かなテラスレポート Vol.13(H29.3掲載)

掲載日:2017年3月30日

Vol.13(H29.3掲載)

NPOの方必見!平成29年度社会参画活動推進事業
採択団体には負担金10万円をお支払いします!

来年度企画を募集中です!!

かなテラスでは毎年、社会参画活動推進事業として、
NPO等から「男女共同参画社会」の実現に役立つ企画案を募集しています。
採択団体には、負担金(上限10万円)をお支払いし、協働で事業を実施しています。
今年2月から来年度企画の募集がはじまり、現在絶賛受付中です。

29年度募集する企画のテーマ(例)は、

  • 家庭と仕事の両立を支援する企画(子育て・介護等)
  • リケジョ(理工系女子)の進路選択や就業を支援する企画
  • 長時間労働の解消を図る企画
  • DV被害者など困難な状況にある方を支援する企画 など

応募期限は4月19日(水曜)(必着)
男性や若者、企業を対象とした企画を含め、
NPO等の皆様からの斬新な企画をお待ちしております!!
詳しくはこちらをご覧ください。

今回のかなテラスレポートでは、今年度採択、実施した3事業を紹介します!

仕事も家庭も大事にしたいパパとママのための時間術(ママスク)
(平成28年10月30日(日曜)開催)

 あ

この講座はママスクが企画した事業で、題名のとおり、
パパ・ママ向けに時間の使い方を考える講座を実施しました。
当日は多くのご夫婦が参加され、託児室も大勢のお子さんでにぎわいました。

「3年後までに自分はどうなっていたい?」、
「現在の1日のスケジュールはどうなっている?」
といった将来なりたい自分像や1日のスケジュールなどについて
ワークショップ形式で考え、時間の使い方の整理をしました。
参加者からは、時間に対する考え方が変わったという感想などをいただきました。

報告「仕事も家庭も大事にしたい!パパとママのための時間術」    

自分らしく働きたい!女性のためのマネーリテラシー講座(きらっとFPサポート)
(平成28年11月19日(土曜)開催)

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この講座はきらっとFPサポートが企画した事業で、社会保障制度や金融など
働き方を考える上で必要な知識について講義しました。

1日の講座で、午前中は主にライフプランの作り方、社会保障制度について、
午後は主に、具体的な金融商品や資産配分などについて学ぶプログラムでした。
参加者からは金融知識初心者の私でもよくわかったという意見をいただきました。

報告「自分らしく働きたい!女性のためのマネーリテラシー講座」

自分らしさを学び就活へ!!非言語コミュニケーションを有効活用してみよう(Golpe)
(平成28年12月10日(土曜)開催)

講義風景

この講座は、Golpe(ゴルペ)が企画した事業で、
目や口元などの表情、声の抑揚や歩き方といった
「非言語コミュニケーション」について学ぶ講座を実施しました。

参加者同士でお互いの印象を書きあったり、1人でできるエクササイズなど
を交えながら非言語コミュニケーションを学びました。
参加者からは、(非言語コミュニケーションは)仕事だけでなく、
人生にかかわることだと思うなどの意見をいただきました。

報告「自分らしさを学び就活へ‼非言語コミュニケーションを有効活用してみよう」

「政策・方針決定過程への女性の参画を進めるために(その2)-議員アンケート調査結果と男性有識者意見-」を取りまとめました

かながわ男女共同参画センターでは、昨年度に引き続き「政策・方針決定過程への女性の参画を進めるために」をテーマに調査研究を行い、今年度は(その2)として、議員へのアンケート調査と男性有識者への聞き取り調査を行い、報告書を取りまとめました。報告書は、県政情報センター、県内図書館等でご覧いただけるほか、当センターのホームページに全文のPDFデータを掲載していますので、ぜひご覧ください。
今回の報告書(その2)
  URL: http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f480214/p1106429.html
昨年度の報告書(その1)
  URL: http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f480214/p1022979.html

調査結果のポイント(平成29年3月1日_記者発表資料より)

1 神奈川県内選出議員アンケート調査結果

(1)対象 神奈川県内選出の議員(国会・県議会・市町村議会議員)919人

(2)回答 511人(回収率55.6%)

