園長と副園長の部屋

掲載日:2017年5月21日

園長と副園長の部屋 

   園長・副園長がこのコーナーで旬な情報をお客様にお届け致します!!
   園内の植物に関する解説や当園の施設、イベントなどについての話題を提供します。

3月29日(木曜日) 4月1日よりリニューアルオープンいたします (園長)

 当園は約9か月間お休みをいただき、園内改修を行ってきましたが、4月1日よりリニューアルオープンいたします。お休み中はご不便をおかけしました。今後の運営管理は指定管理者となったアメニス大船フラワーセンターにより行われます。施設の名称は「大船フラワーセンター」、愛称は「日比谷花壇大船フラワーセンター」となります。

 形態は変わりますが、今後もお花好きの皆さんに、いつ来園しても楽しんでいただける場所として、フラワーセンターは続いていきますので、これからもよろしくお願いいたします。

 私事ですが、私は4月1日から別の職場に転勤することになっています。どこに行っても花を愛する心を忘れずに生活していきたいと思います。4年間お世話になりました。

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3月6日(火曜日) 玉縄桜が一気に満開です  (園長)

 フラワーセンターで育成したサクラの品種「玉縄桜(たまなわざくら)」がほぼ満開となっています。

 今年は寒い冬となり、早咲きの品種である玉縄桜の咲き始めも、ここ数年では遅いほうでした。園内に植栽されている玉縄桜原木の開花は2月18日頃でした。

 3月に入り数日間暖かい日が続いたためぐんぐん咲き進み、園内には満開の木が多くなっています。

 玉縄桜は代表的なサクラの品種「ソメイヨシノ(染井吉野)」の自然交雑により得られた種子を播いて、実生の中から早咲きの個体を選抜したものです。花の色など性質はソメイヨシノによく似ていますが、ソメイヨシノよりは1ヶ月以上早い時期に開花し、1ヶ月間くらい花を観賞することができます。

 フラワーセンターは4月1日の再開園までお休みしているので、今年は園内の玉縄桜を楽しんでいただくことができません。けれど園の周りの玉縄地域を中心として、「玉縄桜をひろめる会」が植えてくださった木がたくさんあります。玉縄地域に約200本、神奈川県内には約500本、日本全国では約700本が植栽されています。同じくこの時期に咲く「河津桜(かわづざくら)」は花色が濃いピンクで、はっきり区別ができます。玉縄近辺をお散歩することがあれば、淡いピンクの早咲きのサクラを探してみてください。この時期、ウメ、サンシュユ、マンサク、スイセンなどの春の花もご覧になることができると思います。

 4月1日のリニューアルオープンイベントのお知らせを、近日中にこのホームページに掲載いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

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12月27日(水曜日) 1年間お世話になりました  (園長)

 2017年も残すところ数日となりました。

 例年ですと、年内の開園は今日までとなりますが、今年は改修工事のためお休みさせていただいているので、今ひとつ年末年始との区切りがはっきりしない感じです。

 開園期間は7月2日まででしたが、今年ご来園いただいた皆さまには心より感謝いたします。

 今年は、2月から3月にかけては、園オリジナル品種の玉縄桜の開花に合わせたイベントを、6月から7月にかけては休園前の「感謝週間」、ありがとうフェスタを開催しました。いずれも、たくさんの皆さまにご来園いただき、あたたかい言葉をかけていただきました。

 7月3日以降は改修工事期間となりましたが、約半年が経過して、いろいろな箇所が形作られてきています。アメニティの関係では本館エレベーターの設置、本館前スロープの拡幅、観賞温室付近のトイレ新設などがあげられ、これらにより、ご来園の皆さまに、よりよい環境で園内での時間を過ごしていただくようになれば幸いです。

 この冬は例年よりやや低温で推移していますが、園内ではロウバイ、早咲きのウメなどが咲き始めています。

 どうぞよいお年をお迎えください。

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9月20日(水曜日) 秋が少しずつ進んでいます (園長)

 暑さも和らぎ、お散歩など出歩くのに良い季節になってきました。改修中ということで園内の秋の花を見ていただけなくて残念です。

 園内では今ヒガンバナやその仲間が咲いています。ヒガンバナは毎年忘れずにお彼岸ころに咲きますが、今年は涼しい日が多かったせいか、例年よりやや開花が早いようです。独特の花の形が印象的な花で、中国から渡来したといわれています。日本に存在するものは、三倍体という種子をつけないタイプのもので、分布が広がるのは人為的または自然に球根が分散することによります。人里の花ということで異名も多く、マンジュシャゲ、キツネノタイマツ、ユウレイバナ、ハミズハナミズなど、全国で1,000以上の名があるともいわれます。

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 同じヒガンバナ属のショウキズイセンも咲き始めています。こちらは花色が黄色で、ヒガンバナよりやや遅れて咲きます。

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 フラワーセンターのヒガンバナ類は来年楽しんでいただくことにして、県内にもヒガンバナの名所が方々にありますので、秋を感じにお出かけになってください。

 改修工事は各場所で進んでいて、駐車場はトイレや公用車車庫を除去して駐車スペースを拡大する工事を行っています。本館内のエレベーター設置や入園口付近のスロープの拡張などと合わせて、観賞していただく環境を向上させるためのものです。

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8月4日(金曜日) 残暑お見舞い申し上げます  (園長)

 早いもので、7月3日から一時閉園期間に入り、1ヶ月がたちました。園内では来春の再開園に向けて、いろいろな植栽管理作業が行われています。

 しゃくやく・ぼたん園の拡張に伴い、時期外れではありますが、ボタンの掘り上げを行いました。鉢植えで管理して、秋に新たな植栽スペースが設営されたら定植します。

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 ハナショウブは例年通りとなりますが、はなしょうぶ園の一部の株を掘り上げ、株分けして鉢植えで管理しています。秋に再び植え付けます。

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 桜並木の観賞しにくい場所に植わっていたクリナム・ポウエリイ(ハマユウの仲間)を掘り上げて、はす池付近のよく見えるところに移植しました。

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 ばら園は状態の悪くなった株などをを、鉢植えで管理している新しい株に植え替えます。これまでには無かった新品種も導入します。

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 この後も、再開園後植物をよりよい状態で観賞していただくための作業が続きます。時々はこの「園長と副園長の部屋」でもご紹介したいと思いますのでよろしくお願いいたします。

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7月4日(火曜日) ご来園ありがとうございました!  (園長)

 「感謝週間」、「ありがとうフェスタ」の際はご来園ありがとうございました。この時期にしては雨も少なく、予定どおりイベントを実施することができました。特に最終日の7月2日は朝のうちの雨が開園時間にピタリとやみ、一日よいお天気で、5,000人以上の方がご来園くださいました。たくさんのご協力を得てにぎやかにお祭りが実施できたこと、また多くの方から温かい言葉をかけていただき、職員一同心から感謝しております。7月2日の午後4時30分からは、入園口前でご来園の皆様に私からごあいさつをさせていただき、一区切りとすることができました。

 園は昨日の7月3日より一時閉園期間に入りました。これから平成30年3月31日まで魅力アップや老朽化対策として、本館のバリアフリー化、観賞温室の一部展示スペース化、しゃくやく園の拡張、玉縄桜広場の新設などの改修工事を行います。その後、平成30年4月1日より、植物園としての機能を保ちつつ指定管理者に業務を委託する予定となっております。閉園期間中は土壌改良や植え替えなど、開園しながらでは実施の難しい管理作業にも取り組み、植物をよりよい状態にして再開園を迎えたいと思っています。来年4月以降、皆様にはこれまでと同様にご来園いただき、フラワーセンターの花や緑に親しんでいただくことができれば幸いです。

 今後ともよろしくお願いいたします。

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6月23日(金曜日) 「感謝週間」、「ありがとうフェスタ」が始まります (園長)

 フラワーセンター大船植物園は、昭和37年7月16日に神奈川県農事試験場の跡地に開園し、この7月で55周年を迎えます。この間1500万人を超える、多くの皆様にご来園いただき、四季折々の花、当園オリジナルのシャクヤク、ハナショウブ、シャクナゲ、サクラ、愛好団体の方々が手塩にかけて育てた植物などを観賞していただきました。至らない点も多々あったことと思いますが、いつも温かく見守っていただき、園を応援していただきましたことを、職員一同心より感謝しております。

 当園は、平成30年4月1日より、植物園としての機能を保ちつつ指定管理者に業務を委託する予定となっており、それに伴い、この7月3日から平成30年3月31日まで一時閉園して、改修工事を行います。園の魅力アップや老朽化対策のため、本館のバリアフリー化、観賞温室の一部展示スペース化、しゃくやく園の拡張、玉縄桜広場の新設などを実施します。また開園しながらでは実施することの難しい、土壌改良や病害虫防除、植え替え、整枝剪定などの作業にも取り組む予定です。閉園中はいろいろご不便をおかけいたしますが、再開園する来年4月以降、皆様にはこれまでと同様にご来園いただき、花や緑に親しんでいただくことができれば幸いです。

 明日から、7月2日まで、55年間のご愛顧に感謝して「感謝週間」を、そして7月1日、2日は「ありがとうフェスタ」を開催いたします。日によって内容が異なりますが、期間中は、園芸文化に関する講演会、各種植物や関連商品の展示、販売、小物や飲食物の販売、七夕飾り作り、水鉄砲遊び、お子様対象のフラワーアレンジメント作り、園内のガイドツアー、寄せ植え教室、お隣の玉縄中学校吹奏楽部による演奏、ポストカード、花苗のプレゼント、今までの歩み写真展など盛りだくさんの催しを実施いたします。詳細は当ホームページ内のこのイベントの案内欄でご確認ください。

 園内では夏バラ、ハンゲショウ、アジサイ、マルバデイゴなどが咲いており、芝生広場は緑の美しい芝や花壇の夏の草花も楽しめます。観賞温室では、ハイビスカス、ブーゲンビリア、熱帯スイレンなどの花もご覧いただけます。

 どうぞ暑さ対策をなさって、フラワーセンターにお出でください。

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6月7日(水曜日) ハナショウブのいろいろな紫  (園長)

 園内ではハナショウブが次々に開花しています。少し前に花盛りを迎えた華やかなシャクヤクやバラと比べると、落ち着いた、和の雰囲気を感じさせる花です。

 ハナショウブは、日本各地に自生するノハナショウブから育成された園芸植物で、江戸時代に盛んに品種改良が行われ、江戸系、伊勢系、肥後系、長井系などそれぞれ特徴のある系統が成立しています。当園に植栽されている大船系は、明治から昭和初期にかけて、海外への輸出を目的に、主に江戸系を交配親として、横浜、大船にあった神奈川県農事試験場で育成されたものです。最も古いものは大正4年に育成された102年目の7品種で、今年100年を迎えたものも4品種あります。

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             ノハナショウブ                  100年品種  

 ハナショウブの花色は、キショウブとの種間交雑種などを除き、白以外は紫系です。紫系の伝統色、和色と呼ばれるものには若紫、江戸紫、紺藤、紅藤、紫紺、竜胆、鳩羽、藤鼠、菖蒲、杜若などいろいろなものがあり、ハナショウブの紫も、濃淡、赤味、青味、花弁への色の入り方などが一つ一つの品種で微妙に異なり多種多様です。ハナショウブ園は細長く配置されており、手前から奥にかけての眺めは、紫のグラデーションが美しく、味わいがあります。

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  梅雨入りとなりましたが、ハナショウブは曇りや雨の日の観賞にも適する花と思われます。季節感のあるハナショウブを、どうぞお楽しみください。 

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5月21日(日曜日) 花も実もある (副園長)  

  「花は見たことがあるけど、こんな実が生るとは知らなかった。」あるいは、「この実の花は、どんな花か見たことがなかった。」というものがあるのではないでしょうか。

 園内でも、実の生りはじめた木がありますので、いくつかご紹介します。何の実だかお分かりになりますか?

