エリトリア国と事前キャンプに関する協定書を締結しました!
平成27年9月2日 事前キャンプに関する協定書締結式
神奈川県、小田原市、箱根町、大磯町、星槎グループとエリトリア国は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた事前キャンプに関する協定書を締結しました。
神奈川県内での、東京2020大会に向けた事前キャンプ決定は、エリトリア国が第1号となります! 事前キャンプでは、箱根町にある星槎グループ所有の「星槎箱根仙石原総合型スポーツクラブ」を中心に、トレーニングを行う予定です。
知事、小田原市長、箱根町長、大磯町長、星槎グループ会長、エリトリア国オリンピック委員会委員長が出席し、協定書にサインしました。
エスティファノス駐日大使、丸山外務省アフリカ部長、西村JOC国際部長も駆けつけてくださいました!
東京2020大会でのエリトリア選手の活躍を神奈川全体で応援し、神奈川県からエリトリアブームを巻き起こしましょう!
エリトリア国とは?
エリトリアは、北東アフリカに位置する国で、首都はアスマラです。面積は11.76平方キロメートルで、人口は約560万人。1993年にエチオピアから独立しました。
オリンピックへは、2000年のシドニー大会が初出場で、2004年のアテネ大会において、ゼルセナイ・タデッセ選手が男子10,000mで銅メダルを獲得しました。そして、2015年8月に北京で開催された第15回世界陸上競技選手権では、ギルマイ・ゲブレスラシエ選手が男子マラソンで史上最年少で金メダルを獲得しました。2016年のリオデジャネイロ・オリンピック競技大会では、陸上や男子自転車ロードレースなどの競技に計12名の選手が出場し、男子マラソンで4位、男子10000メートルで8位に入賞するなど大健闘しました。
(2015世界陸上・エリトリア男子マラソンチーム 一番右側が金メダリストのギルマイ・ゲブレスラシエ選手)
こちらはエリトリア公式キャラクターのベレベレくんです!
国獣であるラクダが、自転車に乗っています。実は、エリトリアでは陸上のほか、自転車競技が国技といえるほど盛んで、国民の間で絶大な人気を誇っています。東京2020大会でも、メダルを獲得できるよう、応援しましょう!