内水面試験場の沿革

掲載日:2017年8月1日

沿 革

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淡水魚増殖試験場 本館
旧淡水魚増殖試験場
淡水魚増殖試験場 アユ施設
 内水面試験場  平成7年4月、水産総合研究所内水面試験場として相模原市大島に移転。
平成17年4月、県の農政関係組織の見直しに伴い、水産技術センター内水面試験場に改称。 
1 概  況

(1) 沿革
1.治   革
 神奈川県の内水面漁業についての調査研究及び指導は従来天然水域に生息する魚類について、神奈川県水産指導所本所(小田原市網一色)が池中養殖業に対する試験指導及び放流用、養殖用種苗の生産配布事業については鴨宮増殖場(仙石原増殖場を含め)が分担して行ってきた。特に鴨宮増殖場は、昭和25年4月に沿岸漁業及び内水面漁業に対する試験指導機関である水産指導所として発足し、昭和29年4月に水産指導所が小田原市網一色に移転後も鴨宮増殖場として存在し内水面養殖業に対する業務を実施して来た。
 しかし昭和32年頃から用水として使用していた前場川(酒旬川支流)流域に工場住宅が増加しこれらの影響をうけて用水の水質汚濁がいちぢるしく 魚類の飼育に不適当になったこと、籠場川では流量が少なく、アユ等の流水性魚類の飼育に不適当であること、飼育池が大きく各種養魚試験に不適当であること等の理由により新しく現在地に適地を求め年々増加する養殖業及び河川構築物の設置、工場排水等により天然生息域の減少を来たしている内水面水産業に対する調査研究及び指導を1ヶ所に統合し、内水面水産業の総合的振興を計るため、新しく淡水魚増殖場が設置された。
 これにともなって従来冷水性魚類の種苗生産配布を業務としていた水産指導所仙石原増殖場も当場の試験池になり、仙石原試験池と改称された。

2.現在地に設置した理由
 位置の選定については県内の使用可能な水源を有する場所としては、相模川支流中津川、道志川上流東丹択山麓、相模川支流の鳩川の上流域、酒匂川上流域の西丹沢周辺等が主な地所として考えられたが、県央に近いこと、将来完成される城山ダム(相模川水系)に近いこと、交通の便利なこと等の目的から相模川支流鳩川上流域を中心に数ヶ所について東京水産大学、東京大学等の協力を得て昭和34年から調査し、下記のような選定理由から現在地に決定した。
1.豊富で清浄な水の確保が可能であること。
2・将来周辺に工場、都市の設置計画がなく、水質汚濁のおそれのないこと。
3・設置に必要な敷地の確保が可能であること。

3.位置及び地形
 所在地  神奈川県相模原市下溝2248番地
 所在地は神奈川県中央を南北に流下し相模湾に注ぐ相模川の流域の相模平野の北部にある相模原市の中央部に位置し、東は県境、境川をへだて約7肋で東京都町田市に、西は相模川をへだてて津久井郡、愛甲郡に、又南は高座郡、大和市に接している。
 交通面から見ると、横浜一八王子と結ぶ国鉄横浜線、茅ヶ崎一橋本を結ぶ国鉄相模線及び新宿一小田原を結ぶ小田急電鉄に囲まれた地点で、相模線原当麻駅から東方約1.5km、小田急線相模大野京から西方約5kmの地点である。 (以上 淡水魚増殖試験場報告第1号(1964)より)

4. 昭和38年6月20日 相模原市下溝に分離移転し、県下の内水面における水産増殖の全般を担当する淡水魚増殖場として発足しました。同時期に、水産指導所仙石原増殖場は、淡水魚増殖場の出先機関として仙石原試験池と改称されました。(足柄下郡箱根町仙石原)
当時の主な業務内容は、
  • コイ、マス、アユ等の食用魚のほか錦鯉、キンギョ等を含めた養殖業の指導、魚病対策及び品種改良
  • 淡水魚類資源の保護増殖、生理生態の基礎試験、調査、指導
  • 天然河川、湖沼に生息する魚類に対する生息環境調査、水質汚濁防止のための調査・指導
  • 県内湖沼河川及び養殖業等の振興を図るため、コイ、マス、フナ、キンギョ等の稚魚の生産と配布 でした

 昭和48年6月30日 神奈川県淡水魚増殖試験場と改称し、増殖研究科を増殖研究第一科、増殖研究第二科と改めるととみに、アユの種苗生産施設を新たに設置し、アユ種苗生産の研究と稚魚の配布を開始しました。
 平成7年4月 1日 神奈川県淡水魚増殖試験場を廃止し、相模原市緑区大島に、名称を神奈川県水産総合研究所内水面試験場として設置されました。
 平成17年4月 1日 神奈川県水産技術センター内水面試験場と改称し、現在に至っています。
(2) 所 掌 事 務   アユ等淡水魚の増殖・飼育技術・疾病等の各種試験研究、湖沼河川における資源・生息環境・構造物改善等の調査研究及び増殖技術・経営の指導等を行っています。
(3) 所 管 区 域    県内内水面全域
(4) 行政対象の状況 1. 漁業権が設定されている5河川と天然湖に関係する11漁協及び4人造湖において魚類増殖等を実施している関係団体
2.生産組合及び養殖業者、また、淡水魚の生息環境保全に携わる諸機関、諸団体
(5) 施設の状況  ア 所在地:相模原市緑区大島3657
イ 土  地:面 積 17,830.52m2
ウ 建 物:面 積  4,584.04m2
神奈川県

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