ロウバイ(実)   玉縄桜(実)

 左の写真は、ロウバイの実です。現在鈴なりに実を付けています。右側は、言わずと知れたサクランボですが、玉縄桜の実です。

ロウバイ(花)   玉縄桜(花)

(ロウバイ1月15日撮影)                (玉縄桜2月13日撮影)

 では、逆にこれは何の花でしょう?

カリン(花)

(4月13日撮影)

 これは、カリンの花です。実はまだ小さく成長中ですが、こんな感じです。

カリン(実)

 園内では、約350種類、1200株のバラが満開となり見ごろを迎えています。

バラ園   バラ

 そのほかにも、温室でヒスイカズラ、ロックガーデンでアケボノフウロ、ハス池付近でヒナゲシがきれいに咲いています。

ヒスイカズラ アケボノフウロ ヒナゲシ

 暑い日が続いています。体が暑さに慣れていないこの時期は、真夏と同じくらい熱中症に注意が必要とのことですので、暑さ対策を忘れずに、見ごろの花をお楽しみください。

5月18日(木曜日) バラが見ごろです (園長) 

 園内のバラが見ごろを迎えています。バラの四季咲き性の品種は春から秋まで花を楽しむことができますが、今の時期は1年に一度だけ咲く一季咲き性の品種もそろって咲くため、バラ園は1年で最も華やかな季節となっています。今年はここ数年の中では開花がやや遅い年となっており、これから5月末にかけてが一番の見ごろとなりそうです。

 バラには200種ほどの原種(野生種)があります。それらのうち8、9種がもとになり、約20000種類といわれる園芸品種が生み出されています。四季咲き性、高芯剣弁と呼ばれるバラらしい花型や、黄色の花色、房咲き性、つる性などの性質が交配により野生種から導入され、積み重なることにより新しい系統、品種が次々に育成されてきました。例えば、四季咲き性の性質は、ロサ・キネンシス(コウシンバラ)という中国のバラがもとになっており、花弁の先が剣先のように尖る剣弁の花型と紅茶(ティー)のような香りはロサ・ギガンティア(大花香バラ)から取り入れられたものです。

 園内のばら園には、約350種類、1200株のバラが植栽されています。原種バラでは上記のものの他、北海道の海岸などに自生するハマナスや、山椒のような葉を有し箱根などに自生するサンショウバラなどもあります。また園芸品種でも、オールドローズからモダンローズまで、古典的、歴史的品種、新品種、鎌倉市内で育成された品種、県農業試験場で切り花用に作られた品種など多種多様なバラが植えられています。

 天気の良い日は夏を思わせる日差しとなってきました。暑さ対策などもなさってご来園の上、花盛りのバラをお楽しみください。

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     山椒のような葉の原種バラ「サンショウバラ」    1867年育成の、最初のモダンローズ「ラ フランス」

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      1945年育成の巨大輪品種「ピース」       1949年育成の色変わり品種「マスケラード」     

5月5日(金曜日) 5月にに咲く珍しい花たち、今が見ごろです (園長)

 毎年この時期にお問い合わせを多くいただく、ちょっと珍しい花木3種が見ごろを迎えていますのでご紹介します。

 ハンカチノキは、前回のこの欄でもご紹介しましたが、白い苞葉がハンカチのように見える木です。苞葉は純白となり、青空の下で何百枚ものハンカチがそよそよと風に吹かれています。園内には4本が植栽されており、そのうち2本の花つきが非常によいです。

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 ヒトツバタゴ(一つ葉田子)の木には、小さな純白の花が木全体を覆うようにびっしりと付いており、雪が積もったようにも見えます。この木はナンジャモンジャノキの異名のあるモクセイ科の落葉樹です。日本での自生地が、愛知、岐阜、対馬に限られており、見慣れない珍しい木、ということで、こんな名前が付けられたようです。正式な名前はのほうは、近縁のトネリコの別名である「タゴ」が羽状複葉という小さな葉が集合した形態であるのに対し、本種は単葉という普通の1枚葉であることに基づきます。園内には3本が植栽されており、そのうち2本の大きな木の花つきが非常に良いです。 

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 カラタネオガタマ(唐種招霊)は中国南部原産のモクレン科の常緑樹です。花は、同じ仲間のモクレンを小さくしたような形態で比較的地味な印象です。反対に花の香りは極めて印象的で、昼前から夕方まで、バナナのようなフルーティで甘い香りを強く発します。このことから「banana tree(バナナツリー)」の英語名もあります。園内には3本(うち1本は赤花の園芸品種)が植栽されており、いずれも花つきはよいです。 

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 ハンカチノキ、ヒトツバタゴはあと数日、カラタネオガタマは今月中旬くらいまでが見ごろとなりそうです。連休の後半もフラワーセンターにどうかお出かけください。

4月29日(土曜日) ハンカチノキが、まもなく純白に! (園長)  

 園内のハンカチノキの苞葉が、緑色からだんだん白くなってきました。

 ハンカチノキは中国雲南省、四川省近辺の標高1500から2000mの地域に自生する落葉高木です。1869年にフランス出身の神父で生物学者のアルマン・ダヴィッドにより発見されました。ダヴィッド神父はジャイアントパンダの発見者としても知られています。

 花を包むようにつく白い大小2枚の苞葉が木から垂れ下がって非常に目立ち、ハンカチのように見えることからこの名が付きました。苞葉を白鳩に見立ててハトノキとも呼ばれます。花は、苞葉に包まれた球形の部分で花弁はなく目立ちません。

 苞葉は花やつぼみを目立たせたり保護する働きをしています。ハンカチノキの他にも、ポインセチア、ブーゲンビレアなどきれいな苞葉を持つ植物は多数あります。ハンカチノキの苞葉は、フラボノイドという物質を多量に含んでおり、太陽光線の中の紫外線をカットして、花を保護する働きをしています。

 今年は苞葉の色づきはやや遅く、あと2、3日で純白になりそうです。その後連休の終わりころまで楽しんでいただけると思います。

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 園内ではフジ、ボタン、ルピナス、ハナビシソウなども見ごろとなっています。ゴールデンウイークはぜひフラワーセンターにお出かけください。

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4月27日(木曜日) 久しぶりの登場です(副園長) 

 お雛さま以来、久しぶりに芝生広場のカイヅカイブキに飾り付けをしました。今回はこどもの日にちなんで、五月人形風に飾っています。コイノボリも立てました。

カイヅカイブキカイヅカイブキ

 今年は、3月から4月にかけて昨年よりも少し寒かったみたいで、花の開くのが昨年より少し遅いようですが、ボタンやフジは見ごろを迎えています。ハンカチの木も少し前から咲き始めていますが、ようやくハンカチの部分が白くなってきました。

ボタン 藤 ハンカチノキ

 まもなくゴールデンウイークですが、週間天気予報をみると良い天気が続きそうですので、ぜひ、お越しになって咲き誇る花をお楽しみください。ゴールデンウイーク中は5月1日(月曜日)も休まずに開園します。

4月22日(土曜日) 下りと上り (副園長)

 と言っても、電車のことではありません。園内では藤の花が咲き始めました。

藤  藤

 昨年より少し遅れての開花となりましたが、昨日より今日とかなり咲き進んできましたので、間もなく見ごろになると思われます。ピクニックグランドとスイレン池の手前で見ることができます。

 一方、こちらは、のぼり藤とも呼ばれるルピナスです。こちらは、芝生広場の花壇に咲いています。こちらも咲き始めたばかりですが、だんだんと咲いてくると思います。

ルピナス

 そのほか、ボタンが見ごろを迎えつつあります。ぜひ、お越しになって晩春の花をお楽しみください。

紅輝獅子 八千代椿 渡世白

4月16日(日曜日) 香りのよいサクラ「千里香(せんりこう)」 (園長)

 ソメイヨシノ(染井吉野)はもう散り際となっていますが、現在園内には約25種類のサクラが咲いており、最も多くの品種をご覧いただける時期となっています。

 サクラの花にはあまり香りはないイメージがありますが、中には香りのある品種もあります。

 「千里香(せんりこう)」は特に強い香りを持つ品種で、品種名は千里先まで香りが届くという意味合いでしょうか。

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 もとは東京の荒川堤で栽培されていたといわれる遅咲きの品種で、花弁数は5から7枚、花色はほぼ白で、花弁の先に少しピンクが入ります。雄しべが花弁化した旗弁を持つ花も時々見られます。

 花の姿は割合シンプルな千里香ですが、芳香を強く発します。花が咲き進んでくると、桜湯や桜餅の香りを思わせる、いわゆるサクラの香りが、木から少し離れたところを通っても漂ってきます。

 この他、園内にあるサクラでは、八重咲きの「妹背(いもせ)」、「手弱女(たおやめ)」などの花にも香りがあります。

 園内には他にも、オオチョウジガマズミ、エビネ、フリージア、カトレアなど、香り豊かな花が咲いています。

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 ぜひご来園の上、花の姿と合わせて香りをお楽しみください。