(3)主な結果(問1・2以外は複数回答)

設問

 

最も多かった回答

問1

女性議員の適切な割合

(国会・都道府県議会
・市町村議会)

国会及び都道府県議会では、「割合は関係ない」、「3割程度」、
「5割程度」が約25%で並び、市町村議会では「5割程度」が約27%
だった。

問2

女性議員の割合が増える
ことについての意識

約4割(41.5%)が「出来る限り速やかに増えた方が良い」を選択した。

問3

女性議員が少ない理由

約7割(70.1%)が「議員活動と、子育てや介護等家庭生活との両立が
難しいため」を選択した。

問4-1

クオータ制導入の手法

約5割(47.0%)が「各政党が、候補者の女性割合について、
数値目標を設ける」を選択した。

問4-2

クオータ制の導入にあたって
必要なこと

「女性の政治参画を促進する支援体制の構築」、「『クオータ制』への理解、
必要性の認識の普及」、「議員として政治参画しようとする女性の育成」が
約4割で並んだ。

問5

女性議員増のための有効
な手段

約6割(61.6%)が「議員活動と家庭生活の両立支援」を選択した。

2 主な男性有識者意見

一般財団法人女性労働協会会長である鹿嶋 敬氏より総括的な寄稿をいただいたほか、5名の男性有識者にインタビューを行った。(昨年度は女性有識者にインタビューを実施。) 主な意見は次のとおり。(以下、報告書より要約して抜粋。)

‧   鹿嶋 敬氏(一般財団法人女性労働協会会長)
 ようやく「政治分野における男女共同参画推進法」1の与野党案が出そろい、国会で審議するところまで来た。ここから先は、各政党が政治の見識を見せてほしい。2020年までに指導的地位の女性を3割に、の対象には衆参両院の国会議員も入っている。まずは政治の世界が変わることこそ、今、求められている。

‧   広岡 守穂氏(政治学者、中央大学法学部教授)
 女性が議会に出て行くと、従来の利益代表とは異なる発言ルートができる可能性があって、社会的弱者や消費者、生活者としての意見がもっと議会に出てくる可能性がある。それは社会全体のために良いことで、女性に期待されるところが大きい。

‧   山元 一氏(憲法学者、慶應義塾大学大学院法務研究科教授)
 広く世界で議会への女性の進出を見ると、クオータ制などの特別な法制度の導入により増加していることが多い。例えば比例代表選挙で男女半々の名簿を作成することなどについて、違憲論もあると思うが、合憲であると弁護することも可能だと考える。

‧   菊池 啓一氏(独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所地域研究センター ラテンアメリカ研究グループ)
 ラテンアメリカでクオータ制が広がったのは、政権側の新しい支持者層獲得の戦略的な動きと、対外的にいかに自国が民主的かを示す条件になった側面もあった。女性議員が増えて何かがすぐに劇的に変わるというものでなく、そこは期待し過ぎないほうがいいかもしれない。

‧   渥美 由喜氏(内閣府少子化危機突破タスクフォース政策推進チームリーダー)
 育成もきちんとやらないと、クオータ制だけではだめ。今、女性活躍施策を大胆にやり、成功体験を重ねて、新しい社会システムを構築すべき時。候補者のライフとキャリアの「見える化」や、資金面で手を挙げやすい仕組みも必要である。

‧   安藤 哲也氏(NPO法人ファザーリング・ジャパン ファウンダー/代表理事)
 変革のときには「強制力」や「割り当て」が必要。クオータ制を導入することは目的でなく手段。本当の目的は「みんなが活躍できる」社会への変革。

[1] 政治分野における男女共同参画の推進に関する法律案。野党4党が第190回通常国会に提出、審議未了。平成28年12月末には与党案も提出され、今後、与野党案の調整が期待されている。

参考:報告書「政策・方針決定過程への女性の参画を進めるために(その2)―議員アンケート調査結果と男性有識者意見―」第2章「議員アンケート調査結果」の概要 [PDFファイル/547KB]

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