二俣川看護福祉高等学校

掲載日:2016年5月25日

二俣川看護福祉高等学校の手話部とJRC部の活躍【神奈川県立二俣川看護福祉高等学校】

二俣川看護福祉高等学校は、今年創立53年目を迎える看護と福祉の専門高校です。各学年看護科2クラスと福祉科2クラス、合計12クラスがあります。多くの卒業生は上級学校に進学後、神奈川県内で看護師や介護福祉士、保育士などになり、神奈川県の看護と福祉、ヒューマンケアサービスの現場で活躍しています。

このように、将来、神奈川県の看護と福祉を担う生徒が学ぶ学校を象徴する2つの部活動があります。1つは手話部、もう一つはJRC(Junior Red Cross・青少年赤十字)部です。そこで、この2つの部活動を紹介します。

 手話部の紹介

 手話部は、平成18年度に同好会として発足し、平成19年度に部活動に昇格しました。現在、部員数は42名で、外部から講師の方をお招きして週4日活動しています。手話や歌詞を手話で表現する手話歌を練習しています。

           二俣川看護福祉高校手話部の練習風景  二俣川看護福祉高校手話部の練習風景2枚目

                          手話部の練習風景

 平成27年度には、鳥取県で開催された「高校生手話パフォーマンス甲子園」に関東地区1位として出場したり、群馬県から「群馬県手話言語条例制定記念フォーラム」に招待されたりと、対外的にも活躍しました。県内でもさまざまなイベントに招待され、得意の手話歌を通して、手話の普及や鳥取県に次いで2県目の施行となった手話言語条例の周知に向けて貢献してきました。また、平成28年4月から始まった県の手話に関する動画サイトでも、「手話クイズ」を披露しています。

 部員たちは、「手話で世界が広がった。」「手話を学ぶことで、人とのコミュニケーションのあり方について改めて考えた。」「手話を通して、少しでも多くの人の役に立ちたい。」と話してくれました。さらに、「手話で話すことが当たり前の世の中になってほしい。」「手話だって、言語の一つ。手話ができるってステキだと思う。」と、高校生らしい言葉で気負うことなく「手話言語条例」や「障害者差別解消法」(「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」)の本質も語っています。

 これからも「手話の普及」「ろうの方の役に立ちたい」「人と人とのかけはしになりたい」という大きな夢を掲げながら、日々の部活動を大切に積み重ねていきます。この積み重ねにより、県民の方々にも手話がより身近なものとなっていくことでしょう。

                     タウンニュース紙に掲載された手話部の紹介紙面

               「タウンニュース」での手話部の紹介(発行者の承諾を得て画像を掲載しています)

JRC部の紹介

 JRC部は、開校の翌年である昭和40年度に設立されました。現在、部員数は50名で、週2日活動しています。赤十字精神に基づき「健康・安全」「奉仕」「国際理解・親善」の3つの実践目標を掲げ、赤十字についての学習やボランティア活動、日本赤十字救急法訓練などを行なっています。

 日本赤十字社神奈川県支部により年1回開催される「赤十字救急法競技会」では平成20年度、23年度、27年度、と3回の総合優勝を含め、数多くの優秀な成績を収めています。この競技会は、災害を想定した場面での実技競技や三角巾リレーなど、技術と判断力が求められます。社会人や大学生も参加するこの競技会で、高校生で総合優勝しているのは本校JRC部だけです。

 毎年、この技術を活かして「全国高等学校総合体育大会」の神奈川県開会式では体調不良の方などの救護活動を行っています。

        二俣川看護福祉高校JRC部競技会の様子    二俣川看護福祉高校JRC部優勝者

              競技会の様子                優勝盾等を手にする部員たち

 そのほかにも、多くのボランティア活動を行なっています。この4月から5月にかけては、熊本地震で被災された方々への募金活動を放課後に二俣川駅前で行い、全額を日本赤十字に寄付しました。その他にも、例年、日本対がん協会主催の「リレー・フォー・ライフ」というがん患者の方々への支援のボランティア活動に参加し、多くの参加者の方とともにがん患者の方を励ましています。

 このように命を大切にする気持ちは、たとえば警察庁主催の「命の大切さを学ぶ教室全国作文コンクール」への応募作品にも表れています。平成27年度には県審査で2名の部員の作品が「神奈川県知事賞」(作品名「命を支える福祉」)と「神奈川県警察本部長賞」(作品名「命の大切さ」)を受賞しました。

 また、日本赤十字社神奈川県支部の「国際理解・親善」の一環として海外の青少年赤十字の交流が行われており、神奈川県の代表として本校JRC部の部員代表が中国やシンガポールへ派遣されています。

 赤十字の精神を体現し、いろいろなボランティア活動や県民の方々の健康や安全を守るための技術向上をめざす活動を本校JRC部は積極的に行っています。

看護と福祉を学ぶ本校を象徴する2つの部活動の活躍は、本校の生徒にとって大きな自信と誇りにつながっています。

  お問い合わせ先 

神奈川県立二俣川看護福祉高等学校
電話:045-391-6165

神奈川県

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