4月13日(木曜日) お楽しみに (副園長) 

 

 3週間ほど前に春を彩る植物が芽を出したと書きましたが、早くもボタンの花が咲きました。一番早く咲いたのは栗皮紅という品種です。その他の品種もつぼみが膨らんできていますので、順次咲いてくると思います。昨年より少し遅い開花となりました。ボタンの見頃は4月下旬と予想しています。

ボタン1  ボタン3  ボタン2

 シャクヤクは、ボタンより咲き始めが2週間ほど遅いので、まだつぼみは小さく、まだ芽を出したばかりの株もあります。今年は、梅、玉縄桜までは例年より早く開花しましたが、3月が寒かったせいか、ソメイヨシノなどの開花は昨年より遅くなりました。ボタンやシャクヤクの見頃の予想も難しくなっています。今後の気温の変化によって、見ごろの時期も前後すると思いますので、開花状況をご確認のうえ、お越しください。

シャクヤク1  シャクヤク2  シャクヤク3

 園内の桜は、ソメイヨシノ、桐ケ谷、白妙などが満開、その他にも多くの品種があり、4月いっぱいは色々な桜を楽しめます。写真は左からソメイヨシノ、緑色の花が珍しい御衣黄(ギョイコウ)、八重咲きの普賢象(フゲンゾウ)です。

ソメイヨシノ  ギョイコウ  普賢象

 そのほか、シャクナゲも見頃となっており、ツツジ・シャクナゲ園や花の築山でご覧いただけます。

シャクナゲ1  シャクナゲ  シャクナゲ3

4月7日(金曜日) 鎌倉生まれの「桐ケ谷」が咲き始めました(園長)

 園内で鎌倉ゆかりのサクラ「桐ケ谷」が咲き始めました。

 桐ケ谷は、鎌倉市内の材木座にかつてあった地名で、その地で約800年前に生まれたとされるサクラの名前として残っています。室町時代に入り、足利尊氏により京都御所にもたらされたといわれています。

 桐ケ谷は、代表的なサクラの品種であるソメイヨシノに比べて、際立って花が大きく、花弁の色は濃淡のあるピンクです。開花はソメイヨシノよりやや遅い時期です。

 桐ケ谷には、「八重一重(やえひとえ)」、「御車返し「みくるまがえし)」、「鎌倉桜」などの別名があります。八重一重は、花弁数が5枚から7、8枚までの花が1本の木に混在するところからついた名で、御車返しはこの木の前を貴人が通りかかったときに八重咲きか一重咲きか確かめるため車を引き返させたこと、または御水尾天皇がこの桜の前を通られたとき、あまりの美しさに車を引き返させたことに因んでついた名といわれています。

 園内には2本の桐ケ谷が植栽されています。来週末くらいまでご覧になることができると思います。美しい桐ケ谷の花をぜひお楽しみください。

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4月3日(月曜日) 若葉の頃(副園長) 

 新しい年度が始まりました。前回に引き続き新芽の話になりますが、木々から新しい芽が出てくるのを目にすると、冬の間蓄えていた力を開放しているようで、新たな季節の始まりを実感します。

 園内でも、だんだんといろいろな木から、若葉が顔を出してきました。

 モミジ トチノキ モミジバフウ    

 最初の写真は、モミジです。モミジというと秋の紅葉を思い浮かべる方が多いと思いますが、新緑もとても素敵です。

 次の写真は、ちょっと不思議な雰囲気のある葉っぱですが、トチノキの仲間で正式な名称はアエスクルス パルウィフロラというとても難しい名前だそうです。モミジとともにモミジ山で見られます。

 その次は、モミジバフウです。モミジと同様秋には紅葉します。まだ、顔を出したてなので小さな葉ですが、モミジよりかなり大きな葉になります。葉の上に見える房状のものは雄花で、この写真ではよく見えませんが雄花の下に丸い形の雌花がついています。モミジバフウは、ハナショウブ園沿いとレストハウス前にありますが、まだハナショウブ園前の木が少し芽吹いたくらいです。

 4月4日からは、「フラワーセンター四季写真展」と「春の盆栽展」を開催します。ソメイヨシノも開花し、温かくなるにつれ開花が進んでくると思います。そのほかにもシャクナゲや花壇の花が咲いています。ぜひお越しになってご覧ください。

3月20日(月曜日) 春の予感 (副園長)

 この時期は、日によって寒暖の差が激しく、冬と春が行ったり来たりしますが、昨日、今日と晴れて暖かな日が続き、春の気配が感じられます。

 これから春を彩ってくれる園内の植物も、春の息吹を感じて、だんだんと芽を出してきました。

シャクヤク  ボタン

シャクヤク                          ボ タ ン

バラ  ハナショウブ

バ  ラ                         ハナショウブ

 雪割り草の別名もあるオオミスミソウやユキワリイチゲなどは春を待ちきれずに咲き誇っています。

オオミスミソウ1 オオミスミソウ2 オオミスミソウ3

ユキワリイチゲ キクザキイチゲ ヒメリュウキンカ

 シャクナゲは、一部咲き始めたものもあり、準備万端整いましたという感じです。

シャクナゲ1  シャクナゲ2

  また、4月2日(日曜日)まで、第2展示場でカーネーション展を開催しています。ぜひ、お越しになって、一足早い春をお楽しみください。

カーネーション展3カーネーション展1カーネーション展2

3月9日(木曜日)  サクラの開花リレー  (園長)

 2月24日から3月5日に開催しました当園のイベント「玉縄桜を楽しもう」には、多くの皆様にご来園いただきありがとうございました。

 玉縄桜、河津桜は今年は開花が早く、現在満開から葉桜となりつつありますが、園内には30数種類のサクラが植えられていて、早咲きの種類が次々に咲いてきています。

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            玉縄桜                        河津桜

 玉縄桜、河津桜に続くのは、おかめ桜で、現在満開となっています。おかめ桜はヒカンザクラ(緋寒桜)とマメザクラ(豆桜)を交配して作られた品種です。濃いピンクの小輪の花の品種です。

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                          おかめ桜

 これに次ぐのは大寒桜(おおかんざくら)、ヒカンザクラ(緋寒桜)で、これらも満開となっています。大寒桜は、ヒカンザクラとオオシマザクラ(大島桜)の交雑により生まれたと推定される、やや濃いピンクの花色の品種です。このサクラにできた種子を播いて育てた実生株が園内にあり、こちらは濃いピンクの花色です。

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            大寒桜                          大寒桜(実生株)          

 ヒカンザクラはサクラの原種のひとつで、中国、台湾原産で、沖縄では野生化しています。多くの早咲きの品種の親となったサクラで、花色はやや紫がかった紅色です。

 ちょうど今咲き始めたのは、春めきという品種で、もとは足柄桜と呼ばれていた、南足柄市で育成された品種です。ヒカンザクラと支那実桜(しなみざくら)の交雑により生まれたと推定されています。

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            ヒカンザクラ                      春めき      

 この後、敬翁桜(けいおうざくら)がまもなく開花し、その次に染井吉野(そめいよしの)が咲く予定です。今年のソメイヨシノの横浜の開花予想は3月25日前後となっているようです。

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                          ソメイヨシノ

 ソメイヨシノの後も園内ではいろいろなサクラが、例年ですと4月後半まで咲き継ぎます。

 その他の多くの春の花もお楽しみいただけます。ぜひお出かけください。

(文中、原種の桜はカタカナ表記としました)

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            サンシュユ                        ヒメリュウキンカ

3月2日(木曜日)  3月3日(金曜日)、4日(土曜日)はライトアップ  (園長)

 当園で育成した早咲きのサクラ「玉縄桜」の開花に合わせて、2月24日(金曜日)から、「玉縄桜を楽しもう」というイベントを実施しており、これまで多くの皆様にご来園いただいております。

 今週末の3月3日(金曜日)、4日(土曜日)も先週に続いて、園の一部夜間開園を行い、入園口前の玉縄桜のライトアップを実施します。

 LED白色光によりライティングされた玉縄桜は、池に映った姿と合わせて、幻想的な美しさを漂わせているようにも感じられます。

 例年より約半月早い1月下旬に開花して、1ヶ月間咲き続けた玉縄桜もそろそろ咲き終わりが近づいてきました。

 週末はぜひフラワーセンターにお出かけください。3日(金曜日)、4日(土曜日)の午後4時から午後8時は無料で入園していただけます。

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2月13日(月曜日) 枝折りものを展示しています  (園長)

 入園口のすぐ横で枝折り(しおり)ものを展示しています。

 枝折りものとは、冬から早春の蕾がまだ固い時期に、ハナモモやサクラ、レンギョウ、マンサクなどの花木類の枝を切り、折り束ねて、温度と湿度を高くした部屋に入れ、本来の開花時期より早く咲かせたものです。枝の束ねには高い技術を要します。

 川崎市馬絹は枝折りものの代表的な産地で、「馬絹の花桃」は神奈川の名産100点にも選ばれています。これから桃のお節句にかけて出荷が続きます。

 枝折りものは本来は出荷されるときの姿で、これをほどいて飾り付けますが、今回は普段目にしない出荷姿を見ていただくために、ほどかず展示しています。

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 玉縄桜はだいぶ咲き進みました。観賞温室ではヒスイカズラが次々に開花しています。

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 どうかご来園の上ご覧ください。

2月4日(土曜日) 玉縄桜が咲き始めました  (園長)

 園内に植栽された玉縄桜が咲き始めています。

 玉縄桜は、当園で育成したサクラの品種で、最も有名なサクラ、ソメイヨシノ(染井吉野)の自然交雑により得られた種子をまいて、実生の中から発芽、生長の早い個体を選抜したものです。

 花の色など性質はソメイヨシノによく似ていますが、ソメイヨシノより約1ヶ月早く開花します。また気温の低い時期に咲き始めるので、長い期間花を観賞することができることも特徴です。ちなみに、今日の朝日新聞の天声人語に玉縄桜のことが少し取り上げられています。

 園内には19本の「玉縄桜」が植栽されていて、1月下旬より次々に咲き始めています。過去の平均開花日は2月中旬ですので、今年は相当早い咲き始めとなっています。今後の天候、気温によりますが、見頃は2月中下旬頃になりそうです。

 当園では、2月24日(金曜日)から3月5日(日曜日)まで、玉縄桜や春の花を楽しんでいただくイベント「玉縄桜を楽しもう」を開催します。昨年に続き、玉縄桜のライトアップや、いろいろな催しを計画しています。詳しくはホームページの新着情報をご覧ください。

