神奈川県農業用水小水力等発電推進協議会について

掲載日:2016年4月1日

1.神奈川県農業用水小水力等発電推進協議会の設立

(1)設立総会

 農業用水及び土地改良施設を活用した小水力及び太陽光等の発電施設の導入に向けて、情報共有及び調査研究等に係る連絡調整の場として、設立趣旨に賛同した22団体により、平成26年5月1日に本協議会が設立されました。
設立総会の様子

(2)設立趣旨

 本県の農業用水は、相模川及び酒匂川流域に大きく広がる水田地帯をはじめとした農地へ作物生産に必要な水を安定的に供給するとともに、水資源のかん養や気候の緩和などの多面的機能を発揮しており、都市農業の持続的発展に貢献しているところです。

しかし、水路を管理する土地改良区や水利組合等においては、高齢化に伴う維持管理作業の困難さ、農地の減少に伴う賦課金の低下に加え、電力単価の高騰などにより、維持管理に要する経費が増加しており、こうした負担を軽減するための対策が必要な状況となっています。

一方、小水力や太陽光等の再生可能エネルギーは、自然環境への影響が少なく、持続的に利用できるメリットがあることから、農業用水及び土地改良施設を活用して小水力等の発電事業を導入することで、そこで生じた売電収入等を施設の維持管理に充当し、その利益が地域で循環するような仕組みを作ることにより、地域の活性化につなげることが可能になると考えます。

しかし、農業用水及び土地改良施設を活用した再生可能エネルギー事業の導入については、知識、技術、ノウハウを有する人材が不足しており、また、導入事例も少なく、発電効率や採算性など技術的な課題もあるとともに、水利権や電気事業法上の規制等もあり、まだまだ手探りの部分が多い状況にあります。

そこで、農業用水及び土地改良施設を活用した小水力及び太陽光発電に関心のある関係農業団体、市町村、県土連、県等がネットワークを構築し、国の支援事業を活用するなど、情報収集、調査研究及び課題の検討を行い、再生可能エネルギー事業の導入により土地改良施設の維持管理費の低減を図り、農業農村の活性化及び持続可能な循環型社会の構築に寄与することを目的として、本協議会を設立します。

(3)記念講演

  ア.「再生可能エネルギーにおける小水力発電の重要性と展望」
    神奈川工科大学 森武昭教授

  イ.「マイクロ水力発電の技術開発」
    湘南工科大学 北洞貴也教授

2.神奈川県農業用水小水力等発電推進協議会の概要

(1)目的

 協議会は、農業用水及び土地改良施設を活用した小水力及び太陽光等の発電施設の導入に向けて会員相互の情報共有及び調査研究等に係る連絡調整を行い、再生可能エネルギーの導入により土地改良施設の維持管理費の低減を図り、農業農村の活性化及び持続可能な循環型社会の構築に寄与することを目的とします。

(2)活動内容

ア.小水力及び太陽光等発電に関する情報の収集及び提供
イ.小水力及び太陽光等発電に関する調査研究及び課題の検討
ウ.小水力及び太陽光等発電に関する各種支援事業
エ.その他、本協議会の目的達成に必要な事項 

(3)会員

ア.神奈川県、神奈川県土地改良事業団体連合会
イ.協議会の目的に賛同した市町村、土地改良区、農業関係団体
ウ.その他会長が適当と認めた団体

(4)事務局

神奈川県環境農政局農政部農地課及び神奈川県土地改良事業団体連合会
神奈川県

このページの所管所属は 環境農政局 農政部 農地課 です。