MERSに関するお知らせ

掲載日:2016年2月3日

 2012年9月以降、MERS(中東呼吸器症候群)の感染者の発生が引き続き報告されています。世界保健機関(WHO)の7月24日付け発表によれば、これまで累計で1,374人の確定感染者数と、関連死亡者数が少なくとも490人と報告されています。

 5月に韓国で初の輸入症例が確認されて以降、同国での感染の発生・拡大が注目されてきました。韓国保健福祉部によれば、7月27日現在、韓国におけるMERS(中東呼吸器症候群)感染例は累計186人、うち死亡者数は36人となっています。7月5日以降、新規感染者は確認されておらず、我が国への感染拡大が極めて低くなったと考えられます。季節性インフルエンザのように次々にヒトからヒトに感染することはありません。いたずらに不安がらずに、感染予防に努め、適切な行動を心がけましょう。

  リーフレット「中東呼吸器症候群(MERS)」(平成27年9月18日厚生労働省作成)

  基本情報  厚生労働省ホームページ 中東呼吸器症候群(MERS)について
  発生状況  厚生労働省検疫所ホームページ 新着情報
  注意喚起  厚生労働省検疫所ホームページ 中東に渡航する方へ <中東呼吸器症候群に関する注意>

主な症状と治療方法

 主な症状は、発熱、せき、息切れなどです。下痢などの消化器症状を伴う場合もあります。MERSに感染しても、症状が現われない人や、軽症の人もいますが、特に高齢の方や糖尿病、慢性肺疾患、免疫不全などの基礎疾患のある人で重症化する傾向があります。

 現在、MERSに対するワクチンや特異的な治療法はありません。患者の症状に応じた治療(対症療法)になります。

感染しないための注意点

○ こまめに手を洗う、加熱が不十分な食品(未殺菌の乳や生肉など)や不衛生な状況で調理された料理をさけ、果物、野菜は食べる前によく洗う、といった一般的な衛生対策を心がけてください。

○ 咳、発熱などの症状がある場合は、他者との接触を最小限にするとともに、咳エチケット(1 マスクをする、2 咳・くしゃみの際はティッシュペーパーなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむける、3 使用したティッシュペーパーはごみ箱に捨て、手を洗うなど)を実行しましょう。日常生活に支障が出る程の症状がある場合は、医療機関を受診してください。

感染の疑いがある場合

○ MERS患者の発生している中東地域等で、患者やラクダと接触した方で、帰国後14日以内に、発熱や咳などの症状がみられたら、直接医療機関には行かずに、事前に最寄りの保健所に連絡の上、中東地域等に滞在していたことを告げてください。 念のため、感染の疑いのある方と同居する家族の方も、不要不急の外出をさけてください。

○  帰国時に発熱や咳などの症状がある方は、空港内等の検疫所へご相談ください。

○ 症状がある間は、他者との接触を最小限にするとともに、咳エチケットを実行してください。

県所管域の保健所連絡先一覧(横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市、藤沢市にお住まいの方は、下記リンク先をご参照ください)

お住まいの市町村

所管部署(ホームページ)

電話番号(代表)

平塚市、大磯町、二宮町

平塚保健福祉事務所(保健予防課)

0463-32-0130

秦野市・伊勢原市

平塚保健福祉事務所秦野センター(保健予防課)

0463-82-1428

鎌倉市、逗子市、葉山町

鎌倉保健福祉事務所(保健予防課)

0467-24-3900

三浦市

鎌倉保健福祉事務所三崎センター(保健予防課)

046-882-6811

小田原市、箱根町、真鶴町、

湯河原町

小田原保健福祉事務所(保健予防課)

0465-32-8000

南足柄市、中井町、大井町、

松田町、山北町、開成町

小田原保健福祉事務所足柄上センター(保健予防課)

0465-83-5111

茅ヶ崎市、寒川町

茅ケ崎保健福祉事務所(保健予防課)