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 その他、ユキワリイチゲやキバナセツブンソウなど早春の花たちも次々に咲き始めています。ぜひご来園の上お楽しみください。

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1月28日(土曜日) スイートピー展が始まりました (副園長)

 本日から2月19日(日曜日)まで、第1展示場でスイートピー展を開催します。

 本県では温暖な気候を利用したスイートピー切花の生産が古くから盛んで、現在も寒川、海老名、茅ヶ崎を中心とした地域で高品質の切花が生産されています。

 今回のスイートピー展では、県内の農家で生産されたものや、神奈川県農業技術センターで育成された品種などスイートピーの切花を、約50品種、1000本以上展示します。スイートピーの品種がこれだけ揃う展示会は、全国的にも珍しく見ごたえがあります。

全景     スイートピー

 切花だけでなく、バラやチューリップなどと組み合わせたアレンジメントも展示していますので、甘い香りに満たされた展示会で一足早い春をお楽しみください。

アレンジメント(バラ)     アレンジメント(チューリップ)

 園内では、ウメ、ロウバイ、スイセンなどが咲いています。温室では、ヒスイカズラが咲き始めました。また、エントランスと和風庭園に冬ボタンを展示していますので、ぜひご来園になってお楽しみください。

ヒスイカズラ     冬ボタン

1月17日(火曜日) ご迷惑をおかけします(副園長)

 園内2箇所(入口付近と観賞温室横)で、改修工事に向けた地質調査を実施しています。作業のため、一部通路が狭くなったり、機械の音が発生し、ご迷惑をおかけします。調査は2週間程度の予定ですので、しばらくの間、ご理解とご協力をお願いします。

調査1     調査2

 園内では、今日もシモバシラの氷結が発生しました。しばらくは寒い日が続きそうですので、晴れて冷え込んだ日には見ることができるかもしれません。展示場前の池にも氷が貼りました。

シモバシラ     スイレン池

 花の方は、梅、ロウバイ、スイセンのほか、花壇では、パンジー、ビオラ、キンセンカなどが咲いています。

パンジー     キンセンカ

1月14日(土曜日) シモバシラの氷結が発生しました(副園長)

 今朝は、寒気が日本列島を覆い、天気予報では全国的にも大雪に注意が必要とのことですが、ここ大船もかなり冷え込み、シモバシラの氷結が見られました。

シモバシラ1   シモバシラ2

 茎が枯れても、地中の根は生きていて、水分を吸収し茎の方へ押し上げるので、枯れた茎からあふれ出した水分が凍ったもので、晴れて冷え込んだ風の弱い日に発生します。

 ハナショウブ園脇とモミジ山で見られます。気温が上がると溶けてしまいますので、午前中の早い時間にご覧ください。

 ちなみに、シモバシラの花は、9月末から10月頃咲きますが、白い花が穂のようにかたまって咲きます。花も霜柱のよう見えませんか。

シモバシラ花

1月12日(木曜日) 雪吊りがご覧いただけます (園長)

 この冬は暖冬気味に推移していましたが、寒の入りを過ぎて本格的に寒くなってきました。

 和風庭園では、池の中の小島に植栽された松に今年も雪吊りを施しました。冬になると金沢の兼六園の雪吊りがよく

報道されます。大船では大雪が降ることは少ないので、当園のものは装飾的な雪吊りですが、冬らしい風情をお楽しみ

ください。

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 ちなみに、雪吊りにもいくつかの方法があり、当園では、りんご吊りという方法で行っています。リンゴが実ったときに、

実の重さで枝が折れないように、主幹付近に立てた柱から紐をたらし枝を吊る方法です。

 ロウバイは咲いた花が(おそらく)ヒヨドリに全部食べられてしまったので、やむなくテグスで鳥除けをしたところ、また

花が咲いてきました。すっきりした甘い香りを楽しんでいただけます。やはり香りのよいニホンスイセンも園内の数ヶ所で

咲いています。

 週末は寒波襲来ということですので、どうか暖かくしておでかけください。 

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1月11日(水曜日) (初)鬼が登場 (副園長)

 来月の節分を前に、芝生広場に二匹の鬼が現れました。

鬼

 先月のサンタクロースと同様に、カイヅカイブキに目と口を付けて、ツノを生やしました。今年が初めてのお目見えです。

 園内では、梅が早めに咲き始めたほか、スイセンも咲いてきました。ぜひ、ご来園になってお楽しみください。

ラッパズイセン   ニホンズイセン

1月5日(木曜日) 今年もよろしくお願いします。(副園長)

 フラワーセンターは、本日より開園しております。今年もよろしくお願いします。

 酉

 今年のお正月は暖かく穏やかな日が続きましたが、暖かさにつられて、園内でも早咲きの梅がほころび始めました。梅の小道も開放し、近くまで寄ってご覧になることができますので、ぜひお楽しみください。

梅の小道

紅梅   白梅

 入口付近には、お正月にちなんで、万両、千両、百両、十両、一両の鉢植えを展示してあります。

全体   万両

展示状況(全体)                   マンリョウ(万両)

千両   百両

センリョウ(千両)                    カラタチバナ(百両)

十両   一両

ヤブコウジ(十両)                     アリドオシ(一両)

 週末は、三連休の方も多いと思います。ぜひ、フラワーセンターへお越しください。

12月28日(水曜日) 1年間お世話になりました (園長)

 2016年も残すところわずかとなりました。

 当園の年内の開園は昨日で終了しました。みなさまには今年1年間ご来園いただきましてありがとうございました。

 今年は、春、秋の天候不順、最近では11月の降雪などがありましたが、台風の直撃や大雪の被害などはなく、年間

を通じて予定通り開園して、行事等も順調に行うことができました。3月には当園で育成した早咲きのサクラ、玉縄桜の

開花に合わせて「玉縄桜を楽しもう」というイベントを行い、初の夜間開園も実施しました。

 このホームページでもお知らせしていますように、来年は施設改修に伴い、7月上旬より一時閉園する予定です。大変

ご不便をおかけしますが、どうかご理解くださるようお願いいたします。

 今年も入園口には、園内の植物を用いて職員が作った門松を飾っています。年末年始の休園日はシャッター越しとなり

ますが、園の前を通られることがあればご覧になってください。

 本日12月28日(水曜日)から年明けの1月4日(水曜日)まで休園いたします。

 来年も多くのみなさまのご来園をお待ちしております。 どうぞ、風邪や飲み過ぎなどには気をつけて、楽しい年末年始

をお過ごしください。

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12月11日(日曜日) ヒマラヤザクラが満開です (園長)

 園内のヒマラヤザクラが満開になっています。

 ヒマラヤザクラは、インド、ネパール、ブータン、中国、ミャンマーなどの比較的気候温暖な高山地帯に分布する野生の

サクラで、日本に自生するサクラの祖先ともいわれています。

 日本に入ったのは、1968年にネパールの皇太子から熱海市に贈られた種子を育成したものが最初といわれています。

 11月の終わりから12月の初め頃から咲き始めます。

 花は淡いピンク色の一重咲きで、開花とほぼ同時に新葉も展開します。

 二酸化炭素や二酸化窒素を吸収する能力が高いことでも注目されています。

 12月後半までご覧いただけます。ご来園をお待ちしております。

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 サザンカや紅葉もご覧いただけます。 

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12月9日(金曜日) サンタ登場!(副園長)

 今年もフラワーセンターにサンタさんが登場しました。

 人の顔のように見えるカイヅカイブキに帽子を被せ、目やヒゲを飾り付けました。今年は、トナカイやソリなどのデコレーションも充実しています。ソリに座って写真撮影もできます。

サンタ

 サンタさんのほかにも、園内ではクリスマスムードたっぷりの飾り付けをしていますので、合わせてお楽しみください。

立体花壇  緑のトンネル  広場

 園内では、モミジの紅葉が見ごろを向かえ、冬咲きのサクラ、サザンカ、房咲きのスイセンが、寒さに負けず咲いています。

モミジ    モミジ2

ヒマラヤザクラ  子福桜  冬桜

サザンカ  サザンカ2  スイセン

11月17日(木曜日) 色づくイチョウと冬に咲くサクラ (園長)

 秋も深まり、園内のイチョウの木が美しく色づいてきました。

 イチョウ(銀杏、公孫樹)は裸子植物に分類され、イチョウ科イチョウ属で現存する唯一の種です。この仲間が古く恐竜

時代に繁栄したことから、化石植物などとも呼ばれます。原産地は中国です。

 雌雄異株で雌株は銀杏を実らせます。葉の形は独特で、剪定に強いことなどから街路樹としてもよく利用されてい

ます。秋に葉が黄化する現象は、葉内の緑の色素が減少して黄色の色素が目立ってくることによります。

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 また園内では、2種類のサクラが咲いています。

 冬桜(三波川冬桜・さんばがわふゆざくら)は、マメザクラとヤマザクラの種間雑種といわれています。10月下旬頃から

咲き始め真冬には一旦休み、早春にまた咲き出します。白から淡いピンク色の一重咲きの花です。

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 子福桜は、来歴については諸説あり不明です。冬桜と同様に、10月の下旬に開花が始まり、一旦休んで3月頃にまた

咲きます。1輪の花から2から3個の実を付けることから、この名が付きました。花は八重咲きで、咲き始めの白色から咲き

進むとピンク色になります。

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 この他12月に咲くヒマラヤザクラという種類も植栽されています。

  第54回菊花大会は23日(水・祝)まで開催しており、秋バラ、サザンカなども咲いています。ぜひご来園ください。

11月14日(月曜日) 「フラワーフェスティバルおおふな」にご来園いただき

ありがとうございました  (園長)

 「フラワーフェスティバルおおふな」を開催しました11月12日、13日には、多くの皆様にご来園いただきまして

ありがとうございました。絶好のお天気に恵まれ、にぎやかにお祭りを実施することができました。職員、関係者一同

心から感謝しております。

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  フェスティバル終了後も園内では、いろいろな花をお楽しみいただけます。

 第54回神奈川県菊花大会は、昨日11月13日に最後の審査会が行われ、この後 11月23日(水・祝)まで開催いた

します。日本の伝統美である多彩な菊が約500点展示されており、土日祝日には「菊ガイドツアー」も行われます。今年

は全体に開花がやや遅かったため、最終日までよい状態の菊をお楽しみいただけることと思います。

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 秋のバラ、サザンカ、フユザクラ、ツワブキなどこの季節の花、温室では洋ラン、ハイビスカス、ブーゲンビレア、バナナ、

