ソーラーシェアリングの魅力

掲載日:2017年10月23日

ソーラーシェアリングの魅力

 県では、再生可能エネルギーの普及やエネルギーの地産池消を目指し、営農を続けながら太陽光発電を行うことできる「ソーラーシェアリング」の普及拡大を進めています。
 このページでは、農業と太陽光発電を組み合わせた新たな太陽光発電事業である「ソーラーシェアリング」について紹介します。

ソーラーシェアリングってなに?

 ソーラーシェアリングとは、営農を続けながら太陽光発電を行うことで、農地に支柱等を立てて、その上部に太陽光パネルを設置して発電します。
 ソーラーシェアリングは、営農を続けながら、農地の上部空間を有効活用することにより発電収入を得ることができますので、農業経営をサポートするというメリットがあります。
 さらに最近では、増加する耕作放棄地の有効活用という観点でも、活用が期待されています。

俯瞰図  下から見たソーラーシェアリング

        俯瞰図             下から見たソーラーシェアリング

ソーラーシェアリングを始めるための手続き

 ソーラーシェアリングは、2013年4月1日に農水省から公表された「支柱を立てて営農を継続する太陽光発電設備等についての農地転用許可制度上の取扱いについて」のガイドラインに基づき、農地一時転用の許可申請等の手続きが必要となります。

 なお、農地一時転用の許可を申請する際には、事前に太陽光発電事業を開始するための手続き(経済産業省の「事業計画認定の申請」及び電力会社との「電力受給契約の申込み」)を行っておく必要があります。

〔ソーラーシェアリングを実施するまでの流れ〕

ソーラーシェアリングを実施するまでの流れ

農地一時転用許可の手続きについて

 ソーラーシェアリングは営農の継続を前提とするため、営農に支障を与えないこと(※)が求められます。

 ※ 農地における単収が、同じ年の地域の平均的な単収と比較して概ね2割以上減少しないこと、農作物の品質に著しい劣化が生じないこと等。

そのため、市町村の農業委員会に、農地転用の申請書に加え添付資料として

(1)  営農型発電設備の設計図

(2)  営農計画書

(3)  営農への影響の見込みおよびその根拠となるデータ 

等を提出する必要があります。(なお、一時転用は3年ごとに継続審査を受けることとなります)

 また、営農開始後は農作物の状況について毎年の報告等も必要となります。

  >>詳しくはこちらをご覧ください。

太陽光発電事業のための手続きについて

 ソーラーシェアリングで作った電気を固定買取価格制度を利用して売電する場合は、経済産業省や電力会社に対して様々な手続きなどが必要となります。

  >>詳しくはこちらをご覧ください。(資源エネルギー庁ホームページ)

どれくらい普及しているの?

全国で500件(平成27年12月時点)、県内では6件が農地一時転用の許可を得ています。

  >>詳しくはこちらをご覧ください(一般社団法人全国営農型発電協会ホームページ)

どんな作物が向いているの?

 太陽光パネルが日光を遮ってしまうので、あまり日光を必要としない「光飽和点(植物の成長を促すのに必要な光の強さの限界)」が低い作物が栽培に向いているといわれています。

 具体的には次の作物がソーラーシェアリングに適していると考えられます。

お茶、稲、さといも、サツマイモ、キャベツ、白菜、レタス、みつば、ブドウ、もも、梨、いちご、ねぎ、アスパラ、ナス、エンドウ、ミョウガ等

どんな導入事例があるの?

県外 お茶、稲、ぶどう、梨、サツマイモ等多くの導入事例があります。

    導入事例(一般社団法人全国営農型発電協会ホームページ)

県内 栽培を開始しているものとしては「お茶、椎茸、みかん、玉竜(園芸)」等です。

    導入事例

    小田原市事例(小田原市エネルギー政策推進課ホームページ)

 

小田原市立芦子小学校のみなさん(4年生)がソーラーシェアリングを体験学習しました!!ソーラーシェアリングについて説明を受ける様子ソーラーシェアリングについて質問する様子

ソーラーシェリングについて説明を受ける様子   みんな興味津々、多くの質問がありました

小学生がお茶摘みをする様子機械によるお茶摘みの様子

     初めてのお茶摘み体験            機械でのお茶摘みの様子

太陽光パネルの下でお茶が育つ様子小学生が収穫したお茶の様子

 太陽光パネルの下でもこんなに育ちます        たくさんお茶が取れました

スマートエネルギーセミナーを開催します

県内農家等を対象に、営農を継続しながら、太陽光発電を行う「ソーラーシェアリング」に関する無料セミナーを開催します。

  • 内 容:ソーラシェアリングの概要等基礎的な内容を学ぶ研修
  • 日 時:平成29年10月12日(木曜日) 17時00分から18時40分(受付開始時間は16時30分)
  • 会 場:おだわら市民交流センターUMECO 1・2会議室 (小田原市栄町一丁目1番27号)
  • 定 員:80名程度(定員に達し次第受付を終了します。)
  • 参加費:無料

スマートエネルギーセミナーを開催しました

県では、県内農業者等にソーラーシェアリングの理解を深めてもらうために、スマートエネルギーセミナーを開催しました。

識者の方による講演をつうじ、ソーラーシェアリングの概要・手続き・導入事例などを紹介し、ソーラーシェアリングについて理解を深めていただきました。

□ 平成29年度スマートエネルギーセミナー

● (平成29年10月12日(木曜日)17:00から18:40 おだわら市民交流センターUMECO1階1・2会議室)

スマートエネルギーセミナー風景

講演

○ 一般社団法人営農型発電協会理事 尾村 豊氏

  「ソーラーシェアリングの概要・手続き・導入事例等について」

○ 守屋茶園 守屋 栄治氏

  「ソーラーシェアリングの魅力について」

○ 農林水産省 食料産業局 バイオマス循環資源課 再生可能エネルギー室課長補佐 速見 基弘氏

  「再生可能エネルギーシェアリングモデルシステム構築事業について」

関連リンク

Adobe Readerダウンロード

Pdf形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)
神奈川県

このページの所管所属は 産業労働局 産業部 エネルギー課 です。