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平成19年度地方分権フォーラム 講演(相模原会場)


印刷用ページを表示する 掲載日:2011年3月1日

講演 「分権時代のまちづくりと自治の課題」  (財)地方自治総合研究所所長 辻山 幸宣氏


辻山幸宣氏による講演風景

はじめに

1 自然集落の運営

  • 自発的協力と共同性
  • 協議機関としての村寄合
    (立法・司法・行政も)

 2 自治行政の誕生

  • 協力と共同性の失敗-代替組織
    託す内容は共同意思形成
  • 共同意思形成の失敗-代替機関(総代制度)
    共同意思の決定代理

 3 近代の国家統治体制

  • 官のブロックにとりこまれた議会と行政
    地方行政の自治社会からの分離
    自治団体は経費負担

 4 高度成長と政府部門の機能拡大

  • 政治の論理が政府を自己増殖させる
  • 共同性の失敗が政府への依存を強める(私化・人口移動に伴って)
  • 成長の失敗への対応(公害・都市問題)
  • 福祉国家政策への期待(社会保障・高齢化)
  • 地方行政の業務拡大(需要の発見-サービス行政)

 5 地方分権時代の自治体-自己決定(地域のことは地域で決める)

  • 機関委任事務制度の廃止-条例主義
  • 「新しい公共」への条件づくり
    ゴミ たばこ 犬猫 落書き 子ども モラルなど
    I字型構造からフラスコ状へ
  • 協働型自治の設計
    公共の担い手の発見・育成と分担関係
  • 集大成としての自治基本条例

 6 自治基本条例とはなにを定めるのか

  • 自治体政府との信託関係を明記(うまく運営させる:意思に沿って運営させる)
    自治体政府の行動の根拠・行動制約
    自治体政府に留保する権限(参加・決定)
  • まちづくり憲法典(うまく社会運営する:自治領域の奪還)
    住民自治のルール(コミュニティ・NPO・ボランティア)
    社会の運営原則(人権保障・協働・補完)
    住民の3側面(公共を担う住民、主権者住民、消費者住民)の再認識

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