熱帯スイレンなどもご覧いただけます。

 今後もご来園をお待ちしております。

 

11月11日(金曜日) 明日、明後日「フラワーフェスティバルおおふな」を開催します

(園長)

 明日11月12日(土曜日)と明後日11月13日(日曜日)に「第20回フラワーフェスティバルおおふな」を開催

いたします。

 この2日間は、1年に一度の当園のお祭りということで、通常行っている植物の展示に加えて、各種の催しを

用意しております。

 1日目、2日目でやや内容が異なりますが、各種植物や関連商品の展示、販売、小物や飲食物の販売、竹馬、

竹とんぼ、弓矢など竹で遊ぶコーナー、木の実を使ったクラフトコーナー、園内のガイドツアー、寄せ植え教室、

お隣の玉縄中学校吹奏楽部による演奏、健康体操、ミス鎌倉撮影会など盛りだくさんの内容になっています。

詳細は当ホームページ内のフラワーフェスティバルの案内欄でご確認いただけます。

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             クラフトの見本                  弓矢コーナー  

 合わせて、園内では第54回神奈川県菊花大会を開催しており、500点を超える各種の見事なキクが展示されて

います。 その他にも、バラ園のバラ、花壇のコスモスやダリア、ケイトウなど秋の花を楽しんでいただけます。また観賞

温室では、洋ラン、ハイビスカス、ブーゲンビリア、熱帯スイレンなどの花がご覧いただけます。

 どうか秋の1日を、ゆっくりとフラワーセンターでお過ごしください。

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11月3日(木曜日) 静かに咲くツワブキの花  (園長)

 園内の展示場周辺でツワブキ(石蕗)が花盛りとなっています。

 ツワブキは本州の東北以西から台湾、中国、朝鮮半島などの海岸の岩上や崖などに自生するキク科ツワブキ属の

常緑多年草です。

 日陰で良く生育し、光沢のある葉が美しく、花の少なくなる10月から11月に開花することから、茶室の庭や庭園の

下草などによく利用されてきました。

 フキと同じように茎を煮てキャラブキとして食べることもあります。

 「ツワブキ」の名は、艶(つや)のある葉の意の「艶葉蕗(つやばぶき)」、厚い葉の意の「厚葉蕗(あつばふき)」

などから転じたという説があります。 

 ツワブキには、斑入り葉や波打ちの強い葉などのいろいろな品種があります。

 清楚にひっそりと咲く印象がありますが、黄色の花色は鮮やかです。

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  園内では、秋のバラは見ごろが続いており、菊花大会は5日(土曜日)に第2次の審査会が行われます。

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  どうかご来園の上お楽しみください。

11月1日(火曜日) 菊花大会開催中です (副園長)

 10月28日から第54回神奈川県菊花大会を開催しています。

 県内の愛好家の方々が丹精込めて作り上げた作品が展示されています。七輪の花を揃って咲かせた「七本立」、丈が低く大輪の花を咲かせた「ジャンボ福助」、数え切れないほどの花を咲かせた「ドーム菊」など様々な仕立て方をご覧いただけます。丸く盛り上がった花を咲かせる「厚物」という花型は大輪で迫力があり、とりわけ目を引きます。

 11月23日(水曜・祝日)まで開催し、期間中は菊作り相談コーナー、菊苗の販売、ガイドツアーも実施いたします。(ガイドツアーは土曜、日曜、祝日のみ実施)

 盆養(鉢植え)は、11月5日の審査日に開花のピークになるよう栽培しているので、写真では花が開ききっていないものもありますが、今週末には見ごろを迎えると思います。ぜひ、我が国の伝統園芸の世界と薫り高い菊の花々をお楽しみください。

菊花大会1      菊花大会2

菊花大会3      菊花大会4

菊花大会5      菊花大会6

 また、開催期間中の11月12日(土曜日)、13日(日曜日)には、当園の秋のイベント「フラワーフェスティバルおおふな」もあわせて開催します。花や緑に親しんでいただけるよう多彩な出展等を用意し、皆様のご来園をお待ちしています。

10月26日(水曜日) 秋咲きの宿根草たち (園長)

 園内の桜並木下には、いろいろな宿根草が植えられています。現在はそのうち秋咲き宿根草が花を咲かせています。

 シュウメイギク(秋明菊)は名前に「秋」とつくとおり、秋らしい風情の花です。また名前に「菊」ともつきますが、キクの

仲間ではなくキンポウゲ科のアネモネなどに近い種類です。

 古い時代に中国から入り、各地で野生化したり、庭園の花や切り花として栽培されています。

 花弁は退化しており、花弁に見える部分はガクです。一重咲き、八重咲きがあり、花色は濃ピンク、ピンク、白などです。

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 タイワンホトトギス(台湾杜鵑)はユリ科ホトトギス属の植物で、台湾の他、西表島に自生しています。南関東以西に

自生するホトトギスとは花の着き方が異なります。ホトトギスはそれぞれの葉の付け根から花茎が出て花を咲かせるの

に対し、タイワンホトトギスは茎の先端が枝分かれして花をつけます。両者の交配種も作られています。

 「ホトトギス」の名は、鳥のホトトギスのおなかの部分の模様と花の斑点が似ていることに由来すると言われます。

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 アメジストセージは、チェリーセージ、パイナップルセージなど他のセージ類と同様にサルビア属の植物です。

 「アメジスト」は紫水晶のことで、花の色が名前の由来です。原産地にちなんだメキシカンブッシュセージ、花の表面の

感じからベルベットセージの別名もあります。紫色のガクの部分が目立ち、そこから伸びだす花は紫や白色です。

 関東南部では植えたままで毎年花を咲かせることができます。

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 ハマギク(浜菊)、イソギク(磯菊)、ダルマギク(達磨菊)などの野菊も植えられています。

 ハマギクは東北から関東、イソギクは関東から東海、ダルマギクは西日本の海岸線にそれぞれ自生する野生の

キク類です。

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        ハマギク(マーガレットに似た花です)               イソギク(もうすぐ咲きます) 

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                     ダルマギク(うすい紫色の花です)

 園内ではバラが見ごろを迎えており、第54回神奈川県菊花大会は10月28日(金曜日)から始まります。

 どうぞ秋の1日をフラワーセンターでお楽しみください。

 

10月12日(水曜日) 菊花大会準備中です (副園長)

 昨日の休園日を利用して、菊花大会のための小屋作りを行いました。花の搬入は開会直前になりますが、園内では着々と準備が進んでいます。

 菊花大会は、10月28日(金曜日)から11月23日(水曜日・祝日)までです。今年も、県内各地の愛好家の方が丹精込めて栽培された菊が多数展示される予定ですので、お楽しみに。

菊小屋1   菊小屋2

 園内では、秋バラやコスモスが咲き始め、そのほか、ハマギク、シュウメイギク、スイフヨウなどが見ごろとなっております。

 9月は雨が多くすっきりしない天気が続きましたが、10月に入り涼しくなり、観賞によい気候となってきておりますので、ぜひお越しになってなって、秋の花をお楽しみください。

バラ   コスモス

10月10日(月曜日) ハマギクが咲きました  (園長)

 秋が進んで来たのにともない、園内のハマギクが咲き出しました。

 ハマギク(浜菊)は東北から関東の太平洋岸に自生する日本固有の野性のキクです。

 震災前に岩手県から贈られた種子が、皇居で栽培されて毎年花を咲かせていることが最近話題となりました。

 花は外側の舌状花が白色、中心が黄色で、マーガレットやノースポールによく似ています。

 花が美しく、植えたままでも毎年花を咲かせる丈夫な性質を持つことから、古い時代から栽培されてきており、

江戸時代初期の園芸書にすでに記載があるそうです。   

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  同じく海岸線に自生する野生のキクにイソギク(磯菊)がありますが、こちらはハマギクより南寄りの、関東から東海、

伊豆諸島に分布しています。舌状花のない黄色の花をつけるのはもう少し秋が深まってからです。(下の写真)

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 園内にはこの他にも野生のキク、いわゆる野菊がいくつか植栽されています。どうかご来園の上お楽しみください。

9月26日(月曜日) 草かんむりに秋でハギ (園長)

 9月も下旬となり、やっとお天気が安定してきたようです。園内のハギは開花が少し遅れましたが、ここ数日で咲き

進んできました。

 ハギは、漢字では草かんむりに秋で「萩」と書く、まさに秋を思わせる花木です。

 ハギはマメ科ハギ属の植物の総称で、同属のものは日本、朝鮮半島、中国、北米などに自生しています。野山や

庭園などでよく見かけて、一般にハギと呼ばれているのは、ヤマハギ、ミヤギノハギ、マルバハギ、ツクシハギ、キハギ、

シラハギなどです。

 ハギという発音の由来には諸説ありますが、株の根元から新しい芽がよく芽吹くことから、「生え芽(はえぎ)」と呼ばれ

たのが転じてハギとなった、というものが有力です。

 ハギは低木に分類されていますが、枝が年々太くなって伸びるようなことはなく、根元から新しい芽が毎年出ます。

 栽培する場合は、毎年落葉後にその年伸びた枝を元から剪定して管理します。つぼみは新しい枝から出ます。日当た

り、水はけのよい場所を好み、丈夫で栽培は容易です。

 園内には7種類のハギがあり、花色は赤紫が基本ですが、「江戸絞り」というヤマハギの園芸品種は、白と赤紫の

複色でかわいい色合いです。これからしばらくは、いろいろなハギの花を楽しむことができます。

 まだ少し暑さも残っていますが、ぜひ園内の散策にお出かけください。

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     H:group-kanbu園長副園長の部屋画像予備軍(園長)6-09-26DSC01769.JPG      H:group-kanbu園長副園長の部屋画像予備軍(園長)6-09-26DSC01772.JPG

立体花壇はハロウィンバージョンとなっています(コリウスのコウモリ君です)。

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9月12日(月曜日) バラの秋剪定 (園長)

