ワクワク体験へようこそ

掲載日:2016年4月1日
ワクワク体験へようこそ



【はじめに】

 ここでは、みなさんに城山発電所のことを知ってもらうために「ワクワク体験」として、発電所設備をごしょうかいします。


【発電総合制ぎょ所と発電所】

 発電総合制ぎょ所は、地上では水力発電所のかん視を行い、地下にはよう水式の城山発電所があります。

 ここは、県が運営している水力発電所13か所の運転及びかん視の仕事を行っているかん視制ぎょ室です。かん視業務は、交たい制で24時間年中無休で行っています。相模川(さがみがわ)水系にある10の発電所と、酒匂川(さかわがわ)・早川水系にある3つの発電所のかん視をしています。

監視制御室


【メガソーラ 太陽光発電所】

 平成25年5月に県営で初のメガソーラ、愛川太陽光発電所が運転を開始しました。この発電所もここ発電総合制ぎょ所からかん視を行っています。また平成26年度12月に運転を開始した、もう1つのメガソーラの谷ケ原(たにがはら)太陽光発電所もあります。この発電所もかん視をしています。

愛川太陽光


【地下の城山発電所へ】

これから、およそ230メートル地下にある発電所へ向かいます。この深さは、東京都庁の高さとほぼ同じになります。エレベータに乗って、発電所へは2分ほどで着きます。

エレベータ

【地下の発電機室へとうちゃく】

 ここが地下発電所です。ここは、津久井湖(つくいこ)の満水面よりも、36メートルほど低い場所です。

 おくにオレンジ色の丸い機械が4個見えます。これが発電機の一部です。手前から1号機、2号機、3号機、4号機で、全部で4台あります。

 12年ごとに発電機の分かい点検を行っていますが、そのとき、高さが7メートル以上ある発電機の回転部分をクレーンでつり出すため、天じょうが高くなっています。

発電機外観

【インクライン 長い階段】

 ここはインクラインという場所です。地下発電所に物を運ぶために使用するところです。建物の時にも大きな部品を台車に乗せてここまで運び、この地下で組み立てました。長さは約500メートルあり、角度は18度あります。台車は、ワイヤーロープとつながれていて、ワイヤーロープを巻き上げたりすることでレールの上を移動します。ここは、地下発電所から地上へのひ難通路です。階段は、全部で1221段あります。

インクライン

【鉄管 水の通り道】

 この鉄管は、直径が約3メートル、長さは約250メートルあります。また、水車の手前にあるのは、大きなバルブで入口弁といいます。運転していないとき入口弁は閉まっていて、城山湖からの水を止めています。発電やよう水のときには入口弁が開き、お風呂の水の量を300リットルとすると、発電のときには1秒間にお風呂160ぱい分の水が流れて水車を回します。よう水のときには、水を反対方向に流れて城山湖にくみ上げられます。

鉄管


【発電機は組み立てがたいへん】

 ここは水車室です。電気を起こす場合には、城山湖から落とした水を水車で受けて、上の発電電動機とつながっているじくを回して発電します。城山湖へ水をくみ上げる場合には、発電電動機がモーターになり、発電の時とは反対方向に水車を回転させることで、水をくみ上げます。

 水車の直径は4メートルです。銀色に見える主じくの直径は72センチメートルです。回転する水車のほかに、水車の周りには動かない部分があります。水車と、その周りとのすき間は最もせまいところで1ミリメートルしかありません。すき間が広いと効率が悪くなるからです。水車を組み立てるときには、水車が回転しても周りにふれないよう、しんちょうに作業を行う必要があります。

水車室


【送電線 電気の通り道】

 地下で起こした電気を地上まで運ぶため、この太いケーブルを使って、地下から地上まで電気を送っています。1本の太さは83ミリメートル、長さは320メートル、重さは約5トンです。発電機1台で6本、4台全部で24本ありますから、ケーブルの全部の重さは約120トンになります。

ケーブル室


【屋外開閉所 電気は発電所から外へ】

 ここでは地下で作った電気の電圧を上げて電力会社へ送っています。

 よう水運転の場合は、電気をもらっています。おくに見える鉄とうが、電力会社の送電線です。手前の機械は、変圧器と送電線との間をつないだり、開いたりするためのスイッチです。大きな電気を入り切りするためには、このように大きなスイッチが必要になります。

屋外開閉所


【水力発電は地球にやさしい】

 水力発電は、地球温暖化の原因と考えられる二さん化炭素をほとんど出しません。出される二さん化炭素は、石油火力発電の70分の1です。再生産できない限りある資源である石油や石炭といった化石燃料を使わず、無限に再生できる水を使って発電します。物を燃やすわけではないので、発電するときに不要となるものはほとんど出ません。

 神奈川県営電気事業は、水力による発電を行っており、平成26年度の一般水力発電所の実績では、年間3億4千8百万キロワットアワーの発電をしました。これは、約10万世帯分になります。二さん化炭素の量では、約18万1千トン分をへらしたことになります。

(CO2はい出係数:平成25年度電気事業者代たい値0.521kg-CO2/kWhを使用)

 これからも、地球温暖化防止と天然資源を守ることに努めてまいります。

ダムエレキくん
神奈川県

このページの所管所属は 発電総合制御所 です。