伊勢原養護学校

掲載日:2016年3月25日

命を守る!学校防災力を高める!「自助」「共助」「公助」伊勢原養護学校における防災教育の取組み【神奈川県立伊勢原養護学校】

 本校は住宅街の中に位置する学校であり、福祉避難所の指定を受けています。
 災害時において、自分たちでやれることは何か、助け合ってできることは何か、必要な物は足りているのかを確認することを目的に、様々な防災学習に取組んでいます。

避難訓練

 平成28年1月28日(木曜日)に、時刻・内容非通知の避難訓練を行いました。
 当日は、地震発生の緊急放送が入り、避難口の確保、シェイクアウト(安全確保行動)の体勢をとった後、火災が発生しグラウンドへの避難指示と、緊急放送の指示にしたがって速やかに避難することができました。シェイクアウトの体勢は何度か訓練を行っているので、どの学部も担任の指示にしたがって落ち着いて机の下に潜ったり、グラウンドでは身を守る体勢をとったりするなど、それぞれの場所で自分の体を守る安全確保の体勢がとれていました。

いのちの授業 防災学習

 災害時、家に帰れなくなった時を想定して、防災食を食べる、トイレ用テントを組立てる、段ボール便座にまたがる、段ボール間仕切りを組立ててその中で過ごしてみるなどの体験学習をしました。

小学部

 パネルシアターや写真カードで災害が起きた時の行動を学習しました。自ら防災頭巾をかぶって逃げる体勢になるなど、災害は恐いけれど災害が起きた時の行動がわかることによって落ち着いてきた児童もいました。
 防災食の試食も行い、乾パン・サバイバルフーズ(ビスケット)・アルファ米を食べてみました。乾パンを喜んで食べる児童もいましたが、反面どれも食べられない児童もいるなど家庭と相談をしなくてはいけない課題もみえました。

小学部の様子1 小学部の様子2
                 小学部の様子

中学部

 防災頭巾をかぶって皆で音楽室に避難した後、DVD「サル太郎、地震には負けないぞ‐地震への大作戦」を視聴しました。生徒は皆、静かに注目して見ていて、クイズや教員の問いかけに答えながら、地震時の避難について学習しました。
 その後、段ボール間仕切りで作ったスペースに何人かで入ったり、非常用の組立て式トイレに座ってみたりしました。いつもの慣れた人だけでの活動だったので生徒は混乱することなく入ることができましたが、非常時には情緒が不安定になることが予想され、この点について対応していくために防災教育の工夫が必要であると思われました。
 また 防災食の試食では小学部と同様に全く食べられない生徒がいることがわかり、こちらについても家庭と相談をしなくてはいけない課題がみえました。

中学部の様子1 中学部の様子2
                 中学部の様子

高等部、分教室

 「自分たちでやれることはやる!」「助け合いに参加する!」ことをめざし組立て式簡易トイレ、トイレ用テント、簡易間仕切りの組立て作業を生徒達だけで行いました。簡易間仕切りは出来上がってみると部品があまっていたり、トイレ用テントの出来上がりまでに1時間30分を要したりと試行錯誤の連続でしたが、生徒だけで粘り強く取組むことができました。
 そして組立て式簡易トイレを使用する際に、黒いビニール袋を使ってポンチョを作り、周りの視線を遮る工夫をしてまたがってみたり、新聞紙を使って履き物(スリッパ)を作って歩いてみたりするなど、災害時に工夫して使える物を自分達で作ってみることもできました。
 また、食事の際には皿がないことを想定し紙皿を作り、洗えないこともあることを知って、ラップを敷いて食べ物をのせるなど、災害時をイメージした体験を行うこともできました。

高等部の様子1 高等部の様子2

高等部の様子3 高等部の様子4
                 高等部の様子

 これらの学習に取組むことにより、児童・生徒だけでなく教員も体験を行ったことで、いろいろなことに気付くことができ、これからの学校防災力を高めるために何が必要かを再確認することができた体験学習となりました。

 お問い合わせ先 

神奈川県立伊勢原養護学校
電話:0463-93-7916

神奈川県

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