漁師になるには

掲載日:2016年12月22日

漁師とは

 漁師とは簡単に言うと、「漁業によって生計を立てている人」のことです。独立して漁業を営む「独立型」と、会社などにやとわれて漁業に従事する「雇用型」があります。独立型の場合、水揚げ金額から経費を引いたものが自分の収入となります。雇用型の場合は、サラリーマンと同じで雇用主から給料をもらいます。

漁師になるまでの道のり

どんな漁師になりたいか(どんな漁業をやりたいか)を決める

 まずは自分がどんな漁師になりたいか(どんな漁業をやりたいか)を決めましょう。 自分の船を持って独立したいのか、組織の一員として漁業をしたいのか、沿岸で日帰りの操業をしたいのか、外国の海まで行きたいのか、など。

 県が開催するセミナーや漁業体験研修も活用しましょう。

条件に合う漁業会社・漁業者を探す

 なりたい漁師像ができたら、その漁業をやっている漁業会社や漁業者を探しましょう。独立を目指す場合も、まずは雇用されて漁業実績を積まなければ、独立して漁業を営むのは難しいです。

 神奈川県漁業協同組合連合会全国漁業就業者確保育成センターがホームページ上で、漁業者募集情報を提供しています。また、ハローワークや求人情報誌に情報が出る場合もあります。

就職活動をする

 目的の漁業会社・漁業者に連絡をとり、就業したい旨を伝えましょう。採用決定の前に体験乗船をすることが多いようです。独立の意思を持っている方はそれも伝えておくとよいでしょう。

 県の漁業就業マッチング会も活用しましょう。

漁師として仕事を開始

 漁業に従事して働き始めればれっきとした「漁師」です。働きながら漁師としてのスキルを磨いていきましょう。

漁師になってからのステップアップ

独立を目指す場合(沿岸漁業)

◯地元漁協の組合員になりましょう

 誰でも独立して漁業を営むことは可能ですが、地元の漁業協同組合(漁協)の組合員となって行うのが一般的です。組合員になるためには、各漁協で行われる組合員資格審査で認められる必要があります。多くの漁協では、組合員の船に1年から3年程度乗船して漁業に従事した実績ができてから組合員資格審査を行っているようです。独立まで考えている方は、就業を希望する地区の漁協に要件等について確認しておくとよいでしょう(県内の漁協の連絡先はこちら

◯必要な資格について

・小型船舶操縦士免許・・・沿岸漁業で主に使われている20トン未満の船の操縦に必要。民間ボートスクール等で十数万円、数日で取得可能。

・第三級海上特殊無線技士・・・沿岸漁業用の漁業無線機器や小型レーダーを搭載する場合に必要。一般社団法人神奈川県漁業無線協会が県内の漁業者向けに講習会を実施しています。

◯独立するときに必要な経費の例

・漁船と漁具・・・大きさや設備によってピンからキリまであります。中古船が漁具付きで売りに出されていることもあります。中古の場合、状態にもよりますが、船外機船と呼ばれる小さな船なら100万円くらいから、5t未満の小型漁船なら500万円くらいからが多いようです。

・漁協への出資金・・・漁協に加入する際には出資金が必要となります。額は漁協によって異なります。

◯独立に当たっての支援制度

 漁業経営を開始する場合、一定の条件を満たせば無利子の融資制度(沿岸漁業改善資金)も利用できます。概要は「神奈川県の漁業制度資金」を御覧ください。

雇用型の場合

独立せずに雇用型のままで漁師を続けるという選択肢もあります。組織の一員として漁業に従事し、経験を積んで漁労長(漁業現場の責任者)といった重要なポストに就いていきます。

神奈川県

このページの所管所属は 環境農政局 農政部 水産課 です。