 花木類は、春のサクラ、夏のムクゲ、秋のサザンカなど1年に1回咲く「一季咲き」のものが多いですが、多くのバラは

「四季咲き」の性質を持っており、春から秋までたくさんの花を咲かせます。この四季咲き性はバラの大きな特徴であり、

長年バラが愛されてきた理由の一つといえます。

 園内のバラ園では夏の間もバラが咲き続けていましたが、秋に咲きそろったバラをみていただくため、8月末から

9月上旬にかけて秋剪定を行いました。

 秋剪定は、主にフロリバンダやハイブリッドティーなど四季咲きで立ち性のバラを2/3くらいの高さまで切り戻す作業

です。適正な栽培管理を行えば、切り戻し後40日から50日で、新しい芽が伸び開花に至ります。

 天候にもよりますが、大体10月中旬頃の開花を目指し剪定を行いました。

 バラ園ではしばらく花が見られなくなりますが、美しく香りのよい秋のバラにご期待ください。

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 パンパスグラスは穂を伸ばし見ごろとなっています。

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 シロバナマンジュシャゲが咲いてきました。 

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9月2日(金曜日) 工事中御迷惑をおかけします(副園長)

 もみじ山周辺で、痛んだ園路を補修するための工事を実施しています。工期は1週間程度の予定ですが、御来園の皆様には御迷惑をおかけします。付近を御通行の際は、御注意ください。

工事中1  工事中2

 また、ハナショウブ園でも、系統ごとに揃えて見やすくすることや、より元気で美しい花を咲かせるため、一部で植替え及び土の入れ替えを行っています。植替えのため株上げしたハナショウブは、現在バックヤードで育成中です。

ハナショウブ1  ハナショウブ2

 9月に入りましたが、まだしばらくは暑い日が続きそうです。園内では、緑のトンネルやスイフヨウ、パンパスグラスなどが見ごろとなっております。ぜひ、御来園の上、お楽しみください。

緑のトンネル1緑のトンネル2緑のトンネル3

8月31日(水曜日) 暑さに負けずに咲くマツバボタン、ポーチュラカの花(園長)

 まだ暑い日が多いですが、園内ではマツバボタン(松葉牡丹)とポーチュラカが元気に咲いています。

 この2つのうちマツバボタンは、よく名前を聞くおなじみの植物かと思います。マツバボタンはスベリヒユ科スベリヒユ属

の春まき一年草です。松の葉を思わせる針状の多肉の葉と、ボタンの花と同じ丸い形の花を持つ夏の定番の草花で、

この時期花壇、プランター、鉢などに植えられたものをいろいろな場所で見かけます。

 日なたでよく生育することからヒデリソウ(日照草)、枝先を切って土に挿せば容易に発根することからツメキリソウ

(爪切り草)などの別名があります。

 花は直径3から5cmくらいで、一重咲き、八重咲きがあります。花色は赤、ピンク、オレンジ、黄、白、複色など豊富です。

品種による違いはありますが、花は朝咲いて午後にはしぼみます。種子が結実しやすく、一年草ですが毎年こぼれ種が

発芽して同じ場所に咲くことも多いです。

 ポーチュラカはマツバボタンによく似た植物で、分類上も同じスベリヒユ科スベリヒユ属に属します。花は一重咲きのもの

が多く、形状はほとんどマツバボタンと見分けが付きません。はっきり違うのは葉の形で、針状の葉のマツバボタンに

対して、ポーチュラカはよく見かける雑草のスベリヒユと同様のへら型で多肉質の葉を持ちます。そのため、花のきれい

なスベリヒユ、ということで「ハナスベリヒユ」の和名があります。種子は作らないものが多く、主に挿し木などで増やさ

れ、初夏頃に花壇などに植えつけられます。耐寒性はありませんが、屋内で管理すれば冬を越します。

 マツバボタンは南米のブラジルやアルゼンチン原産で江戸末期の文久年間に日本に渡来しました。これに対しポーチュ

ラカは出自が明らかでなく、スベリヒユとマツバボタンの雑種であるという説や、他のスベリヒユ属植物の突然変異種で

あるなどの説があります。日本には1980年代にドイツから導入され、1990年代に急速に普及した比較的新しい花です。

 マツバボタン、ポーチュラカとも、茎葉は上にはあまり伸びず、地表を這うように横に伸びていきます。株径は30cm程度

になりますので、間隔をあまり詰めて植える必要はありません。どちらも多肉質の葉に水分をたっぷり含んでいて乾燥

にはとても強いので、安定的に水やりをしにくい場所などに植えるのにおすすめの花です。

 園内では芝生広場の花壇や入園口付近のプランター、鉢などに、マツバボタン、ポーチュラカのどちらも植えられてい

ます。両者の似ているところや異なるところを観察していただけると思います。どうか暑さ対策をしてご来園ください。

             *マツバボタン 松葉型の葉、ぼたん型の花

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              *ポーチュラカ へら型の葉、ぼたん型の花

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              *スベリヒユ へら型の葉、小さな黄色の花

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8月23日(火曜日) 台風一過 (副園長)

 昨日は、台風が関東地方を直撃し、各地で被害が出てしまいました。今日も台風一過とはいえ、スカッとした青空にはならず、局地的な大雨の恐れもあるということで、まだまだ注意が必要なようです。

 当園でも、昨日は、雨・風が強く、折れた枝や、落ち葉が散乱したり、

園内1  園内2

 一部の草花が倒伏したりしましたが、

ヒマワリ  ジンジャー

 特に大きな被害はありませんでした。

スイフヨウ

 スイフヨウやムクゲは、見ごろとなっております。台風の影響で、通路の一部に土が流れ出て滑りやすくなっているところがありますので、ご来園の際は、注意してご鑑賞ください。

8月21日(日曜日) センニンソウの白い花  (園長)

 園内のロックガーデンから森の小道の入り口に至るあたりで、センニンソウの白い花が咲き始めています。

 センニンソウ(仙人草)はキンポウゲ科センニンソウ属のつる性半木本植物です。

 センニンソウ属はクレマチス属とも呼ばれ、世界中に約250種が分布するクレマチスの仲間を含みます。日本原産の

ものとしては、今回ご紹介しているセンニンソウやボタンヅル、多くの園芸品種の交配親となっているカザグルマなどが

あります。

 センニンソウの葉は5枚の小葉から成り、葉柄で他の草や木にからみ付きます。8月から9月に2cmから3cmくらいの

白い花を多数咲かせます。あたり一面が白く見えるくらいびっしり咲くので、遠くからでもよく目につきます。

 花は4枚の花弁を持つように見えますが、花弁に見えるものは他のクレマチス類と同様にガクです。がく片が5枚の

花も時々見かけます。

 花が咲いた後にできる果実に長い毛が生えており、その様子が仙人のひげのように見えるのが名前の由来といわ

れます。

 可憐な花ですが他の草木に被さって茎を伸ばしていく様子にはたくましさも感じます。

 まだしばらく残暑がきびしそうですが、どうかお出かけの上ご覧ください。

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 スイフヨウの花も咲き始めました。朝咲いた花は真っ白ですが、午後になるとピンクになり、翌朝見られるしおれた花

は濃いピンクです。

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8月6日(土曜日) 夏に咲く水生植物2種  (園長)

 園入り口正面の池の前に水生植物の鉢が3つ並んでいて、そのうちアサザとオニバスが花を咲かせています。

 アサザ(浅沙)はミツガシワ科アサザ属の水生多年草で、アジア、ヨーロッパの温帯に分布しています。日本では

本州から九州の池、沼、小河川などで見られますが自生地は減少しています。

 アサザの名は、浅い水辺に自生することが由来のようです。

 葉は水に浮き、スイレンに似て切れ込みがあります。花は夏から秋にかけて咲きます。鮮やかな黄色で、花弁の

縁に細かい切れ込みがあるのが特徴的です。一日花で朝開いた花は昼ごろには閉じてしまいます。

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 オニバス(鬼蓮)はスイレン科オニバス属の水生一年草で、アジア原産です。日本では本州、四国、九州の湖沼や

河川に分布していますが、やはり自生地は減少しています。

 葉などに長く鋭いトゲが生えていることが名前の由来となっているようです(触るととても痛いのでご注意ください)。

 アマゾンなどに分布して、子供が葉の上に乗る様子が紹介されるオオオニバスは別属の植物です。

 葉の形は一般のスイレンに似ていますが、葉の表面にたくさんの凹凸とトゲがある点が特徴的です。葉の直径は

1m以上にもなります。

 花は夏に咲き、青紫色で美しく、スイレンのように2から3日、日中に開閉します。葉を突き破って葉の上で花が咲く

こともあります。

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 ご来園の上、ハス、サルスベリ、ムクゲなど他の夏の花と合わせてお楽しみください。

8月2日(火曜日) 花苗のプレゼント (副園長)

 当園では、昭和37年7月の開園以来の総入園者数が7月18日で1500万人に達しました。開園以来、大変多くの皆様にご来園いただきありがとうございます。

 総入園者数1500万人達成を記念して、本日から8月19日(金曜日)まで、休園日を除く15日間、毎日入園者先着100名様、合計1500名様に花苗をプレゼントします。

花苗

 毎日先着100名様へのプレゼントですので、午前中の涼しいうちのご来園がお勧めです。早い時間ですと運がよければカワセミが見られるかもしれません。

かわせみ

 また、本館の2階で、開園してまもない頃の写真や、訪れていただいた方のサイン色紙等を展示していますので、合わせてご覧ください。

パネル展1  パネル展2

7月28日(木曜日) 夏に元気に咲くサルスベリの花  (園長)

 関東地方は今日長めの梅雨が明け、これから夏本番になると思われます。

 園内で夏に元気に咲く花木の一つにサルスベリ(百日紅)があります。

 サルスベリは中国南部原産のミソハギ科の落葉樹です。日本国内では、南西諸島にヤクシマサルスベリ、

シマサルスベリという近縁種が自生しています。

 強健な性質で、街路樹や公園樹として植栽される他、庭木にもよく使われています。

 「サルスベリ」の名の由来は、サルがすべってしまうほどツルツルした幹の木、ということですが、漢字の

「百日紅」は、長い期間咲く赤い花という意味合いです。ただし園芸品種の花色には紅や濃いピンクの他、

淡ピンク、白、濃淡の紫などいろいろなものがあります。

 サルスベリの一つ一つの花は、フリルの強い6枚の花びらと多数の雄しべ、1本の雌しべ、がくで成り立っており、

枝に多数の花が房状についています。花の構造はユニークなので、機会があれば観察してみてください。

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  その他、ムクゲ、タマアジサイ、ノリウツギ、シダレエンジュなどの花木も花を咲かせています。

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  ご来園の上、暑さに気をつけてお楽しみください。

7月25日(月曜日) ご来園ありがとうございました。 (副園長)

