒たちに色々なお話しをしてもらう「せせらぎ学校」という取組もあります。様々な年齢や経歴の講師から、普段聞くことがないような話を質問をまじえながら真剣に聞いていました。

なかよし会     せせらぎ学校

     なかよし会                     せせらぎ学校

オーストラリアとの交流事業 

 磯子高校には、オーストラリアにレーベンズホー高校という姉妹校があり、平成28年7月末から10日間にわたり、希望者の中から選考された生徒20名が、実際にオーストラリアへ行き、異文化交流をしました。現地では本校ではできない農業体験やカヌー体験、オーストラリア伝統のお菓子作り等、たくさんのプログラムをおこない、生徒は終始興奮していました。

 中でも現地の生徒宅でのホームステイは格別に印象に残ったようです。初日こそ食べ物や生活スタイルの違いに戸惑ったようですが、2日もすると日本に帰りたくないと言い出す生徒が出てきました。最終日をむかえると、あちらこちらで涙を流して別れを惜しんでいました。

 自分のしたいこと、したくないことを英語やジェスチャーで正確に伝えるのは、日本に住んでいる生徒にとっては難しい事だったと思います。その苦難を乗り越えてコミュニケーションを取れた経験は、生徒にとって大きな財産となりました。平成29年は本校がレーベンズホー高校を受け入れる予定です。この研修で培った思い出と経験を生かし、姉妹校生徒との交流をより深いものにしてもらいたいと考えています。

カヌー体験     姉妹校のレーベンスホー高校

       カヌー体験                 姉妹校のレーベンズホー高校

お問い合わせ先 

神奈川県立磯子高等学校
電話:045-772-0166

神奈川県

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