ヨシノボリ属

掲載日:2017年8月1日

ヨシノボリ属

スズキ目ハゼ科ヨシノボリ属、川にすむハゼ科の代表的な魚で、数も多く、流れの緩やかなところから流れの速いところ、湖や池まで幅広く分布しています。
産卵期は初夏で、砂に埋まった石の下に産卵室を作り。雄が卵を守る。 
ふ化した仔魚はすぐに川を下り海で2から3ヶ月間暮らします
2cmほどになると再び川に戻ってくる両側回遊性(アユと同じ)です。一部の魚は海へ下らず。湖等を海の代用とすることもあります。
ヨシノボリは、従来1種とされてきましたが、近年の研究により少なくとも14種に分けられました。
相模川水系(相模川と中津川)では、このうち5種が確認されています。
ヨシノボリは腹びれが吸盤状に変化し、滝やせきなどの障害物を越えて行くことが出来ます。
ミミズをエサに釣りをしていると、外道でかかり、ダボハゼなどと呼ばれていますが、水槽でも飼育しやすく、子供たちには人気があります。

吸盤 吸盤
垂直ながけを登るヨシノボリ 垂直の滝でも、流れの弱いところを
探して登っていきます。
ヨシノボリの仔魚 ふ化直後のヨシノボリの仔魚
大きな方(6から7mm)
小さな魚は、ボウズハゼのふ化仔魚
稚魚 海から遡上したばかりの稚魚

全長20mm弱
滝の下に群れるヨシノボリ 春から夏にかけて、海から川に群れでそ上します。

ヨシノボリ類の見分け方

トウヨシノボリ湖周辺に多い。 トウヨシノボリ雄の尾鰭のつけ根は黄色から橙色の班紋がある トウヨシノボリ
シマヨシノボリ体に横班、ほほにミミズ状の線がある シマヨシノボリ尾鰭のつけ根にカモメのような黒班がある シマヨシノボリ
クロヨシノボリ 胸鰭のつけ根に細長い斑紋がある クロヨシノボリ尾鰭のつけ根に八の字(Y字)の黒班がある
産卵期には、体色が全体的に黒くなり、尾びれの縁が黄色くなる
クロヨシノボリ
オオヨシノボリ胸鰭のつけ根の上方に、黒色の斑紋がある オオヨシノボリ尾鰭のつけ根に上下に長い黒斑がある オオヨシノボリ
ルリヨシノボリほほにルリ色の点がある ルリヨシノボリ尾鰭のつけ根にカタカナの「ハ」のような黒斑がある ルリヨシノボリ
キバラヨシノボリ胸びれの付け根に暗い色の斑紋がある キバラヨシノボリ尾鰭のつけ根に黒斑が2つある キバラヨシノボリ
アヤヨシノボリほほにルリ色の点がある アヤヨシノボリ アヤヨシノボリ
神奈川県

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