 7月16日、17日、18日と23日、24日の5日間に実施したハスの花観賞早朝開園には、大勢の方にご来園いただき、ありがとうございました。

 今年は、ハス池のハスも生育がよく、鉢植えの色々な種類のハスも含めてたくさんの花を咲かせてくれました。

 人気のある大賀ハスが、早朝開園の日に咲くか気がかりでしたが、前半・後半ともちょうど良いタイミングで咲いてくれました。

 5日間とも天候にめぐまれ、多くの花を楽しんでいただけたことと思います。

      早朝開園1     早朝開園2

      早朝開園3

 また、この期間中の7月18日には、昭和37年7月のフラワーセンター開園からの総入園者数が1500万人に達しました。

 記念すべき1500万人目のお客様は、横浜市戸塚区からお越しの大津様で、記念式典でくす玉を割っていただき、記念品を贈呈しました。

1500万人達成記念式典1  1500万人達成記念式典2

 総入園者数1500万人達成を記念して、8月2日(火曜日)から8月19日(金曜日)まで、休園日を除く15日間、毎日入園者先着100名様、合計1500名様に花苗をプレゼントするとともに、8月2日(火曜日)から8月31日(水曜日)まで、本館2階フロアにおいて、フラワーセンター大船植物園の歩みをパネルで展示します。

 暑い季節ですが、ヒマワリ、サルスベリ、ムクゲなど夏の花が咲いていますので、ぜひご来園してお楽しみください。 

7月23日(土曜日) シダレエンジュの花が咲きました (園長) 

 園内には、和風庭園と花の築山にそれぞれ1本ずつシダレエンジュが植栽されていますが、どちらの木も少し前から

花が咲き始めています。

 シダレエンジュは、中国原産で落葉性樹木のエンジュの変種で、その名のとおり枝垂れ性の樹形を有します。

 枝垂れ樹形は、ウメ、サクラ、モモ、ヤナギ、モミジなどいろいろな種類の樹木で見られます。

 エンジュは街路樹としてよく使われていますが、シダレエンジュは庭園や公園などでまれに見られます。

 中国ではその枝ぶりから「龍爪樹」と呼ばれ、縁起のよい木とされています。

 花は白色で小さく、形はマメ科によく見られる蝶型です。花の後には豆の形にくびれた莢(さや)ができます。

 冬の落葉期は樹形がおもしろく、夏は白い花に清涼感があります。

 どうかご来園の上、シダレエンジュをお楽しみください。

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 はすの花観賞早朝開園は明日、7月24日(日曜日)までです。はす池のはすの他、鉢栽培のいろいろな品種を

ご覧いただけます。

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7月17日(日曜日) ハスのシャワー (副園長)

 レンコンに穴が開いているのはご存知だと思いますが、茎にも同じような穴が開いていて、葉っぱの先まで通じているので、水を流すとシャワーのように出てきます。

ハスのシャワー1    ハスのシャワー2

 明日、18日(祝日)と23日(土曜日)、24日(日曜日)のハスの花観賞早朝開園の際は、ハスのシャワーの実演を行いますのでご覧ください。

 早朝開園は、特に美しい朝のハスをご覧いただけるよう、7時に開園します。少し早起きしてぜひお越しください。

7月15日(金曜日) ドラゴンフルーツの花 (副園長)

 今朝は、観賞温室でドラゴンフルーツの花が咲いていました。ドラゴンフルーツは、サボテンの仲間で、月下美人のように夜に花を咲かせます。今日は曇り空で日差しがなかったので、まだ開いていたのでしょうか。

 ドラゴンフルーツというと、果実のイメージが強いと思いますが、実をつけるためには、他の株の花粉が受粉する必要があり、今回は一輪しか咲かなかったので、残念ながら実はなりません。

ドラゴンフルーツ1   ドラゴンフルーツ2

7月14日(木曜日) ハスの花観賞早朝開園にお出かけください (園長)

 今週末の7月16日(土曜日)、17日(日曜日)、18日(月曜日)と、来週末の7月23日(土曜日)、24日(日曜日)は、フレッシュなハスの

花を楽しんでいただくために、朝7時に開園いたします。生育旺盛な池のハス、樽に植えたいろいろな種類のハス

をご覧いただけます。

 ハスにはアジア原産の東洋種(アジア種)とアメリカ原産のアメリカ種があり、東洋種はピンク、白、アメリカ種は黄、白

の花色があります。東洋ハスとアメリカハスを交雑して多くの品種が作られており、両者の特徴を併せ持った黄色地に

ピンクが入る品種などもあります。

 当園の池は幅4m、長さ約100mと細長い形なので、ハスの花をごく間近でご覧いただき、香りも楽しんでいただくこと

ができます。

 ハスの花は4日間程度、朝咲いて後に閉じる開閉運動を繰り返しますが、1日目の花は早朝開き9時頃までに閉じて

しまいます。

 少し早起きして、かぐわしいハスの花の観賞にお出かけください。

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 他にも夏の花がいろいろ咲いています。 

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7月11日(月曜日) 本日は休園日ですが… (副園長)

 フラワーセンターは休園日ですが、休園日でも職員は出勤して、展示場の展示換えや普段お客様がいらっしゃるときにはできないような作業を行っています。

今日は花壇の植え替えで、ブルーサルビアを植栽しました。

花壇の植替作業    花壇の植替作業2

 鳥や虫たちは休園日でも遊びにきてくれました。

鳥 昆虫1 昆虫2

 暑くなってきたので、ご来園の際は、こまめな水分補給や木陰での休憩など熱中症対策にご留意の上お楽しみください。

7月10日(日曜日) ハマボウの黄色の花  (園長)

 園内のピクニックグランド横の花木園でハマボウが満開になっています。

 ハマボウ(浜朴、黄槿)はアオイ科の落葉低木で、西日本と韓国済州島の海岸に自生しています。

 ちょっと変わったハマボウという名は、「浜辺に生えるホオノキ(朴の木)」という意味からついたといわれますが、

モクレン科のホオノキとハマボウは近縁ではありません。また海辺に自生する「ハマボウフウ(浜防風)」という

多年草がありますが、この植物とも関係はありません。

 樹高は3mから5m程度ですが、よく枝分かれし横に大きく広がります。塩に強い塩生植物で根元が海水に浸かる

ような場所でも生育します。

 7月から8月に、全体が黄色で中心部が赤褐色の花を咲かせます。花の形はムクゲやハイビスカスに似ていて、

一日花ですが次々に新しい花が開きます。

 夏を感じさせてくれるハマボウの花をお楽しみください。

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 同じアオイ科のムクゲもたくさんの花を咲かせています。

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7月6日(水曜日) かなちゃんTVの収録がありました。 (副園長)

 神奈川県庁のインターネット動画広報サイト「かなちゃんTV」の収録がありました。

 今回は、今月16日(土曜日)から18日(月曜日・祝日)と23日(土曜日)、24日(日曜日)に行う「ハスの花観賞 早朝開園」を神奈川県PRキャラクターのかながわキンタロウが紹介してくれます。

 放映は、7月15日からですので、チェックしてください。

    収録風景1    収録風景2 

 「ハスの花観賞 早朝開園」は、特に美しい 朝咲いたばかりの花をお楽しみいただけるよう、通常は9時からの開園時間を、この5日間は7時からに早めて開園します。

 迫力あるはすの花をご観賞いただく機会です。皆さまのご来園をお待ちしております。

7月5日(火曜日) もうすぐ七夕  (副園長)

 もうすぐ七夕ですが、当園でも入口とエントランスホールに、竹飾りを飾っています。エントランスホールに短冊を用意していますので、ご来園された方は、願い事を書いて飾ってください。

 また、エントランスホールには、幻のやまゆりと言われる紅筋などのユリの鉢植えを展示していますので、ぜひご覧ください。

七夕飾り  短冊  ベニスジヤマユリ

6月21日(火曜日) 焔(ほのお)の花、カエンボク開花  (園長)

 園内の観賞温室で、カエンボク(火焔木)の花が咲き始めました。

 カエンボクは西アフリカ原産のノウゼンカズラ科の常緑高木で、ジャカランダ、ホウオウボクとともに世界三大花木

といわれています。

 濃いオレンジ色の花が集まって咲く様子は、名前のとおり焔(ほのお)を連想させます。花の形から「アフリカン

チューリップツリー」の英名もあります。

 日本では沖縄や小笠原などの地域では庭木として植栽されていますが、寒さに弱いので他の地域では、植物園

の温室内などでしか見ることができません。

 樹高20m以上になる木ですが、当園のものは比較的低い位置にもつぼみをつけています。

 これから、たくさんのつぼみが次々と開き、見ごたえのある木姿になると思われます。

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 同じく観賞温室内では新しいサンジャクバナナ(三尺バナナ)の花房が出てきました。

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 入園口前に置いた鉢植えのハスが咲き始めました。

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 どうぞご来園の上、お楽しみください。

6月19日(日曜日) 月下美人  (副園長)

 月下美人は、サボテンの仲間で、名前のとおり、本来は夜になると開く花ですが、当園では、昼間ご覧になれるように昼夜逆転処理をしています。

 本日は3つの株で花が咲きました。残念ながら花は1日でしぼんでしまうので、この花は本日限りとなります。

 まだつぼみを持っている株があり、近いうちに咲くと思いますので、ご覧になりたい方は、電話で開花についてお問い合わせの上お越しください。

    月下美人の画像1    月下美人の画像2

6月17日(金曜日) 涼を呼ぶアガパンサスの青い花  (園長)

 園内の桜並木の下やはす池横で、アガパンサスが咲きだしました。

 アガパンサスは南アフリカ原産の多年草で、アガパンサス属には10から20種の野生種があり、このうちアガパンサス・

プラエコクスという種から多くの園芸品種が作られています。

 ちょっと変わった名前は、ギリシア語のアガベ(愛)とアントス(花)を組み合わさったもので、「愛の花」という意味

があります。「ムラサキクンシラン」という和名もありますが、あまり使われることがなく、クンシランと近縁ではありません。

 梅雨空の下に咲くアガパンサスの青紫色の花には清涼感があります。

 丈夫で暑さ、寒さにもよく耐え、植えたままで毎年花を咲かせます。

 6月末頃までが見ごろですので、どうかご来園の上ご覧ください。

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 同じく桜並木下では、クリナム・ポウエリイというハマオモト属の植物の白い花も咲いています。