0467-85-1171

厚木市、海老名市、座間市、愛川町、清川村

厚木保健福祉事務所(保健予防課)

046-224-1111

大和市、綾瀬市

厚木保健福祉事務所大和センター(保健予防課)

046-261-2948

保健所設置市のMERS関連ホームページ一覧

横浜市  中東呼吸器症候群(MERS)について

川崎市  中東呼吸器症候群(MERS)について

相模原市 中東呼吸器症候群

横須賀市 中東呼吸器症候群(MERS)について

藤沢市  中東呼吸器症候群(MERS)について

MERS(中東呼吸器症候群)について

MERSとは

 MERSコロナウイルスを原因とするウイルス性の感染症で、2012年に初めて確認されました。

 主に、中東地域(アラブ首長国連邦、イエメン、イラン、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、ヨルダン、レバノン)で患者が報告されております。
 このほか、ヨーロッパ(イタリア、英国、オーストリア、オランダ、ギリシャ、ドイツ、フランス、トルコ)やアフリカ(アルジェリア、エジプト、チュニジア)、アジア(フィリピン、マレーシア、韓国、中国、タイ)及び北米大陸(アメリカ合衆国)でも患者は報告されておりますが、これらはすべて中東地域で感染した人(輸入症例)もしくはその輸入症例患者と接触した人であることがわかっています。(2015年6月24日現在)

MERSが疑われる要件(必ずしもこの要件に限定するものではありません)

 

 

アラビア半島又はその周辺諸国に渡航、居住の者

ア38℃以上の発熱及び咳を伴う急性呼吸器症状を呈し、臨床的又は放射線学的に実質的肺病変(例:肺炎、ARDSなど)が疑われる者であって、発症前14日以内に、渡航又は居住していたもの。

イ発熱を伴う急性呼吸器症状(軽症の場合を含む。)を呈する者であって、発症前14日以内の行動で次に該当する方

・現地医療機関を受診若しくは訪問した者

・MERSであることが確定した者との接触歴がある者

・ヒトコブラクダとの濃厚接触歴がある者

アラビア半島又はその周辺諸国等に限らない者

ウ発熱又は急性呼吸器症状(軽症の場合を含む。)を呈する者で、発症前14日以内の行動で次に該当する方

・MERSと診断された者及びMERSが疑われる有症状者を診察、看護若しくは介護していた者※

・MERSと疑われる患者と同居(MERSが疑われる患者が入院する病室又は病棟に滞在した場合を含む。)していた者

・MERSが疑われる患者の気道分泌液若しくは体液等の汚染物質に直接触れた者

※ 「診察、看護若しくは介護していた者」:医療従事者又は介護従事者等であって、医療機関等において、診察、看護若しくは介護 などで日常的に患者と接触する機会がある者 

    なお、医療従事者等であっても標準的な感染防護具(サージカルマスク、エアロゾル発生の可能性が考えられる場合は、N95マスク)、手袋、目の防護具、ガウン)を適切に着用していた者は、これに含まれない。

感染経路

 人がどのようにしてMERSに感染するかは、まだ正確には分かっていません。2015年5月以降韓国で患者が発生していますが、多くが、韓国内の病院での院内感染によるものであると考えられています。患者から分離されたMERSコロナウイルスと同じウイルスが、中東のヒトコブラクダから分離されていることなどから、ヒトコブラクダがMERSウイルスの保有動物であるとされており、感染源の一つとして疑われています。

 その一方で、患者の中には動物との接触歴がない人も多く含まれています。家族間や、医療機関における患者間、患者-医療従事者間など、濃厚接触者間での感染も報告されています。

 

関連情報

神奈川県衛生研究所ホームページ

国立感染症研究所ホームページ

厚生労働省ホームページ

外務省 海外安全ホームページ

 

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このページの所管所属は 保健福祉局 保健医療部 健康危機管理課 です。