西アフリカを中心としたエボラ出血熱の発生について

掲載日:2016年1月4日

 平成26年3月以降、西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネを中心にエボラ出血熱の発生が続いておりましたエボラ出血熱について、世界保健機関(WHO)は、平成27年12月29日ギニアにおけるエボラ出血熱流行の終息宣言(※)を公表しました。

 世界保健機関(WHO)における終息宣言は、シエラレオネについて平成27年11月7日に出されており、リベリアが平成27年5月と9月に出されていましたが、その後新たな感染者が発覚したため、終息を待って再度出されることになるものです。

 ※  エボラ出血熱の流行終息の基準:最後の確定患者が血液検査で2回の陰性が確認された日、又は安全に埋葬された日から     42日間エボラ出血熱患者の発生がない状態。

 エボラ出血熱は、主として患者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)に触れることにより感染する疾病であることから、一般の日本人旅行者に対する感染リスクは非常に低いと考えられますが、発生国等に渡航する必要がある場合には、渡航前に最新情報を確認するとともに、衛生対策(手を洗う、病人・動物との接触を避けるなど)を確実に行い、エボラ出血熱を含め、様々な感染症にかからないよう注意してください。  

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< エボラ出血熱の発生状況 >

○ギニア、リベリア、シエラレオネにおける患者数、死亡者数
   (12月30日付け世界保健機関(WHO)情報)

国名    累積患者数   累積死亡者数
ギニア3,804人2,536人
リベリア※10,666人4,806人
9人3人
シエラレオネ14,122人3,955人
総数28,601人11,300人

※ 上段は、平成27年5月9日以前に報告された患者数。 リベリアでは、人でのエボラウイルス流行の終息が平成27年9月3日に宣言されました。 

全体の患者数、死亡者数(マリ、ナイジェリア、セネガル、スペイン、アメリカ、イギリス、イタリアを含む)
   (12月30日付け世界保健機関(WHO)情報)

  患者数 28,637人   死亡者数 11,315

〇 流行状況の詳細は厚生労働省検疫所ホームページ「FORTH」をご確認ください。

  

エボラ出血熱とは 

感染経路

 エボラウイルスに感染し、症状が出ている患者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)や患者の体液等に汚染された物質(注射針など)に十分な防護なしに触れた際、ウイルスが傷口や粘膜から侵入することで感染します。一般的に、症状のない患者からは感染しません。空気感染もしません。咳やくしゃみを介してヒトからヒトに感染することもありません。

 また、流行地では、エボラウイルスに感染した野生動物(オオコウモリ(果実を餌とする大型のコウモリ)、サル、アンテロープ(ウシ科の動物)等)の死体やその生肉(ブッシュミート)に直接触れた人がエボラウイルスに感染することで、自然界から人間社会にエボラウイルスが持ち込まれていると考えられています。

症状

 エボラ出血熱は、エボラウイルスによる感染症です。エボラウイルスに感染すると、2~21 日(通常は7~10 日)の潜伏期の後、突然の発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、咽頭痛等の症状がでます。次いで、嘔吐、下痢、胸部痛、出血(吐血、下血)等の症状が現れます。

 

治療法

現在、エボラ出血熱に対するワクチンや特異的な治療法はないため、患者の症状に応じた治療(対症療法)を行うことになります。

 

予防策

 感染予防策については、アルコール消毒や石鹸などを使用した十分な手洗いを行うとともに、エボラ出血熱の患者(疑いを含む)・遺体・血液・嘔吐物・体液や動物に直接触れないようにすることが重要です。

 エボラ出血熱の患者等に接触があり、帰国又は入国後21日以内に、突然の発熱や頭痛などの症状がみられた場合は、まず保健福祉事務所同センターに御連絡をいただき、エボラ出血熱の患者等の接触したことを告げてご相談ください。

国内の対応

検疫所等

 平成27年12月29日以降、西アフリカに21日以内に渡航又は滞在していたことのみをもって健康監視対象とする対応を、取りやめることとなりました。

関連情報

厚生労働省ホームページ「エボラ出血熱について」

厚生労働省ホームページ「エボラ出血熱に関するQ&A

厚生労働省検疫所ホームページ「FORTH」

外務省海外安全ホームページ「MOFA」

国立感染症研究所ホームページ「エボラ出血熱とは

神奈川県

このページの所管所属は 保健福祉局 保健医療部 健康危機管理課 です。