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6月7日(火曜日) ハンゲショウに白い葉が出現! (園長)

 今日は、霧雨のち曇りの梅雨らしい天気となっています。

 園内の展示場横の池では、水辺に植栽されたハンゲショウの葉が白くなってきました。

 ハンゲショウは、ドクダミ科の多年草で、日本では本州以南、その他朝鮮半島、中国、フィリピンなどの湿地に自生

しています。

 5月下旬から6月上旬頃に、茎の先端の葉の付け根から多数の小さな花が集まった穂が伸び出します。この花には

雄しべ、雌しべはありますが、花びらやガクはありません。

 花が咲くときに、茎の先端に数枚白い葉が出現します。この白色の葉には、花びらの代わりに受粉を助ける昆虫を

呼び寄せる役目があると思われます。

 ハンゲショウは、漢字では、「半夏生」、または「半化粧」と書きます。名の由来は、夏至から11日目が72候の

「半夏生」と呼ばれる日で、その頃に花がつき葉が白くなるから、という説や、葉は全部が白くならず一部緑色が残る

ため、半分だけお化粧をしたように見えるから、という説があります。

 ちなみに、「半夏生」という言葉は、カラスビシャクというサトイモ科の植物の別名(または生薬名)「ハンゲ(半夏)」

に由来しているともいわれ、なかなか複雑です。

 水辺に生えるハンゲショウの葉の白色は、清涼感があり、絵の具やペンキを塗ったような不思議な雰囲気もします。

 「半夏生」の時期が過ぎ、花が咲き終わると、葉は白から次第に緑味を帯びていきます。これから6月下旬くらいまで、

純白の葉を見ていただくことができそうです。

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 この他、池にはスイレン、水辺にはミズカンナという花も咲いていおり、ハナショウブも盛りとなっています。

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 どうぞご来園の上、ご覧ください。

5月28日(土曜日) 大船系ハナショウブのことなど  (園長)

 園内に植栽されたハナショウブの開花が進んでいます。これから6月中旬頃まで多様な品種が次々に咲き、見ごろと

なります。少し前に花盛りを迎えた華麗なバラと比べると、ハナショウブは華やかな中にも落ち着きや、和の雰囲気を

感じさせる花です。

 ハナショウブは、日本原産のノハナショウブから育成された園芸植物で、江戸時代に盛んに品種改良が行われ、

江戸系、伊勢系、肥後系、長井系などそれぞれ特徴のある系統が成立しました。

 明治時代には、海外に輸出することを目的とした花の新品種育成が、国策として行われました。横浜に設立され、

後に現在フラワーセンターのある大船に移転した神奈川県農事試験場では、宮澤文吾博士によりシャクヤク、

ハナショウブの品種改良が行われました。

 ハナショウブに関しては、主に江戸系の品種を親として、花色、花型、花の大きさなどが様々な、約300種類の品種

が誕生しました。戦災等により多くの品種が失われましたが、現在30数品種が「大船系」としてフラワーセンターで

維持されています。

 その中で最も古い7品種は、大正4年(1915年)生まれで、昨年生誕100周年を迎えました。今年はさらに7品種が100

年目となります。

 これらの大船系を含めて、園内には130品種、約1000株のハナショウブが植栽されています。100周年、101周年の品種

には表示がしてあります。

 季節感のあるハナショウブの花を、どうぞお楽しみください。

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        101周年品種(遠山の月)                ノハナショウブ(ハナショウブの原種)

5月10日(火曜日) 多彩なバラ、咲いています (園長)

 園内のばら園の多くの品種が、例年よりやや早く見ごろを迎えています。

 バラは、紀元前から栽培が始まり、今日に至るまで最も親しまれてきた花の一つです。

 バラの野生種は世界に約150種がありますが、現在の栽培バラの成立に直接関与してきたのは、このうちの10種

程度です。日本など東アジア原産のノイバラ、テリハノイバラ、ハマナスもこの中に含まれています。

 これらの種間の交雑等により、四季咲き性、芳香性、房咲き、観賞性の高い花色、花型などの形質が加えられ、

これまでに多種多様な品種が生み出されてきました。

 神奈川県は切り花バラの温室栽培がさかんで、昭和初期に川崎市で栽培が始まり、現在は平塚、秦野、伊勢原、

厚木、海老名など県内各地に生産農家があります。

 県の農業技術センターでは、バラのオリジナル品種の育成に長年取り組んでおり、これまでに約10品種を育成して

品種登録を行っています。

 これらの神奈川県育成品種、「湘南ファンタジー」、「ラブミーテンダー」、「湘南キャンディレッド」などはガーデンローズ

としても楽しむことができ、ばら園に植栽されています。

 鎌倉市内で育成された「鎌倉」という品種は、花色は鮮明な黄色で花型がよく、よい香りを有しています。

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          「ラブミーテンダー」                    「鎌倉」

 チリアヤメという、その名のとおり南米チリ原産のアヤメも咲いています。1日花で、お昼過ぎまでが見ごろです。

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  ご来園の上、観賞いただければ幸いです。

 

5月3日(火曜日) カラタネオガタマ(唐種招霊)のフルーティな香り (園長)

 カラタネオガタマは中国南部原産のモクレン科オガタマ属の常緑樹です。日本には江戸時代に渡来しました。

 オガタマ属は熱帯アジア、中国、ヒマラヤなどに約45種が分布しており、日本には関東以西にオガタマノキ1種が

自生しています。

 カラタネオガタマの花は、モクレンを思わせる花型で、色はクリーム色、小ぶりで比較的地味な印象です。

 けれどもこの花の香りは極めて印象的で、バナナのようなフルーティで甘い香りを強く発します。このことから

「banana tree(バナナ・ツリー)」という英語名があります。

 園内では4月下旬から咲き始めており、1つ1つの花は2日ほどで散りますが、次々に新しい花が咲くので5月中旬

くらいまで、花と香りを楽しむことができそうです。

 朝のうちは香らず、昼前から夕方までは、少し離れた場所でも風向きによっては強く香ります。

 カラタネオガタマの他、咲き始めたバラもよい香りを放っています。

 ご来園の上、花の姿に加えて香りをお楽しみください。

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 赤花の品種もあります。

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4月27日(水曜日) ハンカチノキが見ごろとなりました (園長)

 園内のハンカチノキが見ごろとなっています。

 ハンカチノキは中国雲南省、四川省近辺の標高1500から2000mの地域原産の落葉高木です。

 花を包むようにつく純白の大小2枚の苞葉が木から垂れ下がって非常に目立ち、ハンカチのように見えることから

この名がつきました。苞葉を白鳩に見立ててハトノキと呼ばれることもあります。

 苞葉は花やつぼみを目立たせたり保護する働きをしています。ハンカチノキの他、ポインセチア、ブーゲンビリア、

ハナミズキなど美しい苞葉を持つ植物は多数あります。ハンカチノキの白い苞葉は、フラボノイドという物質を多量に

含んでおり、太陽光線の中の紫外線をカットして、花を保護する働きをしています。 

 花は2枚の苞葉の真ん中にある球形の部分で、多数の雄花(雄しべがあって雌しべを持たない花)、1つの両性花

(雄しべと雌しべのある花)の集合体です。

 今年は園内の4本の木のいずれもが花つきがよく、苞葉を目の高さで見ていただける木もあります。

 見ごろは5月初め頃までと思われますので、どうぞご来園の上ご覧ください。

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4月20日(水曜日) 牡丹が見ごろです (園長)

 園内のぼたん園では、ボタンのいろいろな品種が次々に開花して見ごろとなっています。

 ボタンは中国原産のボタン科に属する落葉低木です。同じ属にはシャクヤクがありますが、シャクヤクは木ではなく、

冬になると地上部が枯れ根が残る多年草です。                                                                                                                   

 ボタンの根の皮には鎮痛、消炎などの薬効があり、古代の中国では薬用植物として利用されていましたが、花の

美しさから隋、唐の時代には観賞用としても栽培されるようになりました。

 花径が20cmにもなる大型で豪華な花の姿から「富貴花」、「富貴草」、「花王」、「百花王」、「花神」などいろいろな

別名があります。 

 本場の中国の他、江戸時代は日本でも盛んに品種改良が行われて新しい品種が生みだされました。またフランス、

アメリカなどでも品種育成が行われています。

 流通しているボタンの苗木はほとんど、シャクヤクを台木にした接木苗です。つまりシャクヤクの根にボタンの枝を

接いだものです。これは、木本性のボタンよりも草本性のシャクヤクを台木にしたほうが苗の生産性がよいことにより

ます。株もとからシャクヤクの枝が伸びてくることがあるので見分けて摘み取ります。 

 ボタンの見ごろは今月末頃までです。ご来園の上、お見逃しなくご覧ください。

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4月6日(水曜日) 桜並木のサクラ (園長)

 温室からバラ園までの桜並木には、1、2本ずついろいろなサクラの品種が植栽されています。園内では現在ソメイ

ヨシノが満開となっていますが、この並木のサクラは八重咲きのものが多く、ソメイヨシノより遅咲きです。これから次々

に咲いてきます。

 「桐ヶ谷(きりがや)」は、鎌倉市内の桐ヶ谷と呼ばれた谷戸にあったといわれるサクラで、「鎌倉桜」、「御車返し

(みくるまがえし)」の別名があります。また花弁が5枚の花の他、6から8枚の花も見られることから、「八重一重」との

名もあります。花弁が大きく、また花色はピンクの濃淡があり、強い印象の残るサクラです。現在満開となっています。

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「白妙(しろたえ)」は東京の荒川堤で栽培されていたサクラで、大輪、八重咲きで、花色はややピンク味を帯びた白

です。ほぼ満開となっています。

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 「手弱女(たおやめ)」は京都の平野神社に原木があったとされるサクラで、中輪八重咲きで、花色は淡いピンクです。

ちなみに手弱女とは、たおやかな女性、やさしい女性を意味する言葉だそうです。現在3分咲き程度です。

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 「鬱金(うこん)」は、うすい黄緑色の花色が特徴の八重桜です。品種名はショウガ科のウコンの根から作る染料の色に

花色が似ることに由来します。現在数輪の開花が見られる程度です。

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他にもいろいろなサクラを見ることができます(詳細はこのホームページ中の「桜の開花情報」をご覧ください)。

どうかご来園の上、多様なサクラをご覧ください。

過去の園長と副園長の部屋はこちらからご覧ください。

神奈川県

このページの所管所属は フラワーセンター大船植物園 です。