川崎工科高等学校

掲載日:2016年11月29日

川崎工科高等学校「ミニ南武線が走る」【神奈川県立川崎工科高等学校】

はじめに

  • ミニ南武線とは

 川崎工科高校の3年生が、「課題研究」という授業の中で製作した、人が乗れるミニ電車です。「課題研究」は毎週3時間の授業で、3年生が学生生活の集大成として、1年間かけてひとつのテーマについて研究・実験する授業です。

 10年ほど前から代々製作を続けて、その代によって動力車や先頭車両,コントローラや踏切などを製作し、今のような小型車(ミニ南武線)が完成しました。電車のレール間が5インチ(約20cm)なので5インチゲージ電車とも呼ばれています。

 地域の行事や催しに出展し、小さな子どもを中心に乗車体験をしてもらうアトラクションとして人気を博しています。

岡本太郎美術館での実演

  岡本太郎美術館での乗車体験

  • 運用方法

 1度の乗車人数は子ども5人が基本ですが、大人も乗車できます。

 受付で切符を配って並んでもらい、乗車してもらいます。乗車時間は30秒ほどですか、子ども達はとても嬉しそうに乗ってくれます。

平成28年度の活動状況

 今年度は21名の生徒が参加しています。

 新規車両班、動力班、コントローラ班、踏切班、レール班と5グループに分かれ、各パートを研究しながら製作を続けています。授業は週3時間ですが、参加している生徒達は真面目で意欲的であり、自ら進んで土日や夏休みも製作を続けています。

 出展の際は電気研究部や広報委員の生徒も協力してくれます。

 今年度の新たな取組としては、踏切の自動化があります。踏切の自動化とは、アルディーノマイコンを組み込み、距離センサーにより電車が通ると自動で動作するようにしていることです。

校内での準備作業1 校内での準備作業2

              校内での準備作業の様子

主な活動実績

7月下旬:中野島音楽祭(7年連続出展)

8月中旬:岡本太郎美術館夏イベント(今年度より出展)

8月下旬:平間銀座サマーフェスタ商店街夏祭り(10年連続出展)

10月中旬:多摩区民祭(5年連続出展)

11月上旬:川崎市民祭り

他に上丸子小学校バザー、産業教育フェア全国大会(平成22年度)などに出展。

多摩区民祭での乗車体験

    多摩区民祭での乗車体験

最後に

 この電車製作は生徒の専門性を高めるだけではなく、「製作したものを実際に活用する場が設けられていること」が最大の魅力だと考えています。出展の際は「利用者の声を直に聞くこと」ができるため、人間性も大きく成長し、社会でも通用する未来の技術者の育成に繋がると考えています。

 出展は休日に行うため生徒にとっても大変なことも多いのですが、乗車してくれる子ども達の笑顔を見るためにと日々活動を続けています。

 今後も地域の方々に本校の魅力を知ってもらい、生徒達には更に良い製作品作りに取り組み、社会で通用する未来の技術者となるべく進んでいってほしいと願っています。

多摩区民祭での乗車体験

    多摩区民祭にて集合写真

  お問い合わせ先

神奈川県立川崎工科高等学校

電話:044‐511-0114 
 

神奈川県

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